のらりゆりり 作:ゆかマキの百合作品
しかし、早朝ラン位は行きたいなw
星うさぎの郷には熊が出たらしいしですし
能登の赤神の当たりまで行こうかな
それとも医王山?福井の海王丸パークもいいですね…
岐阜の青い池、歴史を感じるなら関ヶ原
動物で思い出しましたが、牧歌の里も…
さて、何処に走りに行きましょうか……
そして、見た光景をマキさんへと伝えましょう…
と考えていましたが…
1つ大事な事を思い出しましたよ、ええ。ホントに
「ゆかちゃんはこの夏はバイクに何処かに行くの?」
と冷房の聞いたリビングで大きなソファのスペースを遊ばせ
互いの体温を確かめ合う様に座り
ブルーライトカット用のメガネをかけながらスマホを弄っていると聞かれたましたので
「元々はそのつもりで天候と休暇次第な所だったのですが、
この間の帰り道に思い出させてくれたんですよ
『夏休みだ』と騒ぐ可愛い小中学生と
『夏季休暇だ』と騒ぐイカれた中高年に
車体は恐らくS2だったかロドスタだったのかは分かりませんが
40キロ近くで右折信号をコー、カーブを曲がり、交差点の出口でアクセル全開にし
後輪を滑らせ頭を対向車線に向けてコッチにすっ飛んで来そうになる馬鹿丸出しの1年生が
事故は起きなかったけども、怖かったです…。」
「ゆかちゃん、最後の方隠せてないし隠さなくてもいいよ?」
「む…。それなら…。」
「グランツーリスモのSPORTだっけ?アレに熱中していた時があったもんね、その時の癖?」
「ええ、まぁ、はい…
首都高速道路をモチーフにしたサーキットの夜を舞台に走り込んだお陰で車の名前は大分覚えましたし、車の挙動などもそこで覚えましたね」
「…へぇ〜?」
「マキさんはそのままでいて下さい
まぁ、恐らくHONDAのS2000でしょうね、あの車はかなりピーキーでドライバーを選ぶと聞いた事がありますから
すれ違いざまにチラッと見えたウィングは後から付けた様な感じのものでしたね
まぁ、白昼堂々と暴走行為する時点で馬鹿なんでしょうが
その後、近所の公園から自転車が飛び出して来て急ブレーキを踏んだ時に決めたんです。
『この夏は家で過ごそう』と
それに…です、ね…。
…マキさんと一緒に…こうやってゆっくりと…過ごせますから」
そう言ってマキさんを見つめる
「…ホントに嬉しい事を言ってくれるよね、ゆかちゃんは」
「でしょう?貴方の彼女ですから貴方の欲しい言葉位は一瞬で分かります」
「…聞かないの?」
「聞きません」
そう迷う暇なくキッパリと宣言する
本当は『バンドはどうしたんですか?』と聞きたい
そして、
「マキさんの…自分のタイミングで…教えてくれると信じてますから…」
そう言うと遊ばせていたソファのスペースに押し倒される
あぁ、やっぱり…マキさんの視線と手が忙しなく動いてましたし
限界が近いのは分かってましたが…。
「
…なるほど、私の眼鏡姿は刺さるんですね。
今度、伊達メガネを作って貰いますか。
(ゆかちゃんが眼鏡が落ちそうになった時必死に落とさない様に頑張っているの可愛いかったなぁ…
両手使えないけども必死に…
でも、落ちたら落ちたで隅に避難させないと行けないのは邪魔だしなぁ……でもなぁ…)