イケメン霊媒師によるたった一つの冴えたやり方   作:O•Nホール

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ちょこちょこ感想返していこうかなと。前書きで返すのも頭捻るので。
古い感想に頸髄反射で変な返しして鬱陶しかったらすまん◯(クソデカ句点)


新たな日常

 帳を張った演習場に一年生達は入ってくる。

 そして全員の前で呪霊を一体出した。

「適者生存。人が進化してきたように、ここのところ呪いにも変化が現れてきた。それがこの一端だ」

 唐突に現れた女性に虎杖と釘崎が目を丸く剥く。

 一見して衣服を纏った成人女性は逃げ出そうとするが服の襟を掴んでその場に引き留める。

「これも呪いだ。等級にして、まあ三級と言ったところか。君らでも十分祓える強さしかない。しかし見ての通り見た目は人間そのもの。被服のように見えるがこれも呪力で再現された体の一部だ。取り外しのできる甲殻みたいなもので着脱が可能。いずれ教わるだろう反転術式は中和される。今この場でアウトプットできないのは虎杖と釘崎ぐらいだな」

 ちなみにちゃんと着の身着のまま、何もいじっていない野良でいた女型の呪霊を連れてきている。

 味見は済み。逃げたがる気持ちは分からんでもない。

「反転術式ってそんな簡単に使えるものじゃないわよ……?」

「宿儺が使えるけど、あれそんなムズイのか。あ、そういや等級って何?」

 そんなことも知らないのか、とクラスメイト達から非難らしき目を向けられるが、虎杖はつい先日呪いが見えるようになったばかり。反転術式の存在は知ってるんだから勘弁してやってほしい。

「呪霊と術師の強さの指標だな。四から一の順に強くなっていく。特級は一級の上。大体同じ等級の術師が祓除にあたる。特級には五条、みたいな感じでな。だから基本的には同じ等級でも術師の方が呪霊より強いのが常だ」

「えっと、カムイさんは何級だったっけ?」

「自慢じゃないが特級だな。正直いらん称号だが……俺以外祓えない場合もある。とはいえ特級だからと選り好みするつもりはない。必要なら祓う、それだけだ」

 術師ならそれが当然と思っている者。胡散臭く思っている者。ただ感心する者と反応は分かれる。

「さて脱線したな。この呪霊を出したのは他でもない。2人にはこの呪霊を祓ってもらう」

 

 

 

 人型の呪霊。しかも女性。それを衆人環視(女子多め)の前で殴る蹴る斬るぶっ刺すして祓った。

「めっっちゃ心に来る……」

「下手すりゃトラウマもんでしょ……」

 そう、釘崎と一緒に祓ったが戦うまでが非常に躊躇した。命乞いも、泣き落としも全て演技だったようだが、通用しないと悟った途端、化け物じみた変容をして殺そうとしてきた。

 それでも最後泣いていたように見えて罪悪感が半端なかった。

「アレは全員、躊躇せず出来るようになるまでやらされてるぞ。必要な時は割と容赦ないからなパパは」

「脹相さん。それマジで……パパ!? ……え!?」

 なんか嫌なこと聞いた気がするがそれ以上に気になることがあった。いやな、そんなまさか。カムイさん確かギリ20代で……ぇ? 

「私のことは脹相でいい。パパ……カムイは私たち9人姉妹の義理の父親なんだ。……先に逝った母さんのあと面倒見てくれている」

「なんだ義理の父親か。つか9人も姉妹いんの!?」

「……ちょっと訳ありだ。気にしてくれるな」

「でも血も繋がってないのにパパ呼びさせてるのって変でしょ」

「そうか? そうかもしれないが、好きに呼べと言われているからな」

 初めて見た時からずっと冷たい印象だったが、脹相は綻んだように笑う。本当の父親のように思っているのだろう。

 3人も一度に産むの大変だったろうな。顔も知らない脹相達の母親に感心する。だが3姉妹という割には全然似てないよなと、少し失礼なことも思ってしまった。特に体つきとか。

「その、ごめんなさい。別に悪気があるわけじゃないんだけど……全然似てないわよね?」

「釘崎! 失礼だろ!」

「あんたも気になるでしょ! 同い年で姉妹であまり似てないって、気になって夜も眠れなかったらどうすんの? ほら、養子かもしれないじゃない、ねえ?」

 お肌が荒れる、アンタ責任とってくれるんでしょうね、と無茶苦茶なことを俺に言ってくる釘崎に脹相は苦笑いし。

「いやいい。よく言われる。それも込みで訳ありなんだがちゃんと血は繋がっている。ちなみに私が長女で次女の壊相、三女の血塗だ。姉妹共々仲良くしてほしい」

「お、おう、よろしく!」

「ん、よろしくね」

 手を振ってくる2人にも手を振り返しておいた。

 

 

 

 釘崎が入ってきて数日が経った。

 

