剣士の帰還、ジェダイとなって調和を齎さんとす   作:アトコー

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主に共和国側の視点です。


原作が少ない?


主に共和国側の視点で書いているつもりです。ちょこちょこ原作を挟む予定です。


第34星 九校戦準備期間2 

 

 

 

 

 

中間試験が終わった後、学校は九校戦に向けて少しずつ動き出しつつあった。

九校戦・・・全国魔法科高校親善魔法競技大会とは、日本国内にある9校の国立魔法大学付属高校から選出された選手同士で、スポーツ系魔法競技で競い合う魔法の全国大会の事だった。

8月の3日から12日までの10日間、6種目を9校の選手が予選を勝ち抜いて頂点を目指すというもので、対人戦とならない2種目以外は殺傷ランクC以下の魔法を使わなくてはならないという制約がある。

その上、10日間の間に一年生のみが参加する新人戦と学年制限無しの本戦に分けて競技が行われるのが九校戦なのだと。

 

尤も、それらの競技に参加する事が出来るのは一科生という制約もあるわけで、基本二科生からすれば無関係な立ち位置となる。

 

「・・・・・・、それで?九校戦とは私たちは無関係に思えますけど・・・」

 

「その、あなた達九條家の方が当校の代表として参加される事はネームバリューとしても強力になると思うの。無論、参加出来そうな種目は選んでいいわ。だから・・・」

 

「残念ですが、九校戦開催前日から家の用事があるので、参加は不可能です。残念な話、観戦もTV越しになるかもしれないので。」

 

「えっ・・・そうなの!?」

 

「ええ、これでも、こっちはこっちで仕事もあります。色々と。」

 

そう、銀河連邦の・・・いえ、最近また改名して『共和国』になったその本国から元老院議会最高議長、実質共和国の顔であり、国家元首と言っていいシーヴ・パルパティーン議長が来日されるのだ。その護衛を駐留組に任された以上、学生身分というのを置いといてジェダイとして活動しなくてはならないのだ。

 

「・・・・・、因みに聞くけど・・・」

 

「無理ですよ、予定を変更など。先方の意向に反しますので。」

 

「うっ・・・・・・、はぁ、分かったわ。」

 

七草会長は諦めるしか無かった。魔法実技は一科生の中の中ぐらいの成績を出した九條紫音を手放したくなかったのは、偶々、仕事を抜け出して校内の様子を探索している時に剣術部の試合をチラ見したら九條さんが剣術部員を休憩無しにごぼう抜きしていたからだった。持久力の高さと並外れた反応速度を見せた九條さんを七草会長は、多少の反対を押し切っても九條のネームバリューを含めて抱き込みたかったのだ。

結果、用事があるから無理と言われてしまえば最早打つ手は無かった。

 

 

「(でも、先方ってどういうこと?九條さんに指図出来る上がいるって事なの?)」

 

疑問が湧いてきた七草真由美だが、気が付いた時には九條さんは何も言わずに部屋を出ていたのだった。

 

 

 

 

「やっぱり面倒ね、十師族とやらは。」

 

「消しますか?」

 

「今やるべきじゃないし、私たちでは出来ないわ、咲那。」

 

「では、如何しますか?今回のように妨害が起きる可能性は否定できませんよ。」

 

誰にも聞かれないように屋上に移動して、生徒達の下校を眺めながらそんな話をしているが、十師族と来て今度行われる九校戦に紐付けするならと少し考えた後、

 

「あっちの手も考えてみようかな。十師族には十師族を・・・ね。」

 

「あ~、成る程。」

 

 

そんな会話を交わした後、図書館へ行き、魔法式に関する論文や魔法学術に関する書物を探して読み漁った。必要な情報はメモして抜き取り、若しくは記憶しながら、序に達也が必要としている文献を探してタイトルをメモしながらリストアップして、どういう内容なのかも確認を怠らない。

魔法というのは、フォースに似ているところが私の視点から言えばあるからだ。

フォースはあらゆる生物に宿っているが、その力を使う事が出来るのはフォース=センシティブ(フォース感知者)だけ。

魔法は全ての人間が使える物ではない・・・とは言うが、それは違うと思っている。

魔法力は全ての人間が持っている。魔法力・・・つまりはサイオン保有量だ。

ただ、その魔法力が大きいか小さいかで決まっているだけで、魔法そのものは使えると思っている。

私の父も母も魔法は使えない筈だった。元から魔法師では無い2人も、今は僅かだが魔法を感知出来るようになったという。

 

