Re:東方最高神[零(ZERO)]【ワールド・オブ・アドベンチャー:前章】   作:神森リョウカ

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どうもです、はぁ……久々のリュウマですよ……それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば……私達はホタル救出作戦と私達にとって怨敵のデスメモリー討伐作戦を実施する事になったのです………詳しい経緯は前回を見れば早いけど……直球に言えばホタルさん関連です………ホタルさんがデスメモリーによって殺された故にブチ切れて怒り来るって暴走したけど敗北……その結果がデスメモリーとの因縁の戦いが始まったんだって………それで今回は超大規模っと言う訳でして……準備期間だけでも100万年は掛かったのです………これだけ掛かった甲斐があって……討伐作戦と救出作戦が複合された大作戦が開始して………結果大成功に収めました………まあこんな感じですね……それじゃあ今回も見て下さい。


第17話[閑話:その3]リョウカ達のエネルギーコア・ワールドタワー計画

OPBGM:作品名【このすば】曲名【Growing Up(OPver)】

 

 

 

 

あれから10年が経過したある日……相変わらずリョウカ達は新たに一行達の仲間になった人達の修行や訓練をしている……その中であの作戦で救出したホタルは新規メンバーの中で特級の潜在能力を秘めていた……しかもその力は下手をすればリョウカ達に並ぶかそれ以上になるかと言うらしい………しかもホタルの力にはまだ秘密が有るらしい………その秘密を知るのは現在リョウカだけでその秘密の力を抱えているホタル自身も知らないと言う訳なので…………

 

今回は専用の空間にて何時ものメンバーを集めた………

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、今回は何時もの会議室ではなくわざわざ何時も使っている修行及び訓練用の空間に集まってもらったのは他でも無いです…………ホタル関連でね?実はみなさんには言ってなかった事があってね?それを伝えるのと……今回の件に関連したまあ実証です……上手くいけばの話ですが………。」

 

ホタル(本体)「あの……私に何か有るのですか……?」

 

リョウカ(本体)「それは勿論です、貴女の力は強大です……今では普通に私達と肩を並べれる位には貴女は滅茶苦茶強い………しかもまだまだ私達程と言う訳では無いけどみなさんの中で特級に潜在能力を秘めていて………下手をすれば私達を超えれるかもしれない…………っが……今回はそれでは無い………ホタル貴女は気付いて無いかもしれないけど貴女にはもう一つ特級且つ……下手をすればこの世界……いや……全世界をも呆気なく滅ぼす程の超ヤバい力……っと言うよりも超ヤバい存在を抱え込んでますよ………。」

 

一夏(本体)「何?」

 

高野(本体)「それはどう言う意味ですか?」

 

リョウカ(本体)「あのデスメモリーの討伐作戦の事は覚えているでしょう?……確かにあの戦いでデスメモリーは完全に滅んだ………だがまだみなさんはデスメモリーに関して不明な部分が有るのは覚えているでしょう?ホタルに関して何でそこまでして執着しているのか?っと言う点です………。」

 

めぐみん(本体)「確かにそうでしたね………。」

 

シカマル(本体)「ああ、確かにそうだな………あん時奴から感じたのは恐怖と絶望だったな……ホタルを奪還してからな……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、確かにホタルの力はあの時の力でも普通にデスメモリーは倒せる……だがあそこまでデスメモリーが恐怖と絶望……そしてその執着心を持ち合わせる意味が分からなかった…………確かにホタルの力に恐怖や絶望するのならばまだ分かる………だが……奴の視線を見て確信したのです………あの時デスメモリーは確かにホタルを見ていた様に見えるけど実際には…………ホタルの側に居る『ナニカ』に恐怖と絶望を感じ取っていた様です………。」

 

大高(本体)「ふむ……では姫様の側にそのナニカが居ると?」

 

リョウカ(本体)「その通りです……厳密に言えばホタルは私達と似た体質です……つまりはホタルの中には『ナニカ』を飼っているのですよ………デスメモリーをも呆気なく恐怖や絶望に染め上げる程の存在をね………。」

 

カズマ(本体)「おいおい……だったら何でその『ナニカ』はホタルの事助けないんだ?」

 

リョウカ(本体)「それは分からない……だが明らかに私達の事を信じているのは確かです……私達がホタルの事を助けに来る事位は知っていた……だから助けれなかったのではなく………敢えて助けなかった………まるで試すかの様にね………そして何故その『ナニカ』はホタルの中に宿っているのか?そしてその『ナニカ』は私達やホタルに味方する訳もある程度理解してます………無論その正体もね………。」

 

千冬(本体)「ではホタルの中に眠る『ナニカ』とは何だ?」

 

リョウカ(本体)「では直球に言えば………私達があの苦労して倒したあのデスメモリーですよ?」

 

全員(リョウカ除く)『………!?』

 

リョウカ(本体)「ああ、安心して下さい……奴とは全く別の個体です……それに敵意は一切無いし……それにそもそもホタルのデスメモリーは複数体存在しています……だが前に私が言った事は覚えているでしょう?デスメモリーは如何なる空間や次元や時空でたったの1体しか存在しない事を………。」

 

リュウカ(本体)「た……確かにそうですね……あの時にあのデスメモリーは完全に消滅した筈です……。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……確かにデスメモリーは完全に消滅したよ………そう……『デスメモリーは…』ね………。」

 

めぐみん(本体)「ではまさか……ホタルちゃんの中に眠っているデスメモリーは……?」

 

