Re:東方最高神[零(ZERO)]【ワールド・オブ・アドベンチャー:前章】 作:神森リョウカ
OPBGM:作品名【このすば】曲名【Growing Up(OPver)】
あれから更に数十年後………
【総司令旗艦:戦艦:神森龍華(リョウカ)】
リョウカ(本体)「さていよいよですね…………。」
ザーッ……ザーッ……ッピー…!
リョウカ(本体)「こちらリョウカから竜宮……応答せよ。」
リョウカ(艦娘)『こちら竜宮、感度良好ですよ。』
リョウカ(本体)「例の条約がいよいよ始まる……各学園の動きを確認しながら警戒せよ………この1週間が正念場ですよ………。」
リュウカ(艦娘)『了解だ。』
リョウカ(本体)「全艦並びに全軍に通達………これより『アルカディア・アウターヘブン条約』が開始される………それぞれ予定位置にて待機……警戒を厳にせよ。」
全軍『了解。』
今現在リョウカ達は各学園と連邦生徒会……そしてリョウカ達による『アルカディア・アウターヘブン条約』っと言う史実に於けるエデン条約枠なのだが……今回は文字通り全学園っと言う途方も無いスケールで内容も内容で………完全に国境を無くして平和な世界を目指そうっと言う上手く行けば各学園が文字通り一つの超巨大学園国家として産まれ変わるし………そうで無くても全学園が和平を結べた上で対等な立場になれるっと言うスケールの大きい内容…………今回一行達の目的はその条約の締結完了までの護衛と条約の見届け人を行う事となっている………条約に掛かるのは1週間……っと言うのも敵の襲撃に備えての事もあるが……何よりも各学園のそれぞれのトップが会場となっている龍華(リョウカ)帝国に集結するまでの時間とその準備期間も含めた1週間………締結自体は1日有れば充分だが………もしもに備えて1週間っと言う事となっている上で1週間の内にどのタイミングでやるかは当日のギリッギリまで明かさないっと言う徹底した情報規制を行われている為………
リュウカ(本体)「いよいよですね……条約が。」
リョウカ(本体)「ええ、だから私自身も見届け人としての大役を果たさないといけない………なのでお母さん予定通り条約が開始されたら貴女が臨時として私の代わりの指揮を頼みますよ。」
リュウカ(本体)「任せて下さい。」
カズマ(本体)「しっかしこんな警備の中を襲撃して来る連中なんて居るんか?」
リョウカ(本体)「確かに気持ちは分からなくも無いけど………この警備が居る中で襲撃を仕掛けて来る可能性だって普通に有り得るのだから非常に困るのです……っと言うのも確かに情報規制こそされてるけど………それでも限度が有る………必ず外部に情報が漏れる……とは言え先ず初日で情報が漏れる事は先ず無い…………初日はこれから来る各学園の生徒会のトップをお迎え…並びに会場のセッティング等して………そして…………調印式………。」
リュウカ(本体)「なるほど………え?最後……何て?」
リョウカ(本体)「だから調印式ですよ…………。」
カズマ(本体)「いやいや……いきなり初日からクライマックス過ぎやしないか!?」
リョウカ(本体)「だからこその逆の発想なのですよ………私は敢えて条約は1週間っと言う期間を設けている…………だからもし私が敵ならば調印式の時を襲撃するけど………生憎調印式をする日程がまだ掴めてない………そして条約は1週間有るから先ず初日からやる筈が無いだろう………っと思わせる。」
一夏(本体)「……!!なるほどな………確かにそれなら理になってるな………敵からすればまさかいきなり一気に調印式をするなんて思いもしないだろうな。」
リョウカ(本体)「その通りです………更に言えば調印式の会場と準備は実は既に完了はしている………更にはもう既にそれぞれのトップには話は通してはいるけど…………敢えて日程については何も教えてはいない…………準備は整ってはいる事だけは教えてはいるけどいつどのタイミングでやるのかは一切教えてない…………流石にね。」
めぐみん(本体)「中々の用意周到ですね…………これならばどうにかなるでしょう。」
リョウカ(本体)「どうかな?確かに情報戦に関してはこっちに利が有る………しかし流石に会場の警備や戦力に関しては保証は出来ない………っと言うのももう一度言うけどあくまでも参加メンバーは生徒会のトップのみ………つまりはその学園の各下部組織のトップはそれぞれの学園にて待機及び自習となっているのでね………例えばアビドスの場合ではユメちゃんは参加するけどホシノちゃんは留守番っと言う訳です……っで各学園の生徒会のトップで戦力になるとすれば……私を除く最高戦力はユメちゃんと……ミカちゃん位ですね………他にもマコトちゃんやチェリノちゃん達も居るけど………ハッキリと言えば足手纏いなのでね………だから結局私達3人程度位しかまともな戦力が居ない訳です………もしもの時はね………まあ大概私によって鎮圧されるのがオチだけどね………。」
一夏(本体)「だろうな。」
リョウカ(本体)「さてさて……護衛の方はどうかな?……(ッス……ッピ…!)こちらリョウカ……各学園の戦略護送部隊……守備はどうです?」
ザーッ……ピーッ…!
