ハイスクールDxDで掲示板もの   作:ねばねば納豆

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夏バテで筆が止まってました。
お盆内に書き上げるつもりがギリ2ヶ月で投稿に……



【実況中継】殺し愛始まっタッターwww その2

「ピポポポポ!」

 

「グオォォ!」

 

 宇宙恐竜の攻撃は技術の欠片もない、なまじ人型な分獣性すら持ち合わせない。だがただ早く重いその猛攻は魁斗をジリジリと追い詰める。晒し切れずダメージが嵩み腕が痺れ始めていた。

 

『───あー、痛ったーい。あのガキやりたい放題しやがるわね』

 

 その様な状況であるのに魁斗の中に焦りは存在しない。なにせ今自分達は味方の施設にいるのだ、いくらかのルサルカ(懸念事項)はあるが助けは来ると確信している。

 

『あらら、()()()ほとんど壊しちゃってるじゃない。これだから激情家(才能マン)は嫌いなのよ』

 

 この後どう謝るか、そして機嫌を取れば良いか等と最早戦闘中という認識すらない。いっそ防御を辞めて気が済むまで殴られるかと血迷った考えすら浮かんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『───しゃーない、殺すかあの小娘』

 

「──────なんだと?」

 

 甘ったれた思考は打ち切られる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

 

 

132:実況中継

「そりゃあどういう事だルサルカ!!!」

 

『いっけなーい♪通信漏れちゃってた♪もうっ♡ルサルカちゃんのうっかりさん♡』

 

133:卑劣な対魔忍

 魁斗選手の怒号が響く!

 ルサルカの発言に激おこだ!

 

134:劣等生のお父様

 通信漏らしたのもわざとっぽいですね

 元々この場を用意したり暗躍してましたが

 一体何が目的なのでしょうか?

 

135:名無しの転生者

 アカネ君プッチンプリンからのシリアスヘゴー

 

136:名無しの転生者

 敵襲でも無いのに何でこんなに追い詰められてるんですかね?

 

137:名無しの転生者

 ギャグがシリアスに繋がるなんて創作あるあるだろ?

 

138:名無しの転生者

 d×dの作風とは真逆なんですがそれは

 

139:名無しの転生者

 原作も一誠があれなだけで大概ダークだし

 

140:実況中継

『どういうも何も神滅具を遊ばせてる余裕なんて無いってだけよ』

 

『戦闘員としては兎も角()()としては上等だしー』

 

『散々世話した分MBに貢献してもらってもバチは当たらないでしょ?』

 

141:卑劣な対魔忍

 おおっと?怖い事言いだしたぞ?

 そういえば君の趣味って拷問でしたね

 

142:劣等生のお父様

 原作も人間の形取ってただけでほぼ道具でしたからね

 技術的にはどうとでもなるでしょう

 非情な判断ですが魔獣創造にはそれだけの価値がある

 

143:名無しの転生者

 つまりどういう事だってばよ?

 

144:名無しの転生者

 アカネ君を(怪獣の)ママにするって事じゃね?

 

145:名無しの転生者

 エロいワードなのに全く興奮しねえ!

 

146:名無しの転生者

 怪獣版エキドナかぁ……地獄では?

 

147:名無しの転生者

 原作の時点で地獄定期

 

148:名無しの転生者

 一誠居なかったら悪魔滅亡コースだったかもだし

 

149:名無しの転生者

 多少頭を使えばもっと大惨事にできる

 

150:名無しの転生者

 ウイルスばら撒く魔獣でパンデミック引き起こすとか

 

151:名無しの転生者

 即効性高過ぎると対策されそうだな

 眠りの病に擬態して感染力優先しよう

 

152:名無しの転生者

 長期戦考えたら生殖能力弱めるのもいいな

 気づいた時には手遅れって寸法よ

 

153:名無しの転生者

 乗っ取りや思考誘導とか?

 元々悪魔は内紛ばっかやし

 

154:名無しの転生者

 実現出来るかは兎も角色々方向性はあるね

 

155:名無しの転生者

 君達?アカネ君助けようとか思わんの?

 

156:名無しの転生者

 人は死ぬぞ?

