Re:東方最高神[零(ZERO)]【ワールド・オブ・アドベンチャー:前章】   作:神森リョウカ

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どうもです、お馴染みのリュウカですよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと……私達はヴァーチャスミッションとスネークイーター作戦を実施しました……しかしヴァーチャスミッションでは相変わらずリョウカちゃんは瀕死の重傷を負いました……そしてスネークイーター作戦……その時にリョウカちゃんから昔聞いた事があった……リョウカちゃんと唯一男性から授かったとされる命……しかし私達と言う体質の所為でその男性は死亡……リョウカちゃんはその子を無事に産み落とす事に成功しました……それがアーちゃん……アーニャちゃんになる子です………しかしアーちゃんが2歳から3歳になる頃にリョウカちゃんの所へ刺客が送り込まれ………その襲撃でリョウカちゃんは死亡………アーちゃんはリョウカちゃんの最後の力で記憶封印を施して緊急時のテレポート能力で避難させた訳です………そして……現代の私達の元へ……そのアーちゃん達が現れました……しかし感動の再会をしてる場合は無かった………理由こそ不明ですが何万以上もの敵に包囲されました……っが……娘の為を思うリョウカちゃんの力が重傷の身体を酷使してでもアーちゃんを護る為にたった1人で完全に殲滅………しかしリョウカちゃんも限界を超えて戦闘不能に………しかしリョウカちゃんはこんな事もあろうかとあの要塞へ最後の切り札を残していたので私達は要塞へ出向き……その切り札を起動させて……無事に脱出に成功した………しかもシャゴホッドや要塞は無力化に成功………あのヴォルギンも無力化に成功しました………取り敢えずこんな感じですね……それじゃあ今回も見て下さいね。


第2章 幼き最高神と幼き最高神の遺した娘
第3話 リョウカとアーニャ[その1]


OPBGM:作品名【アーマードコアシリーズ】曲名【no more cry(OPver)】

 

 

 

 

それから1週間後……何とリョウカは何故か退院レベルまで回復した………これは一行達でさえも驚愕していた………それと同時に原因の調査もしたが……原因不明…………リョウカの謎の超回復事件はある意味で迷宮入りしてしまったが取り敢えずリョウカが回復したのは良しとした………

 

 

………更に1週間後………

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、ご心配掛けてすみませんでした………まあ相変わらず私の身体は良いと言う訳じゃないですが……ただ回復傾向に有りますがね………さてみなさん、集まって頂いたのは他でもない………あの作戦で現れたアーちゃん……いえ……アーニャちゃん達の事ですが………まあだからわざわざ此処へ来てもらった訳ですがね……。」

 

ロイド「そうですか……。」

 

ヨル「何だか大事ですね………。」

 

リョウカ(本体)「まあね、っとその前に……今回の作戦お疲れ様でした……みなさん……ほぼ私の独断に近い形で実証実験は中止にせざるを得ない状況下になってしまったのは本当に申し訳ないです……。」

 

大高(本体)「いえいえ、お気になさらずに……姫様もご無事で何よりです。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます……まあレギウディアは結局撃つ事は無かったですがね………っが今回の件でもう一度だけレギウディアにはチャンスが有りますがね………これでレギウディアの実力が分かるでしょうがね…………。」

 

高野(本体)「そうですか、それで今回は?」

 

リョウカ(本体)「はい……では本題です……アーニャちゃん達の世界の時間軸は貴女達が現れた時点で既に判明して……尚且つ既にそこへ行ける様にしてます…………。」

 

リュウカ(本体)「え?そうなのですか…?いつのまに……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、私達も進化してます……特に私にとっては大事な娘達や家族の家を探せれないのは私のプライドが許さない……それ以前として娘達をずっと悲しませて来た私に……娘達の願いに応えれないのは親として失格なのですよ………。」

 

ロイド&ヨル『……………。』

 

リョウカ(本体)「………まあロイドさん達の正体を知った上で言った上でこれ言っても意味は無いですがね………特にロイドさんにとっては世界の危機の時にこれに巻き込まれたのですから………ヨルさんは自分の未来の為………そしてアーちゃんは自分やみんなの為にそれぞれ戦っているのです………。」

 

ロイド「まさか僕の正体は?」

 

リョウカ(本体)「まさか?私の前で隠せれると思わない方が良いですよ?それに私の噂を知らない以上……それどころかかの殺し屋の事を分からない時点でまだまだ三流ですよ………でも貴方はまだ若い……これからもっと精進すれば良いですよ……それとヨルさんも……確かに貴女もその実力は凄まじい物ですが、あの戦いを見て分かったでしょう?もし仮に私が手負の状況下……そして貴女は最高のベストコンディション且つ貴女にとって最高の好条件の状況下を用意したとしても貴女を完膚なきまでに叩き潰す事は容易ですよ………貴女の『店長』は当時の私にとっては弟子の1人でね?中々良い人材だったですよ。」

 

ヨル「す……凄いのですね……え?ロイドさんってまさか?スパイだったのですか!?」

 

ロイド「では…よ……ヨルさんは?殺し屋なのか…!?」

 

リョウカ(本体)「そう言う事です……しかもよりによって貴女達2人はそれぞれ仮想敵対国同士の裏組織同士です………普通なら速攻でどちらかが死んでもおかしくないのですが………どっちもどっちで貴女達は私達が言うまでは何も知らなかったじゃないですか?そればかりか……アーちゃんは当の昔からバレてたのですよ?」

 

ヨル「へ!?アーニャさんにも!?」

 

ロイド「な……何でだ……!?」

 

リョウカ(本体)「分からないのですか?アーちゃんは……超能力者なのですよ?いえ……厳密に言うならば………とある組織の所為で無理矢理覚醒させられた訳ですよ………超能力者……いえ……神の子としてね………。」

 

ロイド&ヨル『………!?』

 

アーニャ「あ………あぁ……。」

 

リョウカ(本体)「………だが……私にとっては貴女達の関係は確かに敵同士であるのは間違いなかった……っが……私としてはもうそのまま偽装結婚辞めて正規に付き合ったらどうなのか?と言うのが本心ですがね……。」

 

ロイド&ヨル『っへ…!?』

 

リョウカ(本体)「そうしないと仮に任務が終わった後困るのは貴方ですよ?ロイドさん?ヨルさんの実力から考えれば情報さえ分かれば後の祭り……見つかるのも時間の問題となる訳です……そして見つかれば………最悪どっちかが死ぬまでのデスマッチになる……どうせもし真正面からやればヨルさんの圧勝でしょう………だから貴方にとっては最高のこのまま任務を終えて別れるよりかはこのまま共に居た方が安全性が一番高い………そしてヨルさんも人の事は言えない……何せ貴女は殺し屋です……警察だけならまだしももし秘密警察にバレたら不味い………そこで貴女にとって一番弱い情報戦はロイドさんの出番と言う訳です…………ロイドさんと言う最高の情報防衛術が有る限りは決してバレる事は無い………だから2人は付き合った時点で既に逃げる事も出来ないのですよ……互いにね………。」

 

ロイド「……………。」

 

ヨル「……そう……なのですか……。」

 

リョウカ(本体)「………それにね……もしどっちかが死ねばアーちゃんは悲しむよ?アーちゃんは心が読めるのです……だから貴女達2人はアーちゃんに色々と助けられた訳です………だから2人は決してこの関係がバレる事は無かった………そしてアーちゃんにとって最高の武器であるボンドも現れたお陰で正に貴女達は鬼に金棒と言う鬼神の如しの家族です………だから貴女達家族は必然的に別れる選択肢は失った訳ですが…………まだ問題は有る………これが本件に繋がる訳で……アーちゃんにとって特に関係が有るのですがね……ボンドもそうですがある意味でついでですが……アーちゃんが居ればボンドも必然的に付いてる事になるので向こうも有り難いと思ってると思いますがね………。」

 

ロイド「どう言う事だ?」

 