リョウカ学生兵士1(総神姫)『こちらアビドスチーム!異常無し!』
リョウカ学生兵士2(総神姫)『こちらゲヘナチーム!異常無し!』
………ここでだがリョウカの言う戦力護送部隊っと言うのはあのアビドス支援の際のとほぼ同じ戦力が護送の為に動いている……唯一の差異としては工作艦及び補給艦が少ない代わりに……超巨大要塞戦艦及び超巨大航空要塞戦艦含む超巨大戦艦や超巨大航空母艦等兎に角戦闘に特化した戦力を多くしている………一応超巨大戦略要塞補給艦や超巨大戦略要塞工作艦は居なくは無いが非常に少ない………リョウカの定時連絡で各学園の担当のチームにそれぞれ異常が無い様で………それから半日後…………全学園の生徒会トップが集い………極秘裏にだが予定通りに調印式が開始………無事に調印が終了し………『アルカディア・アウターヘブン条約』が締結され…………数日後に堂々と条約が締結された事を公表………突然の事で混乱する者も居たが………それも数日もしない内に次第にいつも通りになった…………
条約が締結されてから更に1週間後………
リョウカ(本体)「え?旅行……ですか?豪華客船のあの?」
アーニャ(本体)「うん!ままも一緒!」
ヨル(本体)「えーっと……私は……。」
リョウカ(本体)「………豪華客席………そう言えば確かあの豪華客船の名前って……。」
ロイド(本体)「ああ、『プリンセス・ローレライ』だ。」
リョウカ(本体)「………プリンセス・ローレライ………確か史実では………。」
リュウカ(本体)「ええ、あの事件と任務が有った筈ですよ?」
ヨル(本体)「知ってたのですか?」
リョウカ(本体)「ええ、ヨルさんはガーデンとしての依頼としてとある人物の抹殺……ではなく護衛任務………そしてロイドさんとアーちゃんは普通に旅行だった筈ですが………ヨルさん関連のお陰でテロリストによる爆弾事件が未遂とは言え発生したのでロイドさんとアーちゃんが動く事になった…………。」
ヨル(本体)「凄いですね……殆ど当たってます。」
ロイド(本体)「まさかあの事件ってヨルさんの仕事の?」
リョウカ(本体)「ええ……厳密に言えばターゲットはヨルさんの護衛人物がターゲットですがあの豪華客船には様々な各国のお偉いさん達が乗船していたのでついでにそこで事件が起きれば戦争が起きるとでも踏んだのでしょう………つまりはロイドさんとアーちゃんは本当にただの巻き込まれって言う感じですが………実際ロイドさんとアーちゃんが居なかったら……ヨルさん……貴女は殺されて更には護衛人物も殺されて任務は失敗………挙げ句の果てには爆弾事件が発生して戦争の火種となって戦争が起きていた………だから2人も本当に頑張ったね………。」
ロイド(本体)「いえ……それ程でもありません……。」
アーニャ(本体)「えっへん!アーニャ頑張った!」
リョウカ(本体)「だとしたら…………今の時系列的に考えればそろそろですね………ヨルさん、一応確認ですが本職の方でもう既に依頼が来てますか?護衛関連で?」
ヨル(本体)「………はい………これからロイドさん達と乗るあの豪華客船です……。」
リョウカ(本体)「やはり史実通りですね…………ならば私も出来る事をやりましょう…………早速ですがみなさんを集めなさい……時間が無い。」
リュウカ(本体)「わ、分かりました!」
リョウカからの緊急の連絡を受けて実家にて何時ものメンバーが揃った………
リョウカ(本体)「さてですが、みなさんもお休みの所で本当に申し訳ない事ですが急ぎ且つ緊急の案件でね………先ず直球に説明しましょう………今回集まって頂いたのは他でも無い………みなさんにはとある豪華客船の護衛をしてもらいたい。」
大高(本体)「豪華客船の護衛……?………姫様それはどう言う事なのでしょうか?」
リョウカ(本体)「まあ豪華客船の護衛って言うのは表向きです………より正確に言えば………ヨルさんの本職……ガーデンからの依頼でヨルさんとその上司の部長……マシューさんと共に……護衛客船に乗船する『グレッチャーファミリー』っと呼ばれるマフィアですが既に壊滅……しかしその生き残りのオルカとご子息の護衛………これを完遂せよっとの内容です………。」
高野(本体)「成る程……それが本命っと言う訳か?」
リョウカ(本体)「ええ、更に間の悪い事にね………護衛任務と並行してしまってね……ロイドさんやアーちゃんもその豪華客船に乗船する事が決定されてしまっている…………ロイドさんは良くてもアーちゃんは到底戦える筈が無い……っと言うかはロイドさんとアーちゃんはあくまでも旅行目的ですが………運悪くヨルさんの任務に巻き込まれてしまう訳ですよ………。」
大高(本体)「成る程、事情が良く理解しました………確かその豪華客船の名称は……。」
高野(本体)「プリンセス・ローレライだったか?その豪華客船は?」
リョウカ(本体)「ええ、合ってますよ………たださっきも言った様に時間が無い………予定ではヨルさんの任務とロイドさんとアーちゃんの旅行でその豪華客船に乗るのですが……出航日時は2日後………なので本来ならばもう少し計画を練ってから必要戦力のみを選出すれば良かったですが………今回はそんな暇が無い………なので全軍っと言うのは流石に過剰過ぎるっと言いたいですが………相手も相手……何せ護衛対象がマフィアの関係者だからね………だから当然相手は相当手慣れ……それも史実でヨルさんに匹敵する程の実力を持つ殺し屋の刺客を複数名差し向けて来たのですから………更には爆弾も仕掛けて来る………だからこそ全軍出撃っと言う訳です…………ただし………真の目的が敵に悟られない様に豪華客船に乗船する際には変装はしてもらいますよ………。」