「にっしてもさあ。野薔薇、変な時期に入ってきたよね」

「まあね。ウチのババアがゴネてね。儂もいく、とか。お前だけに行かせるか、とか。ほんと勘弁してほしいわ……。噂だと思ってたのに本当にカムイ居るし」

「まあまだいいじゃん。ちゃんと理解ある身内がいて。クソ田舎でも別に村八分みたいな扱いされてたわけじゃないんでしょ?」

「野薔薇のとこはどうか知らないけど、酷いもんよ、地図にも載ってない田舎の呪術師の扱いなんて。呪霊が見えないからってウチらを化け物扱い。夏油様が助けてくれないとウチらが死んでたかも」

「そうそう。夏油様には悪いことさせたなって思うけど……カムイさん来るなら夏油様も教えにきてくれたらいいのに」

「特級術師のでしょ? 好きよねー2人とも。……まあその辺ド田舎はナイーブよね。私もウチのババアも必要以上に知られないよう気をつけてたし。でも逆に親身になられすぎるのも気色悪かったわよ。昔はどうだか知らないけど、近所のお婆ちゃんにお赤飯持ってこられた時なんかゾッとしたわ」

「うっわ……」「ないわー」

 

「なあ伏黒。釘崎すげーのな。もうあの2人と仲良くなってる」

 普通に話せはするけど、あのキャピキャピした感じの2人とあそこまで仲良くなれる自信はあんまりない。せっかくクラスメイトになったんだし仲良くなっときたいけど。なんか二人から独特の空気感を感じて難しい。

「あの話題でそう見えるのかお前。……俺としては四六時中スクナと一緒にいられるお前も凄いが」

「え? だってみんなに見えなくしてても俺は見えるし。裸でウロウロされる方が気まずいよ。食いもん与えてたら大人しいもんだし」

「子供扱いするか小僧……」

「いや事実じゃん」

 唸り声をあげて襲い掛かろうとしてくる宿儺は背後から回り込んできた天内さんに捕獲される。

「な! 離せ小娘っ!」

「うりうり。はあ、やっぱりスクナはあったかくて柔っこくって赤子のようじゃ……落ち着くのう」

「んん!? どこ触って」

「あーやめてやってくんね? その俺そいつと感覚共有してて色々と、その、ね?」

 柔らかいもの当たってるとか、宿儺がなんか(まさぐ)られて快感感じてるとか色々。だいぶ恥ずい。

 相当余裕がないようで触覚がフルに共有されてしまっている。それか助けてもらおうとして態とこっちに送ってきてるのかもしれない。

「へ? ……! あ、ああ! すまんつい! 話に混ぜてもらうついでに、久々に抱きしめようと思ったのじゃが……うう……恥ずいの。そうならそうと言っといてよ恵」

 解放された宿儺が耐えるように蹲り天内さんを天敵のように睨みつけたが彼女は知ったこっちゃないと伏黒に絡む。

「知るか。お前が距離感詰めるのバグってるからだろ」

「なんじゃとぉ!」

「いや、次から気をつけてもらえればいいよ。なんか俺の方こそごめ……っ!?」

 急にプロレス始まって恵が一瞬でコブラツイスト決められた。こっわ。伏黒それなりに強いはずなのになんでそんな簡単に技決められるんだよ。

 天内さんと伏黒が戯れあいだしたので、身体の疼きを抑えて怯えを感じてる宿儺を気にかける。

「大丈夫か?」

「……フン。別にお前に助けを求めたわけではない。勘違いするなよ」

「はいはい。……一応言っとくけど。本気でもその言い方はツンデレみたいだからな。やめたほうがいいと思うぞ」

「チッ……度し難い」

 ダ◯ョウ倶楽部さんに文句言ってくれ。

 

 

 




カムイ
女型の呪霊を祓えるようになったらヨシ!(現場猫)
味? 5点。

虎杖
なんか心が痛い。天内さん大胆すぎて恥ずい。別にダチョウさんたちが広めた訳じゃないけど、ツンデレの意味はそういうことだと認識している。

宿儺ちゃん
情けない声をあげずに済んだ。なんだよもう、またかよ(諦め)

釘崎
本当に呪霊? これが? 都会ヤバくない?
ミミナナは訳ありっぽい。

ミミナナ
野薔薇に同族意識。友達になりたいとは思っている。地雷は田舎のジジババよりちょい下の世代。都会であれば大体大丈夫。一応カムイは夏油と妙な縛り結んでるけど恩人。自分たちの境遇に理解の少ない術師への思いは色々あれど割り切ったところもある。でないと夏油に何があるかわからない。

脹相
引かれたら嫌だな、程度に話題は選ぶ。魂の叫びはまだ聞こえていない。

壊相
なんか私も気になってきた。

血塗
仲良くなれそう!

理子ちゃん(実はコミュ症)
最大限の照れ隠し。暴力系ヒロイン? ヒロインじゃないし。でもやってることはそれ。
伏黒の姉なるものにバレてニコニコ説教されたのはトラウマ。

伏黒
式神の能力のみでも使用可能。魔虚羅本当ありがとう……。

ドMの最強式神
つまりご主人様と一体化してるってコトです。影の中で他の式神にマウント取りまくってる。

X指定版は

  • いる(真顔)
  • 書いて♡ 書け(豹変)
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