リョウカ(本体)「貴方はプロジェクト:アップルと言う計画は聞いたでしょう?その中でこのボンドが産まれた………この子はアーちゃんと違いごく普通の未来予知可能な超能力持ちです………でも単体だけでは意味はない……だからこそアーちゃんの出番と言う訳です……アーちゃんの心を読む力が有ればボンドの未来予知もどんなのかが分かる訳です……………ただし………如何にアーちゃんと言えど……まだアーちゃんは計算からして……まだ3歳です……まだまだ子供です……当然それを理解出来るのかと言われたらそれは厳しいとしか言えれない……………っが………こんな幼い子供を実験台にして超能力者を産み出す悪魔の所業を………許す訳には行かない………だからアーちゃんは『お勉強』っと聞かれると極度の拒絶反応を引き起こす訳です……向こうで散々辛い思いをして来たのでしょうね…………私も不甲斐無いばかりです……でもアーちゃんは世界やみんなの為にトラウマを何とか克服しようと頑張っているのです………それをもし『はいしくじりました。』っで両国が戦争状態になってアーちゃんの想いを踏み躙るのは私が許さない……いえ……この場にいる私達全員が決して許しはしないでしょう…………だからこそ貴方の任務は責任は重大……失敗は許さない上で別れる事も許さん………良いですね?」

 

ロイド「あ……ああ……。」

 

リョウカ(本体)「っと……話がずれたね……っでですが………私はアーちゃんの世界を見つけ出した……しかしもしそこへ戻せば当然ながらも……私達の事は超国家機密なのですよ……そもそも私達の正体がアレですからね……私達の決まりでは永遠に別れる時は記憶操作をしてそこへ送り返す訳です…………だから………アーちゃんとの思い出もまた消えてしまう訳です………しかしそんな事をすれば………私達と言う最強の護衛が居なくなる………そうなれば2人が居ない時に限ってアーちゃんは未だに狙われている身なのですよ?だからもし攫われたら………もう二度と会えなくなる……………最悪アーちゃんは消されるかもしれない………だから逆の発想です…………貴方達の世界を………私達の世界へと無理矢理来てもらう訳です…………。」

 

ヨル「え!?そ……そんな事が可能なのですか…!?」

 

リョウカ(本体)「勿論ですよ?寧ろ出来なきゃあこんな話はしなかった……でも連れて来た後は問答無用で貴方達含めた両国は私達の傀儡国家になりますがね………戦争はしてはいけない……それは誰もが願っている事です……ただし私達は両国とは違う……国境無き平和な世界です……みんなありのままの他人を尊重出来る世界です………私達はその為に……平和の為にここまで強大な軍事国家を築き上げたのです……昔じゃあ私達の身を護る為だけの存在だったのですが……今じゃあ世界の為の戦う為の力です…………っとまた逸れた………貴方達の世界を呼び出した後勿論向こうの世界のそれぞれの国家は私達の事を分からないと思うので………手始めに両国にとって心臓部を叩く………まあそれだけじゃあ分からないと思うので……未だにアーちゃんを狙う輩みたいな奴を徹底的に潰す………つまりは敵にとっては計画の要を完全に叩き潰すのですよ………超能力者を量産して戦争の道具にでもしようと考えたのでしょうがこの私が許さん………アーちゃんに手を出した時点で私や私達へ戦争を吹っ掛けるのと同義なのですよ………アーちゃんは既に私の娘です……無論アーちゃんの家族であるロイドさんやヨルさんとボンドも同様………家族に手を出した…………即ちそれは万死に値する…………だから両国に対して政権や研究施設含めて徹底的に攻撃を開始する……ただし幾ら堕ちる所まで堕ちた私達でも何も知らない一般市民には出来る限り悟られる事無く尚且つ一般市民に犠牲者を出さずにこの報復攻撃を完遂する訳です……………そしてさっき言ったレギウディアに再びもう一度チャンスが有る訳が…………このレギウディアの目的は私達にとっては最重要施設でもあり尚且つアーちゃんを救う事になる必殺の一発と言う訳です………その目標はプロジェクト:アップルの研究施設本部………つまりは本丸へ直接砲撃を実施する事になります………あそこならばあの要塞とは違って一発でやれるでしょう…………そして本丸が潰されたら相手は混乱しているだろうから混乱してる所へトドメを刺す為に全ての施設へ同時に総攻撃…………残存勢力を全て殲滅し………被験体にされた人達を解放しましょう………そうすれば結果的に両国の政権もガタガタになるでしょうからこれ見よがしに私達からの一方的な条件を突き付けて無理矢理私達の国と合併させる訳です………これで争わなくて済むでしょうしね……もし争うとすれば私達が捻じ伏せる………貴方にとっては何も問題は無いとは思いますがね………結果的には世界が平和にもなるし……子供が泣かなくても良い平和な世界へとなる訳です……とは言えその為に私達はわざわざ汚れ役を引き受ける事になるけどね……。」

 

ロイド&ヨル『………………。』

 

リョウカ(本体)「………まあそう言う訳です、再びみなさんに頑張ってもらいますね……世界をこちらへ転移させた後は大変ですのでね………ロイドさんとヨルさんにはもしもに備えてアーちゃんとボンドを護って下さい………アーちゃん………また私は戦わなければならない……けど今度は違う………今度は万全を喫した上で戦う………ヨルさんは聞いた事あるでしょう?その世界で私は何と呼ばれたかどうかを………。」

 

ヨル「え?う〜ん………あ!そうだ確か噂程度ですが……『幼キ殺戮ノ姫』って聞いた事が有りますね〜……まさか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの戦いである意味で証明出来たでしょう?私は大昔から既にこの手は血塗れです………貴女以上にね………でもそれでも私達は娘達や家族やみんなの為ならば何処までも行くし戦い続ける………それが私にとっての唯一の償いでもあり……それが唯一の方法なのです……大昔に戦って散って逝ったみんなの想いが私や私達が背負っているのです………だからこそ私達に『負け』は許されない………有るのは勝利だけ………しかも誰も味方を犠牲に出してはいけないと言う条件付きでね………私や私達にとっては唯の1人の兵士であろうと仲間であり家族です……その1人の為ならば私はこの命を差し出す覚悟も有る………分かって下さい……これが私達の有り方なのですよ………さて話を戻しましょう………作戦に関しては私の完全な回復を待って回復後………作戦を開始する……それまでに向こうの世界の根回しやレギウディアの調整を終わらせたら有り難いのですがね………。」

 

めぐみん(本体)「リョウカちゃんはその間にどうするのですか?」

 

リョウカ(本体)「どうもしませんよ?作戦の為に私はしばらくは動く事は出来ないですがね………言ったでしょう?作戦は私の完全な回復を待って開始すると……今回の作戦では私の復讐に近いですがね………と言うのも私が刺客を送られる理由が何となく分かってはいたのですよ……と言うのもあの研究者達にとっては実験台が兎に角欲しかったのでね……だから無関係の一般市民まで巻き込んでまで子供を欲しがった……そして拒否られた場合には刺客を送り込んで保護者を殺して奪い取る……奪う際の刺客が裏の人間だってのは分かっていた………だから仮に返り討ちにあっても裏の人間である故に揉み消しも可能………一般市民には知られる事は無い訳です……仮に成功したとしてもテロリストや反政府の仕業等のカバーストーリーでも流しておけば問題無い訳ですよ…………向こうの常套手段です………。」

 

ルーズベルト(本体)「っ……何処までも腐った連中が……!」

 

ヒトラー(本体)「愚か供めが………!」

 

