「よう、元気か」
何がどうなっている?
なんで俺は生きている?
というか、友達みたいなノリで話しかけてくるこの爺さんはなんだ。
「わたしは爺さんではない、神様だ」
なんかごく自然に人の考えていることを当ててきた。
しかも、神様って...もうちょっと面白い冗談を言えよ。
そんなことよりここはどこで、俺はどうなったのか...この自称神様に聞いてみるか。
「爺さん、ここはどこで俺はどうなった」
まあ、この自称神様に聞いても無駄だとは思うが...聞いてみて損はないだろう。
「だから、わたしは神だといっておろうが、まあいいまず一つ目の質問はここは天国だ」
天国?死んだ人がいくあの天国か。
やっぱり俺は死んだか...これについてはそんな驚かない、覚悟はしてたからな。
あの時、確実に俺は死んだと思うしな。
「二つ目の質問は、「もういい」 なんだ、言わせてくれないのか」
これで大体のことが分かった。
俺は死んでしまって、もう二度と家族に会えないということ。
これだけわかれば十分だ。
「...お前、泣いているのか」
俺が泣く?
ありえない、俺はあの鬼教官の息子だぞ、泣くはずがない。
ただ、悲しいだけだ...。
「それと、お前を殺したのは私だ」
こいつ、今なんて言った?
よく聞こえなかった。もう一度、言ってくれないか?
「だから、お前を殺し「オラァッ」ぶフォ」
俺のこの悲しみが怒りに変わったぞ。
あまりの怒りで、つい殴ってしまった。
「お前、神であるこの私を殴ったなっ!」
爺がなんか言ってるが...こいつが神様なんて俺は認めないし認めたくない。
「爺、ひとつ教えてやる...なん悪びれもなく、それが徒然みたいな顔で『殺したのは自分』だ、なんていい 放つやつを神様とは呼ばない」
そもそも、神様がこんな態度で人を殺した発言するはずがない。
せめて、もうちょっと申し訳なさそうな顔をしろ。
「はあー、もう時間がないから本題に入るぞ」
本題?どういうことだ。いきなり過ぎだろ。
これ以上俺に話があるのかこの爺は...。
「お前には転生しても「それは本当か!!」お前は神の話をさえぎるな」
転生ってあの転生か?
だとしたら早く帰って家族を安心させてやらなければならない!
たぶん、父さんに殴られるだろうがそれぐらいは気にしない。
「非常に言いにくいんだが、お前は元の世界には転生できんぞ」
...俺の喜びを返せ、喜んだ俺がバカみたいだ。
「だが、お前には転生するのに特典三つもを付けてやる」
特典なんだそれ、なんかもらえるのか?
「お前の好きな漫画やゲームの能力や兵器を使えるようになる。まあ、要するにお前の 願いをかなえてやるってことだ」
本当か!
だとしたら少しうれしいが、その前にどこに転生するのか聞かないとな。
羽生蛇村とか石村の可能性もある。まあ、そんなことになったらこのまま地獄か天国に行った方がましだな。
「お前が転生する世界は、『艦隊これくしょん』の世界だ」
艦隊コレクション?
なんだそれ、ゲームか何かか?
「知らんのか、特別に説明してやる」
神様説明中
「わかったか」
大体理解することができた。
だけど俺が住んでいた世界にそんなものがあったとは、少し驚きだ。
「それで、転生特典は決まったか」
特典とかいきなり言われても...。
そうだ!
だけどこれいいのか、相当チートになるが...。ダメもとで聞いておこう。
「メタルギアシリーズの兵器と武器を使えるようにしてくれ」
たぶん断られるだろうが...。
まあ、あの願いがかなえられるなら何でもいいがな。
「いいぞ」
いいのかよ!
まあいい、もう一つは当然あの願い。
「俺の家族が幸せになれるようにしてくれ」
....。
「...わかった、お前の家族を幸せにしよう」
これで俺の叶えたい願いはすべてだ。
だけど、残り一つはどうしよう...。
これ以上の願いはないから、適当でいいだろう。
「適当に決めといてくれ」
これでようやく転生する準備が整った。
「わかった、だが、こちらで少し特典を世界観に合わせてもいいか?」
世界観に合わせる?
よくわからんがいいだろう。
「これで、おまえは新たな世界に行くことになるが...心を強くもてよ」
神様がそのセリフが言い終わると同時に強烈な眠気が襲う。
俺は目を閉じ、眠りについた。
「さて、特典の三つ目はどうするか...」
「そうだ!よし、そうとなれば用意しないとな」