リョウカ(本体)「ホタルの中に居るデスメモリーは勿論本物……だが厳密に言えばあの最凶災悪とも言われる程の突然変異を遂げたデスメモリーとは違う種……近縁種っと言うよりか……そのデスメモリーの『元』となった始祖種……その中であのデスメモリーと同様に突然変異を遂げたデスメモリーをも超える最強の存在………ただし普段は温厚且つ優しい……例えこっちから攻めたとしても寛大な心で許す程……しかも殺したのはこのデスメモリーにとって並びに今のホタルにとって完全に敵または救い無いクズや外道に限るっと言う感じですが……ブチ切れたら怖い……それだけは言えます……一言で言えばあのデスメモリーすらも呆気なく『死』を与えれる……らしい………因みに何故このデスメモリーがホタルの中に居る訳なのかと言うと………単に居心地が良いから……ホタルの人間性で完全に認めている上でその力も認めている……では何故助けないのか?それはホタル自身の問題として…私達は元から能力を抜きにしろそれなりにあの子達を手懐けてます……しかし貴女は私達が今こうして話さなかったらずっと何も知らずに貴女の中に存在するデスメモリー達も何も出来ない…………ただほんの少し程度のみならば外部に干渉出来るけど完全に実体を出せれないと言う状況下が続いていた…………それが助けなかった理由です………それ故にあの個体のデスメモリーはホタルの事を執着する理由にもなります………始祖種のデスメモリーはあのデスメモリーにとって最悪の存在………一度狙われたら殺されるのも時間の問題……しかもデスメモリー自身の力では到底敵わない訳なので………ホタルの中に封じられてる事を好機と見てホタル諸共封じた訳です………っと話が逸れたね………つまりはホタル……貴女には貴女の中に居るデスメモリーの絆が繋がって無い訳です………でも貴女ならばその絆は結べる筈ですよ………私達に出来て貴女に出来ない筈が無いです………。」

 

ホタル(本体)「私に……出来るの…?」

 

リョウカ(本体)「大丈夫です、だからこそのこの場所です……それにもしもの時は私達も居るから問題は無いですよ……コツは…そうですね……心の中に居る存在に呼び掛けてそれを引き出す……又は覆う感じです……貴女の場合にはあのサムの件も有るので出来ると思う筈です……やってみて下さい……みなさんは少しホタルから離れて下さい……。」

 

シオリ(本体)「うん、分かった…。」

 

 

リョウカの指示でホタルは自身の中に居るデスメモリーの絆を結んだ上で呼び出す事になった……リョウカ達はホタルから離れて静かに静観した……

 

 

 

ホタル(本体)「………………。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ……ジリジリジリジリ…!!

 

ギュォォォン……シュゥゥゥゥ…!

 

 

ホタルは静かに眼を閉じ……自身の奥底に居る存在に呼び掛けてみると……突如として大気が震え……ホタルの側から複数の超巨大な異空間ゲートが現れ……そこからデスメモリーの大群が現れ……ホタルを護るかの様に陣取った……尚このデスメモリー……一部は色が反転している個体もいる様で……眼の色以外は真っ白に染まっている……他の個体はデスメモリーと同様に真っ黒だが……因みに全ての眼の色はホタルの瞳と同じ色をしている………他にはホタルの象徴の髪飾りを模した模様が追加で有ったり等している………

 

 

デスメモリー1(ホタル)『……………?』

 

デスメモリー2(ホタル)『…………??』

 

ホタル(本体)「で……出来た!出来たよリョウカちゃん!」

 

リョウカ(本体)「うん、上手です……やはり生でホタルのデスメモリーを見るのは初めてですね……厳密にはホタルのデスメモリーがホタルの中に住む前に何度かは会った事はあるけどね………もう覚えてはいないでしょうが………。」

 

カズマ(本体)「しっかしどっからどう見てもあの個体とほぼ同じなんだよな………。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも始祖種と言われるだけの実力は持っているのは確かです………言い忘れてたけどこの色の反転している個体は……死の反対である……『生の概念』を与える……つまりは味方に対して回復や蘇生等もこなせるヒーラーです……無論対を成すので通常のデスメモリーに対しての特効効果も期待出来ます……ただしこっちも同様に死に対する弱点も抱えてるので同じ種族同士なのに天敵同士になる摩訶不思議な状態ですがね………。」

 

ホタル(本体)「く……詳しいんだね……。」

 

リョウカ(本体)「だから言ったでしょう?大昔時代の別の代にこそなるけどこれらの個体のデスメモリーとは何度かは会ってるのでその特徴や仕様等は大体は知ってるよ……だけどここまで増殖出来るとは思いもしなかったけどね……まさか『増殖』の運命を授かった訳でもあるまいし………とは言え実証は成功です…………ただ忘れてはいけません……あのデスメモリーの一件も有るので可能な限りは神々のみなさんの前では出さない方が良いです……一応私達の能力を用いて後で神々のみなさんに対して記憶操作をしてホタルの能力で専用のデスメモリーを呼び出したりデスメモリーの力を扱える様になったと記憶改竄をしますが……それまではデスメモリーを出してはいけませんよ……何せまだデスメモリーの事を目の敵にしてるのが多いのが実情ですし………幾ら敵意が無いとは言え神々のみなさんはそうはいかない………あのデスメモリーとなればパニックを起こして襲って来るのは必然です…………それまでの辛抱です……。」

 

ホタル(本体)「うん……分かった……。」

 

リョウカ(本体)「さて、では戻し方も教えた方が良いですね………これは簡単です……ただ普通に戻る様に直接伝えたら良いです……直接伝わるならばどんな方法でも良いです……心の声とかでも行けますし……絆が深ければどんなに離れていても声が通じます……試してみて……それで今回の件は終了です。」

 

ホタル(本体)「うん………。」

 

デスメモリー1(ホタル)『ギィィィィィィ………。』

 

デスメモリー2(ホタル)『ギシャァァァァァ………。』

 

 

シュゥゥゥゥ………

 

 

ホタルは心の中でデスメモリーに戻る様に指示をだすとデスメモリー達はホタルの声に応えて帰って行った……

 

 

