Re:東方最高神[零(ZERO)]【ワールド・オブ・アドベンチャー:前章】   作:神森リョウカ

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よう、俺は一夏だ……んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば……俺達は『壁』の防衛をする事になった……んでリョウカは別で捕虜奪還作戦に単独で参加……因みに捕虜奪還作戦の際にはあっちにはこの世界のハウンズが僚機だったそうだ……んで俺達は防衛していて………いよいよヴェスパー部隊のナンバー付きのラスティと主席隊長のフロイトが現れた……そして……作戦を終わらせてやって来たリョウカと合流……んで案の定リョウカはラスティとフロイトを単独で撃破しやがったがな………その後リョウカから衝撃の内容を聞いてな?何と別働隊がベイラム本社とアーキバス本社をを襲撃している事になっていてな?そして俺達はアーキバス本社を叩く事になり……俺達はアーキバスを襲撃しに行った……結局はアーキバスとベイラムは完全に壊滅して……ヴェスパーとレッドガンは全員俺達が捕まえた訳だ……まあこんな物か……んじゃあ今回も見ろよな。


第15話 淵森母神一家と決戦のルビコン3[その4:完結]

OPBGM:作品名【アーマードコアシリーズ】曲名【no more cry(OPver)】

 

 

 

 

 

……あれから1週間………ルビコン3に於ける勢力図は大きく変化した…………ベイラム……アーキバスは文字通り完全に壊滅し………レッドガンやヴェスパーも失い……星外に構える本社は完全にルビコン3から手を引いた………そして………残る勢力は惑星封鎖機構とルビコン解放戦線………そして我らの解放国家として新たに参入した………幻想淵森母神皇天帝大連合母神征王國………この三大勢力がこのルビコン3にてそれぞれの思惑で動いている………惑星封鎖機構はルビコンを封鎖してコーラルを封じる為に………解放戦線はルビコニアンの為に………そして一行達はルビコンを解放して元の平和だった惑星に戻す為に……………

 

 

【mission briefing】

 

 

リュウカ(本体)『さてみなさん……あのアーキバス本社とベイラム本社に対する襲撃作戦……本当にお疲れ様でした………お陰でこちらはレッドガンとヴェスパーを全員捕まえる事に成功し………ベイラムとアーキバスは完全に撤退した………しかしまだ油断は出来ません………まだルビコン解放戦線や惑星封鎖機構が残っています………しかし秘密裏にですが………解放戦線にて私達はドルマヤンとフラットウェルとの共和協定を結ぶ動きをしています……私達も解放戦線にとってもルビコンを平和にもたらすのは共通認識です………なので次の作戦はその共和協定を結ぶ為の大きな一歩として………解放戦線と共に………中央氷原に赴き………そこで惑星封鎖機構の拠点のヨルゲン燃料基地とバートラム旧宇宙港に同時襲撃を実施する事が決定しました………『海越え』に関しては私達が用意しているので問題は無いです………尚ですが………ゼロ及びハウンズを主力にした別働隊には別任務として……ウォッチポイント:デルタ……そこへ襲撃してもらう事になってます……その後は別働隊にはRadと交流する為にグリッド086へ向かいます…………なので今回の作戦はこちらのハウンズ及びゼロとその護衛の別働隊と……あちらのハウンズは一時的にベリウスでお留守番です………だから私達のみでやります………私達が担当するのはこのバートラム旧宇宙港………解放戦線が担当するのはヨルゲン燃料基地………そう言う手筈になってます………ただし表向きではね………実際には解放戦線の戦力不足を補う為………こちらからも戦力の一部を差し向けています………平和協定の為の架け橋としてね……………勿論この私自らも出撃します…………ゼロ達はもう既に出撃してますが……私達の出発は解放戦線の準備が整い次第なので……4日後には出発となります………ではみなさん……健闘を祈ります…………。』

 

 

ブリーフィングが終わり………一行達はそれぞれ準備を進めて………4日後に艦隊は解放戦線の戦力を回収して………海越えを果たし………それぞれの襲撃地点を目指した…………

 

 

 

【mission:7】

 

 

作戦名【旧宇宙港襲撃[ALTミッション]】

 

 

成功条件【制限時間内に全ての目標の撃破後に制限時間超過まで生存】失敗条件【制限時間以内に目標の破壊に失敗・味方の内1体の撃破】

 

 

報酬額【450000c】特別加算【敵勢力撃破:5000c〜250000c】

 

 

地形【中央氷原:バートラム旧宇宙港】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

出撃して更に1日が経過して……ようやくそれぞれの目的地に到着して……攻撃を開始した………

 

 

リュウカ(本体)「さて、始めますよみなさん!突入するよ!」

 

 

ザーッ……ッピー…!

 

 

ミシガン(本体:神森)『これより土着供の平和協定に基づく作戦行動を開始する!突入しろ!!命知らず供…!!!』

 

 

一行達はそれぞれ攻撃………惑星封鎖機構にとってもこの同時襲撃は只でさえあの一行達の介入による星外にそれぞれ存在する拠点が壊滅的被害もあってか……通信施設の襲撃による連絡途絶によって大混乱………一行達にとって特に苦も無く順調に事が進んで行く………

 

 

そんな時………

 

 

ビィィィィ……ビィィィィ……!

 

 

ウォルター(本体:神森)『聞こえるか?不味い事になった。』

 

リュウカ(本体)「何事です!出来る限り手短でお願い!」

 

ウォルター(本体:神森)『ああ、俺達がウォッチポイントを襲撃して以来……ゼロの様子がおかしくなっていった……幸いハウンズ全員大量のコーラルを浴びたが予定通りエアと接触したが……ゼロはそうはいかない………元々コーラルを溜め込み過ぎた………ウォッチポイントの襲撃で能力が強化されたとは言えもう遅過ぎた………Radの所で旧友のカーラと接触をして……上層部でカーゴランチャーの防衛戦力の排除を実施していた………しかしC兵器シースパイダーとの戦闘で……ゼロが暴走した………。』

 

リュウカ(本体)「何ですって!?貴方達は大丈夫なのですか…!!?」

 

ウォルター(本体:神森)『ああ、全員無事だ……ゼロを除いてな………ゼロはシースパイダーを撃破した後行方不明になった………俺の方はあの一件で忙しかったから報告が遅れた………済まない……君の大事な娘を………。』

 

リュウカ(本体)「………分かりました………ゼロ……いえ……リョウカちゃんの事は私達が何とかします………貴方達は後で別働隊が回収しに行きますのでカーラさんと一緒に待機していて下さい………。」

 

ウォルター(本体:神森)『ああ………分かった………。』

 

 

ブツ……!!

 

 

リュウカ(本体)「………全員!今から言う事を良く聴きなさい…!!たった今あちらのウォルターからの緊急連絡でゼロがコーラルによって暴走……現在行方不明になった!恐らく必ずこっちへ来る可能性が有る!ミシガンの言葉を借りるなら………『愉快な遠足は終わった!自殺の予定が無ければ脱出レバーをいつでも引ける様にしておけ!』……もしゼロが乱入して来たら即時ミッションは中止!直ちに撤退!良いですね!」

 

ミシガン(本体:神森)『聴いたな命知らず供!どうやらG0があっちでコーラルの影響で暴走した様だ!恐らくいや何必ず俺達の方へやって来るだろう!その際!絶対に戦うな!自殺の予定が無い限りはな!!』

 

全軍『了解!』

 

 

その後は全ての目標を撃破した上で残りの敵勢力を撃破に成功………更におかわりとして史実と違い……LC機体ではなく………こっちにエクドロモイがやって来た……その数10機………とは言え一行達の敵ではなかったので簡単に蹴散らしたが……やはり此処は史実通り………惑星封鎖機構の悪足掻きとして……『コード:78E』を発令………IA-02……アイスワームを起動させた…………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ズガァァァン…!!!!

 

 

アイスワーム『オオオオオオオオオオオ…!!!!!!』

 

リュウカ(本体)「みんな散りなさい!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴ……ズガァァァン…!!!!

 

メキメキメキメキ……バキバキバキバキ…!!

 

ガッシャァァァン………ズガァァァン…!!!!

 

 

アイスワームは旧宇宙港で暴れ回り……地形を破壊しまくっていた……幸いにも一行達は上空に退避していたので無事だった……しかし………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!!!

 

メキメキメキメキメキメキ…!!!!

 

ズガァァァン……!!!!!!

 

 

?『キィエエエエエエエエエエエエエエエエエエ…………!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

アイスワーム『………!!!!』

 

全員『……!!!?』

 

 

地中から現れた………異形の化け物………その姿は一行達の良く知るあの下半身が蜘蛛形態で人形の上半身が見えるあのアラクネ形態であるのは間違いないが………下半身部分の蜘蛛形態はコーラルの影響なのか体色は真っ赤に染まり………全ての眼球も真っ赤に紅く輝いている………更に頭部には更に長く鋭利になった三本の角………これもコーラルの影響を受けて紅く染まっている………そして問題なのは上半身部分………何と一行達が目撃したのは……生身のリョウカ自身だった………しかし異形たらしめてるのは………コーラルの暴走の影響も有るが………何よりも他のエネルギーが一気に増えて超過………それが身体に影響を及ぼし………先ず身体の色が肌色から深海棲艦特有の真っ白な身体に……更には身体中至る所にコーラル特有の紅い発光するラインが見え………他にも様々なエネルギーの特有の色の発光するラインも見えている…………そして……瞳は真っ赤に紅く輝いて生気も微塵も感じない………トドメに周りにはドス黒いオーラだけでなく………何と狂竜ウィルスと凶気化と凶光化と傀異化……っと全ての超ヤバいウィルスと現象が発症して紫と赤で……完全に禍々しい状態に陥っている………

 

 

 

リョウカ(本体:?)『ピギャアアアアアアアアアアアアアア……!!!!!!!!!』

 

リョウカ(コア:?)『…………………………。』

 

 

キュィィィィィン………ドッキュゥゥゥゥゥン……ドッキュゥゥゥゥゥン……!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォン…!!!!!

 

 

アイスワーム『……!!!?!』

 

リョウカ(本体:?)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

キュィィィィィン……ジリジリジリジリジリジリ…!!!!

 

ブォォォォン……キィィィィィィィィィィ…!!!!

 

ザシュッ…!!!!

 

 

アイスワーム『………!!!?!?!』

 

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!

 

ボォォォン……ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

ピカァァァァン……ズッドォォォォン…!!!!!!