リョウカ(本体)「だからこそ、今度は逆にこっちが潰す番です………そっちがそうして来たのですからこっちもそうさせても文句は言えないですよね?それに今回は向こうの精神的にも大打撃を行いたいし情報も欲しい………だから本来であれば裏方で事件終息後に戦犯者を拷問に掛けるのですがこっちも時間が惜しい……なので今回は拷問組には申し訳ないけど貴方達にも最前線に出てもらう必要があるのですよ……恐らくもしかすればアーちゃんを狙う輩が居る筈………なので弱点でもある能力が無効化される新月の日にもしアーちゃんを見かけたら問題無用で攫う気です………そこでその前に逆に捕まえる…………そして徹底的に情報を吐かせて証拠を掴んで情報戦で有利にさせる訳です…………しかし………効率を重視するなら……敢えて泳がせて案内させてもらって………その後一気に叩き潰すのが手っ取り早いですがね………如何にこの世界へ連れ込んでもすぐに場所が分かると言う訳じゃない………ある程度時間を掛けないと適応化されないのでね………でも作戦では連れて来た後すぐにでも行動を起こさないと不味い………向こうにとっては私達の世界は未知の世界なのでね……色々と研究される可能性も有るのです……そうなれば一般市民にも被害が出てしまう………だからこそ連れて来たら直ちに行動を起こさないと不味い………。」

 

大高(本体)「難儀ですな………しかしどうやって誘き出しますか?」

 

リョウカ(本体)「……アーちゃん…おいで……。」

 

アーニャ「うん……。」

 

 

リョウカはアーニャを側まで呼んだ……

 

 

リョウカ(本体)「アーちゃん………貴女にとってこれからとても辛い事かもしれないけど………アーちゃん………私達の為に囮になれますか?」

 

アーニャ「え…?」

 

リョウカ(本体)「……無理なら私が代わりに囮になりますよ………アーちゃんの姿に変装すれば向こうは簡単に引っ掛かるでしょう……姿と身長を調整すればそっくりになりますよ………。」

 

アーニャ「まま…………。」

 

リョウカ(本体)「………だからこそアーちゃんの意志を尊重します………アーちゃん……貴女が囮になるか……私が囮になるか……どちらかを選んで下さい………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカちゃん……正気なのですか………?」

 

リョウカ(本体)「…………お母さん、アーちゃんを平和に過ごさせるには奴等をやるしか無い………しかも被害を一切出してはいけない………だから時間が足りないのですよ…………。」

 

アーニャ「……アーニャは…………アーニャ…!ままの為にがんばる…!ままたすける!」

 

リョウカ(本体)「アーちゃん………っ…!」

 

 

ぎゅぅぅ…

 

 

アーニャ「まま……?」

 

リョウカ(本体)「……ごめんね………本当にごめんね………アーちゃん………必ず絶対に貴女を助けるから………アーちゃん…………!」

 

リュウカ(本体)「…………。」

 

リョウカ(本体)「……アーちゃん……。」

 

アーニャ「ん……?」

 

リョウカ(本体)「…………大好きですよ……アーちゃん…………みなさん、本作戦…失敗は許されない……しくじればこの子は殺される………本当はこんな事はしたくはなかったけど………我が娘の為に………今回だけ……私達は解放国家としてではなく………今まで絶対にして来なかった侵略国家として振るいましょう………娘の為ならば私は地獄に堕ちる覚悟は既に有ります………他はどうです?今なら辞めても良いです……アーちゃんも辞めても良いのです……この作戦は理論上は私だけでも事が足りる事なのです………まああくまでも理論上はだけど………。」

 

めぐみん(本体)「……いえ、我々も参加しましょう……最早此処まで来たのです……今更地獄だろうが何だろうが何処までも行ってやりますよ……………ん?少し待って下さい………リュウコさん?」

 

リュウコ(本体)「ん?どうしましたか?」

 

めぐみん(本体)「確か貴女は、本物そっくりの人形を作るのが得意でしたよね?」

 

リュウコ(本体)「……?ええ、確かに得意だけど?」

 

めぐみん(本体)「………リョウカちゃん、アーちゃん……わざわざ貴女達が囮になる必要は無くなりそうですよ。」

 

リョウカ&アーニャ『………え?』

 

リュウコ(本体)「どう言う事?」

 

めぐみん(本体)「つまりはこう言う事ですよ、貴女の超一流の本物そっくりの人形を作れるならば……アーちゃんそっくりの人形を作れるのも容易いでしょう?」

 

リュウコ(本体)「……!!あ〜…なるほど……それなら容易い事ですよ……ただ、その為にはアーちゃんのデータが要りますよ?めぐみん、貴女が求めるのは自由自在に動かせ…尚且つ表情も動かせるほぼ生身の人間と変わらない人形でしょう?」

 

めぐみん(本体)「その通りです、出来ますか?」

 

リュウコ(本体)「……良いでしょう、やってみましょう……ただ今回は規模が規模です……あの開発所長の所にお世話になる上で時間も掛かります………データを手に入れてから完成までは早くても1週間程度は掛かります……長くても1ヶ月程度です……それまで待ってて。」

 

リュウカ(本体)「……どうやら囮は人形が代わりにやってくれるみたいですね………でもどうやって人形に囮を?」

 

めぐみん(本体)「そんなの簡単ですよ、人形に細工してアーちゃんそっくりにする為に……動作……能力……仕草も本物そっくりにして……後は能力で遠隔操作可能にして……その人形に発信機など付けとけば……後は芋蔓方式で居場所が割れる訳ですよ…まあ新月の日に1人で外出させとけば向こうは簡単に食い付くと思いますよ?」

 

大高(本体)「ほう、それは面白いですな……お嬢様の特性を逆に餌として食い付かせるのですか?」

 

めぐみん(本体)「そう言う事になります、ただし人形だとバレるのも時間の問題になるでしょう……だからこそ可能な限り人形だとバレない様にしなければいけないのですよ?恐らくデータ取りから既に作戦が始まっていると思った方がよろしいかと……何せアーちゃんの全てを知らないと意味が無いのです………データ取りだけでも時間が掛かります………それに、リョウカちゃんの身体の事も有るのですよ……リョウカちゃんの事だから先ず間違いなく本作戦で主力になりたがる上で敵の本丸へ殴り込みに行くに違いありません………それにレギウディアの砲撃は内部制圧完了後で尚且つ全ての救出目標の脱出後に発射する様にしなければいけない………いきなりレギウディアを撃てば恐らく本丸にも救出目標が居る筈なので……それを殺してしまう事になります………リョウカちゃんも殺したくは無いと思っているでしょうからね………だからレギウディアの砲撃は我々が内部制圧を完全に終えた上で尚且つ救出目標を全て救助したら発射……と言う感じで行けば宜しいです。」

 

リュウカ(本体)「へ〜……なるほど……そう言えばめぐみん、貴女も中々指揮官らしくなってきましたね……下手すればカズマの役目が無くなりますよ?」

 

めぐみん(本体)「いえいえ、あくまでも私はリョウカちゃんやリュウカちゃんに幸せになって欲しいからです……この知恵は無理矢理鍛え上げた様な物ですよ……それに私には娘のこめっこ達も居ますし……娘達やリョウカちゃん達護れるならば幾らでも強くなって見せますよ……とは言え我々のパーティーメンバー視点で言えば……史実通りのままですよ……幾ら強く成長しても本質は変わりません……知識や指揮官能力はカズマに譲ってますよ?だから期待してますよ?カズマ?」

 

カズマ(本体)「あ……当たり前だろ!?俺が居てこそのお前らで…お前らが居てこその俺だからな?当然だろ?」

 

リュウカ(本体)「ふふふ、どうやらまだまだ現役で安心しましたよ……っで……作戦をまとめると……準備物は最低でもアーちゃん人形とレギウディア……作戦メンバーで必須なのが主力のリョウカちゃんに私……そしてロイドさんとヨルさんは確定……っと言う感じでしょう……とは言え当たり前ですが全軍総出撃となるでしょう………研究施設の数が多いかもしれないのでね……レギウディアの砲撃完了と同時に全研究施設に全軍が総突入を実施して一気に制圧しなければいけないのですから………大変ですね……。」

 

リョウカ(本体)「………人形作戦……と言う訳ですか……でもその人形……誰が操作するのです?人形を操作すると言ってもアーちゃんの事を完全に知り尽くした上で遠隔操作が必要なのでしょう?」

 