リョウカ(本体)「良し、本当にホタルは上達が早いですね………流石です……さてみなさん分かってるとは思いますが今回の件は解決までは少しだけ時間を要するので可能な限りホタルの能力の件で外部には漏らさないで下さい………。」

 

大高(本体)「分かりました……。」

 

リョウカ(本体)「ホタルもです……良いね?」

 

ホタル(本体)「うん……。」

 

リョウカ(本体)「ではみなさん、解散です……。」

 

 

リョウカ達は空間から出て解散した……その後はホタルの能力に関して神々に対して記憶改竄を実施して回ったそうだ………

 

更にあれから時が経ち……10年後…………

 

 

 

リョウカ(本体)「さてですがみなさん………大昔の前世時代の話になるけど良いかな?」

 

リュウカ(本体)「ええ?良いですよ?」

 

リョウカ(本体)「確かラチェットの世界線にて………第四次宇宙大戦が始まる前の話………そうだね………前世の私が寿命で亡くなる直前の事は覚えてますね?」

 

めぐみん(本体)「ええ、あの転生の儀式直前の事ですね?」

 

リョウカ(本体)「なら……あのエネルギーを放流する為の空間の説明をしたのは覚えているでしょう………。」

 

カズマ(本体)「ああ、そりゃあ勿論……。」

 

リョウカ(本体)「さてですが………恐らくそろそろ丁度良い具合の量に私含めたみんなの分のエネルギーが溜まっているとは思う筈なので………あの空間の真の力を解放するとしましょうか………。」

 

一夏(本体)「真の力…?」

 

リョウカ(本体)「ええ?って言うよりもみなさんはもう忘れてるとは思うけど……一応私達の立場はラスボス及び真ラスボス並び裏ボス及び裏ラスボスと真裏ラスボスをやってる身であるのを忘れてますね?」

 

カズマ(本体)「そういや……そうだったな……。」

 

リョウカ(本体)「っで、今回それらに関連した……まあ解放すれば滅茶苦茶便利になる……っと思いたい……まだ試した訳でもないからね………。」

 

一夏(本体)「はぁ……んでその真の力とやらはどんなだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ただ解放するにしろ直ぐに効果は発揮しない……っと言うよりも複数のプロセスを踏んでようやく機能します……先ずは専用の世界線を複数個用意する事から始まります……ただし正確に言えば一個だけでも用意出来れば後は勝手に最大数まで自動で生成されるので問題は無いけど……出来れば最初から複数個有ればその時に最大数到達までの時間を短縮出来る上で尚且つとあるボーナス及びブーストが掛かるので自前で用意する事をお勧めします………無論全部自分で用意すればそれはもうすごい事になるけどね………因みに地形はどんな形状でも良いけど……可能な限り超巨大で広大な平地又はあの作戦の時に作ったあの戦闘特化型の世界線みたいなのを用意する……。」

 

コトリ(本体)「いきなり大変だね………。」

 

リョウカ(本体)「まあね、とは言えまだまだこれからです……次にその世界にあの空間に存在するエネルギーを輸送する……輸送後はそのエネルギーを専用の台座……っと言うよりかは専用の器に移す……その器となるのは超巨大な建造物……まあ巨大なタワーと言うか……塔と言うか……まあ直球に言えば滅茶苦茶頑丈な専用の防護壁で覆った建物の最深部に保管する……私の場合は超巨大な塔の最上階に設置しますがね…………。」

 

一夏(本体)「なるほど……んで?」

 

リョウカ(本体)「次に……完全に設置が完了したら今度はそのエネルギーを護る為の『守護者』を用意する……この守護者は何でも良いけど……これが中々厄介でね……これは個人差が出てしまう……っと言うのも……自身が保管しているそのエネルギーの質や量でその守護者がある程度決まってしまうのです……何せそもそも私達のエネルギーに耐えれる存在はごく一握りしか存在しない……私達以外でね……なので基本的には兵士のみなさんが守護者になります……無論この兵士のみなさんは個人差にもなるけどね…………それに言い忘れてたけど……守護者には複数の役割が有る…………先ず門番……当たり前ですね……とは言え門番は複数用意して……入り口にその門番の隊長を置く………次に内部は衛兵部隊……衛兵隊長……守護者百人衆直掩親衛隊………守護者百人衆直掩親衛隊隊長………守護者直掩親衛隊………守護者直掩親衛隊隊長………最後に守護者百人衆と守護者……っと言う感じで守護者を用意します………。」

 

千冬(本体)「守護者の用意が大変だな………しかし百人衆の幹部も居るのか?」

 

リョウカ(本体)「まあ、それはあくまでも最低での目安です……本来ならもっと多いですよ?だから最低でもこれくらいは用意しないとね……その次はそのエネルギーを……そうですね例として私がそのエネルギーを用意したならば………そのエネルギーを私自身と設定能力で繋げて………最後に無事に私自身とそのエネルギーが繋がりを完全に出来たら完了です………いつでも何処でも好きなタイミングで引き出しと預けが即座に出来る様になります……。」

 

千冬(本体)「な……なるほど………。」

 

リョウカ(本体)「因みに………例えばですが……先程の例で私とそのエネルギーを繋がった状態で他者にも共有は出来るのか?と言われたら……可能です……まあ厳密には私自身を経由して相手に与えると言う感じです……勿論ですが守護者側でも自由自在にそのエネルギーを扱う事も出来るし……私自身の物であれば何でもそれらにエネルギーを付与したり………逆に敵からエネルギーを奪う事も可能です………っが………これらの特徴は全て後で説明するけどこれがラスボス及び裏ラスボス系のエネルギー関連の能力の共通点です………まあ他にも共通点は様々ありますがね…………。」

 

カズマ(本体)「まさか本気でラスボス系目指す気か?」

 