リュウカ(本体)「分かりました。」
リョウカ(本体)「それと、全軍出撃っと言う理由にも…もう一つ理由が有る……豪華客船の護衛っと言う名目でのヨルさんの任務の支援と同時進行にて……別働隊として……『フリジス』っと言う町に向かってもらい……そこに存在するであろう秘密基地に…『飛行戦艦:ティロミティー』っと言う超巨大双洞飛行戦艦が存在するのでこれの拿捕……最悪その飛行戦艦の全情報を取るだけ取って完全に撃沈しても良いです………寧ろ別働隊の方が本命って言っても良いでしょう……史実では本来なら冬頃にアーちゃん達が学校関連で旅行でフリジスに向かう事となってマイクロフィルムを巡る事件と戦いに巻き込まれる事となるのですが………生憎此処は私達の管轄なのでね史実とは大幅に予定が早まったり遅くなったりもするのですが……今回は早い………しかも今回はアーちゃん達が関わらないお陰で誰も飛行戦艦や『軍情報部:スナイデル大佐』達を止めれる存在が居ないので必然的にどっちにしろ私達が動かないといけない…………しかし豪華客船の方も無視も出来ない………どっちもっと言うか片方が失敗すれば戦争が起きる………。」
大高(本体)「飛行戦艦ですと!?それは初耳です……。」
リョウカ(本体)「私の推測ですが……幾らか候補はあるけど……一つはイーデン校での一件の報復……一つは東国又は西国のどっちかの軍が戦争を起こす為に秘密裏に任務を遂行するかの……それかその両方か……どれかですが………問題なのは飛行戦艦は確かに存在そのものが厄介ですが………実はもっと厄介なのが私がさっき言ったマイクロフィルム………それこそが本当の意味で本命で……それが戦争の火種となってしまう程の情報が入っている………そして飛行戦艦はそのマイクロフィルムの輸送手段並びに戦争の火種の火種その2っと言う訳です……だから別働隊の任務で最悪の場合は撃沈も構わないっと言うのもこれが理由です……敵の輸送手段を陸路にさせて……敵が混乱してる所をマイクロフィルム諸共敵を空襲や艦砲射撃等で殲滅する………。」
ヒトラー(本体)「なるほど……それならば納得は出来るが飛行戦艦を輸送手段として使うか………。」
リョウカ(本体)「まあ実際そうですし………って言うか飛行戦艦そのものが彼等からすれば秘匿兵器の一種です……その存在が世界に露見すれば一気に戦争に勃発する……っと言うのも飛行戦艦には当時に取って画期的な兵器の誘導ミサイル………そして『試作人造人間兵器:タイプF』も存在するので………ハッキリと言えば最悪の場合の撃沈っと言うのは撃沈する場所も考えないといけない………秘匿兵器満載の代物を堂々白昼に何処かの町やら施設等に落としてみなさい……多くの犠牲者を出す上で飛行戦艦の事を調べられてそれがニュースとなってしまう………だからやるならばひっそりと且つ誰にも悟られる事無く撃沈しなければいけない…………それが出来ないならば何処にも影響が出ない所へ強制的に誘導させて…湖なり海等に撃沈して………犠牲者や証拠を徹底的に隠滅するのですよ………。」
大高(本体)「分かりました……しかし飛行戦艦のスペックが分かればですがね……。」
リョウカ(本体)「ええ、そう言うと思って既にその詳細の設計図とそのデータを優秀なエージェントに頼んで手に入れてはいます……ただ完全っと言う訳ではないのでそこは留意して……。」
リョウカはその飛行戦艦の詳細なデータが詰まった資料とその飛行戦艦の姿の映像が映された……
大高(本体)「これは…!!何と…!!」
カズマ(本体)「……でけぇ………これが飛行戦艦なのか?」
リョウカ(本体)「これが飛行戦艦っと言う枠組みで済む訳が無いですよ……下手すればラピュタの世界に存在する飛行戦艦のゴリアテに匹敵若しくは同等の脅威なのです………なので私達なりの名称としては……『超巨大双洞飛行航空戦艦』っと言う枠組みで捉えていて……コードネームは……『ゴリアテ』……皮肉にもラピュタの所のゴリアテと被るのですが実質こっちの搭載兵器はゴリアテに匹敵する程の代物ばかりです……ただどちらかと言えばゴリアテは対地攻撃に特化してますがこっちは対空性能に特化してるのですよ……大量の防護機銃に艦載機の格納可能な滑走路……対地にはタイプF等の様々な秘匿兵器を使えば良いのですから……一応防護機銃で地上を薙ぎ払ったり……誘導ミサイルで目標を攻撃する等も対地攻撃も出来なくは無いですが……どっちにしろ存在そのものが不味いので鹵獲か撃沈は必須且つ急務です………豪華客船の護衛は最悪龍華(リョウカ)級単艦でも事は足ります……精々追加で数隻の駆逐艦や軽巡が居れば充分でしょう…………天一号編成っとでも言うべきかな……本隊の戦力はそれ位で良い……残りの戦力はフリジスへ向かう様にして下さい………。」
大高(本体)「分かりました………姫様は?」
リョウカ(本体)「私は無論本隊側です……お母さん達もそうです……なので別働隊の総指揮は大石さん、貴方にやってもらいますよ。」
大石(本体)「分かった、やってみよう……。」