めぐみん(本体)「ええ、その点も抜かりは無いですよ……その人形の操作を…リョウカちゃん…貴女がするのですよ?貴女も人形に関しての知恵はリュウコさん以上に有ります……でも敢えて人形作りをリュウコさんへ頼んだのはリョウカちゃんには体力の回復をしてもらわないといけない事もあるし……リュウコさんの為にアーちゃんのデータ取りを手伝って貰うのですよ?」

 

リョウカ(本体)「なるほどね……それならば任せて下さい……データ取りとなれば…確かに私以上に適任者は居ないですね……でもロイドさんやヨルさんにも手伝ってもらいましょう………と言うのも…あくまでも、アーちゃんの今の親はロイドさんとヨルさんです……本当の親である私は死んだ事になってます………向こうの世界ではそう言う認識なのです…………しかし私が生きてるとなればアーちゃんやロイドさんやヨルさんの立場が大幅に危うくなります………仮にもアーちゃんは私の娘………しかしその私は大昔殺されて…その後実験台にされて……隙を見て脱走……その後は施設に入れられて里親を転々する羽目になり……今に至る訳なので………今更アーちゃんをロイドさんやヨルから引き取ると言う訳にはいかないのですよ…………だからこそ逆の発想です…………ロイドさんにとっては得意分野の情報戦で………貴方達を私達が引き取る形で家族になってもらう事で……どうにかなると言う訳です………まあ無理矢理感しか無いですが…………この無理矢理感を無くす方法として………この本国は大昔時代より存在して……ロイドさんとヨルさんの親含めた親族は私達の家族が産み出して世代を渡って今に至り……アーちゃんも同様………っと言うカバーストーリーを流しておきますよ…………つまりは事実上貴方達の産まれがこの本国且つ私達の血縁者として産まれた設定でほぼ無理矢理押し通す訳です……これならば誰も疑わないでしょう………それに私達と言う核兵器級以上の最高級の権限者と言う防御手段が有るのでもしもの時は私達で揉み消せば問題無い………と言う訳です。」

 

カズマ(本体)「なるほどな……でも住む場所どうする?」

 

リョウカ(本体)「実はこんな事もあろうかと、既に私達の別荘地に一時的とは言えあの向こうの世界から貴方達の家の一部を私達の別荘地の家の中に組み込んでおきました………ただし一時的だからね……元の世界を持って来た後は自動的に元の場所へ戻る様になってますので……それまでは私達の別荘地にて世話になってもらいますよ……後勿論ながらもリュウコお姉ちゃんも一時期にそこに住んでもらうので貴女の部屋も用意しています……後で確認をして下さいね。」

 

リュウコ(本体)「分かりましたよ、やる事早いですね………。」

 

リョウカ(本体)「………しかしどうしましょうか………2つの国を黙らせるには……やはり能力で全人類の記憶の塗り替えを行いますかその方が手っ取り早く尚且つ平和的に主導権を握れますしね………下手に私達に喧嘩を売る事は無くなる筈………それにこの世界にも慣れてもらわないとね……。」

 

ロイド「しかしあの作戦はどうなる?」

 

リョウカ(本体)「あの『オペレーション:梟(ストリクス)』でしょう?」

 

ロイド「そこまで知っているのですか……。」

 

リョウカ(本体)「当然です、あの作戦に関してはほぼ私達のお陰で完了する事になる……と言うのもさっきも説明されたと思うけど…私達の世界では平和が当たり前……戦争なんて絶対にさせないしやらせない主義です……勿論穏便に且つ平和的にね………それでも駄目な場合には私達による武力介入を持って完全鎮圧するのでね……それにこの世界の警察はとても優秀でね?全ての警察系を統合された物なのでね?だからやろうと思えば……スパイやら政治家やらを問答無用で逮捕も可能………だけでなく、例え完全犯罪に近い事をしたとしても迅速に犯人を見付け出した上で逮捕も出来る………無論その幅は文字通り全て……一応元々大昔に神々による反乱が多かった時代が有ったので……その解決策として対神々用の警察を立ち上げたのですが……今では色々と進化して全ての部門に対応出来る様になったのです………っと話が大幅にズレたね………つまり貴方の懸念している『オペレーション:梟』はこの作戦終了と同時にその作戦をする意味を失います………っが………ロイドさんには別の任務を与えますよ………とは言えこの作戦を無事に終えたならばの話になるけどね………どっちにしろ個人的な理由を除いたとしてもあの研究施設は必ず全て殲滅しないといけないのは確定事項です………新たな戦争の火種を消す…………。」

 

ロイド「は…はぁ……。」

 

ヨル「……でもロイドさんの任務が終わったら……私達は……。」

 

リョウカ(本体)「だからこそのロイドさんに別任務を与える訳です……内容はこの作戦が終わった後で説明をしましょう………無論貴方の元々の『オペレーション:梟』の内容を大幅に変えてもらい……この研究施設の完全殲滅を持って終了とします……良いですね?」」

 

ロイド「ああ…了解した……しかし貴女の下に就く事になるとはな……。」

 

リョウカ(本体)「まあ向こうの世界では文字通り私の存在は伝説中の伝説ですのでね……裏の世界では最後の目標とも言える程の断崖絶壁の壁を築き上げたのです……スパイやら殺し屋……挙げ句の果てには秘密警察等文字通り4重スパイを死ぬまで続けていたのですからね………勿論圧倒的な戦闘力の高さやカリスマ性も世界一だったです………だから裏の世界での最高指導者として君臨していた………勿論ながらも表の世界でも最高指導者だったけどね…………。」

 

ロイド「はぁ……。」

 

ヨル「わ〜…リョウカさん、やっぱり凄い方なのですね〜。」

 

リョウカ(本体)「……っま、結局は刺客送り込まれて殺されたけどね………けどまあ……アーちゃんがこうして元気でいるだけでも良しとしましょうか………兎に角、作戦は作戦……やるなら徹底的に潰すとしましょうか………その為には先ず大前提として、ヨルさんとロイドさんには滅茶苦茶更に強くなってもらわないと困るけどね………確かに貴方達は史実に於いては最強ダッグとして呼ばれています……勿論此処に居る貴方達もそうです……っが……私達の影響で、私達を含む敵も圧倒的に強くなり過ぎてしまった………厳密に言えばシステムと言う絶対的な力で強制的に強さが増すのです………私達が強くなればなるほど……当然敵も強くなる…………しかも逆は存在しない………なので仮にシステムの影響を受けて無い存在が私達や敵から攻撃を受けた場合には………相手によるけど先ず良くても即死は確定…最悪形を残さず消滅待った無しですからね………だから今の貴方達の状態は非常に危険な状況下なのですよ………敵からの攻撃は全て即死………仮に即死は免れても四肢の一部は簡単にもぎ取られる………その上で致命傷は決して避けられず……必ず殺される………それを回避する方法として、此処に居るみなさんや兵士のみなさんもしてるのですが…………。」

 

 

ッス……コトン………

 

 

 

リョウカは目の前に一行達愛用の薬品でもあり劇薬でもある一行達特製の血液改良型の薬品入りの注射器を出した……

 

 

ロイド「これは?」

 

リョウカ(本体)「これは私達の血液……これを投与すると投与された人は神になれます………更に追加効果でこの血液には医療効果が含まれているので……困った時にはこれを投与すれば基本的に死ぬ事は無いですよ……この世界に居る人達は基本的にはこれを投与しているのでね………ただし無自覚ですが…………そしてこれを投与しないとシステムの介護下に入れないのです………つまりはこれを投与しないのはリスクしか無いのです………っが、私達にとってはこれ無しでもどうにかならないといけない時が来るかもしれないのでね………何はね…………ただ、アーちゃんの場合は話は別です………何度も言いますが元々はアーちゃんは私の娘……つまりは純度100%の私達の血液も混ざっている………無論その遺伝子もそうです………なのであの時から既にアーちゃんは私達と同等の存在へと至っているのです……そうでなければ私に共鳴反応なんて起きません…………確かに共鳴反応が起きる条件は曖昧なのですが…………ある共通点として……その存在が……私と同等若しくは同等以上であれば必ず共鳴反応が発生する事が分かりました…………だからこそ事実上……今現状で貴方達の中で一番強いのはアーちゃんと言う事になります………ただし実戦経験は皆無……ヨルさんとロイドさんの心を見て見様見真似ならばどうにかなるかもしれないし……アーちゃんは実験で無理矢理神の子として目覚めてしまった故に私達と同じ能力を一部のみ使える状態ですが完全では無い………トドメに………アーちゃんはまだまだ幼い子供なのですよ………戦える筈が無いのです………だからこそ貴方達が頼りなのです………一刻も猶予は無いって言っても良い程です………。」