 

157:名無しの転生者

 俺は嫌な思いしてないし

 

158:名無しの転生者

 フラグ管理怠った魁斗君が悪いよー

 

159:名無しの転生者

 掲示板見てないなら出来る事ないじゃん

 

160:名無しの転生者

 こいつらさぁ

 

161:実況中継

『そ・れ・と・も♪代わりに俺が戦う!……とでも言ってみる〜?』

 

『最近死にかけたヒーロー君じゃあ説得力無いわよね~』

 

『ま、戦闘力抜きでも意見通せる価値があんたにあるんだけど〜』

 

『本気で泣きつかれたら止まるしかないわ』

 

162:実況中継

『言ってみなさいよ!モブがいくら死んだって良いから俺の女を守れってww』

 

『あたかも苦渋の決断ですって顔でもしながらさぁ!』

 

『自分や身内が無事なら他人がどうなろうと知ったこっちゃないわよね〜』

 

『まさに人間の本性って奴!あんたはど・う・か・し・ら♡』

 

163:卑劣な退魔忍

 アカネ君が戦わないなら誰が代わりになると思う?……モブ達だ!

 ルサルカ選手、鋭い指摘を繰り返す!

 魁斗選手はどう切り返すのか?!

 

164:劣等生のお父様

 持つ者に全て押し付けるのは間違っています

 ですが持たざる者が潰れるのを見過ごすのもまた正しくは無いでしょう

 程度の問題ですがその加減が難しい

 

165:名無しの転生者

 あーそうくるか、中々の難題だ

 ただでさえ有用な神滅具持ちだもんな

 今の所原作の1%も力引き出せてなさそうだし

 

166:名無しの転生者

 大いなる力には大いなる責任が伴って欲しいな

 そうじゃないと弱者は生き残れないからね

 

167:名無しの転生者

 有象無象のモブなんてどうでもよくね?

 身内の為に力を使って責められる言われはない

 

168:名無しの転生者

 その身内の範囲をどこまで広げるかって話なんだよなぁ

 

169:名無しの転生者

 切り捨てる事を繰り返すのはやめとけ

 最後は大切な物も無くなってるから

 

170:名無しの転生者

 逆に全てを救おうとして共倒れもありえるんですがねブヘヘ

 ああ、食い潰されるパターンもあるか

 

171:名無しの転生者

 結果でしか正誤を測れない奴じゃん

 

172:名無しの転生者

 ※この裏でゼットンにボコられ続けています

 

173:名無しの転生者

 ゼットンの癖に格闘強すぎだろ

 光線とか火球とかどこやったし

 

174:名無しの転生者

 初代も大概やったぞ?エアプか?

 

175:実況中継

「……アカネの事は大切だけどその為に誰かを犠牲にする気はねぇよ」

 

『ふーん、じゃあ素直に諦める?』

 

「それこそ冗談だろ?そこまで諦め良くねぇよ」

 

176:実況中継

「俺がもっと強くなるのは当然だがアカネにも強くなってもらう」

 

「元々危機感が足りなかったんだ、ケツ蹴り上げてでも鍛えさせるさ」

 

『キャー♡カッコイイ〜♡実力が伴えばだ・け・ど♪』

 

177:卑劣な退魔忍

 魁斗選手まさかの脳筋返答だ!

 うちの馬鹿どもみたいな事言ってるぞ!

 ……ちゃんと頭も鍛えようね!

 

178:劣等生のお父様

 別に見当違いという訳でもありません

 幸い才能保証(魔獣創造)がアカネ君にはありますからね

 やりようは幾らでもあるでしょう

 

179:名無しの転生者

 強くなればよかろうなのダァ!

 

180:名無しの転生者

 草、頭悪すぎんでしょww

 

181:名無しの転生者

 でも嫌いじゃないだろ?

 

182:名無しの転生者

 うん!ダイスキSA!

 

183:名無しの転生者

 2度目の人生思いっきりいこうぜ!

 ダメなら死ぬだけなんだし

 

184:名無しの転生者

 もっと色々やりようはあると思うけどなー

 

185:名無しの転生者

 どうせ強くならないと不味いんだしベターよ

 

186:名無しの転生者

 いけー!変態の弟!

 おっぱいちゃんを誑し込むんだ!

 

187:名無しの転生者

 ピンポイントで地雷踏むのは辞めようね!

 いやもう既に誑し込んでる様なもんだけど

 

188:名無しの転生者

 おっしゃ!ゼットンを投げ飛ばした!