リョウカ(本体)「では正規の作戦内容は時間が無いのでそれぞれ現地にて本隊は私自身が……別働隊の総指揮は大石さんがやりますが別働隊の最高司令長官として高野さんも随伴しなさい……本隊側には私達が居るので問題は無いけど別働隊はそうはいかない……私達抜きでやらざる得ない事を申し訳ないですが………みなさんならば絶対にやり遂げれる事を信じてますよ。」
高野(本体)「分かりました、是非とも成果を期待してくれ。」
リョウカ(本体)「さて……ん?そう言えば、ヒトラーさん……確かツェッペリン飛行船等飛行船関連では貴方達ドイツの方が得意でしたね?」
ヒトラー(本体)「そうだなツェッペリン等の飛行船は我がドイツが得意だが……。」
リョウカ(本体)「良し……ならばヒトラーさん……飛行船の鹵獲はやった事は?」
ヒトラー(本体)「ふむ……鹵獲か………乗り込む事さえ出来るならば可能だろう……ただし飛行船は非常に繊細だからな……外は良くても中から火を放てばどうなるか……。」
リョウカ(本体)「なるほどね……やはり史実通り中から制圧するしかないですか……とは言えデカい見た目に反して滅茶苦茶耐久性が弱いからね……元が飛行船だからね………どれだけデカかろうが硬くしようが根本的な弱点が変わる訳でもましてや解消等出来る筈が無い………外が駄目なら中からやる………つまりは中から着火させてやれば簡単に落ちてしまう………撃沈は容易いが鹵獲は難しい……攻めるならば真正面か後方から攻める方が良い………だが間違っても真上や真下からは絶対に攻めないようにね………あの飛行戦艦のデッドゾーンは真上と真下に特化している…………それだけは気をつけて…………。」
高野(本体)「分かりました……。」
リョウカ(本体)「では今度こそ……そろそろ準備に取り掛かろう………言い忘れたけどそれぞれもし先に目的を達成したらそれぞれ救援に向かって下さい………こっちは護衛の関係上どうしても数日以上は掛かる……なので必然的に別働隊の方が先に終わるとは思うので………それではみなさんご武運を。」
全員『了解。』
そしてそれぞれ準備を整えて……リョウカ率いる豪華客船の護衛……本隊と超巨大双洞飛行航空戦艦の鹵獲作戦の別働隊とそれぞれ分かれて行動を開始………リョウカ側は予定通り2日後に出航なので別働隊が先にフリジス方面へと出発………作戦が開始された
作戦が開始され別働隊の方は敵の戦力が強大であると言う予想がされており………何よりも飛行戦艦には『タイプF』っと呼ばれるサイボーグ兵士が居る為……ほぼ過剰な位の戦力がフリジスに集結し……例の飛行戦艦の存在する山脈地帯の空軍秘密基地へと侵攻を開始………結果を言えば意外にもあっさりとカタがついたそうで………何よりも敵が飛行戦艦に乗り込もうとした矢先に超大規模な陸上戦力が基地に突入し………抵抗する者は無論その場で射殺………投降した者は逮捕され……飛行戦艦の内部にて作業員や兵士の残存兵士も居たがあっさりと制圧………更には例のタイプFの破壊とあの大佐の排除も成功し……飛行戦艦の鹵獲作戦も成功し……鹵獲した飛行戦艦はリョウカ達の援護の為にそのまま使用を決断……別働隊と共に編成し……リョウカ達の下へと急行した……
一方その頃……同時刻……
作戦目標【プリンセス・ローレライ護衛作戦&グレッチャーファミリー亡命作戦】
成功条件【ローレライ号(リョウカ達の略名)の護衛成功及び護衛目標の亡命成功】失敗条件【ローレライ号の撃沈・護衛目標の撃破・味方の内1体の撃破】
地形【豪華客船:プリンセス・ローレライ:全域】
【作戦開始】
ザザァァァン…!!
一行達を乗せた豪華客船……プリンセス・ローレライは総司令旗艦…龍華(リョウカ)率いる龍華(リュウカ)及び1隻の軽巡と数隻の駆逐艦の護衛艦隊で構成された船団護衛艦隊によって悠々と目的地に向かっていた……
【ローレライ号:船内】
リョウカ(本体)「おお、そうですか……それは良かったです……分かりました後で合流しましょう。」
ッピ……!
ヨル(本体)「あの…誰からでしょうか?」
リョウカ(本体)「別働隊からの連絡ですよ……無事に作戦は大成功です……例の飛行戦艦も連れて此処へ向かうとの事です……まあ飛行戦艦付きだから到着は半日は掛かる……だから別働隊が合流するまでは私達だけで凌がないといけない………。」
ヨル(本体)「そ……そうですね……。」
マシュー(本体)「会長……我々だけでも問題は無い気もするが?」
リョウカ(本体)「部長……敵の事を余り舐め腐る事は辞めた方が良い……幾ら私達が居るとは言え敵の戦力もその実力も完璧に把握してる訳じゃない………史実通りならばまだ良いけど……此処は私達の管轄……史実以上に敵が強かったり……又は敵が多く乗船していたり……それかその両方か……ですからね………貴方も貴方でもう少し頭を働かせなさい今は任務中です……。」
マシュー(本体)「失礼致しました……気を付けましょう。」
リュウカ(本体)「リョウカちゃん…んん……『殺戮の姫』………やっぱり敵は?」
リョウカ(本体)「ええ……やはり史実通りのと追加で厄介そうな『お客さん』が混じってますね……これは中々の規模ですよ……『生命(いのち)の姫』………。」
リョウカ達は護衛対象の史実通りの人物の側で護衛任務をしていた………勿論リョウカ達にはガーデンとして動いてるので互いにコードネームで呼んでいる……リョウカは昔とは違い殺戮の姫……リュウカは生命の姫……っと互いに対を成すコードネームで呼んでいる……他のメンバーにもそれぞれのコードネームは有るそうだが果たして……?