 

リュウカ(本体)「でもリョウカちゃん、いきなり投与させるのは大丈夫なのでしょうか?特にヨルさんは薬品耐性が高いので……。」

 

リョウカ(本体)「その点も抜かりは無いです……確かにこれは即効性ですが……味方であれば身体に害は一切与えずノーリスクで力を貰えます………ただし敵対勢力に使うと話は変わり……何と投与された敵は即死します……つまりこの私達の血液と言うのは……劇薬の様な代物です………敵対関係でなければ問題はないけど……敵対すれば問答無用で効力が発揮するので一切容赦はありません……しかももし投与されて仮に敵対された場合にも……投与された者に対して血の効果が変化……超特級の人体の全細胞組織を一瞬を超えた速さで死滅させる成分へと変化……即死させる代物です………………っが………。」

 

 

ッス……ッポン……!

 

 

リョウカは折角出したその血液入りの注射器を消した………

 

 

リョウカ(本体)「実はそんな事しなくとも、この世界へ貴方達が来た時点で貴方達はもう既に適応化されてるのですよ?」

 

全員(リョウカ除く)『……え?』

 

リョウカ(本体)「あら?みなさんも知らなかったのですか?と言うよりもみなさんは完全に忘れてるとは思いますが……私達の世界だからこそ出来る事なのですが、この世界が平和である理由も私達の世界である故の私達の世界専用の能力が常時発動している故にほぼ平和なのです……システム能力を改造して私達の世界専用のシステム能力を作った代物ですがね………とは言え、この世界に居る住民は自分達の意志でこの世界へ来て平和に生活している上で自分達の意志で私達を慕っている……だから故にみんなは私達の期待を裏切りたくない……そして私達もそんな住民達の為に期待を裏切らない為に動く………そこへ更にこの世界専用のシステム能力が加わって平和な世界へと成り立っています……無論下手なイレギュラーが入ればこれもこの世界専用のシステム能力で呆気なく追い出される又は消滅します……ただそれ抜きにしろ……これもこの世界専用のシステム能力の影響でこの世界の住民の戦闘能力は滅茶苦茶高いですよ?流石に私達どころか此処の兵士に簡単に負けてしまいますけど………他の人からすればただの一般市民かどうかも疑うレベルの戦闘能力の高さが有ります…………そして………貴方達の場合は話が変わり……私達が自ら此処に招いた訳なので………そのシステム能力の影響で私達レベルまでその力は昇格された訳です………勿論形態変化能力も付与される上で……みなさんもやっている分身能力も付与……等素晴らしい代物です………やはり時代が進むのは時には良い事ですね………昔は一々あの注射を一人一人に投与していかないといけなかったのでね……ある意味でこれは助かりましたよ………。」

 

めぐみん(本体)「あ〜……そう言えばそうでしたね……。」

 

ヨル「じゃ……じゃあ?私達も今滅茶苦茶強くなっちゃってます…?」

 

リョウカ(本体)「そうなります……ただし戦い方は流石に私達の所に入る以上は私達に合わせないと色々不味い上で如何に向こうの世界で最強クラスの人間だろうと……私達の所では一切常識が通用しない……勿論これから戦って行く敵もそうです………だから常識を捨て去って生きて行くしかないです……変に常識に囚われているとこの先やっていけれないですよ?現に……別の世界の時間軸の私達もまた犠牲になってしまった訳ですしね……貴方達は今は分からないと思いますが……当然ながら私達と言う存在は別に居ます……確かに今此処に居るのも本物だし……他の分身の私達も本物………しかし並行している世界でも同じく私達と言う存在は居ます……今もこの瞬間も常に私達と言う存在は居続けるし戦い続ける………そしてある時にはその世界の私達が壊滅してゲームオーバーになったり………逆に自滅してゲームオーバーになったり………又は私達より先に平和な世界になって平和な世界を満喫して余生を過ごすハッピーエンドを迎える私達も居れば当然世界は救われない上で私以外が全滅する絶望しか無いバットエンドを迎える私達も居たりと………無限の可能性が大いに有るのです………そして私達はそんな並行世界の私達を良く観測しながら平和な世界を目指し続けながらも自由気ままに旅を続け………真なる最強と言う頂を目指して旅を続けるのです………。」

 

ヨル「そうなのですか………。」

 

リョウカ(本体)「まあね、だからアーちゃんや娘達には平和ですくすくと育って欲しいのですが………生憎能力の関係上一切歳は取らないし身体の成長もしないのでね………不老不死の様な存在になってしまったのが今でも後悔してますがね………。」

 

ロイド「何?不老不死なのか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ?だからこの世界の住民は今現在でも減る事は無いけど増える訳です……ただし不老不死と言っても歳は確かに取らないし成長もしないけど不死の能力は安易的でね?確かに歳を取って死ぬ事は無いけど攻撃を受ければ当然死にます………とは言え仮にも不死なので……そんじゃそこらの攻撃程度ではビクともしないですし……圧倒的な再生能力も有るので死にはしないですよ……でも私達や神々に属する存在からの攻撃は別……容易に能力を貫通してダメージを与えて来るのでそれらの攻撃には弱いです………まあ無駄に敵を増やさなければ問題は無いけどね………兎に角一応は貴方達は死ぬと言う事は無いです……意図的にされない限りはね……。」

 

ヨル「へ〜……凄いですね……。」

 

リョウカ(本体)「ただし、歳を取らないと言うのは逆に言えばそれも欠点になります………特にアーちゃんの場合には一生その姿のまま……。」

 

アーニャ「がーん………。」

 

リョウカ(本体)「……とは言え学校はどうなるのか?と言えばそこまで問題では無いので大丈夫です………歳こそ取らないけど卒業は出来ます……まあ、その……気にする必要は無いですよ?」

 

めぐみん(本体)「リョウカちゃんがそれ言うと何故か余り説得力が無い気がしますがね………。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

リュウカ(本体)「あらら…………えーっとごほん…!兎に角、話が大幅に脱線したけど……取り敢えずは戦力にはなるって言う事で良いですね?」

 

カズマ(本体)「そう言う事になるな。」

 

リュウカ(本体)「っで……やはり作戦決行日がリョウカちゃんとアーちゃん人形が完成次第になるね………でもその後が一番大変でしょうがね………今度は尾行が目的です……バレない様にしないとね………何だか自分の世界でメタルギアの世界と同じステルスミッションをする事になるとはね………ただし最終的には強行突入でバレるけどね……………。」

 

大高(本体)「そうですな。」

 

リュウカ(本体)「…………ではみなさん、今回の作戦の説明は以上です……勿論作戦の関係上みなさんも最前線に出てもらいます……今回の作戦は確かに個人的な復讐も有るのもそうですが………本作戦では両国に対する私達と言う絶対的な存在をアピールする事と抑止力を誇示する目的も有ります………くれぐれもしくじってはいけない………確実に成功せよ…………。」

 

全員『了解。』

 

リュウカ(本体)「では後日に詳しい作戦内容を送りますので必ず確認する様に……それとロイドさんとヨルさんとアーちゃんとリュウコさんは後で私達と共に別荘地に向かって部屋の確認をした上で荷物を整理して下さい………では以上!解散!」

 

 

会議が終わりそれぞれ準備に取り掛かった……一方でデータ取り組であるリョウカ達と言うと別荘へと向かった……

 

 

翌日……

 

 

リョウカ(本体)「さてロイドさんにヨルさん……別荘での夜は過ごせましたか?」

 

ロイド「ああ、何時と違う雰囲気で過ごしたが……これも中々興味深い体験だった。」

 