 この隙に……うそん?!

 

189:卑劣な退魔忍

 おおっと?!魁斗選手吹っ飛ばされた!

 瞬間移動ドロップキックに反応出来なーい!

 啖呵切った後にこれは恥ずかしいぞ!

 

190:劣等生のお父様

 瞬間移動は攻防に通じる万能技ですからね

 回避は勿論、今みたいな不意の一撃が恐ろしい

 今日初の使用なのもあり完全に決まりましたね

 

191:名無しの転生者

 あんなんどうしようもねぇわ

 

192:名無しの転生者

 出たー!ゼットンさんの瞬間移動だ!

 しかもまだバリアと火球があるんだぜ!

 …………詰んでね?

 

193:名無しの転生者

 さ、流石にフルパワー再現ではないと思うし

 

194:名無しの転生者

 投げの時掴めたんだからバリアはないんじゃない?

 

195:名無しの転生者

 一兆度の火球もアカネ君いるし使えないだろ

 

196:名無しの転生者

 じゃあ瞬間移動だけ対処すればいいんだね!

 …………どうやって???

 

197:名無しの転生者

 なんか、こう、転移を阻害する結界とか?

 

198:名無しの転生者

 そんな都合の良い物があればな

 

199:名無しの転生者

 転移の予兆を見つけるとか?

 

200:名無しの転生者

 よしんば出来ても反応出来るかは別問題ですよね?

 

201:名無しの転生者

 んあー!雑に瞬間移動が強すぎます!

 

202:名無しの転生者

 創作でも便利すぎて話を壊しかねない能力だもんな

 制限つけるかキャラ殺さなきゃ

 

203:名無しの転生者

 今回は自分にしか使えないのが制限となっております

 

204:名無しの転生者

 十分強力定期

 

205:実況中継

「…………アカネ?おい!大丈夫か?!」

 

『あっもうガス欠?神獣クラス作ったにしてはよく持った方かしら』

 

206:卑劣な退魔忍

 あらら、アカネ選手倒れ込んでしまった

 同時にゼットンも動きが止まります

 呆気ない結末となってしまったか?

 

207:劣等生のお父様

 怪獣に直接ラインを繋いで魔力供給していた様ですが

 瞬間移動でバカスカ魔力を使われてガス欠でダウンしましたね

 魁斗選手も気づいて急ぎ魔力供給に移ります

 

208:名無しの転生者

 えーこんな終わり方ある?

 

209:名無しの転生者

 まあええ事じゃね?

 流石に続けても勝てなかっただろうし

 

210:名無しの転生者

 凡ゆる意味でゼットンが強すぎたな

 

211:名無しの転生者

 所で何で魔力供給なのにパンツ脱がないんですか?

 

212:名無しの転生者

 エロゲーに毒され過ぎなんだよ

 

213:名無しの転生者

 貴様ー!古代から続く魔力供給方法にケチをつけるのかー!

 

214:名無しの転生者

 あたりめーだ!

 コンプラを考えろ!

 

215:名無しの転生者

 せめてキスまでで止めようぜ

 

216:名無しの転生者

 ◯月でもよくある事だろ!

 

217:名無しの転生者

 FG◯は健全なゲームです

 

218:名無しの転生者

 欺瞞だ!

 

219:名無しの転生者

 ……なんかゼットン動いてね?

 

220:名無しの転生者

 えっ?

 

221:名無しの転生者

 角から光線出して火球作ってますね

 

222:名無しの転生者

 なんでぇ?!

 

223:名無しの転生者

 \( ˆoˆ )/

 

224:卑劣な退魔忍

 オイオイオイ最後っ屁にしては強力過ぎるぞ?!

 魁斗選手もアカネ選手に呼びかける!

 だが意識が朦朧としているのか反応がなーい!

 

225:劣等生のお父様

 供給された魔力をそのまま流用してますね

 供給を止めるのも命に関わりそうですし

 魁斗選手はこの苦境をどう乗り越えるのか見ものです

 

226:名無しの転生者

 このメスガキ碌な事しねぇな

 

227:名無しの転生者

 ヤンデレの無理心中かな?

 

228:名無しの転生者

 転生者あるある、原作キャラのヤンデレ化

 

229:名無しの転生者

 いや何でもかんでもそっちに持って行くなよ

 

230:名無しの転生者

 正論なんだけど比率がね

 

231:名無しの転生者

 なんでや!ちょっと助けただけやろ!