 

 

…………突如として暴走したリョウカによって……アイスワームは呆気なく破壊された………

 

 

リョウカ(本体:?)『グゥゥゥゥゥゥ…!!!!グオオオオオオオオオオン…!!!!!!』

 

 

 

グィィィン……ガシッ…!!!

 

ミチミチミチミチミチミチ…!!!!

 

 

リョウカ(コア:?)『……………………。』

 

リュウカ(本体)「あ……待って……!!!」

 

 

シュワッ……バサッ…!!!

 

キィィィィィン…!!!!

 

 

そして………リョウカは一行達を一瞬だけ見た後に……興味が無いとばかりに本体部分のリョウカの背中から超巨大な翼を生やして……仕留めたアイスワームを掴んで何処かへと飛んで行った…………

 

 

リュウカ(本体)「………リョウカ………ちゃん……。」

 

ミシガン(本体:神森)『………はぁ…………命知らず供……帰宅準備だ………撤収するぞ。』

 

 

その後一行達は惨状になった旧宇宙港から撤収……拠点へ帰還………同じく別働隊は特に何事もなく燃料基地の襲撃に成功したらしく……被害は出なかった模様だった………そして勿論一行達と解放戦線は正式に平和協定を結んだのだった………

 

 

【作戦終了】

 

 

 

翌日……またしても勢力図は大きく変化………惑星封鎖機構はあの作戦の影響で撤退寸前まで追い込まれた…………しかし一行達にとっては大きな痛手もあった………それは暴走したリョウカだ………現在リョウカは中央氷原に存在するコーラルに関連した設備を襲撃している………なので現状は一行達は第三勢力として尚且つ最優先で暴走したリョウカの鎮圧並びに保護を決定した………

 

 

更に数日後………

 

 

【mission briefing】

 

 

リュウカ(本体)「みなさん数日ぶりですね………先ず前提を説明します………惑星封鎖機構は物の見事に完全に壊滅………完全に撤退する事を表明したのですが………問題は此処からです………ゼロ…いえ…あの子はこの中央氷原に存在するウォッチポイント:アルファ……それに関連しているのかどうかは不明ですが………これを見て下さい……。」

 

 

ピコーン………

 

 

モニターに映されたのは何かのレーダーだ………

 

 

リュウカ(本体)「このレーダーに写っている反応はあの子の物です……このウォッチポイントを中心として……あの子は移動と停止を繰り返しています…………恐らくあの子の目的は………中央氷原から直接あの技研都市に向かう為の直通の進路を作る気です……方法は不明ですが…………がです…………日が増す毎にあの子の反応が弱まっています………忘れてるとは思いますが今のあの子は生身の状態です……あの子自身が暴走する事を悟ったのかは不明ですが最後の命綱であるハツコから離脱してしまった………故に一刻も猶予は無い…………もしあの子が死ねばどうなるか分からない………ただ一つ言えるのはあの子の身体は動くアイビスの火発生装置となってます………だから最悪の場合はこの星系だけでなく……この宇宙……いえ………全ての世界や空間をも全て焼き尽くす滅亡の炎を撒き散らす事になります……………ただ他にも気掛かりがありますがね…………あの時の動きと今の動き………本当に暴走しているのかどうかも分からない………だから先ず接敵しても先手必勝とかで攻撃はせずに様子を見て……攻撃して来たら戦闘を開始………ある程度弱らせて私達の能力を用いて無理矢理コーラル諸共エネルギーを強制吸収した上で抑制処置をして鎮静化させます…………だから手順とするなら………先ずは様子見………こちらに気付いて攻撃して来たら作戦開始………攻撃を行なって弱らせてから鎮静化作業を開始します………それで作戦は終了です……………この時点で質問は?」

 

ミシガン(本体:神森)「ああ、俺の方から一つ有る………もしG0がこちらに気付いた上で攻撃して来ない……又は何もしなかったらどうする?」

 

リュウカ(本体)「ええ、そうなった場合には勿論しばらく静観します………だけどさっきから妙な胸騒ぎがします………レーダーの反応は徐々にですが反応が低下傾向に有る………確かにあの子の今の身体は暴走する前の状態でも身体は弱く……ほぼ常時生命維持装置が必要ですが………それでもここまで弱まる事は無いです………しかし現に今も確実に………死へと近付いているのです………だから私の仮説になりますが…………私達の事を想って私達を傷付ける位ならば………っと言う可能性が有り………自傷行為を行なって無理矢理自分自身の手で暴走を鎮静化していると思います………だからこそ今回の作戦では絶対に………あの子から私達に攻撃して来ない限りは攻撃はしない事…………。」

 

ミシガン(本体:神森)「なるほど………確かにその線も考えた方が良いな………。」

 

リュウカ(本体)「ええ、でも寧ろ気を付けるのは他にも有る……確かに今回の作戦ではあの子との戦闘も視野に入れてますが………恐らくある勢力が動く可能性が有るのです………。」

 

ウォルター(本体:神森)「何?」

 

スネイル(本体:神森)「それはどの勢力です?」

 

リュウカ(本体)「………オールマインドですよ……私達が介入して以来一切オールマインド側から何も行動を起こしていません……しかも二大勢力が撤退して尚且つ惑星封鎖機構が撤退したにも関わらずそれでも一切行動を起こさないのが逆に不気味なのですよ………何せオールマインドの狙いがコーラルリリースである以上………二大勢力と惑星封鎖機構が撤退する以前から行動を起こしても不思議ではなかった………なのに何故何もして来ないのか………だから故に私が思うのは……確かにオールマインドにとっては私達と言う存在は強大過ぎてとても太刀打ちは出来ない………だからこう考えた………私達とあの子が戦って消耗して共倒れ………若しくは弱ったあの子を狙って抹殺して私達の指揮系統を狂わせて……その隙に一気に攻め込んで制圧………等様々なパターンが考えられます……だからオールマインドにとっては正にこのタイミングで動くと……私達は考えてます…………だからこの作戦ではもしあの子が攻撃して来なかったら………このオールマインドの嗾けて来た敵勢力の撃滅を実施………又はオールマインドとの直接対決になる可能性も備えて下さい…………。」

 

ミシガン(本体:神森)「分かった……しかしオールマインドか……相変わらず胡散臭い奴だ………本体の位置が分かればそこへ一気に叩けそうだが………。」

 

リュウカ(本体)「確かにオールマインドはオールドンマイって呼ばれる程のポンコツぶりを見せるけど……それは相手が悪過ぎた事やそもそも部門の違い故です………しかしその情報戦に関しては彼女の方が上です………史実でも企業やオーバーシアーですらオールマインドの事を察知出来なかったのです………だから情報戦で舐めて掛かれば返り討ちに遭います………とは言えそれでも相手にもよりますがね………今回も偶々相手が悪過ぎたと思い知らせる絶好のチャンスです………目に物見せてやるますか……。」

 

ウォルター(本体:神森)「ああ、そうだな……。」

 

リュウカ(本体)「ではみなさん………準備を始めて下さい……出撃はみなさんの準備が整い次第直ちに出発です……それと本作戦の関係上この作戦が終わるまではこの拠点は海底に退避………以後海中にて私達の支援を実施します………だからもしもの時は撤退も出来ません………それぞれ思い残す事が無い様にしてね。」

 

ミシガン(本体:神森)「分かっている……む?そう言えば拘束したアイツらは使えるのか?」

 

リュウカ(本体)「そうですね………使えるには使えるでしょうが………出来れば最終決戦に備えて温存しておきたかったですがね………今回は事が事です………出し惜しみは無しです………ただし流石に今あの特務部隊を出すのは不味い………あの子達を酷使するのは気が引けるのも有るのですが………そもそも特務部隊の存在意義は私達の誇る影の最強戦力且つ絶対の抑止力………使うとするなら最終局面に出します…………だが今回は彼等を使うとしますよ…………何も事情は知らないとは思うので取り敢えず色々と叩き込む必要が有るけど……そこは能力で補いますよ………だが時間が惜しい………出撃するなら早めの方が良いです…………。」

 

ミシガン(本体:神森)「ああ、分かった…………。」

 

リュウカ(本体)「………ではみなさん、準備が出来次第直ちに出撃………あの子の下へ直行します………。」

 

 

そして一行達はそれぞれ思い残す事が無い様に準備を進めて……尚且つ拘束していた現地のヴェスパー部隊及びレッドガン部隊を釈放して能力等を用いて無理矢理現状の把握と作戦参加の為の訓練や準備を済ませて………いよいよ一行達は………ゼロ……いや……リョウカの居る中央氷原………ウォッチポイント:アルファの所へと向かった………

 

 

 

【mission:8】

 

 

作戦名【『ゼロ』鎮圧作戦】

 

 

成功条件【リョウカの鎮圧及び保護・リョウカに敵対する勢力の全撃破】失敗条件【リョウカの撃破・味方の内1体の撃破】

 

 

報酬額【1500000000c】特別加算【敵勢力の撃破:10000000〜50000000c・リョウカの保護:150000000c】特別減算【リョウカの状態:軽傷(HP80%まで低下)−10000000c・中傷(HP50%まで低下)−25000000c・重傷(HP30%まで低下)−50000000c・瀕死(HP10%以下まで低下)−150000000c】

 

 

地形【中央氷原:ウォッチポイント:アルファ:近郊全域】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

一行達は大急ぎで中央氷原へ再びやって来て……ウォッチポイント:アルファ付近までやって来た………

 

 

リュウカ(本体)「これ以上近付くとあの子に気付かれるので後は此処から直接陸路で接近します………みなさん……行きますよ。」

 

ミシガン(本体:神森)「ああ、聴いたな!命知らず供!此処からは地上からG0を目指す!行くぞ!!」

 

 

そして一行達は艦隊から地上へ降り立ち………リョウカに勘付かれない様に慎重に接近して行った………

 

 

数十分後………

 

 

リュウカ(本体)「……!!居た……!」

 

カズマ(本体)『ああ……こっちでも目視した………お前の予想通りだな………暴走こそ抑制出来てるが………あそこまでするのか………?』

 

めぐみん(本体)『あの子だからこそ私達を傷付ける位なら死んだ方がマシだと……あの子なら躊躇無くそれを選びますよ…………酷い有り様ですね…………。』

 

 

一行達がリョウカを目視した時……それは一行達ですら絶句する程の悲惨な状態だった………形態こそアイスワーム襲撃時のままだが………あの時以上にリョウカは変わり果てていた………先ず身体中は傷だらけ……しかも身体中から常に大量の血を流して………特徴的な角や槍刃脚も一部が根元からもぎ取られている様に折られて……その断面からも大量の血を流している…………更にトドメに………何と身体には……幾つもの槍で貫かれている……勿論コアとなっているリョウカ自身の心臓部にも槍が刺さっている………因みに身体中の紋章じみた常に発光していたラインは消えていて……目の状態も元の状態に戻ってはいるが………それでも風前の灯だった……

 

しかしそれでもリョウカは器用にドリル状に形状を変えた尻尾を用いて地面に穴を開けて尻尾を技研都市へと直通させるべくずっと作業していた………ハズレたら尻尾を戻して移動………技研都市の直上を目指して進んでいた…………それを裏付けるかの様に………点々とはしているが……あちらこちらに地面が穴だらけになっている………

 

 

リュウカ(本体)「………っ………。」

 

シャルロット(本体)『……見てなれないよ…………。』

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギ……イィ……………。』

 

 

グィィィィィィン………ズボッ……!