ヨル「ええ、私もそんな感じです。」

 

リョウカ(本体)「まあ、取り敢えずは良い感じで良かったです……さてリュウコお姉ちゃん、準備は?」

 

リュウコ(本体)「ええ、大丈夫よ。」

 

リョウカ(本体)「なら結構……さてですが……データ取りと言ってもそう身構える事では無いです……貴方達の日常生活風景を包み隠さずリュウコお姉ちゃんが記録して行くのです………それを基準にアーちゃん人形が作成されます………ただし、その生活で私自身も加わるのでね……アーちゃんの事を考えればね………。」

 

ヨル「そうですよね………。」

 

リョウカ(本体)「さてです……互いの正体はもう分かっているとは言え無論その関係は今現在は変わらないでしょう……なのでその生活も変える必要は無い………しかしアーちゃんやボンドに関しては生活の上で気を付ける所は説明させておきますよ………先ずアーちゃんとボンドの共通点として……新月の日は能力は使用不可能……そこは前に説明してますね?」

 

ロイド「ああ……。」

 

リョウカ(本体)「……っでボンドの注意点はほぼ犬と同じですが……未来は見える……つまりは未来予知が可能……っが……犬である故にそれを伝える手段は持たないので………必然的にアーちゃんとのセットでないと何も役に立ちません………ただし、伝える手段は行動で示す事があるので…ボンドがその未来を見て行動に移した時はその行動を良く注視した上で行動に移る様に………とは言えアーちゃんも居ればどんな未来を見たのかは分かりますが………しかしアーちゃんは何度も言うけど幼い子供なので未来を見てもそれを理解して伝える事が出来るのかどうかは別問題です……以上がボンドに関する注意点です。」

 

ヨル「なるほど……分かりました。」

 

リョウカ(本体)「さて次が問題のアーちゃんです……アーちゃんは色々と非常にデリケートなので絶対に気を付けて下さい………先ずアーちゃんの能力は神の子として覚醒して日は浅い故なのでまだ心を読む程度ですが…………生憎自力でONとOFFが出来ない上で無差別で心を読んでしまう時が多々有ります……一応アーちゃんが心を読む相手を目視し続ければその相手の心だけを見る事が出来ますが……アーちゃんの体質と性質を考えるとやはり無差別になるのが関の山です………ただし無差別に心を読むって言っても射程範囲外の相手には効果は無い………しかしその射程範囲は曖昧ですがね………分かっているのはイーデン校の教室内はほぼ全域をカバーは出来る事ですね………。」

 

ロイド「なるほど、でもそれなら相手の心を読めばカンニングが出来るのでは?」

 

リョウカ(本体)「それが出来たら苦労はしませんよ……と言うよりもしつこい様ですが……アーちゃんは本来であれば3歳です……それを無理矢理偽って6歳と自称したのです……つまりは年齢と言う圧倒的なハンディーギャップを抱え込んでる上で……研究施設での壮絶な実験の数々を受けて精神的にも追い詰められているのです……特に『お勉強』と言う類いをさせられるだけでも明確に拒絶反応を起こす程ですが………アーちゃんの性格上…私達や貴方達に迷惑を掛けたくない事や役に立ちたい事が合わさって無理矢理抑えてるっと言った方が良いのです………それにもし能力者や年齢詐欺だとバレたら………それこそもうアーちゃんは立ち直れないですよ………だからこそこれだけは絶対に避けないと駄目なのです…………。」

 

ヨル「そうなのですか………何だか私達……非常にアーニャさんに申し訳ない事してますね…………。」

 

ロイド「ああ…………。」

 

リョウカ(本体)「でもね……他にも気を付ける所は有るのですよ……アーちゃんの能力はさっきも言った様に基本的に自力ではONとOFFには出来ずに範囲内に居る全生物の心を読んでしまいます………その関係上………その範囲内に居る生物の数が多ければそれだけアーちゃんは高負担を与えます……それだけでなく……その範囲内で悪意等を悪影響を与える心を大量に受ければアーちゃんは一時的とは言え体調を崩します……しかも最悪の場合には入院も必要になります………前にも突然アーちゃんが体調を崩した事が有るでしょう?」

 

ロイド「そう言えばそうだったな……まさか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、民主が多く集まる場所とか人が多く集まる場所には場合にもよるけどアーちゃんにとっては良くない心を読む事が有るのです………だからこそそう言う人が多く集まる場所へは決して近付かせては駄目です………とは言え学校ではそうは行かない………この世界では私達が学校の運営をしているのでまだ大丈夫なのですが貴方達の世界の学校はそうは行かない………常に気を配りながら様子を見ないといけないのです………見る事すら叶わないのだけどね…………。」

 

ロイド「分かった、気を付けよう……。」

 

リョウカ(本体)「一応この世界の地図です……はいどうぞ。」

 

 

リョウカはこの世界の地図を渡した……

 

 

リョウカ(本体)「この地図は貴方達用に私達が作った物です………その地図で赤くバツ印が有るのは分かりますね?」

 

ヨル「有りますね……それは?」

 

リョウカ(本体)「それはアーちゃんにとっては天敵でもある民主や人が大混雑する場所等……アーちゃんが行けれない場所を全てバツ印を書き加えてます………無論データ取りとその後の生活も考えるとこれを見とかないと駄目でしょう?っと話がズレたね……そのバツ印が有る場所へは絶対にアーちゃんを近寄らせては駄目と言う事を覚えて下さい………ただしどうしても連れて行きたい場合には私達の誰かに必ず伝えて下さい………私達がどうにか対処してアーちゃんを連れて行ける様にはしておきます………とは言えあんまり乱用はしない様にね?乱用しまくれば信頼度が落ちるので後々厄介になります…………くれぐれも留意して。」

 

ロイド「了解した。」

 

リョウカ(本体)「因みにさっきも言ったけど、アーちゃんは自力でONとOFFは出来ないって言いましたが………一応ですがさっき言った心を読む相手を目視するか………アーちゃん自身でその読みたい相手を範囲を絞らせて念じればどうにか自力でONとOFFが出来ます……まあ自分の意志で念じればどうにかONとOFFが可能っと言う感じです………ただしそれ以外の場合にはどのタイミングで自動でONになるかOFFになるかは一切不明……恐らくこれは完全にランダムでしょうね……一応私達が側に居る時は私達の意志で制御が出来ますがそれでもアーちゃんの力ではまだ完全な制御は出来ないでしょう………だから支えてあげるしかないです……。」

 

ロイド「………そうだな。」

 

リョウカ(本体)「因みに……フィオナ……夜帷さんは覚えているでしょう?」

 

ロイド「あ〜……アイツか?」

 

リョウカ(本体)「あのアーちゃんが何故、夜帷さんに対して明確な拒絶と言える威嚇をしたと思いますか?アーちゃんは心を読めます………何故だと思う?」

 

ロイド「ん〜……いや分からんな……。」

 

リョウカ(本体)「それはね?夜帷さんはアーちゃんに対して超スパルタメニューを考えていたのですよ?何度も言うけどアーちゃんにとっては『お勉強』と言うのは大の苦手……寧ろ天敵って言っても良いです………ただでさえロイドさんはギリギリ大丈夫でも夜帷さんと変われば絶対に壊れる…………だからこそアーちゃんは夜帷さんを完全に拒絶したのです………とは言えその後夜帷の心を読みまくって夜帷さんの野望がとんでもなかったですがね………ロイドさん、ユーリさんは知っているでしょう?」

 

ロイド「ああ、ヨルさんの弟の?」

 

リョウカ(本体)「ええ、ユーリさんはヨルさんへ幼い時から何は結婚をしようかと考えていたけど………結局は貴方に取られた…………そして夜帷さんの場合は……何とロイドさん狙いだった訳です。」

 

ロイド「はぁ?」

 

リョウカ(本体)「それも如何なる手段を用いてでもロイドさんと結婚したかったですが………相手が悪過ぎた………相手はあのWISEの天敵の一種である殺し屋集団の『ガーデン』………その中で最強の一角であるいばら姫であるヨルさんが相手だと………最早言うまでも無いでしょう………ただし家事は壊滅的に酷いですがね……。」