リョウカ(本体)「目指すも何もそもそも私はラスボスでもあり裏ラスボスですよ?って言うか……ある意味で自由気ままに旅をする目的の一つでもある………真の最強のラスボス及び裏ラスボスへ君臨する事も無論目的の一つ………だったけどね………私にはあんまり向いてはいないですよ………あくまでも職業柄の仕事としてラスボスや裏ラスボスとしての立場にあり続けるけどね………私はみんなと一緒に自由気ままに旅をして……色々と思い出の残る最高の旅を終えて………それから平和な余生を過ごせたらそれで良いのです………だからまだまだみなさんには手伝ってもらいますよ………その為の私達ですから。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……リョウカちゃんらしいですね……。」

 

リョウカ(本体)「っと大分話が逸れたけど……結局これらを作る意味合いっと言うのは………まあ側から見ればエネルギーのコアをデカい塔やら何やらで囲ってどうするつもりなのか?っとか……普段は専用の空間に存在する筈のエネルギーの塊を外に出して大丈夫なのか?等様々な不安要素とかトチ狂った反応されそうですが………無論意味は有る………あのデスメモリーの事は覚えているでしょう?」

 

母リョウカ(本体)「勿論ですよ。」

 

父リュウカ(本体)「ええ、奴の事なんて忘れると思いますか?」

 

リョウカ(本体)「でしょうね……まああの個体の異常な力に観点してね……『概念』と言う力は本当に凄まじい………恐らく今後に事を考えれば何時までもあの中に入れたままにしても何は突破されて強大な力で呆気なく破壊されるのが関の山……だったら護りを固めて……更には私達も今のこの時代を生き抜く為の新たなる力と戦い方を得る必要がある……その為の今回の計画ですよ………『概念』以上の力でね………今後あのデスメモリー以上の敵が現れても不思議では無いのです………。」

 

母核リョウカ(本体)「確かに…そうだね……。」

 

リョウカ(本体)「それに……流石に無敵になれる……っと言うのは厳しいかもしれないけどこの計画の成功が私達の今の時代を生き残れる最高の力となり得るのです……力の使い方を間違えさえしなければ普通にどうにかなる程です……って言うか……ある程度ゴリ押しが通じる様になりますので………やる価値は充分に有りますよ。」

 

めぐみん(本体)「リョウカちゃんがそこまで言うなら有りですかね………確かに今の我々は遥かに強い……しかし何時までも強いとはいかない訳です……あの化け物以上の敵が現れた時にまた後手に回る羽目になるのです………だったらやった方が良いでしょう。」

 

カズマ(本体)「そうだな……。」

 

リュウカ(本体)「決まりだね………あ……そう言えば、今更感が歪めないのですが……ほぼ全くどうでも良い事ですが……私達が戦ったあのデスメモリーが今まで殺して来た数と……私達の今までの旅を含めた上で尚且つ全ての時間軸を含めたら……あのデスメモリーの方が圧倒的に殺してましたね………私達でさえも好き好んで殺したい訳でもなく……ちゃんとした理由もあるから故に仕方なしに殺しもやって来たのに対して……向こうは無差別ですし………好き放題に殺し回ってるしね……その結果が私達の怒りを買うだけに飽き足らず『システム』すらも怒り狂う結果になってのあの討伐作戦って言う訳ですね……クソどうでも良い事ですね………。」

 

一夏(本体)「まあ、確かにクソどうでも良い事だが……奴に関しては救い様の無い屑だからな……ある意味で俺達のやった事は間違いではねえと信じているがな………。」

 

リョウカ(本体)「それを言われたらお終いですね………どっちにしろ私達も奴も人の事言えた立場に無いですよ……お互い殺しをやってるのです……でもね……その殺しに意味と理由を持つ事が勝敗を決する結果になった………私達の場合は復讐であるのと同時に護る為に殺し……向こうはただ自分の欲求を満たす為に殺す…………無論戦う事にも意味が理由を持つ事も肝心です………理由無き強さ程怖い物は無いですよ………あの個体のデスメモリーもそうだった………昔の私もそうだった………だが今は違うよ………私にはみんなが居るから……みんなが居るからこそ私にも明確な戦う理由を持てる………。」

 

リュウカ(本体)「そうだね……私達にもリョウカちゃんの為ならば幾らでも戦えるよ……。」

 

リョウカ(本体)「……そっか………っと忘れる所だった………話が滅茶苦茶脱線しました………結局あの計画についてですが………まあ大前提となる世界線やどんな建造物が良いのか?とかもある程度は考えてはいます………世界線はさっきも言った様に兎に角広ければそれで良いのです……そして建造物は可能な限りタワー……っと言うか塔型が良いでしょう……エネルギーを効率良く送れるのでね……その為に新型の艦を作った方が良いですね……今の『本艦隊』に『エネルギー供給艦』……後ついでに『工作艦』と『補給艦』を作れば万々歳ですね………。」

 

カズマ(本体)「更に規模がデカいな………とうとう『本艦』クラスも要る様になったか……んでその『エネルギー供給艦』を何隻作る気だ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね……私以外はそれぞれ10隻ずつが丁度良いでしょう………一応エネルギーを増やす手段や方法は幾らでも有るとは言えもしもと言う可能性もあるのでね………余裕を持たせて10隻ずつが良いのです。」

 

リョウコウ(本体)「へ〜…そう言えばリョウカちゃんの場合は?私達の時は分かるけど……。」

 

リョウカ(本体)「私の場合は滅茶苦茶特殊です……確かに私もあのエネルギータワーや『エネルギー供給艦』等を全て揃えてますが完全とは言いません……。」

 

一夏(本体)「え!?お前、もう既に用意してんのか!?」

 

リョウカ(本体)「そりゃあそうです……っと言うのもあの作戦の後に判明してね…余った世界線が有った上に余った『全世界線級母港機動要塞戦艦』を複数隻位余ってたから丁度良く試しとして作ってみた結果この計画が産まれた訳です……私のはまあ見本みたいな物ですよ……さっきも言った様に完成では無い……今も機能こそはしてるけど……私のは滅茶苦茶特殊なのでね……。」