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギィィ…………。』

 

リョウカ(コア)『………………。』

 

 

ミチミチミチミチ……シュワッ…!!

 

バサッ……バサッ……キィィィィィン………

 

 

リョウカの尻尾がどうやらまたしてもハズレを引いた様で………元に戻して……その身体で再び背に翼を生やして飛翔……再び北へ目指して行った……

 

 

んが………

 

 

ヒュゥゥゥゥゥ……ズシィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『グ……ギィィ…………!』

 

リョウカ(コア)『………っ………!』

 

 

ズシンッ……ズシンッ……ズシンッ………

 

 

やはりもう限界が近く……途中で墜落………飛行する力すら最早残って無い………ただ身体を引き摺る様に歩いて北へ目指して行った………

 

一行達はそんな様子を見て心を痛めながらも静観を続けて尾行を続けた…………

 

 

1時間後………一行達はウォッチポイントからかなり離れ……最北端までやって来ていた………

 

 

リョウカ(コア)『…………!!』

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギィィ……!!!!』

 

めぐみん(本体)『……!!動きが……変わりました!』

 

ウォルター(本体:神森)『どうやら当たりを引いたな………技研都市にたどり着いたか………。』

 

 

リョウカのもう何度目かは不明な尻尾はとうとう直線で尚且つ直通で技研都市へたどり着いた様だ………

 

 

リョウカ(コア)『……………。』

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギシャァァァァァ………………。』

 

リョウカ(コア)『…………?…………!!!』

 

リョウカ(本体:龍形態)『………!!?ギシャァァァァァ……!!!!!!』

 

ミシガン(本体:神森)『っち…!気付かれたか…!!』

 

リュウカ(本体)「いえ、違います…!恐らく尻尾の方で異常が起きたのですよ!」

 

ウォルター(本体:神森)『……恐らくアイビスシリーズに見つかったな……アイビスシリーズは最後の安全弁だ……。』

 

カズマ(本体)『だとすると……あんな身体で尚且つ尻尾だけであのアイビスと遣り合う気か?』

 

めぐみん(本体)『恐らくやる気ですよ……我々では確認のしようが無いですが………。』

 

リョウカ(コア)『……っ…!!』

 

 

グィィィィィィン……ズシィィィン…!!!!!

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『オオオオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

グィィィィィィン………ズボッ…!!!!

 

 

リョウカの尻尾は集積コーラルに到達したがやはりアイビスシリーズに阻まれ……尻尾程度ではどうしようもないと判断し……地上の本体が魂の咆哮を放ち……尻尾を引き戻した………

 

 

ミチミチミチミチ……バサッ…!!!

 

シュワッ…キィィィィィン…!!!!!

 

キュィィィィィン…ジリジリジリジリ…!!!!!

 

 

リョウカはもう一度飛翔……天高く舞い上がり……本体の口部へ膨大なエネルギーを充填し始めた………

 

 

ミシガン(本体:神森)『……!!G0は一体何を…!?』

 

リュウカ(本体)「不味い……みなさん!出来る限り離れて…!!!いえ……艦隊へ緊急収容します!!みなさん急いで!巻き込まれるよ…!!!」

 

 

リュウカ達は大急ぎで艦隊へ収容……

 

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギィアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!』

 

リュウカ(本体)「みなさん…!!!衝撃に備えて…!!!!」

 

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!!!

 

ピギャァァァァァァァ……ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!!!

 

キィィィィィィィィィィ……!!!!!!

 

ピカァァァァン……ズッドォォォォン…!!!!!!!!!!!!

 

 

ミシガン(本体:神森)『ぐお…!!ぐぅぅ…!!』

 

リュウカ(本体)「くぅぅ…!!!」

 

 

リョウカの放った最大出力の全エネルギー複合レーザー砲が先程の集積コーラルが存在するであろう位置へ向けて砲撃…………中央氷原の面積の4分の1を消し飛ばし………技研都市を完全に曝け出し…………集積コーラルも地上から目視可能な状態になった………

 

 

スネイル(本体:神森)『なるほど、あれが技研の都市と集積コーラルと言う訳ですか………。』

 

ミシガン(本体:神森)『だが、呑気では居られないぞ…!G0はまだ何かする気だぞ!』

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギシャァァァァァ…!!!!!!』

 

 

 

バサッ……キィィィィィン…!!!!!

 

 

リョウカはそのまま技研都市へ…集積コーラルの方へと向かって行った……

 

 

リュウカ(本体)「私達も続きますよ!」

 

 

そして一行達も技研都市へ……集積コーラルへと向かった……

 

 

数分後………一行達は集積コーラルへと辿り着いた………しかしリョウカの姿は見られない………一行達は警戒しながら集積コーラルへと降り立った……勿論一行達の前にアイビスシリーズの1機……だがその形状は明らかに異なる………本来なら此処の防衛は『IB-01:CEL-240』………なのだが………此処に現れたのは明らかにそれ以上に巨大………その見た目は……あのメタルギアの世界に存在する筈の……メタルギアRAY……アレと酷似していた………しかし色違いで………全体が白で統一されていて……所々にコーラル特有の赤い蛍光灯のラインが描かれていて……カメラアイも赤く光っている………

 

 

カズマ(本体)『おいおい……何でこんな所にメタルギアRAYが………?』

 

リュウカ(本体)「これも私達が関わった影響でしょうね…………。」

 

エア(ルビコン)『機体情報を確認しましたが……何処にも該当するデータが有りません………しかし動力はコーラルを用いているのは確かでしょう………。』

 

一夏(本体)「だが、RAYが此処に居るって事は………恐らく対となる……REXも………。」

 

エア(ルビコン)『……REX……?……!!後方よりコーラル反応…!何か来ます!』

 

ウォルター(本体:神森)『何…!?』

 

 

ズシンッ……ズシンッ……ズシンッ…!!!!

 

シュワッ……ヒュゥゥゥゥゥ……!

 

ズシィィィン…!!!!

 

 

一行達の後方より現れたのは……何と一夏の予想通りの……メタルギアREX……のコーラル対応バージョン……RAYとは異なり……機体は黒く染まっていて……カメラアイ含めて所々がコーラル特有の赤い光を放っている……

 

 

RAY『キィアァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!』

 

 

ズシンッ……ズシンッ……ズシンッ…!!!!

 

 

両者は一行達に目もくれず……REXとRAYはそれぞれ咆哮を放った……それに伴ってこの集積コーラルの反応も増大していて………どうやらこの2機が事実上の支配者となっている様だ……

 

 

リュウカ(本体)「……!!……みんな良く聞いて……恐らくREXに乗っているのはあの子です………あの子の中に存在するコーラルがREXを起動させたのでしょう………。」

 

めぐみん(本体)『……ええ、何となく私もREXからリョウカちゃんの気配を感じますよ………。』

 

 

REXの搭乗者は勿論ながらリョウカであった……

 

 

リョウカ(本体)「…………………行くよ……REX……。」

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ……!!!!!!!!』

 

 

リョウカの声に応えたREXは力強く咆哮……RAYと対峙した………

 

 

 

VS【アイビスシリーズ:IB-10:METAL GEAR:RAY-TYPE-C】

 

 

戦闘方式【対メタルギア戦(MGS4仕様)】

 

 

勝利条件【メタルギアRAYの撃破】敗北条件【味方の内1体の撃破・『アイビスシリーズ:IB-10:METAL GEAR:REX-TYPE-C』(以後メタルギアREX又はREXと表記)の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【メタルギアシリーズ】使用場面【対メタルギアRAY戦(MGS4)】

 

 

地形【中央氷原:技研都市:集積コーラル】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「っふ…!!」

 

REX『…………!!!』

 

RAY『…………!!!』

 

 

キュィィィィィ………ドドドドドドドドドドドド…!!!!!

 

シュワッ…ズシィィィン…!!!!

 

 

RAYは先制攻撃で腕部内蔵式のコーラルガドリング砲をREXに斉射……リョウカの駆るREXは華麗なステップで回避………

 

 

リョウカ(本体)「御返しです…!!!」

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

シュワッ…!!!

 

ブォォォォン……!!!

 

ガツゥゥゥン…!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ…!!!?!』

 

 

ズシィィィン…!!!

 

 

REXはダッシュからの渾身の跳び蹴りをRAYに浴びせた……堪らずRAYはダウン………無論リョウカ達の前で……しかもREXの前でダウンすればどうなるか……………

 

 

リョウカ(本体)「どぉりゃぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

 

 

ウィィィィン……ガシッ…!!!

 

ウィィィィン………ズガァァァァァァン…!!!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ…!!?』

 

 

カパッ……カパッ……カパッ…!!

 

バシュゥゥゥ……バシュゥゥゥ……バシュゥゥゥ…!!!!

 

シュゥゥゥゥゥ……ピカァァァァン……!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ……!!?!?』

 

 

REXの噛みつきからの地面叩き付け……からの追撃の対超大型兵器用超大型コーラルミサイルを一斉射……見事にフルヒット……RAYは大ダメージ…………

 

 

ウィィィィン……ガコン…!