 

ヨル「う〜…家事が出来なくて済みません………。」

 

リョウカ(本体)「まあまあ、ヨルさん……実を言えば私も昔はそうでしたよ?私も生きる上で様々な修行をしてたのでね……気が付けば家事も上手くなってましたよ………だからヨルさんも頑張ればきっと上手くなりますよ………とは言えヨルさんも気を付けないとユーリさんも秘密警察の一員………下手すれば一家諸共牢屋行き確定ですよ?」

 

ヨル「え!?ユーリって秘密警察だったのですか!?」

 

リョウカ(本体)「そうですよ?って言うよりもロイドさんは黄昏としての仕事故に秘密警察に狙われている身なのでね……だからバレたらやばいですよ………下手すれば所では無く……バレたら終わりです………死にたくなかったらね……。」

 

ヨル「はい……気を付けます。」

 

リョウカ(本体)「ああ、後……あの爆弾犬事件は分かりますか?」

 

ロイド「あの事件か…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、あの事件は本来であれば……ロイドさん、貴方は死ぬ運命だった………あの犯人が仕掛けたトラップに掛かって爆死すると言う壮絶な最期を遂げる筈だった……。」

 

ロイド「そうなのか?知らなかった……。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもそれを救ったのは……ボンドとアーちゃんです……厳密に言うならば……アーちゃんがボンドの未来予知能力を見て貴方が死ぬ未来を見てしまった………そしてアーちゃんとボンドは危険を承知であのトラップの所へ向かった……っが……アーちゃんの力では爆弾を解除は不可能なので………ロイドさんにトラップが有る事を伝える為にあのケチャップで描かれた警告文を書いたのですよ。」

 

ロイド「……!!そうだったのか…………あの文字はアーニャが………。」

 

ヨル「アーニャさん…………そんな事をしていたのを知らなくて申し訳ないですね…………。」

 

ロイド「………そうだな………アーニャにはその礼をしないとな………。」

 

リョウカ(本体)「……まあ影ながらアーちゃんのお陰で貴方達は無事にバレずに済んでる訳ですがね……とは言えあの性格に振り回されてしまってるので一長一短ですね…………。」

 

ヨル「ははは………。」

 

リョウカ(本体)「っと話が大幅にズレたね………他にアーちゃんに関して気を付ける所は……また超能力関係で高負担を与える条件は他にも有ります………アーちゃんが単体の相手の心を読んでる時や数人程度の相手の心を読んでる時等に限りますが……その相手がもし考え事でアーちゃんの情報処理能力を超える量若しくは速度で考えると…パンクしてダウンするので可能な限り避けて下さい………特にロイドさん?気を付けなさい。」

 

ロイド「……善処する……。」

 

リョウカ(本体)「最後に、アーちゃん自身の問題ですが……しつこく言うけど、アーちゃんは私と似てるので……表面上は元気一杯で振る舞ってるけど………心の奥底では2人に捨てられたくない故にかなり抱え込んでるのですよ………今は私が居るから大丈夫なのですが………私がもし亡くなった上で貴方達から捨てられたら………今度こそその心が折れて…二度と立ち直れなくなる……そうなったら終わりです………無論アーちゃんは心を読めるので決して……そんな事を考えない様にね?勿論ですが私達全員当たり前ですが心を読めるので隠し事は絶対に通用しない………それだけは忘れないで下さい……。」

 

ヨル「はい……。」

 

ロイド「分かった。」

 

リョウカ(本体)「……では注意事項は以上です……早速日常生活へと行きたい所……なのですが、生憎まだイーデン校は向こうの世界に存在するので事実上アーちゃんは学校に通わせる事は出来ません……なので今回は休日の時のデータを取らせてもらいます……本来ならばアーちゃんがせめて6歳だったらまだ救いは有るのですが………入れるとすれば幼稚園位ですね………しかし精神年齢的には幼稚園に入れるのは厳しいとしか言えれないのです……あんな過去を味わった以上はね………だから何処にも入れない………6歳になるまではね………でも残念ながら不老不死の所為で一生3歳児のまま………一応誕生日を迎えれば勿論年齢は上がりますが身体はそのまま……精神年齢も頑張れば成長はしますが、それでも残念ながらそのままなのです……。」

 

ヨル「そんな………。」

 

リョウカ(本体)「でも、アーちゃんは本当に頑張った方なのです………3歳なのに壮絶な人生を味わいながらもあのイーデン校に入れたのです………それだけでも偉業なのですよ…………とは言えどうやって入学したかは私も知りませんがね………。」

 

ロイド「え?どうやって入学したかは流石に分からないのですか……?」

 

リョウカ(本体)「ええ?これでも私は元人間なのでね?全てを知ってる訳じゃないです……だから一応聞きます、どうやって入学しましたか?まだ筆記試験は分かります……その後はどうなりましたか?」

 

ヨル「……ロイドさん、伝えた方が良いのでしょうか?」

 

ロイド「……伝えた方が良いだろう……どうせ隠し事をしてもバレるのだからな……。」

 

ヨル「……そうですね………実は……。」

 

 

そしてヨルとロイドから三者面談の事を一文一句隠す事無くリョウカ達に伝えた……勿論スワンからのあの問題となった質問についても全て伝えた………

 

 

ヨル「と……と言う訳なのです………。」

 

リョウカ(本体)「…………………。」

 

リュウコ(本体)「あの〜……リョウカ……ちゃん……?………!!!?」

 

リョウカ(本体)「へ〜…………そっか……………ありがとう…………伝えてくれて………。」

 

ロイド「あ………あの〜…………ボス……?まさかキレてます…………?」

 

リョウカ(本体)「ん?うん、キレてるよ?ええ…ここまで清々しくブチ切れるとは思いませんでしたよ………っが…………確かに内容は良く分かった………っが…………生憎…………私はね?実際にその場面を見てもいないし聞いてもいない…………だから…………確実であると言う証拠が欲しい…………だからこの作戦の後………アーちゃんにはもう一度イーデン校に入学してもらいましょう………勿論ながらその世界を召喚する時は逆行しているので当然ながら状況で言うならば………アーちゃんがまだ入学試験をする何週間か前と言う状態にするのでね……しかしそれだけだと少し不味いので………アーちゃんの友人達の記憶を逆行させます……更にはロイドさんとヨルさんの友人及び組織の幹部の記憶を逆行させておきます………因みに流石にユーリさんはバレると不味いので記憶の引き継ぎはさせませんが……記憶の刷り込みで……ロイドさんやヨルさんは既に結婚してる事にしてます……無論アーちゃんやボンドも居る事になってます…………。」

 

ロイド「なんか色々と済まん………。」

 

リョウカ(本体)「良いですよ………とは言え先ずは目の前の作戦だけを集中したいです……イーデン校の問題は後回しです………スワンですか……名前は覚えましたよ…………さてとそろそろ朝の用意とかしないとね………因みにロイドさんとヨルさんにも休日の時のデータ取りの協力をしてもらいますので仕事は無し………アーちゃんのお世話とかをしてもらいます………勿論ながらも私達全員もデータ取りには全力は出しますよ?だからアーちゃんのお願いとかが来たら私達の誰かに伝えなさい………良いですね?」

 

ヨル「はい。」

 

ロイド「分かった。」

 

リョウカ(本体)「では……あ〜……そうだった、忘れる所だった……実は今回のデータ取りで更に助っ人を呼びました………ほら来て下さい。」

 

?『は〜い!』

 

 

ガチャ……トテトテトテトテ…!