 

カズマ(本体)「おいおい……ってか特殊な条件って何だ?」

 

リョウカ(本体)「それはみなさんの完成待ちですよ………一応既にあの開発所長の所には話は通してます……世界線や『艦』の用意こそは私が用意しますが………それ以降はみなさん次第です……勝手ながらすみませんが頑張って下さい………。」

 

束(本体)「ここに来ていきなり拒否権が無くなっちゃた!?鬼!」

 

千冬(本体)「はぁ……まあやるしかなかろう……だが他の奴等は?」

 

リョウカ(本体)「既に他のみなさんは知ってますよ?知らないのは此処に居るみなさんだけですよ?とは言え教えなかった私も悪いけどね………さてと、私は計画の為に色々と用意して来ますので後は任せましたよ。」

 

リュウカ(本体)「う……うん……。」

 

 

リョウカはリュウカ達の為に行動を開始した……

 

 

めぐみん(本体)「やっぱりする事は徹底的にですね………我々もやってみましょうか………。」

 

カズマ(本体)「だな……それにリョウカの言っていた事も気になる……リョウカだけが何か特別な条件があるって言うのが……しかもそれが俺達待ちと来たもんだ………やらない訳にはいかないな……。」

 

リュウカ(本体)「勿論ですよ……それじゃあ私達もやるよ。」

 

 

リュウカ達も行動を開始し始めた………

 

 

更に数十年後……意外にもあっさりと作業を終えたリュウカ達だった………と言うのもほぼ大部分の行程をリョウカが用意していたお陰だった……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさんお疲れ様……これでようやくこの世代もどうにか乗り切れそうです………。」

 

一夏(本体)「そうかい、んでリョウカ?結局お前だけの特権と言うのは何だ?」

 

リョウカ(本体)「そう言えばそうでしたね………みなさんはもう分かってるとは思うけど私の立場を改めて言ってみて下さい。」

 

零月(本体)「勿論……ラスボスでもあり……真のラスボスでもあって……裏のラスボスでもあり……真の裏のラスボスでもある……。」

 

リョウカ(本体)「その通り………っと言う訳でラスボスと言えば……っと言う特徴と言う訳なので滅茶苦茶理不尽な条件って言うかラスボスの前座を用意した訳ですよ………。」

 

カズマ(本体)「……!!おいおい……まさか?」

 

リョウカ(本体)「そのまさかです……みなさんがラスボスの前座っと言う訳です………みなさんが作ったエネルギータワーやエネルギーワールドを破壊しない限りはみなさんには挑めれず………しかもみなさんを倒さない限りは私に挑む権利も無いっと言う訳ですよ?更には………もしみなさんの内誰かが襲撃を受ければ私自らも動いて撃退に動く理不尽………更には仮にみなさんを倒したとしても私が居る限りは何度でもみなさんや折角破壊したエネルギータワーとエネルギーワールドを復活させる暴挙をする上で……仮に私だけを倒してもみなさんが居る限りは何度も復活する上で………私の元へみなさんもやって来る理不尽の権化の難易度となった訳です………無論タワー健在時は幾ら攻撃しようと無駄…………攻撃が命中せずに……仮に攻撃が当たっても何度でも幾らでも………無限に再生と蘇生を繰り返し………挙げ句攻撃も全ての攻撃が即死級に化ける上でチャージが必要な攻撃もエネルギータワーとエネルギーワールドの数やみなさんが健在時に限りそのチャージ時間を短縮をする上で……私の元々の大弱点でもある……全ての行動にエネルギー並びに生命力消費も無くす事も出来る訳です………他にも理不尽の要素はごまんと有るけど代表例がこんな物ですよ…………。」

 

千冬(本体)「最早ここまで来ると勝たせる気が無いな………一応聞くがこれでも頑張れば勝てる難易度か?」

 

リョウカ(本体)「理論上は勝てるには勝てるけど………その理論上ですらギリッギリ勝てるか否か位の絶望的な難易度です………さっきも言った様に……みなさんが健在時は幾ら私に挑んでも決して倒せれない仕様上……先ずみなさんを倒さないといけない………しかしみなさんを倒そうとすると今度は私自ら現れる………その逆として……真っ先に私に挑みに掛かればみなさんが駆け付ける………だから決してソロでは勝てない………つまりはチームを組んで倒さないといけない………誰かが私を……他の誰かがその間にみなさんを倒すっと言う感じでいかないと不可能………しかも忘れてはならない………先ず大前提としてタワーを破壊しないと駄目………だがその問題のエネルギータワーとエネルギーワールドはありとあらゆる時間や空間に無数に存在する………しかも今も増殖する以上……基本的にはみなさんや私を倒すのは不可能………それこそ一撃で文字通り全てを消滅させる様な攻撃が無ければ話にならない訳です………だからこそ……『理論上は』……っと言う訳です………不可能と言う訳では無いけど文字通り絶対に不可能レベルの最高レベルの理不尽難易度です………だから無理っと言う訳です。」

 

一夏(本体)「わ〜お………。」

 

束(本体)「なるほどね〜……まんまと一杯食わされた訳だね。」

 

リュウカ(本体)「でもこれならばリョウカちゃんを守れそうですね。」

 

リョウカ(本体)「どうかな?あくまでも……『この世代』はどうにかなるでしょうが………果たして『次の世代』は?これが長く通じるとは私も思えない……これでも付け焼き刃みたいな物ですよ………先の長い旅なのです………私達以上の理不尽の権化に出逢うでしょうからね…………だから故に今回の計画は一種の延命程度に過ぎない訳です…………。」

 

リュウカ(本体)「そう…………。」

 

シカマル(本体)「ああ、あのデスメモリーって言う理不尽の化け物も存在するんだ……俺達自身も理不尽の化け物の権化の仲間だが………恐らく俺達以上の理不尽の化け物の権化は居るだろうよ。」