 

 

RAY『キィアァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

リュウカ(本体)『私達も援護しますよ…!幾らREXが強いとは言えその機体構造上有人操縦が大前提…!!あんな動きを連発すれば幾らあの子でもあの身体です……いつ限界が来ても不思議じゃないです…!』

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ………っ…!!」

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

リュウカの言う通り、リョウカの身体は元々の状態も有る上で暴走を抑える為の自傷行為……そしてREXの機体構造がリョウカの身体は徐々に限界を迎えている……しかしRAYは元々無人機での運用を前提にしている………のだが……その長所はコーラルの特性の所為で有人改造された時と同様にその動きに制限が掛かっている………何故なのか?確かに今のRAYの仕様は無人機……無論誰も乗っていない……では何故有人機と同様になっているのか?おさらいだがそもそもコーラルの性質は一つの生命体……その一つ一つの微粒子が生きているし意志を持っている……そしてその意志は他のコーラルに融合すると統合され……一つの意志として誕生する……更には死んでしまった生命の意志と融合する事も可能…因みに融合された意志はそれぞれ独立している………なのでそれぞれの意志と切り替えは可能だが………欠点も有る……それは切り替えの際には一時的に動きが止まってしまう………だがそれは微々たる物………では史実の有人改造されたRAYみたいな状態になっているのかと言う話になる訳だが………確かにこの機体制御はAI制御………だがその駆動には大部分がコーラルを用いている……なのでAIとコーラルとそれぞれ衝突している関係上動きが遅く……何よりコーラルと言う特性上……下手な被弾をすれば即座に着火……爆発する代物なので……とても素早い動きが出来た物じゃない…………なので元々の性能を史実のRAYと同じ過ちでそのポテンシャルを引き出せない………逆にREXの場合はそもそも機体制御は有人操作が前提だが………意外にもコーラルの特性と実を言えば噛み合っている……RAYの場合は機体制御はAIである故に制御を切り替えの際の隙が有る……しかしこっちはそもそも機体制御が有人操作………なので機体制御を奪われる心配は無い………更には向こうは大部分がコーラルを用いていると言うのもある……無論こっちも同様……だが向こうの場合は機体制御も含めた全体制御をAIとコーラルを用いているから………だがこっちは………大部分の制御を有人操作コーラルはその情報収集能力や外部からのコーラル吸収能力と……最大の特徴でもある………Cパルス変異波形との協調能力………これが有る故にREXはRAYと比べてその性能をフルで発揮出来る………しかしRAYはREX以上にその性能差が大きい……ある意味でRAYの欠点とREXの長所と搭乗者のお陰で互角の勝負が出来ている…………

 

 

 

リョウカ(本体)「はぁぁぁ…!!!!」

 

 

ブォォォォン…!!!

 

 

RAY『………!!』

 

 

ウィィィィン…!

 

ズガァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「っく…!!」

 

RAY『キィアァァァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ガコン……ガシャン…!!

 

キュィィィィィ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「……!!やらせて…!!」

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!

 

ボォォォン…!!!

 

 

REX『………!!!』

 

リョウカ(本体)「ぐぅぅ…!!!」

 

 

REXのハイキックを腕で防御……REXの攻撃を防御した瞬間にRAYの口部が開き……そこからコーラルウォーターカッターが直撃………今度はREXがダウンした……無論RAYも追撃はして来る………っが………

 

 

リュウカ(本体)『やらせるかぁぁ…!!!フツコ…!!!ハツコ……!!!』

 

フツコ(2号機:フツコ)『はい!』

 

ハツコ(初号機:ハツコ)『勿論です…!』

 

リョウカ(艦娘)『リョウカさんをやらせるな!全軍!RAYの頭部に攻撃を集中させなさい!』

 

 

 

ドォォォォン……ドォォォォン…!!!

 

ポォォピィィ……ポォォピィィ…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ…!!!?』

 

 

此処で何と一行達の攻撃が炸裂………堪らずダウン……

 

 

REX『………!!!』

 

 

ウィィィィン……ガシャン…!!!

 

シュワッ…ヒュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ズシィィィン…!!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ……!!!?』

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ……!!!』

 

 

キュィィィィィ………!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!!!!

 

シュワッ……ズシィィィン…!!!

 

 

REXはダウンから直ぐに復帰……その直後にREXはその場で大きく大ジャンプしてRAYに飛び乗り……そのまま股間部の電子誘導コーラルレーザー砲を最大出力で浴びせて……飛び乗りた…

 

 

ウィィィィン……ガシャン…!!

 

 

RAY『キィアァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ガコン…キュィィィィィ…!!!!

 

 

リョウカ(本体)「二度も同じ攻撃も喰らいますか…!!!はぁぁ…!!!」

 

 

シュワッ…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!

 

 

RAY『………!!?』

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ガシッ…!!!

 

キュィィィィィ…!!!!

 

 

RAY『………!!?!』

 

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

RAY『ピィィィィィィ…!!!?!』

 

REX『ピシャァァァァァァァァァ……!!!!』

 

 

RAYの放ったコーラルウォーターカッターはリョウカに見切られて回避………しかもリョウカの凄まじい操作技術で……攻撃の直後を狙われて……そのまま噛み付かれ……何と零距離から最大出力のコーラルレーザー砲を浴びせられた………

 

 

ズシィィィン…!!!

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ボォォォン……ボォォォン……ボォォォン…!!!

 

 

RAY『キィアァァァァ……!!?!ピィィィィィィ……!!?!キィアァァァァァァァァァァァァ……!!!!?!?!』

 

 

ピカァァァァン………チュドォォォォン…!!!

 

ギィィィィィ……ズズゥゥゥン…!!!

 

 

………RAYは先程の攻撃でジェネレーターと制御中枢を補っていたコアブロックが完全に大破……連鎖爆発を起こして……RAYの断末魔と共に……コーラル特有の大爆発が発生……その場で崩れ落ちる様に完全に沈黙……機能停止した…………

 

 

【戦闘終了】

 

 

【作戦終了】

 

 

 

ジリジリジリジリ…!!

 

シュゥゥゥン……ズズゥゥゥン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ……げぼ……!!!げぼ………!!!おえぇぇぇぇ…!!!』

 

 

RAYの機能停止と同時に……役目が終えたのか……REXは限界を迎えて機能停止した………リョウカもこの戦闘での無茶が祟って……大量の血反吐を吐き出した……

 

 

ウィィィィン……ガコン……ガシャン…!!

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!!」

 

めぐみん(本体)『あ…!ちょっと待って下さい…!まだ此処が安全って訳では…!全く…!!』

 

 

一行達は急いでリョウカの乗るREXの元へ駆け付けた……特にリュウカはフツコから降りてまでリョウカの元へ向かう程だった……因みに他の一行達は安全の為に機体に乗ったままだ……

 

 

リョウカ(本体)「っ………っくぅ……!」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!!」

 

リョウカ(本体)「……お母さん……ですか……っと言う事は…………みんな無事ですね……………良かったですよ…………。」

 

リュウカ(本体)「良かったって……………。」

 

リョウカ(本体)「…………お母さん…………生憎……私にはまだやらなければならない事がある………そう……最後の役目を果たさないと…………。」

 

カズマ(本体)『……その最後の役目……いい加減教えてくれてもいいんじゃねぇか?』

 

リョウカ(本体)「………みんなはオールマインドの計画である………コーラルリリース計画について………どこまで把握してます?」

 

めぐみん(本体)『え……?そりゃあ……コーラルを宇宙全域まで広げて……星々に至る全ての自分の意志を伝授させる………そしてオールマインド自身がその指導者として降り立つ………そうですよね?』

 

リョウカ(本体)「……まあ、簡潔的に言えばそうなります………無論そんな事をすれば全生命体にとっての破綻を意味をする……やっている事はあの人類補完計画とそう変わらないです…………そしてコーラルを宇宙全域に解き放つ関係上……もしもの自体が起きれば…………それこそこの世界の終焉を意味するのです……………だからこそ私は考えた……………コーラルを文字通り解放する為に…………尚且つ元の平和で自然豊かなこの惑星とあのアイビスの火に巻き込まれた星々と惑星を救う方法を……………それが………私流の………コーラルリリース計画…………。」

 

全員(リョウカ除く)『…………!!!』

 

リョウカ(本体)「……みんなも驚いたとは思いますが………私はオールマインドとは全くやり方も違うし………それに伴う結果も全く違います………更に正確に言えば……………確かに名前こそコーラルリリース計画ですが…………正式名称は…………『アディショナルインパクト:コーラルリリース計画』………っと言う名称です………依代を私自身として………Cパルス変異波形である……エア……そしてオールマインドとなっているセリアを使ってアディショナルインパクトを実行………コーラルから生命体としての部分を解放し……人類として再生させ………コーラルの力を自然の力として解放し………この世界を再生させる…………その関係上…………この世界のコーラルは完全に消滅する上で………私自身を依代にした上でエアとオールマインド……いえ……セリアもアディショナルインパクトの発生の為の鍵として用いるので無事では済まない…………でもエアもセリアも必ず人として産まれ変われる…………そこだけは安心して…………勿論コーラルも人として産まれ変われる………。」

 

リュウカ(本体)「でも………リョウカちゃんはどうなるの……?」

 

リョウカ(本体)「………それは分からない………と言うよりも………この計画はそもそも私にしか出来ない………他のみなさんには決して出来ない………何故なら…………私は他の代とは言え第0世代型の強化人間の手術を受けた上で……レイヴンと同様に……第4世代型の強化手術を受けたのです………つまりは…………神としての権化の力とコーラル技術を用いた強化人間でなければこの計画は発動は出来ない…………尚且つ大前提として……Cパルス変異波形との『交信』が出来なければ意味がない……なので必然的に旧世代型の強化手術を受けないといけない…………だから故に私が選ばれた……………そして…………みんなには言ってなかったけど…………私はね………元ハウンズ所属で……C0-000……もとい……C4-621………レイヴンそう………私も元は621なのですよ…………。」

 

全員(リョウカ除く)『………!!?』

 

リョウカ(本体)「そう……つまりはこの世界の621と……私達の所の621はね?直球に言えば………私自身のクローン…………更には……617や618……619と620……あの子達も私自身のクローンだった…………しかし現実は非情です………如何にクローンといえどオリジナルではない………なので第0世代の手術は適合しなかった………しかしその腕前とその力だけはオリジナルとは異なっていた……寧ろオリジナルよりは高性能……神としての権化に匹敵する力を持っている………しかし……それだけです……………結局は持っているか否かで決まってしまう…………だから故にこのコーラルリリース版のアディショナルインパクトが出来るのはオリジナルである私のみです…………他の人の場合はただのコーラルリリースになってしまって失敗する……。」

 