ザーッ……ッピー…!
?『こちら『爆裂の姫』……『幸運王子』からの連絡ですよ……敵は上層デッキに10………下層デッキに10………中央デッキに5……船外に30………かなりの規模ですよ………更に史実のネームドの殺し屋の他にも『惨虐残忍のスクリーム』………『猪突猛進のレイジ』……………そして……リーダー格『天理の超越者:ファクト』………以上の追加ネームドメンバーを確認したのですが……。』
リョウカ(本体)「そうですか……分かりました………そちらは私達で対応するからこちらに合流して下さい…………。」
?『分かりました。』
ブツ……!
リョウカ(本体)「聴いての通りです……どうやら敵さんにも厄介なネームドの殺し屋が追加されてるそうです……。」
ロイド(本体)「なんか……色々とヤバい連中だな……。」
リュウカ(本体)「でも……それぞれの名前聴いた事が有りますね……。」
リョウカ(本体)「ふむ………まあ名前に関しては終わった後でも調べれば良い……けど相手の実力が分かれば良いですが………いっそこの場で瞬時に殺っちまった方が早いし……任務の都合も良いですし………どうしようかな……でも周りには何も関係無いお客さんも乗ってるので…いきなり目の前で突然死でもしたら混乱すると思うので………少し細工をしてからやるとしましょうか。」
リュウカ(本体)「細工……ねぇ………下手な細工をすると………。」
リョウカ(本体)「ええ、周りにバレる………だから逆の発想ですよ…………元から存在しなかった事にすれば良い………どうせ敵なのです………それに仮に敵の狙いが護衛対象である貴女達であっても………敵が護衛対象を殺す為の手段がもし無差別だったとするならば……………私にとっては最早我慢の限界なのですよ…………娘達まで巻き込むのならば……………その前にこの私自らの手で殺す………娘達に手を掛ける輩が……………私達を敵に回して生きて帰れると思うなよ………………。」
ヨル(本体)「ひ〜…………りょ……んん………殺戮の姫さん………ステイですよ………殺気がダダ漏れですよ……?」
リョウカ(本体)「ああ………すみませんね…………はぁ………さっきから苛々しててね………さっさと敵共を駆逐して私達は普通に娘達と旅行でも楽しもうかと思ってはいたけど………はぁ…………まあ良い…………敵の位置や姿はもうハッキリと分かった…………もう私からは逃げられない……………偶々運良く私の殺気が敵に触れたお陰で敵の戦力や実力ももう判明した…………ふむ………確かに黄昏やいばら姫でも苦戦はするでしょうが………私達の敵ではないですね…………実力だけは認めよう…………けど………上には上が居る…………精々……いばら姫や黄昏に勝てない敵に、私達の相手になる筈がなかろうに…………私達に関わるから………(ッス……パチン…!)…………こうなるのですよ………。」
リュウカ(本体)「…………本当に一瞬で消えましたね…………一切船内に敵意が感じない………。」
ヨル(本体)「あの……殺戮の姫?一体何を?」
リョウカ(本体)「余り使いたくは無かったのだけど………私の能力で一瞬で全ての敵を消滅及び同時にこの船内の乗客乗員の全員の認識と記憶を改竄……敵の事を何も知らない事にしました……無論書類もデータも改竄済み………これで『中からは』……襲われる事は無い………中からはね……。」
ロイド(本体)「………改めて姫の強さを思い知りました…………しかし中からは……っと言うと?」
リョウカ(本体)「少なくとも……もう船内には敵戦力こそ居ないでしょうが……外はそうはいかない……何せ一瞬で敵が消えたのです……なので何も知らない外の連中からすれば異常としか思えないでしょう…………なので最後の手段として………船ごと沈めるっと言う強行手段に出て来る可能性が出て来る………どうにか出来なくはないけど私達が反応出来るかどうかは別問題……一瞬とは言えタイムラグが有る……なのでそれまで豪華客船を護衛している艦隊が頼りです……って言うかそれしかない…………一応私達の結界やバリアを貼ると言う手段も無くは無いけど……相手にもよる………っと言うのも確かに相手が艦載機級の……そうですね超重爆撃機以外の艦載機ならば普通に防げるけど……陸上機……超重爆撃機級の水上機……超重爆撃機級の艦載機………これらは話は別です………艦載機ならばまだ艦隊や私達のレーダー能力で普通に事前に察知出来て先に潰せれるけど………陸上機や水上機はそうはいかない……何処にそれが置いてるのかが分からないし……何処から現れるのかも分からない………超重爆撃機だからって甘く見ない方が良い………世の中には対艦攻撃に特化した超重爆撃機も存在するからね………だからこそ厄介………先に見つけて潰さないとね………。」
ロイド(本体)「な……なるほど……つまりは敵は空から来ると……?」
リョウカ(本体)「そう考えた方が良いでしょう……逆に先ず敵は小型艇や艦隊……潜水艦で来るって事は先ず無い………レーダーで察知されて終わりです……レーダー能力抜きにしろ………脅威的な察知能力も有る上でこの……対潜と対艦に対応できる上で防備を固められてる中でわざわざ危険を犯してまで攻める意味がない………金と命を取るならば……私が敵ならば先ず命を大事にして………正面切ってわざわざ攻めはしない………左右前後が駄目ならば上から攻めるに限る………ただしタイムリミット付きだけどね………。」