 

232:名無しの転生者

 ちょっと(命の危機)

 

233:名無しの転生者

 頼れる相手が居ない中で救われたら多少はね

 

234:名無しの転生者

 ノンケがレズ堕ちしてる場合は更にドンよ

 妥協で異性に逃げてるだけだし

 

235:名無しの転生者

 レズのノンケ返りはリアルでもあるからなぁ

 主に好奇心ッ◯スで

 

236:名無しの転生者

 百合の否定は止めろ(震え声)

 

237:名無しの転生者

 ん?

 

238:名無しの転生者

 えっ?

 

239:名無しの転生者

 ヒュー!

 

240:名無しの転生者

 嘘やろ?!

 

241:卑劣な退魔忍

 草バエル

 

242:劣等生のお父様

 魁斗選手ここ一番で決めました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の人生は後悔ばかりだ。好きな事には全力を、それ以外はお座なりに。そんな生き方は気楽だけど零れ落ちる物もそれなりで。零れ落ちた物から目を逸らす様に更に好きな事に縋り付く(依存する)。そんな生き方は大切な人が出来ても変えられなかった。

 

 趣味が合って、気が合って、揶揄い甲斐がある。デリカシーに欠けていたり主義主張に差はあったけれど側にいる事が負担にならない、他の女と一緒にいて欲しくない……らしくもない事を思わせる程度には特別な人。心弾む楽しい今日をくれて、自身の描く理想の未来にいる、その感情が何なのかは気恥ずかしくて言語化は出来なかった。

 

 そんな人を私の怠慢が殺しかけた。運が悪かった?実力が足りなかった?判断を間違えた?そんな物は私の責任に比べれば塵の様に軽い。襲われて悪魔にされた日にこの世界の残酷さは知った筈で、周りの人達が日々努力していて、私ももっと努力した方が良いと指摘されていた。私は耳を塞ぎ今出来る全力(やっつけ仕事)で満足した。

 

 その結果があのザマだ。アパテーが居たから命を繋げた?あれは本当に繋げただけだ、無理矢理で無茶苦茶なあの治療は偶然の産物に他ならない。強靭な肉体が何とか耐えてくれていただけで普通の人間なら爆散させていた。そんな物を誇れる程恥知らずにはなれないし、そもそも不意の一撃を防げていたのなら治療の必要すら無かったらのだから。

 

(───ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい)

 

 無意味な謝罪が頭の中に駆け巡る、結局の所私のやってる事は八つ当たり以上の意味を持てなかった。魔女(ルサルカ)の力を借りて、病み上がりを襲って……きっと悪意の欠片も無かっただろう軽口に怒りを燃え上がらせて、そこまでやっても力尽き逆に心配すらさせている。身体中が暖かい魔力(何か)に包まれているのに自分の不甲斐なさが心を冷え込ませた。

 

(───嫌だ、このままじゃ終われ、ない)

 

 それでもと最後の力を振り絞る。自分の中の何かが危険信号を出そうがお構い無しだ。ありったけの全てを使い切ってでも何かを刻み込みたかった。体が凍え瞼は鉄の様に重く、今にも消えてしまいそうな意識を奮い立たせる為に叫ぶ。いや、掠れ声かもしれなかったけれど───きっと届くべき場所へ届いたのだろう。

 

 唐突に声を出せなくなった、でもそれは私が力尽きたからじゃない。寧ろ力が湧き上がってくる。心臓は煩いくらいに鼓動を刻み、沈みかけていた意識が浮き上がるのが分かる。何事かと目を開くと視界を占領していたのは何処か赤みを浴びた肌色の何か。それが何なのかを理解するのにそれ程時間は必要無くて、全身が燃え上がる様に熱くなるのを感じながら声を出せなくなった理由をようやく理解した。

 

「くぁwせdrftgyふじこlp!?!!!」

 

 もっと段取りとか! 雰囲気とか! 考えろバーカ!!!




Q.何でこんな事したんですか?
A.最近それで思考が止まった経験があったから(大体ルサルカのせい)

アカネ君的にアパテーをもっと強く作れていればってのが一番の後悔要素だったりします。
この後どうなったかはまた次回以降で。
次はもう少し早く出せる様にしたいですね(N敗目)
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