ウォルター(本体:神森)『………ではもし仮にアディショナルインパクトを実行するとする………成功する保証は有るのか?』

 

リョウカ(本体)「それは分からない………けど、やらなければ……結局は破綻への一本道ですし……又はループするかのどれかです………そしてこのアディショナルインパクトにはね………このループそのものを破綻させる目的もある………だからループそのものを終わらせなければいけない………ある意味でそれが本命に近い………コーラルリリースにしろ第二次アイビスの火にしろ……このループがある限りは永遠に終わりは来ない…………だからこそ……私の型番の名の通り………文字通り『ZERO』を消す………私がC0-000として……そして………元C4-621……元レイヴンとしての最後の大仕事を終えなければ……………だけど………。」

 

リュウカ(本体)「だけど?」

 

リョウカ(本体)「実はもう一つだけ、このアディショナルインパクトを実行出来る手段は有る………ただし最終手段且つ保険でしかないがね…………私はさっき、発動する前提として………第0世代型強化手術を受けた上で旧世代型のコーラル技術を用いた強化手術を受ける事とCパルス変異波形を接触した事………そう言いましたね?」

 

ミシガン(本体:神森)『ああ。』

 

リョウカ(本体)「……だがこのアディショナルインパクトでは実を言えば……その場に条件さえ揃っていれば例え片方しか条件が揃ってなくてももう片方がそれを達成すれば発動は可能です………。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ……私やハウンズ達でも?」

 

リョウカ(本体)「ええ、可能です……ただし……複数発動型と単体発動型とで大きく発動方法も違う上で………更にはデメリット……いえ………『代償』が大きく伴います………前にアディショナルインパクトが発動した際には代償は無かったけど……今回は厳密に言えばアディショナルインパクトではないコーラルリリースの性質をアディショナルインパクト寄りにした物………だから必ず代償が付く…………私の場合はただ単に……コーラル技術を用いた強化手術の影響が完全に消えるだけで済む……とは言え必ず瀕死にはなるけど…………それだけで済む……………。」

 

リュウカ(本体)「……じゃあ複数発動型の場合どうなるの?」

 

リョウカ(本体)「……複数発動型の場合には……例にはなりますが……例えばお母さんがその条件の片方を達成してますがもう片方が無い………しかしもう片方が発動者の条件に合ってるならば………その片方を『消費』して発動者の条件の肩代わり……つまりはとある世界で言うならば……あの人体錬成の真理の扉を潜る為の『通行料』を支払う訳です…………。」

 

めぐみん(本体)『……!!?じゃあ……まさか……!?』

 

リョウカ(本体)「………ええ、もし複数発動型を行えば………発動者の場合には瀕死になるだけですが………『消費』される側は文字通り全てを失う………そうその命そのものを発動者の為に条件の肩代わりとなり死ぬ…………だからこそ最終手段且つ保険なのです…………私がしくじった際の最後の保険……………だからこそハウンズのみんなが生存していなければいけない…………と言うのも……さっき言った様に複数発動型の場合には『消費』される側は基本的には死ぬ………しかし………もしその片方の条件が複数人居た場合には話は変わります………1人だけでも発動は出来るけどその場合には勿論片方は死ぬけど………もし複数ならば……多ければ多い程……その代償は軽くなる………今回の場合にはもし私がしくじって……お母さんが発動する際には私達の所のハウンズとこの世界のハウンズを全員……そして私達の所のイグアスとこの世界のイグアスで確実に生存出来ます……ただしその場合の代償として…………『消費』される側の代償には単体発動型と同様に強化手術の影響が完全に消えます……つまりは手術を受ける前に戻される…………。」

 

一夏(本体)『なるほど……じゃあどっちもどっちだな……。』

 

リョウカ(本体)「だが複数発動型で最大の懸念しているのは……その代償を受けた後………イグアスならばまだ良いです………だがハウンズの場合………その前の状態がどうなのかは私でも分からない………至って普通ならばまだ良いです………だけど代償の効果は……手段を受ける『前』………つまりはその直前まで戻される………その際に何かしらの事故なので既に死が確定していた場合には問答無用で死が確定します…………強化手術で助かった命が手段前に戻されて死ぬのは私でも困ります………。」

 

カーラ(本体:神森)『………だから……最後の手段……って訳かい?』

 

リョウカ(本体)「その通りです………だから私がやらなければみんなが代わりにやらなければならなくなる………もしそれで死んだ場合には幾ら私達でも蘇生は容易では無い………確実に蘇るとは限らないです…………だからこそ単体発動でやらなければならない…………。」

 

リュウカ(本体)「………リョウカちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「……だが、問題は儀式だけでは無い………まだ障壁は有ります………そもそもオールマインドを捕まえなければ意味が無い………一応この儀式はエアだけでも発動は出来るには出来るけどその場合の代償が重くのし掛かる………だから確実性としてオールマインド…セリアが必要です…………まあ幸いにも私が儀式をしようとすれば必ず止めに来るのでこれを餌にすれば簡単に食い付く………だが更に問題は有ります…………恐らくオールマインドの事だから必ず総力戦をして来る………無人機なり無人ACなり……数に物を言わせて此処を攻め落としに来るでしょう………その上で………私達がとんでもない事をしようとしていると……他の傭兵や企業等に伝えて更に応援を寄越すでしょう………確かに私達の敵では無いと言えど………流石に此処を護りながら戦うのは厳しい………そこで………この集積コーラルを全て一時的に私の中で封じ込め……専用の場所を整えて………安全に儀式を実行する…………今此処で儀式をやってもほぼ意味は無い………技研都市含めて此処は地下深くに存在する………地上でやってこそ意味がある……更には充分に効果が発揮出来なければ意味が無い………なので………みなさんは知らないかもしれませんが…………実はウォッチポイントはもう一つ存在します………。」

 

ウォルター(本体:神森)『何!?初耳だぞ?』

 

リョウカ(本体)「知らなくても当然なのです……何せそここそが本当のコーラルとしての生まれ故郷なのですから………つまりは全く手が加える前の状態のコーラル……それがあそこに存在する…………その名は『ウォッチポイント:ZERO』………文字通りZEROから始まった………そしてそこが第0世代型の強化手術の根源でもあり……この世界を司る中枢も存在する…………場所は…ベリウス地方……レイヴンや私が初めて降り立ったあの地………グリッド:135……そこは覚えてますね?」

 

カーラ(本体:神森)『ああ、そこからビジター達の物語が始まったと言っても良い場所だね……そこが?』

 

リョウカ(本体)「……そのグリッド:135の本来の存在意義は……始まりのグリッドである……グリッド:001を隠す為の隠れ蓑…………そしてそのグリッド:001の目的は………ウォッチポイント:ZEROを隠し通す為の隠れ蓑………001からならばウォッチポイントへ入れます………。』

 

ウォルター(ルビコン)『……なんて事だ……では初めから答えは側にあった訳か…………。』

 

リョウカ(本体)「そう言う事になります………だがグリッド:001に入るのは容易ではない……それこそカーラやエア……そしてオールマインドが居て辛うじてそこへ入れる程の超厳重なセキュリティーをしている上でわざわざ入れない様にロックが掛かった状態で電源が落とされた………ある意味でそれがアイビスの火から護られた…………厳重過ぎたセキュリティーのお陰でね………そしてそのセキュリティー技術の元があのザイレムの訳ですよ…………それをよりヤバめにした物です………常人じゃあとても解除は不可能………しかも作った本人でさえも解けなかった……………。」

 

スネイル(ルビコン)『待ちなさい、ではこの集積コーラルの存在意義は?』

 

リョウカ(本体)「恐らくこの集積コーラルもウォッチポイント:ZEROを隠す為の捨て駒として大昔時代の神々のみなさんが用意したのでしょう………無論ウォッチポイント:ZEROの技術やセキュリティーはほぼ大部分が神々のみなさんも関わっている………だからこそ隠したがっているのです………だから故にこのウォッチポイント:アルファにコーラルの研究させて集積コーラルを作り上げて………そしてあのバスキュラープラントと言う特級の危険物が技研のみなさんが作る事になったのです………まさか神々のみなさんの思惑に気付かずに……まんまと乗せられて……結局このウォッチポイントでアイビスの火が起きる羽目になった………まあそれも神々のみなさんからすれば予定通りに過ぎなかった事ですが…………。」

 

カーラ(ルビコン)『………じゃあ、全て神々の仕組んだ事になる訳かい……?』

 

リョウカ(本体)「直球に言えばそうなります………全く私自身でも胸糞悪いです………大昔時代の私ですらも気付かずまさかの神々のみなさんに利用されるだけされて………結局第二次アイビスの火を起こしてもループ………ルビコンを解放してもループ………そして………コーラルリリースをしてもループ…………何をやっても結局ループする…………私がこのウォッチポイント:ZEROの事を知ったのは今回の件で独自で調べて初めて知った………通りでループやコーラルがヤバい事になる訳だと今回知った………神々のみなさんの気紛れの面白い半分の実験で作り上げた置き土産が………こんな物だとはね………………。」

 

一夏(本体)『ったく……結局俺達はあの馬鹿な神々供の尻拭いしなければならないって訳か?』

 

リョウカ(本体)「そうなります…………やれやれ………私も不本意だけど………この際致し方無い………神々のやった事は……この私がケジメ付けないとね………尚更儀式は私がやらなければならない……………ケジメ取らないとね………。」

 

リュウカ(本体)「でもそこまでしなくても………ん……?リョウカちゃん、もう一つ教えて下さい………複数発動型についてですが………もし仮にですが………元から両方揃った存在が居て尚且つ発動者と『消費』される側が同時に居たらどうなります?」

 

リョウカ(本体)「えーっと……少し待って……つまり例えば両方揃っている私とお母さんとハウンズのみなさんやイグアスで発動したらどうなるのか?っと言う事ですね?」

 

リュウカ(本体)「うん……。」

 

リョウカ(本体)「う〜ん………確証こそ無いですが……恐らく確かに一応その状態でも複数発動型としては発動するでしょうけど………判定としては単体発動型とそう変わらないです……ただしそれに伴う代償が軽くなる程度ですがね………でもどこまでその跳ね返りが軽くなるのか前例が無いですからそれをやるならぶっつけ本番でやる他無い……………その際に『消費』側がどうなるのか……代償がどうなるのか……それは分からない……………さて………どうやら時間切れですね……………とうとうオールマインドが動きましたか……………みなさん……時間を稼いで………私がその間に此処のコーラルを取り込みます…………。」

 

リュウカ(本体)「……分かりました………。」

 

リョウカ(本体)「………みなさん、頼みます………もう少しだけ……身体保って下さいね………ッッ‥…!!!!」

 

 

ピカァァァァン……ジリジリジリジリ…!!!!