ヨル(本体)「タイムリミットですか?」
リョウカ(本体)「さっきも別働隊からの連絡を聞いたとは思いますが……既にこちらへ向かっているのです………つまりは敵にとってはこれが最後のチャンスで……もし別働隊とも合流を許せばもう空からも攻める事が出来なくなる……無論真下からも攻めるって言う手段も使えなくなり……完全な不沈の機動海上要塞へと変貌する………当然脱出も不可能になり……大人しくお縄に付くか……殺されるかのどちらかになるだけです………。」
ヨル(本体)「なるほど……姫は凄いですね!あ……そう言えば確かワープ能力も有った筈では?」
リョウカ(本体)「確かに私達にはワープ能力は持ってるし……なんなら今すぐにでも別働隊を此処へ呼べます……っが敢えてそうはしなかった………何故だと思う?」
ロイド(本体)「………!もしや敵を燻り出す為?」
リョウカ(本体)「う〜ん……惜しいですけどほぼ正解………正確には今回の襲撃の黒幕を燻り出す為です………船内には居ないとは思うので……船外………っと言うかは安全地帯の陸上の何処かで暗殺の成功の連絡を待っているとは思っている筈………更に言えば此処について詳しいとは思うので……監視カメラの位置……盗聴器等細工位は事前に出来るとは思うので……もう既に向こうではかなり焦っているとは思うよ……まさか自分自身が破滅の道へと向かうとは知らずにね……金に物を言わせて国を動かす気ですよ………何が何でも戦争を起こす為にね……だが生憎………私達の艦隊が護衛に入るって言うのは直前まで何も教えてませんのでね……更には別働隊も後から合流する事も敢えて教えてない………だからどれだけ国家を動かしても…………『私達』が相手だったのが本当に運が悪い……………それにもし国家が動いたとする……そしてその相手の中に私達が混じっていると知れば………向こうのお偉いさんはどんな反応をするだろうね?何てたって…何せあのイーデン校の一件で文字通り全てを奪われた挙げ句……仏の顔も三度まで………っと言う最後の慈悲で政府中枢をギリッギリ首の皮一枚で私達の管理と監視の下で生存しているのです………っで………実質的な奴隷当然となっている政府中枢が再度再び私達に牙を向いたとなれば…………最早仕方ないでしょうね?」
リュウカ(本体)「まさか姫?2国の政府中枢を根絶やしにするつもりですか?」
リョウカ(本体)「それを決めるのは私達じゃない……向こうの動き次第………向こうが動くならば当然………私達も動く……私達はあくまでも正当防衛として敵を殲滅……そしてその敵が2国の者達だったので契約違反として処刑も已む得なし……っと言う事になりますがね………逆に向こうが何もしないならば私達は何もしない……それはそれで別に構わないし……わざわざ私達もそんな下らなく……つまらない事で無闇矢鱈に軍を動かすのもこっちも面倒なのでね………今回はあくまでも依頼と旅行……そして厄介な芽が咲こうとしている飛行戦艦の鹵獲で厄介な芽を摘む………それだけの話なのです………追加オーダーで政府中枢も殺れと言われてもこっちも一々準備やら計画やら立てないといけないし……そもそも軍を動かすのも結局は人なのです……こっちも鬼では無い………ちゃんとした休暇や娯楽やご褒美等……ちゃんとした生活もプレゼントしないといけない………そう言う意味でわざわざ政府中枢を潰す意味がそこまで無いし………殺す価値すら無い…………確かに2国ともまあ表面上で言えば素晴らしいと言えば素晴らしいけど……裏を見れば……まあ醜い争いばかりを繰り返す……本当に愚かで争いしか産まない無能な政府共………いっそ初めから国境とか無くして一つの国として誕生させておけばそもそもあんな事にならずに済んだ物を………全く………。」
リュウカ(本体)「苦労しますね……。」
リョウカ(本体)「当然です……さてと………(ッス……ッピ!)こちらキャッスル……竜宮1及び竜宮2……応答せよ。」
ザーッ……ッピー……!
リョウカ(艦娘)『こちら竜宮1……どうしましたか?』
リョウカ(本体)「こちらで『お客さん』を退場させた……恐らく外から不法入場しようとするお客さんも現れる筈です………なので竜宮2と共に艦載機を発艦………本船の直掩並びに周囲の警戒……ついでですが周辺に存在する島々も警戒………近くに基地が存在する可能性も有るのでね。」
リュウカ(艦娘)『こちら竜宮2……了解した……竜宮1やるぞ。』
リョウカ(艦娘)『分かりました……。』
リョウカ(本体)「頼みますよ。」
ブツ……!
リョウカの命令を受けた竜宮1こと……龍華(リョウカ)と竜宮2こと……龍華(リュウカ)は続々と艦載機を飛ばし……一部はローレライ号の直掩に……殆どは周囲の警戒と近くの島々まで偵察……基地が有るかどうかを確認しに向かった……
それから1時間後………
ザーッ……ッピー…!