 

リョウカ(本体)「そう言う事です……だから今後も油断せずに私達も徐々に強くなっていかなければならない………常に勝ち続ける為にね………それに………私達はまだ目の前としての問題であるあの……ピノコニーの一件………それの完全な解決が出来た訳でも無い………私達が成し遂げたのはその障害であるデスメモリーを討伐したに過ぎない………確かに今もあのピノコニーは私達が事実上保有者ですが………その問題そのものを解決しなければ意味が無い………だから故のこの計画も役に立つ訳です…………っが………目の前の問題を今解決出来るのか?っと言われたら………どう頑張っても現状維持が限界です………まだまだ調査の段階だからね……。」

 

カズマ(本体)「そう言えばそうだったな〜………あのピノコニーの事も有るか………俺達のやった事はただの障害物を退けただけに過ぎない程度か……あんなに頑張って………その結果がたったのこれっぽっちしか無い訳か………。」

 

リョウカ(本体)「残念ながらそう言う事です………『時計屋の遺産』からすればデスメモリーと言う存在はそこら辺の石ころ以下の存在でしか無いでしょう………だから故にあの『システム』も動かざる得なかった訳です……。」

 

リュウカ(本体)「……!!じゃあ……あの時『システム』が本気でブチギレていた相手って…!」

 

リョウカ(本体)「そのまさかです………確かにあのデスメモリーに対してブチギレていたのも事実……だがそれ以上に………『システム』は『時計屋の遺産』の存在を異常視として………更にはあのデスメモリーをも嗾けた真なる黒幕として『システム』側も今も独自で調査をしている………だから私達に出来る事は現時点無い訳です………。」

 

三月(本体)「そんな………。」

 

リョウカ(本体)「……あの事件を根本的に解決しない限りは『ピノコニー』の再開は不可能に等しい………だから現時点でのこの世代での最終的な目標として………ピノコニーに存在するであろう……『時計屋の遺産』の討伐を目指す事になりますよ………相手は生物なのか機械なのかそれとも……兵器か………神か………それは分からない………兎も角『時計屋の遺産』を止めない限りはピノコニーの平和は存在しないと言っても良い…………現に…………史実では………星穹列車………ファミリー………カンパニー………星核ハンター………ガーデン・オブ・リコレクション………巡海レンジャー………Ⅸ(イックス)の使令………仮面の愚者………そして……神秘の手先………これ程の勢力が『時計屋の遺産』の争奪戦………いや……ピノコニー戦争と言っても良いレベルの冷戦が勃発してしまった訳です………これを星神に置き換えてこのピノコニー戦争に参加メンバーの星神は………開拓のアキヴィリ……壊滅のナヌーク………巡狩の嵐……知恵のヌース……調和のシペ……存護のクリフォト……愉悦のアッハ………記憶の浮黎………神秘のミュトゥス…………そしてイレギュラーの虚無のⅨ(イックス)………一部除くほぼ全ての健在する星神がピノコニーに集結する訳になります………高々『時計屋の遺産』の為だけに星神に置き換えるだけで事の重大さが分かるでしょう?」

 

カズマ(本体)「確かにヤベェな……。」

 

丹恒(本体)「確かにそうだな……。」

 

ヴェルト(本体)「そうだな………生きてる星神全てがピノコニーに現れると想像するだけでも恐ろしく思えるよ。」

 

リョウカ(本体)「まあ実際には星神自ら出て来ると言う訳では無いけど……少なくとも星神の使令数人が関わってる以上はピノコニーに未来が有るのかどうかが怪しいけどね………『時計屋の遺産』の為だけに第三次星神大戦とかになるのは勘弁したいけどね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……え?第三次星神大戦?第二次星神大戦なんて有ったっけ?」

 

リョウカ(本体)「有ったじゃないですか?あの『ヘルタ』での作戦ですよ?あのナヌークさんを誘き出して倒した件です………その結果が最高星神の私達が全星神を解散させるに至った訳です………ただ厳密に言えばこの第二次星神大戦は戦争なのか?と言われたらそうでも無い……確かに全ての星神が揃った時点でヤバいとは思うけど結局は未遂で済んだ訳です…………だが何故歴史上では第二次星神大戦が起きた事になっているのか?無論これはカバーストーリー………何せ忘れてるとは思うけど私達の存在は星神以上に下手に関わる訳にはいかない存在で……正体もバレる訳にもいかない………だからあの作戦の後に『ヘルタ』にて再び星神同士の戦いが勃発して……それが結局全ての星神を巻き込んだ戦争になり……最終的には相打ちで全員戦死した事になってる筈です………。」

 

ナヌーク(本体)「ふむ、良く出来たカバーストーリーだな……。」

 

リョウカ(本体)「こうでもしないとみんな生きて生活なんて出来ないのでね……ああするしかない……さて話が大分逸れた………そろそろ次の段階と行きましょうか。」

 

リュウカ(本体)「まだ有るの?」

 

リョウカ(本体)「いえ、計画自体は既に完了こそしてます………だがまだ慣らしも済んでない………それに次の世代へと向けて言えばこっちの力はまだ不十分ですし戦力も足りて無い状況です……戦力に関してはあの戦いで確かに私達の能力で回復や再生は出来たけど………現在一部の戦力はピノコニーの調査の為に戦力を回してる状況下にある………因みにその別働隊の指揮は母神組のお母さん達とリョウコウお母さんが担当してます……なのでその穴埋めも兼ねた別の計画も実施する事になってます………。」

 

カズマ(本体)「なるほどな……んでその内容は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、聞いて驚くかもしれませんが……私だけで再び一人旅の修行及び戦力集めを行うのと同時にあの計画で出来た成果の実証実験も兼ねた計画を実行する訳です。」

 