 

ピカァァァァン……ピシュン……ピシュン……ピシュン…!!!

 

 

 

リョウカは再び覚醒形態への移行動作を実行………今度は頭上には今まで以上に大量の様々な大小様々な色々な色合いのした宝玉が展開………徐々に回転速度が増した……

 

 

リョウカ(本体)「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!」

 

 

ジリジリジリジリ…!!!!

 

ギュォォォォン…!!!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!!!

 

ジリジリジリジリ……ピカァァァァン……!!!

 

パァァァァン…!!!

 

 

リョウカの魂の咆哮と共に蒼白い巨大な球体がリョウカとその場に有ったREXとRAY……そして頭上に浮かんでいた全ての宝玉を巻き込んだ………リョウカの覚醒に伴う影響で外は天変地異が起きていた………空は真っ赤に染まり…厚い雲で覆われて……空からから隕石が降り注ぎ……大嵐が起きて荒れに荒れて………アーレア海も大荒れで大量の渦潮が起きたり……地上では中央氷原では地震が起き………その球体が徐々に更に巨大に……眩い光を解き放った………

 

 

バサッ……バサッ……!

 

ズシィィィン…!!!!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!!リョウカ……ちゃん……?」

 

カズマ(本体)『おいおい……まじかよ………。』

 

 

 

リョウカの姿はあのアラクネ形態であるが………他の形態と混ざっていて………上半身……と言うかリョウカの居る所だが……Fプリンセス状態のリョウカだが………半龍形態と同様に角や手先の爪が鋭く伸びている……っが……それだけでなく……そのリョウカの背後には今の本体に釣り合う程の巨大な存在が居た…それは直球に言えば超巨大な眼球状の宝玉だった………しかもその横には綺麗に左右それぞれ5個ずつの合計10個その半分の大きさの眼球型のビットらしき存在が見受けられて………更にはその頭上には更に半分のサイズの眼球型のビットが確認するだけでも約100個以上も浮かんでいる………そして下半身部分はハツコ達の様に超巨大歩行機動要塞航空戦艦みたいな特徴を持っていて……背中には超巨大な滑走路に見立てた射出口に無数の小型の射出口………そして……滑走路型の射出口の背後にはもう一つの超巨大な眼球型ビットが存在する………しかも上半身の所に有る一つ目のより巨大だ………勿論左右には半分のサイズの眼球型ビットが左右に50個ずつの合計100個………更に特徴的なのは………リョウカの居る所だが………実はあの馬鹿みたいにデカい眼球型ビットの背後に何故かラース型とフォビア型(終末獣型)とミラ型の混ざったキメラが居る………更にはリョウカの周りやキメラ型のそれぞれの超巨大眼球型ビットの周りに超巨大な腕が浮かんでいる………文字通り超巨大な腕そのものだ……性質的にはあのガルバランや終末獣……そして幻魔王のデスタムーアと似ていて……それぞれ独立している様だ………しかも大小様々な腕が浮かんでいる様なのでこれもビットの様だ………因みに………リョウカや蜘蛛型の頭上には巨大なエンジェル・ハイロォが浮かんでいる………

 

 

リョウカ(本体:コア)「……お待たせ………これが今の私の新たな形態です…………。」

 

リュウカ(本体)「……大きいですね………。」

 

リョウカ(本体:コア「生憎これ以上小さくすると此処のコーラルが入らない…………他にも有用な姿は有るけど………充分に戦えて尚且つ運搬に最適な姿がこれしか無かったのでね……………っと不味い………技研都市に入って来たね…………私が今からコーラルを取り込みます……時間を稼いで………。」

 

リュウカ(本体)「……分かりました……みなさん!行きますよ!」

 

 

そして一行達はリョウカを護る為にオールマインドの嗾けて来た敵部隊の迎撃を開始した………

 

 

【mission:9】

 

 

作戦名【集積コーラル防衛作戦】

 

 

成功条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内1体の撃破・リョウカの撃破】

 

 

報酬額【5000000c】特別加算条件【敵勢力撃破:100000c〜10000000c・リョウカ完全防衛:5000000c】

 

 

地形【中央氷原:技研都市:集積コーラル】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「さてやりますよ…!…………っっ…!!」

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギシャァァァァァ…!!!!』

 

 

グィィィン……ザッパァァァン…!

 

ピカァァァァン…!!!

 

キュィィィィィン………

 

 

リョウカの本体側の尻尾が伸びて……その尻尾が集積コーラルの中央部へ突き刺しそのまま吸引を開始………赤い光が本体へと向かっている………リョウカの祈りの効果もあってコーラルも尻尾や足を伝って徐々に吸収されていった………

 

 

ウォルター(本体:神森)『来るぞ!迎撃しろ!』

 

ミシガン(ルビコン)『さぁ!始めるぞ!命知らず供!G0を護れ…!!!』

 

ジェフティ(子機)『敵、第1波接近!AC4機及びLC2機及びHC1機!来ます!』

 

カーラ(ルビコン)『早速金で雇われた独立傭兵にオールマインドのハッキングした機体の先行部隊って訳かい…!この後主力も来るか……!全く笑えないね…!』

 

リュウカ(本体)『それでもやるよ!私に続け…!!!』

 

 

一行達はそれぞれ迎撃に入った………戦闘は熾烈を極めていた……確かに数の差や質や練度……そして連携能力ではこちらが上だが……こっちは防衛対象であるリョウカを抱えている………一応今のリョウカは戦えなくはないが……それでも近付かれたらあの巨体故に懐の敵に対する攻撃能力は限りが有る………通常状態ならばどうとでもなるが………それでも今のリョウカはコーラルを取り込む為にその場からは動けないし……攻撃含めた大部分に制限が掛かって……攻撃どころか……回避や防御も出来ない………なので今のリョウカの攻撃手段や防御手段が……全てビット頼りのと周りの助け位だ…………当然ながら敵もそれを分かっているのか兎に角リョウカの懐を目指して突き進んでいる………

 

 

ジェフティ(子機)『敵第2波接近!AC8機!LC4機!HC及びHVそれぞれ2機ずつ来ます!』

 

イグアス(本体:神森)『クソッタレが…!!!何機来やがる…!!?』

 

カズマ(本体)『っち!キリが無い…!!!後どれ位掛かる……!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「後少しだけ耐えて…!!後2分……いえ……1分だけ耐えて…!こっちもスピード上げます……!!!……!!不味い……!こっちに敵が…!」

 

ウォルター(ルビコン)『いかん…!ゼロが…!』

 

リョウカ(本体:コア)「……っ…!」

 

リョウカ(本体:龍形態)『ギシャァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ブォォォォン…ズガァァァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(本体:コア)「やはり……本体を動かすと遅れますね…!」

 

リュウカ(本体)『すみません………。』

 

リョウカ(本体:コア)『気にしないで…!戦闘に集中して……!』

 

 

一行達はどうにかリョウカを防衛しながら敵を迎撃し続けた…………

 

そして………

 

 

ピカァァァァン…!!!!

 

ジリジリジリジリ…ギュォォォォン…!!!!

 

パァァァァン……ズシィィィン…!!!

 

 

全員(リョウカ除く)『………!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「みなさん、お待たせしました……作業は完了です………後は私に任せて………。」

 

 

リョウカは作業を終えた………コーラルを全て取り込んだ影響か………本体部分とキメラ部分の所々が赤いコーラル特有の光り輝く紋章が………更には背部の巨大な翼も赤く光輝く様に………更には追加で……超巨大な5対の巨大な光輝く翼が……更に特徴的なのが……腕に当たる部分の槍刃脚と大槍刃脚の形状が変化……より巨大に……更に数を増やし………そして………バルファルクみたいにエネルギー弾等をブッ放す為の発射口が出来上がっていた………後の特徴的な部分と言えば………コアとなっているリョウカだが……完全に全身を出せる様になっている………勿論ちゃんと服は着れる………とは言え基本的に身体は取り込まれているが………それを言えば上半身部分はどうなのか?と言うのは内緒だ……更にだが……上半身部分の背部や頭上に巨大な魔法陣が展開されていたり………地面や異空間ゲートから大量の大小様々で色々な形状をした触手が生えたりと色々カオスだが………ある意味で全ての形態の要素がこれでもかとばかりに詰め込まれている……

 

 

リョウカ(本体:コア)「……みなさん、今すぐ地上へ逃げて…………巻き込まれますよ……。」

 

リュウカ(本体)『え……?でも………。』

 

リョウカ(本体:コア)「良いから……早く………もうすぐ此処は消滅します………。」

 

リュウカ(本体)『………分かりました…………絶対に生きて戻って来てね……。』

 

リョウカ(本体:コア)「ええ………っさ……早く。」

 

リュウカ(本体)『うん………みなさん!今すぐ此処から撤退しますよ!艦隊に収容します!地上へ!』

 

ミシガン(ルビコン)『何!?だがG0はどうする!?』

 

リュウカ(本体)『大丈夫です!さぁ!早く!此処が消滅しますよ!それに巻き込まれたくなければ早く!』

 

ウォルター(本体:神森)『分かった……。』

 

 

 

一行達は急ぎで艦隊へ戻り……一行達を載せた艦隊は大急ぎで地上へと退避……一方で攻め込んで来た敵部隊は突如として一行達が撤退した事や排除目標だけを残している事に不審がっていた………

 

 

 

リョウカ(本体:コア)「さて…………。」

 

 

キュィィィィィン……!!!!!

 

ジリジリジリジリジリジリ…!!!!!!

 

ピシャァァァン……ピシャァァァン…!!!!

 

 

敵全員『………!!!?』

 

リョウカ(本体:コア)「……哀れですね………何も知らないみなさん……オールマインドの手先となった矢先でこのザマです…………せめて痛みを感じる間も無く………消滅するが良い……………っ!!!」

 

リョウカ(本体:アラクネ)『オオオオォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

リョウカ(本体:コア)「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!」

 

 

 

ピキィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォォォォォォォン…!!!!!!!!!!!!!!