リョウカ(艦娘)『こちら竜宮1よりキャッスル……やはり予想通り付近の島に大きめな基地が存在して………そこで航空隊の出撃準備を進めているようです………。』
リョウカ(本体)「なるほど………では潰すとしましょうか………各艦に伝達……総員戦闘配置………砲撃並びに対空戦闘用意………竜宮1及び竜宮2……此処からその島に向けて艦砲射撃は出来るか?」
リュウカ(艦娘)『ああ、正確な位置情報が有れば行ける………やるのだな?』
リョウカ(本体)「ええ、情報統制はこっちでやる……乗客には『艦隊による実戦訓練のショー』っとでも伝えておきますよ……だから遠慮せずやれ。」
リョウカ&リュウカ(艦娘)『了解!』
ブツ…!
リョウカ(本体)「ではこっちも情報操作をしますか………船長に緊急連絡を!」
リョウカ兵士1(総神姫)「了解です!」
リョウカ兵士2(総神姫)「は!」
リョウカの緊急伝令が直ちにローレライ号の船長に伝わり……直ぐにアナウンスにて『これより艦隊による実戦訓練を実施する。』っと言うカバーストーリーが流された……
同時刻………
ビィィィィィィ………ビィィィィィィ……!!!
ゴゴゴゴゴゴ……ガコン…!!!
リョウカ(艦娘)「目標!所属不明の航空基地!方位良し!距離10万…!!」
リュウカ(艦娘)『目標照準良し!竜宮1!そちらの発砲に合わせてこちらも発砲を開始する!初弾の方を頼むぞ!』
リョウカ(艦娘)「任せなさい!初弾で確実にぶち当ててやりますよ!では………砲撃用意……!!てぇぇぇ…!!!!」
ズドォォォォン…!!!!
リュウカ(艦娘)『てぇぇぇ…!!!!』
ズドォォォォン…!!!!!
ヒュゥゥゥゥゥゥ…!!!
2隻の超巨大要塞戦艦の超弩級の轟砲がローレライ号を揺らしながら……その弾頭は綺麗な弧を描きながら真っ直ぐ……例の攻撃隊の離陸準備を進めている島の航空基地へ迫り………
ヒュゥゥゥゥゥゥ……ピカァァァァン…!!
パァァァン……ヒュゥゥゥン…!!!
チュドォォォォォン…!!!!!
滑走路上空にて弾頭が破裂……中から大量のN2爆雷が大量に降り注ぎ……滑走路諸共航空基地は完全に壊滅した……
ザーッ……ピーッ……!
リョウカ(艦娘)『こちら竜宮1!目標撃滅!敵基地と思われる所は完全に沈黙!』
リョウカ(本体)「良くやりました………これでもう敵は来ないとは思うけど一応警戒は厳にして下さい………お疲れ様でした。」
リュウカ(艦娘)『ああ、後でな……必要になったらまた連絡をくれ。』
ブツ……!
リョウカ(本体)「さてこれでもう厄介な要素は無いでしょう………後は時間になって予定通り護衛対象を逃すだけっと言う簡単なお仕事を終わらせれば良い………とは言えその時間になった時に間違っても回収船に攻撃しない様に再度命令しなければいけないけどね………今は警戒態勢に入ってるのでね………。」
マシュー(本体)「さ……流石会長……全てに於いて抜かりが有りませんな………。」
リョウカ(本体)「そうでも無い………私達でも一つや二つ以上の抜け目は有るよ………そんな事よりも乗客の反応はどうですか?」
マシュー(本体)「は……先の訓練っと言う名の砲撃の影響は大きく……興味本位で外へ出られた方や部屋へ戻った客が多い様で……此処も大分静かになりました。」
リョウカ(本体)「そうですか……まあその方が都合が良いです……警護もし易い………周りの人が少なければもし仮に変な動きをすれば即座に捕まえれる………まあ一時的でしかないけど…………。」
マシュー(本体)「なるほど…。」
リョウカ(本体)「……そう言えばですが……無いとは思うけど爆弾とかは無いでしょうね?」
リョウカ兵士2(総神姫)「は……今の所はなんとも……今現在爆発物処理班の部隊が秘密裏に行動はしてますが……。」
リョウカ(本体)「……まあ無いならばそれで良いけどね……だが……念の為です……敵は消えたとは言え爆弾だけが残されているって言う可能性がなくも無いからね……だから隅々まで探してみなさい……。」
リョウカ兵士1(総神姫)「は!」
その後は何事も無く平和な時間が過ぎて………半日が経過してようやく例の飛行戦艦を連れて来た別働隊と合流………そのままローレライ号の護衛に参加……………更に時間が経過して……次の日の夜間………護衛対象をゴムボートに乗せてローレライ号より離脱させる事に成功………リョウカの指示通りに護衛対象に近付く船には絶対に攻撃はしない様にっと言う厳命も果たされ……無事に回収船にて護衛対象は保護されたそうだ………
【作戦終了】
護衛作戦を終えてそのままの足でリョウカ達は旅行を満喫する事にした………流石に仕事着用の服は目立つ為……旅行用の服を念の為持って来ていたそうなので………着替えて旅行を楽しんだそうだ………
………1週間後………
リョウカ(本体)「さてみなさん、改めてお疲れ様でした………二方面作戦っと言う戦力が限られた状況下でしたが………どうにかなって良かったですよ。」
大高(本体)「はい、そうでありますな……。」
リョウカ(本体)「しかし驚きました……実物を見た事は無かったですが……あそこまで巨大だったとは思いもしませんでした……あの飛行戦艦は……。」