全員(リョウカ除く)『……!!!』

 

リョウカ(本体)「……だがそれと同時にみなさんにも関係する事ですが……私が旅してる間に絶対に修行や訓練は欠かさない様にする事……でないと大変な事になります。」

 

箒(本体)「それはどう言う事だ?」

 

リョウカ(本体)「私が旅をする中で当然修行や戦いも勃発する……場合によっては戦争にも参加するでしょうからね………そして………そこで得た知識や力と経験をみなさんにも共有する………直球に言えば私の得た全てをみんなにも共有するのですが………それだったら私だけを出す意味は無いと思うでしょうが………みんなには私に対してあの計画で出来たエネルギータワーの制御を実施する訳です……つまりは私に常にエネルギーを送り続けるのです………更にはさっきも言った様に修行や訓練も欠かしては駄目です………私がこの世界を発つ際にこの世界との時間の流れを変えて……此処の世界の時の流れを遅くします………つまりはみなさんに感じる1秒が……私には100兆年分位の差を出す程に時間の流れを遅くします………。」

 

一夏(本体)「おいおい……マジかよ……?そこまで遅くする必要有るのか?」

 

リョウカ(本体)「無論です……これも私やみんなの為です……それにあの計画で出来た物が改めて有用である事を証明する意味合いもある……その上で私達には新たに強力な戦力が必要なのです………だからこそ分かって下さい………。」

 

リュウカ(本体)「……そうですか………でも必ず生きて帰って来て下さいね……?」

 

リョウカ(本体)「当然です……私が戻るのはみなさんからして最低でも1年後には戻る予定です……長くても10年位は掛かるかもしれないけどね………勿論ながら旅をする上での旅の仲間として幾らかの戦力は連れて行きますよ……当然龍華(リョウカ)は私の移動手段の一つとして使わせてもらいますよ……。」

 

千冬(本体)「分かった。」

 

リョウカ(本体)「それまで私は出発の準備とみなさんとの思い出を残す事にしますよ……私からすれば永遠に近い旅をするのだから………せめて思い出の残る事をしておきたいです……因みに準備期間は1ヶ月となっているのでね………。」

 

リュウカ(本体)「…そっか………。」

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、とりあえず今回はお疲れ様です……私の長旅までのんびりとしますよ……ああ、それとお母さん。」

 

リュウカ(本体)「ん?」

 

リョウカ(本体)「実は言い忘れてた事があってね?かなり話が戻るけど……実はもし私がラスボスを務めれない状態に備えて……お母さんも私と同じ性質の設定にしてるので………私がラスボス出来ない時は代理としてお母さんもやる事になります……………そして話は一人旅になりますが………厳密に言えば一人旅では無い…………この意味分かるね?」

 

リュウカ(本体)「………!!」

 

リョウカ(本体)「ただし……お母さんまで着いて来るならば娘達を相応の相手に預ける様にして下さい………それだけは絶対に忘れないで。」

 

リュウカ(本体)「……はい!」

 

めぐみん(本体)「リョウカちゃん、まさかリュウカちゃんも連れて行く気なのですか?」

 

リョウカ(本体)「それはお母さん次第です……それに流石にこの長旅はお母さん以外は連れて行くのは不可能ですよ……っと言うよりもこの長旅の計画は私は絶対参加です……お母さんの場合は自由参加……他は此処で訓練と修行の日々とエネルギータワーとエネルギーワールドの供給作業と娘達の世話もする………っと言う事になってるので……どちらかが崩れるだけでこの計画の瓦解を意味するので私もしくじれないですし……みなさんもしくじっては駄目です………。」

 

めぐみん(本体)「そうですか…。」

 

リョウカ(本体)「だが……この準備期間もかなり重要ですがね………忘れてはならないけど……私達の帰るべき場所は此処なのです………だから今回よりようやく改良の終えたビーコンを此処へ設置して尚且つ設定を行い……更にはみなさんに専用の装備品も用意しないといけないのでね……。」

 

零月(本体)「ビーコンの改造が終わったの?」

 

リョウカ(本体)「まあね、今度のビーコンはサイズダウンに成功した上でより精度と精密……更には迅速にビーコンとしての能力を発揮出来る上で………しかも仮に事故や故障等でビーコンが無くても……残りのビーコンが再計算して欠けた分のビーコンの能力を補う事が出来ます………つまりは………あの大惨事が起きる事は無い訳です………既に実証実験は済んでるのでね………とは言え……今回使うビーコンは専用でね?此処へ帰って来る為だけに用意する帰還用のビーコンです……私達の旅は文字通り全ての空間や時空を跨ぐので当然ながら此処の時間軸と遠くに尚且つ複雑な場所へ行くでしょう………だからこその帰還用のビーコン………それが有ればいつ何処に居ようともそのビーコンは正確に位置を特定して帰還用のルートを創り出してくれます…………今も全力を持って制作していると思いますがね………帰還用のビーコンは2つで1つの両方揃ってないと意味が無い………設置型と手持ち型のそれぞれ一つずつを作り上げてると思うので………。」

 

シオリ(本体)「へ〜………凄いね………じゃあ私達はリョウカちゃん達が無事に帰って来れる為にもそのビーコンを護らないといけないね。」

 

リョウカ(本体)「その通りです……壊されたら帰り道を失います………だが私達には最後の切り札が有る…………だからこそのみなさんです………私が居てこそのみなさんで……みなさんが居てこその私なのです…………私達がどれ程離れていてもその心はずっと繋がっていますよ………それは決して忘れてはいけないです。」

 

めぐみん(本体)「……!!分かりました……。」

 

リュウカ(本体)「そう言えばリョウカちゃん、一応聞くけど…幾ら此処の時間の流れを遅くすると言っても他の世界はそうはいかないと思いますが……。」

 