 

 

リョウカは内包する膨大なエネルギーを一気に解き放った……爆発の瞬間……一瞬眩い閃光と全ての色と音が消え失せ…………真っ赤に染まった爆発が一瞬にしてこの集積コーラル……更には技研都市やバスキュラープラント………更にはウォッチポイント:アルファを巻き込んで…………文字通り全て消滅したのだった…………

 

 

 

【作戦終了】

 

 

 

………1時間後………一行達は拠点へ戻って来ていた……

 

 

ピカァァァァン……ピシュン…!!

 

 

全員『……!!』

 

リョウカ(本体)「ぜぇ……はぁ……疲れた…………。」

 

 

リョウカは辛うじて一行達の所へ戻って来れた……規模が規模なので形態変化は一時的に解けている様に見えるが…………

 

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん…!無事で……良かった………。」

 

リョウカ(本体)「ええ……言ったじゃないですか……絶対に生きて戻って来てねってね……。」

 

めぐみん(本体)「ええ…良かったですよ………。」

 

リョウカ(本体)「さて……早速で悪いけどみなさんを集めて下さい………それといつでも出撃出来る様にもした上で尚且つこの世界からすぐに出て行ける様にもね………次の作戦は文字通り良くてもこの世界で済めば良いけど……最悪全ての世界を巻き込む超大規模な作戦です………だからいつでもこの世界からすぐに脱出出来る様にもして下さい………。」

 

リュウカ(本体)「う……うん。」

 

 

リョウカの指示で直ぐに出撃出来る様に準備して……尚且つ直ぐにこの世界を脱出出来る準備を整えて………外にて最後のブリーフィングが始まった……

 

 

【mission briefing】

 

 

リョウカ(本体)「みなさん………いよいよこの時が来ました………計画は最早最終段階へと向かってはいますが……それでも不安要素は有ります……何せまだオールマインド自ら出向いて来ない……恐らく私達の行動を知り先にウォッチポイント:ZEROへと向かっているでしょう……とは言えあそこは今も電源は落とされている上で……仮に電源が復旧してもザイレム以上のセキュリティーの前ではとても突破は出来ない………更には物理的に突破しようにも……あのアイスワームと同じ防御機構を神々の技術で用いた多重防護壁……『ゴットプライマリシールド』及び『ゴットセカンダリシールド』を展開されているので通常兵器どころか………あのオーバードレールキャノンを用いても突破は不可能……唯一物理的に突破出来るとするならば………私達の所に保有する兵器か私達の攻撃でしか突破は出来ないでしょう…………更には仮に突破出来たと仮定しても基本的に神々のみなさんが運用する事が前提とした物なのでその内部のセキュリティーも神々の技術がふんだんに用いられた古代兵器の代物ばかりです………神々以外が侵入しようものならば即座に排除しに来る………だからオールマインドは突破はまだ出来ていない………それにオールマインドがコーラルリリースを達成したとしても結局はループする以上は計画は全て破綻している…………だからどっちにしろそのループを破壊しなければ全ての計画は破綻します…………。」

 

ウォルター(ルビコン)「ああ……だが全ての条件が整ったとしてその場所にたどり着いた後はどうする?」

 

リョウカ(本体)「無論儀式を完遂するだけです……だがコーラルリリースと言えどアディショナルインパクトの要素も入っているので必ず中枢空間世界を使わないといけない……みなさんは知らないかもしれませんが中枢空間世界とは直球に言えば全ての世界の文字通り心臓部……此処が失えば文字通り………全ての世界は完全に消滅する………無論私達も例外では無い………なので神々のみなさんも暗黙の了解で絶対に手は出さない………とは言えイレギュラーが起きるこの世界ではそうもいかない……もしかすればイレギュラーが起きるかもしれないし起きないかもしれない………けどそうなったらイレギュラーは排除するしかない………此処に来て儀式が妨害されるだけでなく中枢空間世界若しくはウォッチポイント:ZEROを失えば文字通り全てが消滅する……これは全世界の危機でもある………だからこの依頼が私個人の依頼でもあるのと同時に……神々のみなさんも含めた私達全員の総意の依頼でもある………必ず儀式は完遂しなければならない………無論儀式の失敗は全世界の消滅をも意味する…………失敗は許されない………だからどんな事が起きても絶対に儀式は決行しなければならない…………それだけは忘れないで………無論儀式の関係上……私だけでなく……保険でもあるお母さんやハウンズとイグアスだけは絶対に失ってはならない………必ず死守する事………さて行きましょう……これが最後のミッションです………世界の為に……頑張りましょう……。」

 

ミシガン(本体:神森)「ああ………。」

 

 

 

そして一行達は準備を整えて最終出撃して行った………いざ目指さん……ウォッチポイント:ZEROへ………そして……この世界の平和の為に………

 

 

 

【mission:10[FINAL]】

 

 

【第4章:最終ミッション】

 

 

作戦名【アディショナルインパクト:コーラルリリース】

 

 

成功条件【アディショナルインパクト:コーラルリリースの達成及び敵の全滅】失敗条件【アディショナルインパクト:コーラルリリースの失敗・味方の全滅・リョウカ又はリュウカ又はハウンズ又はイグアスの何れかの撃破・龍華(リョウカ)の撃沈】

 

 

報酬額【100000000000c】

 

 

地形【ウォッチポイント:ZERO:全域&中枢空間世界:全域】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

【ダイジェストモード:開始】

 

 

さてだがこの最大級の作戦だが最後まで見どころが無いのでダイジェストで送る………

 

 

【オールマインド(セリア)拿捕】

 

 

一行達は再び始まりの地であるベリウス地方へ戻って来た………案の定一行達の前にオールマインドが立ち塞がった………無論今度は事が事なので直接出向いて来ている……とは言え数が多かったが一行達の敵ではなかったので軽く蹴散らし………リョウカの必死の説得によってオールマインドは沈黙……セリアを仲間に……更にはオールマインドとして統合されていた他の変異波形も仲間に加えた………

 

 

【ウォッチポイント:ZERO突入】

 

 

一行達は汚染都市を抜け……始まりの場所でもあるグリッド135へ戻って来た……案の定だが電源が落とされて何も物言わない巨大な門が存在していたが………リョウカとリュウカ……更には束やカーラとエアとセリアの超特級のハッカーによってあっさり解除…グリッド001へ侵入し……ウォッチポイント:ZEROへ入り込んだ……

 

 

【中枢最深部へ】

 

 

一行達はウォッチポイントの熾烈な歓迎を受けながらウォッチポイントの中枢でもある集積コーラルを目指した……何時間も掛けてようやく一行達は最深部である集積コーラルにたどり着いた………集積コーラルにはまだ手を加える前なのか緑色に輝いている……更には周りには第0世代の強化人間手術等……神々の技術の代物が転がっていた………

 

 

【アディショナルインパクト:コーラルリリース実行】

 

 

そしていよいよ一行達は儀式を開始………リョウカ達の能力で中枢空間世界の世界の門を開けて……一度そこへ赴き……更にそこから再びこの世界の門を開けた……ただしルビコン3全域を覆う様に大量の門を開けた………その後中枢空間世界にて儀式を実行……リョウカの吸収したコーラルとウォッチポイントの集積コーラルの緑のコーラルと合わせて…リョウカはアディショナルインパクト:コーラルリリースを実行………その影響力は凄まじく……全ての門からリョウカの解き放ったエネルギーとコーラルとアディショナルインパクトのエネルギーと中枢空間世界のエネルギーが合わさり……文字通りこの世界全てを包み込んだ………リョウカの……ゼロとして………そして……強化人間…C4-621として………最後の願いを願い……エアとセリア……更には他の変異波形の協力もあって儀式は成功………ルビコン3は完全に元通りに……コーラルは元の緑のコーラルへ……更には犠牲になった人々も蘇り……更にはコーラルになった人も蘇って……コーラルに宿った生命体も人間として産まれ変わり……更には変異波形のエア……セリア等の変異波形も人間として転生………更に……アイビスの火によって焼き払われた星系も元通りになった…………

 

 

【ダイジェストモード:終了】

 

 

儀式は大成功に近かったが………しかし………何処を見渡してもリョウカや龍華(リョウカ)の姿が無かった………

 

 

リュウカ(本体)「……!!リョウカちゃんは……?」

 

めぐみん(本体)「………龍華(リョウカ)も居ない…………何処に………?」

 

シオリ(本体)「まさか…………リョウカちゃんは………。」

 

リュウカ(本体)「そんな筈無い……!!!」

 

零月(本体)「リュウカちゃん………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃんは……生きてる…………絶対に………。」

 

母核リョウカ(本体)「………お姉ちゃん、もしリョウカちゃんが生きてるならば………探せるのはお姉ちゃんしか居ない………お姉ちゃんの体質はリョウカちゃんと全く同じ………ならばその身体や心も……そしてその精神も繋がってる筈です………リョウカちゃんを探せれる貴女しか出来ない…………試してみて………。」

 

リュウカ(本体)「うん………。」

 

 

リュウカは意識を集中した………必死にリョウカを探した……………すると…………

 

 

リュウカ(本体)「………!!!見つけた……!!みなさん!私の側に寄って…!」

 

カズマ(本体)「おう…!!」

 

 

ピカァァァァン……ピシュゥン……!!!