高野(本体)「そうだな……一体あの飛行戦艦を何に使う気だったのか……本当に戦争を起こす為の起爆剤の為だけとは思えんのだが……。」
リョウカ(本体)「確かにね……調べて分かったのですが……あそこまでの重武装をして……更には外からの攻撃にも耐えれる程の鉄壁の防御………更には超高高度を飛行可能で航空機の運用も想定している………恐らくですがこの1隻のパワーバランスは……流石にあの化け物潜水艦のアリコーン級には遠くには及ばないけど………戦略級の……それも超大規模な超重爆撃機の大編隊……又は大規模以上で超規模未満の戦略飛行要塞……っと考えてます………つまりは………この1隻で世界を動かしかねない程の力を隠し持っている訳で………もしこれが量産されていれば…………世界はあっという間に火の海に変えられていた……。」
大高(本体)「はい……非常に恐ろしいと思います……そして……もしその中に極めて大きな威力を持った兵器を搭載していたら…………。」
リュウカ(本体)「…………核を搭載した飛行戦艦って訳ですね…………それこそ世界の終焉を意味しますね………だけど今回はリョウカちゃんの事前に察知出来たお陰でその可能性を潰えさせる事に成功出来た…………それにあの飛行戦艦をほぼ無傷で鹵獲出来た事も非常に大きい………今もあの開発所長のリョウカちゃん達は大喜びで解析からの改良と改造と改装を加えた私達流の超巨大な……それもあの超巨大飛行要塞航空戦艦の飛行船に並ぶ程の飛行戦艦を作ってる所です………あの子達の話では何でも………あの飛行船の直掩及び攻撃並びに爆撃と雷撃等の戦闘特化型の飛行戦艦と同じく直掩及び電子戦や索敵等の支援型の電子飛行戦艦型等複数種類の飛行船を建造し……超大規模な超巨大飛行要塞艦隊を作り上げるそうです………飛行船型のね……理想としては……圧倒的な巨体を誇る超巨大な飛行戦艦が無尽蔵に空を埋め尽くさんとする様に……敵にまざまざと見せ付けて威圧し……それに恐怖心を煽らせて戦わずして勝つ…………空の恐怖の象徴となってもらう訳です………何せ史実でも第一次世界大戦でもツェッペリン飛行船の大群がによる戦略爆撃で市民達を恐怖と絶望による大混乱を招いた実績が有る………。」
大高(本体)「なるほど……確かに破壊無き平和により近付き易くなりますな………。」
リョウカ(本体)「そう言う訳です………ただもう一つ………今回の作戦で鹵獲出来たのは本当に都合が良いです……寧ろ最高です……まあ最悪撃沈しても形だけでも残っていれば良い方だったけど……今回無傷の状態で鹵獲出来たのは本当に良かった………っと言うのも………何もこの飛行戦艦の鹵獲は私達の戦力の増強の為で有るのも……確かに真の目的の一つですが………実はもう一つ………真の目的として………例の2つの国家に対する処分の証拠になってもらう訳です………何せ私達に隠れてこんな代物を『勝手に』作っていたのですから…………それを使ってどうするつもりだったのかを………再び彼等を呼び出して尋問………返答次第によるけど最悪そのまま極刑コースはまっしぐらのジ・エンド物の笑えない冗談をやらかそうとしたのです………当然の帰結ですね………。」
ヒトラー(本体)「なるほど……あの馬鹿者供を?」
ルーズベルト(本体)「それは名案だな……。」
リョウカ(本体)「だから故にこの飛行戦艦は証拠の一つとして……更にみなさんが回収してもらったあのマイクロフィルムも……証拠として尋問の後の軍法裁判にて使用させてもらう………その関係上飛行戦艦の計画は軍法裁判の後になりますがね………最優先はあの2国の一件を終わらせないとね…………また2度までならば許してやったのに3度目となれば………確かことわざで……『仏の顔も三度まで』……だったかな?幾ら私と言えどもう許さん………そんなに死に急ぎたいならばお望み通りの物をプレゼントしてあげましょうか……まあ向こうからすれば最悪な物だけどね……今更知った事ではないけど…………さてと………そう言う訳だから後になりますが……警察組及び粛清組は例の2国へ向かい………政府中枢の連中全員を逮捕して……軍法裁判まで牢屋にぶち込んでおきなさい。」
リョウカ(警察)「分かりました。」
リュウカ(粛清)「おう良いぜ……アイツらのやらかしに丁度苛々していた所だったからな。」
リョウカ(本体)「ではみなさん……これが今回の一件の最後の仕上げです……気を引き締めていきましょう………軍法裁判の日時は後日連絡します……みなさんそれぞれ準備を……。」
全員『了解。』
報告会が終わり……直ちに警察組と粛清組がそれぞれ2国の政府中枢へと向かい……大統領含む政府の連中全員が緊急逮捕……本国へ輸送されて専用の牢屋へとぶち込まれた……勿論……逮捕後も知らないふりをしてシラを切ってる大統領達だったが例の飛行戦艦やマイクロフィルムの事を言われると完全に図星になって………それが決め手となった………後日軍法裁判にて2人の大統領は悪質性が高いっと言う事なので極刑……その他の者達は終身刑や何十年にも及ぶ禁固刑の実刑判決が下されて………後にあの2国の政府中枢には一行達の差金の分身組の一行達が対応する事になり……より平和になったそうだ………
【閑話:その5:完】
【続く】
EDBGM:作品名【崩壊:スターレイル】曲名【翼の生えた希望(通常ver)】