偉大なる航路を怪獣王と滅尽龍は行く   作:探究の大図書館第9柱

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なんとなく某掲示板をあさってたら書きたくなったので投稿します。
あくまでも持ってきたのはネタだけなので、某掲示板と全く同じではありません。


その1 その世界は常人には生きづらい。

東の海、とある島にて、突如、“穴”が出現した。

その穴からは赤いローブに身を包んだ者と、漆黒の棘が全身を覆った龍が出現した。彼らは歩き出した。森の中を辺りを気にもせず進んで行く。

 

ふと、彼らは立ち止まった。その視線の先には、

今まさに竜と人間がお互いを睨み合っていたからだ。

人間の方は、子ども、それも兄妹だろうか?男の子が女の子を庇い、女の子は男の子と逃げようとしているようだ。

竜の方はどうやら気が立っているらしい。見るからに機嫌が悪そうだ。

 

「レト!俺がアイツの気を引くから早く逃げるんだ!」

 

「そんな!お兄ちゃんを置いて逃げれないよ!」

 

「いいから、早く!」

 

どうやら意見の相違で言い争ってるらしい。それを見ていた竜はどうやら

限界のようだ。まあ腹が立っているところにギャーギャー騒がれたらキレもするだろう。

 

「クエーーーーーー!!」

 

「嗚呼ああああ!?」

 

キレる竜にビビる兄妹。それを見ていた男と龍は動いた。

 

「ネギ、餌だ。」

 

「グルルルルロロォォアア!!!!」

 

「クエエエエエ!?」

 

言うが早いか、殺るが早いか、あっという間に近づくと、一撃でのしてしまった。

 

「おーい、2人とも、大丈夫か?」

 

竜を貪る龍をよそ目に男は兄妹に近づく。

 

「・・・・はい、大丈夫です。」

 

兄の方がそう返事する。

 

「・・・・そっか、良かった良かった。ところで、どうしてこんなところまで?ここ、結構深いところだぞ?」

 

「あ、あの、今日食べるものに果物を採りに来て・・・・」

 

妹の方がそう返事する。

 

「なるほど。それじゃあ、その果物は採れた?」

 

2人とも頷いて返事をする。

 

「住んでいるところは?」

 

「この森のある山の麓です。」

 

「2人で帰れる?」

 

一応聞く。

 

「はい。」

 

「なら、気をつけて帰れよ?」

 

「あ、あの!」

 

兄の方が声をかけてきた。

 

「ん?どした?」

 

「あの、名前を!」

 

「あー、名前ね?そうだな・・・・俺の名は、

マグナ・D・カルタだ。マグナでいい。」

 

「マグナさん!ありがとうございました!!」

 

「おー、気を付けろよー?」

 

餌を食い終えた龍の背に乗り男は飛び立つ。

そうして、男が現れた山のある島から遠く離れ、

海のど真ん中へ来た頃、

 

「じゃあ、やっぱあの島へ行くかー?」

 

そういい男の姿が変わる。

身長が伸び、服装もローブから短パンと身体にフィットしたスーツ、灰色の袖に棘のついたジャンパーに変わり、刺々しい白い背鰭と尻尾が生え、変化は終了した。

男、いや、女は龍に命じて目的地へと飛ぶ。

 

女は知っている。

 

とある島に住まう竜の夫妻を

 

48季訪れる島に住まう猿の王を

 

天高く存在する島々に住む彗星が如き龍を

 

世界を隔てる壁に存在する金色の龍と黒き禁忌の龍を

 

光すら届かぬ深海に住まう獣の王を

 

「さーて、どうするかな?」

 

この世界は常人にはとても生きづらい。

この世界で女は何を成すのか、それは、まだ誰も知らない。

 

 

 




書きたいことは書いた!
あとは気分次第だ!!!
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