 

 

一行達はリュウカの能力でリョウカの元へワープした………

 

 

その頃リョウカと龍華(リョウカ)と言うと……あの世界の宇宙空間にて漂っていた………地理的にはその世界の地球に近い位置に居て……リョウカと龍華(リョウカ)はその重量に引き寄せられていた………無論リョウカは儀式で胸に槍で突き刺しているので当然瀕死の重体………龍華(リョウカ)もエネルギーを使い果たしている上でリョウカもあの状態………完全に沈黙していた………問題の槍は前の時と違ってリョウカに突き刺さったままだった………

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

リュウカ(本体)「……!!居た…!!」

 

タツハナ(本体)「不味いです…!あの時と同じです!このままでは地球の重量に引かれてリョウカちゃんも龍華(リョウカ)も大気圏に突入します!もし地上に落ちればリョウカちゃんは良くても更に瀕死の危篤状態で済むなら良いですが……最悪……即死の可能性も……ただでさえ大気圏突入の時点でかなり危険ですので……限りなく生存率は低いでしょう……更に龍華(リョウカ)も危険です……現在は沈黙しているとは言えあの質量です………地上に落ちれば地球は良くても半壊……最悪地球が滅亡します………どちらも大気圏突入前に止めないと…!!」

 

母核リョウカ(本体)「あの時と同じなら………全戦艦級以上は龍華(リョウカ)を止めろ…!!!他はリョウカちゃんの救助…!!行きますよみなさん!」

 

全軍『了解!』

 

 

母核リョウカの指示でそれぞれ行動を開始……リョウカ救助組と龍華(リョウカ)牽引組で分かれた……

 

 

リュウカ(本体)「……!!……リョウカ……ちゃん……。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

一夏(本体)「…………慎重にリョウカを救助しようぜ………今のコイツに下手に衝撃を加えるなよ……。」

 

カズマ(本体)「ああ……分かってる……前と違って槍もおまけで付いてやがるからな………下手に触るなよ……だが急ぐぞ……生きてはいるが死ぬのも時間の問題だ……。」

 

 

リュウカ達はどうにか慎重にリョウカを救助し……龍華大和に収容して……永琳達に引き渡した………

 

一方で………

 

 

大石(本体)「全戦艦部隊!牽引作業を急げ!」

 

タツハナ(本体)「全艦!トラクタービーム照射!龍華(リョウカ)を牽引!拠点まで引っ張りますよ!」

 

全艦『了解!』

 

 

こちらも前と違ってスムーズに龍華(リョウカ)を牽引………そのまま拠点まで引っ張って行った………その後一行達も拠点へ戻り……この世界と別れを告げて元の世界へと帰還…リョウカを緊急手術して入院………龍華(リョウカ)もドック入り……終了と整備作業が行われたのだった………

 

 

【作戦終了】

 

 

………あれから1週間後………別荘地にて………

 

 

ザーッ……!

 

 

アナウンサー『え〜…此処で速報です……あの世界で発生した星系級の厄災である『アイビスの火』を起こした技研都市の研究者……ナガイ教授及びその助手の第1助手が緊急逮捕されました……先週に惑星封鎖機構と淵森母神世界大連合警察と合併した淵森母神世界封鎖連合警察は主犯格である技術者達の詳細を明かさず差し控えています………後に彼等は裁判に掛けられる予定で…、』

 

 

 

ブツ……!

 

 

リュウカ(本体)「………本当に終わりましたね………永い時間は掛かったけど………本当にこれで良かったのですか?ハンドラーにカーラ……。」

 

ウォルター(ルビコン)「ああ。」

 

ウォルター(本体:神森)「これで良い……。」

 

カーラ(ルビコン)「これで良いんだよ……。」

 

カーラ(本体:神森)「ああ、これで罪も精算されるだろうさ………。」

 

ミシガン(本体:神森)「ふん……イカれたあの第1助手がもし狂ってなければあんな事にならずに済んだものを……コーラルに取り憑かれおって……ハンドラー・ウォルター……これで確かに全てが終わったが俺達の仕事が終わった訳では無い……それは分かってるな?」

 

ウォルター(本体:神森)「ああ、彼女達の旅を最後までサポートしてやらんとな……。」

 

ミシガン(本体:神森)「そうだ……それが俺達にとっての最後の罪の精算だ……G0……いや……リュウカ……アイツの容態はどうだ…?」

 

リュウカ(本体)「……今も寝たきりですよ……仕方ない事です……元よりも……あの世界に行く前から本来なら絶対安静しなければいけないのです………でもね……私や私達はリョウカちゃんの意志を尊重して……無理を承知でここまでやったのです………大きな犠牲こそ払ったけど………ある意味で最高の勝利をもぎ取った………これで良いのです………ただ………やはりあの事故が無ければ………ここまで苦労する事無くあっさりと事は進み……今以上に圧勝は出来た……………。」

 

ミシガン(ルビコン)「あの事故だと?」

 

リュウカ(本体)「そう言えば知らなかったですね?あの事故と言うのは……私達の所で四大巨頭と呼ばれる天下無双の四天王要塞砲が存在しますが………その新参である……フォロボス・アイビスロア……この要塞砲の元は貴方達の世界に存在するあのオーバードレールキャノン………カーラ……貴女ならあのレールキャノンの仕様を知っているでしょう?」

 

カーラ(ルビコン)「ああ、あの夜鍋して作ったあの玩具かい………ああ、知っているさ……。」

 

リュウカ(本体)「ええ、あのオーバードレールキャノンを私達仕様にする為に色々な実証実験でその最終段階……最大出力のデータを取る為に実験をした………結果を言えば確かに最大出力のデータは取れた………しかし………その代償は大き過ぎた………その実験で……そのレールキャノンは最大出力で放った一射で完全に自壊……その際に大規模な爆発炎上……更には周囲のプラズマ化現象の発生やその実験に用いた発電所の大破による大火災や放射線漏れ等で大惨事になった挙句………それに巻き込まれたリョウカちゃんは瀕死の重体………生きる為の最重要器官を全て潰された………普通なら即死ですし並大抵の神ですらも即死の危険性もあった……っが……最高神としての力が即死を許さなかった………寧ろ即死だった方がマシだった………更にはリョウカちゃんは自分の愛機を救う為に死を覚悟してそんな状態で動き……最終的には救助に成功……っが……結果はリョウカちゃんが今の姿に陥る結果になった……………ほぼ常に生命維持装置無しでは生きられない上で……碌に食事や移動……挙げ句の果てには排泄も碌に出来ない……悲惨過ぎる結果ですよ………。」

 

ウォルター(本体:神森)「……!!」

 

カーラ(本体:神森)「……………。」

 

カーラ(ルビコン)「…………そこまで酷いとはね……全く笑えないよ……『生きているなら笑え』か………あんな状態でもあの子は必死に笑おうとしているのかもね…………。」

 

ウォルター(ルビコン)「一応聞く………アイツを治せる手段は?」

 

リュウカ(本体)「ある……けど結局は最終手段の能力治療以外存在しない…………基本的にリョウカちゃんに対しては禁忌ですが………やはり使うしかないかな…………。」

 

ミシガン(ルビコン)「何故そこまで渋る?治せるならさっさと治した方が良いのでは?」

 

リュウカ(本体)「そうしたらリョウカちゃんの性格上………死ぬまで無謀な事をするのです……何度もね……そして何度も入院を繰り返すのです………。」

 

ミシガン(ルビコン)「……済まん忘れてくれ……。」

 

リュウカ(本体)「良いんですよ………兎に角……あの子の回復手段である能力治療は最後の手段……だから今は他の方法を探していますし……今も治療は続けています………とは言えあの儀式と無理矢理暴走を止めた事で……また衰弱傾向へと寄っているのが実情ですがね………今は死にこそしませんが……放っておけば何は……いえ……考えたく無いですね…………。」

 

ウォルター(本体:神森)「………取り敢えず……こっちでもアイツを助けれる方法は探しておく………。」

 

リュウカ(本体)「ええ、すみませんね………あ……一応貴方達にも関係はしますが………さっきのテレビのニュースを見たとは思うけど……私達はその内彼等に裁判をしなければならない……なのでその証人として貴方達には必ず参加する事になります………そこだけは忘れないで……ある意味で消化試合ですが……同時に全ての決着を付ける最後の戦いでもある…………助けるか否かは貴方達に掛かってます…………裁判までに必ず決めて下さい………私達はあくまでも裁判長として立つ………だから故に公平に裁く………本当ならば貴方達の気持ちや意志を尊重はしたいですが…………今回は事が事です………必ず裁かなければならない………助けるならば最低でも精々見積もっても……30〜50年の禁錮刑は確定です……基本はジェノサイドと変わらない事をしでかしてるので………良くても終身刑……最悪……極刑にされても文句は言えれないですよ………。」

 

カーラ(ルビコン)「……はぁ……そうだね……アタイらはそんな事をある意味で手を貸していたんだ………本来ならアタイらも裁かれてもおかしくないんだ………。」

 

リュウカ(本体)「ええ、でも名目上は……貴方達は戦死扱いにしてます………何せ私達の所に所属している以上はね………匿うにはこうするしかないですのでね………なので貴方達には別の名前や姿まで変えさせているのです………尚且つ私達の仕事の一つであるあの警察とも色々と話を付けて来たのです…………だから本来なら貴方達が受ける罪もあの人達が全て受け持つ事になりましたがね…………って言うよりも元よりもあの人達が始めた事なのに……いつの間にかカーラやウォルターにも罪を背負わされてしまっていた………だから私達はその罪をそのままそっくり返したまでですよ………それにあの元凶とも言える第1助手には多少色々と盛らせていますので……ウォルターには悪いけど………どう足掻いても終身刑か極刑は避けられないでしょう………逆にナガイさんの方は軽い方です………確かにアイビスの火を起こしたのはナガイさんですが…………実際にそのアイビスの火を起こすキッカケになった元凶なのがあの第1助手です………つまりはナガイさんはただ部下の責任を自分が背負っただけです………だがこっちではそうはいかない……確かに部下のケジメを取るのは良い事ですが……あそこまで狂った人を助けるのは正気の沙汰では無い………助ける義理も無い……っが……みんなの為ですからね………ナガイさんは良く頑張った方なのです………だから故にナガイさんには出来る限り軽くするつもりですが………それでもさっき言った様に……ナガイさんの場合には最大でも終身刑……最低でも30〜50年の禁錮は確定してます………極刑にこそならないけど………それでもアイビスの火を実際に起こしてしまった事実が消える訳ではない………だから最大で終身刑になる訳です………貴方達にとってもとってもナガイさんには世話になっている筈です………恩人を助けたいならばもう少し頑張って下さい………。」

 

ウォルター(ルビコン)「…………ああ……分かった………。」

 

リュウカ(本体)「さて……裁判に向けて準備しないとね………。」

 

カーラ(ルビコン)「ああ……最高に笑える結果にするさ……。」

 

 

 

その後……あのナガイ教授達は裁判に掛けられた……元凶である第1助手はコーラルで錯乱していた故に正常な判断が出来なかったと言う……証人であるウォルター達の証言で……終身刑に……そしてナガイ教授は……確かにアイビスの火を起こした実行犯でジェノサイド行為でもあるのだが……今回は事が事……更にはアイビスの火を起こした実質的な元凶があの第1助手と言う事なので……救いの余地有り且つ……ウォルター達の証言で……ナガイ教授は禁錮30年に処されたのだった…………これで正真正銘の真の決着が付いた………リョウカ達はあの世界で因縁の決着が付き………得るものも有れば失った物もあった……だが一行達の旅にとってはまだまだ序盤に等しい……と言うよりもどうにか序盤に入ったのだ………リョウカ達の旅はまだまだ続く…………

 

 

 

 

【第4章:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】

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