 

 

ロイド「この子達は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私達の娘達です……それとこの双子はジェノス家族から今回より此処へ引っ越して来てね?アーちゃんのデータ取りの為に頼んだら喜んでこの子達を助っ人に寄越してくれましたよ………っでこの双子がエンノちゃんとネシスちゃんです……元義理の娘です……。」

 

ネシス(本体)「初めまして!ネシスだよ〜!」

 

エンノ(本体)「エンノなの〜!」

 

ロイド「そ…そうか……。」

 

リョウカ(本体)「この子達がアーちゃんのより良き遊び相手になってくれますよ?勿論娘達にはアーちゃんの事を全て話してますし当然注意事項も話してるので安心して下さい………。」

 

ヨル「分かりました。」

 

リョウカ(本体)「さてと、そろそろ始めないとね……リュウコお姉ちゃん…頼みますよ?」

 

リュウコ(本体)「任せなさい、しっかりとデータを取りますからね。」

 

リョウカ(本体)「うん、では私達は朝の朝食を……ってそうでしたね……アーちゃんを起こさないとね………。」

 

たつはな(本体)「お母さん、アーニャちゃん私達で起こしに行って来ても良い?」

 

リョウカ(本体)「行ってくれるの?ありがとうね…それじゃあ頼めるかな?後、起こすついでにもう一度アーちゃんに此処の案内をしてあげてくれます?勿論顔を洗って歯も磨いて来てね?」

 

娘達全員『は〜い!』

 

 

 

そしてアーニャの日常生活を記録する日々が始まった………アーニャの事をほぼ知り尽くしたとは言え表向きの性格に相変わらず振り回されるロイドとヨル……一方で表と裏を全てを知っているリョウカはアーニャの接し方を完璧にマスターしていて……やはりロイドとヨル以上に安定した日常を送れていた……………

 

そして数週間後………

 

 

 

リュウコ(本体)「良し、そろそろ充分ですよ。」

 

リョウカ(本体)「あら?もう取れたのですか?」

 

リュウコ(本体)「ええ、お陰で充分にね……これ程良いデータが有れば完璧なアーニャちゃん人形が出来るよ……期待して待ってて下さいね。」

 

ヨル「はい!待ってます!」

 

 

リュウコはそのデータを開発所長の所のリョウカ達に渡して早速アーニャ人形の制作を開始した………

 

 

………更に1週間後………

 

 

リュウコ(本体)「はい、これがアーニャちゃん人形ですよ。」

 

全員(リュウコ除く)『お〜……。』

 

 

リュウコ達特製のアーニャ人形………見た目やサイズを含めて完璧にアーニャそっくりだった……しかもどんなに近寄って見ても一切違和感が無く……触れて見ても本物と変わらない完璧にアーニャそっくりに仕上がっていた………

 

 

リュウコ(本体)「勿論、動作もバッチリです……本物そっくりに再現しました……表情を自由自在に変えるのは大変でしたがどうにかなりましたよ……勿論超能力の読心術能力も搭載してます………どうですか?」

 

リョウカ(本体)「うん、完璧です……それでこれはどうやって遠隔操作します?」

 

リュウコ(本体)「ええ、これは私達の誰でも良いのでアーニャちゃん人形に対して念じて命令すれば動きます……今は待機中となってますがね……電源は自動ですし動力やバッテリーは心配しなくても大丈夫です……。」

 

リョウカ(本体)「へ〜……それは良かったです、何せ今回の作戦では下手すれば長期化も考えてますからね……超長時間稼働出来るに越した事ではないけどね………因みに聞くけど、もしもの時に備えての戦闘能力は?一応アーちゃん自身はヨルさんに教わって護身術位は辛うじて出来るのですがね……こっちは?」

 

リュウコ(本体)「その点も抜かりは無いですよ?実はこの人形の制作にはね?初号機も加わっているのです……リョウカちゃん達の力になるべくね。」

 

リョウカ(本体)「初号機がですか……ん?じゃあまさかこの人形って……初号機自身だったり……何て無いかな……流石にあれらの機体の力でもここまで小さくはなりませんね………。」

 

リュウコ(本体)「ううん?そのまさかですよ?」

 

リョウカ(本体)「………マジですか……?」

 

リュウコ(本体)「うん、マジです………想う力は本当に偉大なりですよ……ここまで超進化を遂げるとはね……恐らく他の機体も………兎に角初号機がアーニャちゃん人形へと変身したと思えば良いですよ……ただし乗る事は出来ないですがね………当たり前だけど……。」

 

リョウカ(本体)「そ……そうですか……でもリュウコお姉ちゃん?確か元々は一から手作りの筈だったのでは…?」

 

リュウコ(本体)「ええ、確かに既にアーニャちゃん人形は一から手作りの計画で……前日にてアーニャちゃん人形はほぼ完成していたのです……っが……その前日にて初号機も加わってアーニャちゃん人形を見て化けた感じですよ?しかも言葉も発する事も出来るし……聞く事も考える事も出来る完全な自我が宿ってます………。」

 

リョウカ(本体)「まあ、あの初号機には私とお母さんの魂が宿ってるからね……っで完成直前のあのアーちゃん人形はどうしましたか?」

 

リュウコ(本体)「ええ、結局初号機が代わりにやるのでどうしようか迷っていたのでね……一応は持って来てはいるのですよ?勿論データは入ってるので……仮に初号機がバレたらこれを投入しようかも考えてはいますがね………因みこの手作りの方の護身用能力は……私達の接近戦時の格闘戦の戦闘データを組み込んでいるし……最悪の場合には人形自身が一種の爆弾として……遠隔操作で自爆をさせる事が可能です………流石に核級の規模ではないけど……少なくとも敵に大打撃は与えれると思いますよ?」

 

リョウカ(本体)「それは良かったです、一応予備は有るに越した事ではないのでね………さて後は私の身体ですね………やっぱりあの作戦での無茶が祟り過ぎたのでもう少し掛かりそうです……なのでその間にロイドさんとヨルさんをもう少し鍛えておきましょうか……一応今のままでも充分強いですがもしもと言う可能性も有るのでね………なので訓練教官の役目をしてくれる助っ人を呼びました………どうぞ入って。」

 

 

ガチャ……バタン……

 

 

リョウカ(本体)「こちらは、私達の中で特に修行や訓練に厳しく尚且つ短期間で強く成長させてくれる……アルトリアさんとコルディアさん……そしてリョウコウさんです。」

 

アルトリア(本体)「ふむ、お前達がそうか?……なるほど、中々の見込みが有るな。」

 

コルディア(本体)「そうだね、それでリョウカちゃん?この2人ですね?」

 

リョウカ(本体)「ええ、本来なら私も特訓や修行とかに参加して手伝ってあげたいけど……私はみんなから回復に専念する様にキツく釘を刺されているのでね?生憎そちらのお手伝いには行けれそうには無いですよ……だからこそ頼みました。」

 

リョウコウ(本体)「良いですよ、今回は中々出逢えないとんでもない逸材ですのでね……リョウカちゃんが回復する頃には更に化けるでしょうね。」

 

リョウカ(本体)「それは楽しみですよ……。」

 

ロイド「あの……お手柔らかに……。」

 

ヨル「お願いしますね……。」

 

リョウカ(本体)「ロイドさんにヨルさん、生憎ですが……私達の所では修行や特訓に加減はほぼ無いのでね?特にあの人達は死ぬけど死ねない超ヤバい程……徹底的に扱かれる程です……如何に貴方達が強いと言っても……何回死ぬかな?」

 

ヨル「え!?私達死ぬのですか?」

 

リョウカ(本体)「無論です、寧ろこの人達の所で如何に私達と言えど必ず死にます……しかし死んでも生き返らせて……死んだらまた生き返らせると言う地獄を無理矢理味わいます………なので修行や特訓している内に段々と慣れて行き……どれだけ死亡回数を減らせれるかが鍵を握る訳です……最初は数十から数百回は死ぬので兎に角慣れて行くしかないです………だから……精々精神が崩壊しない様に頑張って下さい………。」

 

ロイド「………生きて帰って来れるだろうか……。」

 

ヨル「……私もです。」

 

 

っと言う訳で、アルトリアとコルディア……そしてリョウコウの最恐の4人宗(もう1人はリョウカ)にロイドとヨルは修行と特訓にリョウカは送った…………2人の運命は如何に…………

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【夜廻シリーズ】曲名【夜廻三:メインテーマ】

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