リョウカ(本体)「そこは安心して下さい……私達が向かう所は全く関与していない所を重点に向かうっと言った感じですので……此処や此処に関連する他の世界も一切影響は出ないし……勿論時間の流れも遅いままです………まあ噛み砕いて言えば………私達が向かう世界だけ時間の流れが普通になるだけで……他が遅くなる感じですよ。」

 

リュウカ(本体)「なるほどね……それなら安心です。」

 

リョウカ(本体)「ただし忘れてはなりません………みなさんからすれば1年とは滅茶苦茶短いと思うけど………私達で言えば途方も無い時を修行や旅をする訳です………だからもし仮に私達やみなさんに何かあったとしてもどうする事が出来ません……何せ時間の流れが極端に違い過ぎて時空間が極端に不安定です………なので私達が向かっている世界と他の世界との干渉が不可能になる訳なので……当然此処との干渉も出来なくなる…………だからこそのビーコンが必須となる訳です………。」

 

束(本体)「なるほど、理解したよ…じゃあそのビーコンは如何なる不安定な時空や空間をも無視して作用するって訳かな?」

 

リョウカ(本体)「そう言う事です………一応理論上は『概念空間・概念時空』っと言う曖昧で不安定な『概念』のみで構成された超究極極限空間並びに超究極極限時空でも効果を発揮出来る………今回はそう言う類なのでね。」

 

束(本体)「ほへ〜………凄いね…………。」

 

リョウカ(本体)「さて、そう言う事なので……私は先ずこれから例のビーコンの完成させる為に開発部に助太刀しに行って……その後は予定通りに龍華(リョウカ)に物資や設備等の搬入作業をして……連れて行く兵士のみなさんをある程度鍛えてから日常生活に戻る予定ですのでこの辺りで……。」

 

リュウカ(本体)「うん……身体には気を付けて。」

 

 

リョウカとリュウカ達はそれぞれ別れた……リョウカは予定通りに準備を進めて……時折リュウカ達の協力もあってか1週間程度で準備が済み……残った時間を全て娘達の為に捧げた………

 

そして予定の1ヶ月後………港にて……

 

 

大高(本体)「姫様、どうかお気を付けて下さい……。」

 

リョウカ(本体)「勿論ですよ。」

 

母核リョウカ(本体)「此処の事は任せて下さいね……リョウカちゃん…お姉ちゃん。」

 

母神リョウカ(本体)「リョウカちゃん……リュウカちゃんも絶対に帰って来るんですよ。」

 

リュウカ(本体)「ええ……。」

 

リョウカ兵士1(総神姫)「姫様!出発の準備が整いました!」

 

リョウカ兵士2(総神姫)「全軍出撃準備完了です!」

 

リョウカ(本体)「ん……ご苦労です……さてみなさん…そろそろ出発の時間ですので………っでお母さん……貴女の方の準備は?」

 

リュウカ(本体)「大丈夫ですよ、龍華(リュウカ)も出撃準備が整ってますし……私の方も幾らか戦力は持って行かせてもらってますがね……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……さてビーコンはちゃんと稼働はしてますね?」

 

リョウカ兵士3(総神姫)「は!現在問題無く稼働中です!」

 

リョウカ(本体)「良し、ではそろそろ出発します……みなさんお元気でね……みなさんからして1年後にまた生きて会いましょう……その時はまた賑やかになりますがね……。」

 

カズマ(本体)「ああ、期待しているぞ……。」

 

コトリ(本体)「そっか……それじゃあ私も期待するよ……行ってらっしゃい。」

 

リョウカ(本体)「……行ってきますみなさん………さぁ!出発です!出撃です!」

 

全リョウカ兵士『了解!』

 

 

リョウカの号令で準備を整えた全リョウカ兵士と全リュウカ兵士が慌しく出発の準備を終え……

 

 

リョウカ(本体)「………龍華(タツハナ)艦隊!出撃!!ゲート開け…!!!浮上後最大戦速!」

 

 

ポォォォォォォォォォ…!!!!

 

キュィィィィィン……ゴォォォォォォォォ…!

 

ザッパァァァァァン…!!!

 

ピカァァァァァン……ゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リョウカとリュウカが率いる龍華(タツハナ)艦隊全艦が出撃を告げる汽笛を鳴らし……全艦が浮上……目の前に超巨大な異空間ゲートが開いた……

 

 

リョウカ(本体)「…………。(行ってきます……みなさん。)」

 

 

ゴォォォォォォォォ…!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

そして……全艦はゲートを潜り……そのゲートは完全に消えた………

 

 

めぐみん(本体)「……行っちゃいましたね……。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ……でも私達には私ののやるべき事を毎日やりますよ………此処からが大変ですから。」

 

高野(本体)「そうだな。」

 

 

 

残った一行達も課せられた事を果たすべく行動を開始し………それぞれ別れたのだった………

 

 

あれからリョウカに言われた通りに毎日修行や訓練をして……毎日エネルギータワー及びエネルギーワールドのエネルギーをリョウカとリュウカに送り続ける事を続け…………リョウカの言う……1年が経過したが……やはりそう簡単には帰って来ず………リョウカの予想していた……10年が経過した………

 

 

ポォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ギュォォォォォォォ……シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

超巨大な異空間ゲートが開き……そこから堂々とした布陣で……龍華(リョウカ)と龍華(リュウカ)を先頭に龍華(タツハナ)大連合艦隊と……この旅で得たであろう移動型の機動要塞や様々な軍勢を引き連れて来た………

 

 

リョウカ(本体)「やっと此処へ戻って来れたね……。」

 

リュウカ(本体)『そうだね……。』

 

リョウカ(本体)「………ただいま……みなさん。」

 

 

その後リョウカとリュウカの帰還に気付いた一行達の歓迎で迎え入れられたのだった……

 

 

 

 

【閑話:その3:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【崩壊:スターレイル】曲名【傷つく誰かの心を守ることができたなら(通常ver)】

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