それ故、私が思うに、魔法に関わりの無い人間でも、魔法に関わりのある人間と接触し或いは交流を重ねる事で、魔法力を増やす若しくは魔法の行使への鍵、きっかけと成り得るのでは?と。

無論、あくまで仮定であり、我が家九條家が四葉家を傘下とし、家柄以上の関係にあるから分かった事であって、その他も当てはまるとは思っていない。

 

フォースは、その身に宿っている力もあるが、大半はこの世に生きる全ての生物から発せられたエネルギーを使ってあらゆるフォースを行使している。

 

 

似ているようで異なる力、それが魔法とフォース。

 

 

フォースを知っている身としては、魔法に対する探求心というものが出て来る。

 

故に、恐らくこの力を目にする事になるパルパティーンに対する報告書は早期に作成する事が望ましいが、生憎先の騒動の所為で纏まっていない。それ故、中間報告に留める必要も出て来た。

 

「後は家で纏め上げるとして、・・・咲那?」

 

「はい、達也への土産の準備は出来ていますよ。」

 

纏め上げられた書類一式を鞄に仕舞うと私たちは図書館を出た。

冊子や本の持ち出しが禁止されている物が多い中、コピーが駄目でも書き写す事が許されている為、自分たちなりに解釈して書き写し、又はそのまま書き写した物の持ち出しは許可されていた。

 

 

一方司波兄妹は、九校戦への参加を求められていた。

九校戦参加の選手が決まっていく中、問題となったのが選手の力を発揮するのに重要な役割を果たすCADエンジニアが第一高校では圧倒的に不足していた。

 

これは、魔法実技至高主義となっていった弊害とも言えた。実技が出来なければ理論は理解出来ている筈が無いという固定概念の所為で、多くの光を積み落として来たわけで。

 

連覇が掛かっている中、エンジニア不足というのは悩ましい問題だった。

妹の方は選手として有力。では、兄の方は?という話の流れから、風紀委員会のCAD備品管理や妹のCAD調整を明かしていた事もあってほぼ流れで決まりつつあった。

 

「ねえ、達也君。九條さんたちを参加させる方法は無いかな?」

 

「無理・・・でしょうね。紫音姉の事も含めて言えば、不可能に近いです。家柄で言えば司波家にとっても本家になる九条家に物言うという事自体無いですし、九校戦に参加させたいからというのも、意見として薄いですね。」

 

「紫音姉様の仕事は、家の用事で言えば政治が関わると聞きますから難しいと思いますよ。」

 

「政治が関わっているの?」

 

「ええと、詳しい事は聞けませんけどお二人の事の仕事に関しては口外が禁止されていますので。」

 

「ええっ!?・・・・・教えてくれたりは・・・?」

 

達也がその質問に対して素早く答えた。明後日の方角を向きながら・・・

 

「流石に姉からの折檻は受けたくはないので。」

 

七草会長が上目遣いで達也から聞き出そうと試みたが、事前に達也と深雪は紫音から言われていた通りに答え、且つ会長が泣き落としのような対応を見せて来ても感知せずに対応するなと言って置いた。その為、達也はそう言う事をしてきたら報告するように言われており・・・

 

「後で、姉に報告しても?」

 

「ゲッ・・・達也君、そういうのはズルくない?」

 

「渋ったら姉に言うように言われていますので・・・。」

 

「うげっ・・・つまんないの~。」

 

七草会長は、そう言いながら不貞腐れるが九條さんらの真意が掴めず寧ろ困惑していた。

しかも、九校戦期間前・中の公欠扱いが通っている事も拍車をかけていた。

 

「(何か秘密があるみたいなのに、全く分からないなんて・・・何者なのあの二人?)」

 

七草会長は勿論、十文字も有効な手掛かりを得られないまま、準備期間を過ごして行った。

 

 

 

 

 

一方その頃、共和国の代表である元老院議会議長シーヴ・パルパティーンと共和国代表団がコルサントを出発していた。

議長団という事でその護衛はオープンサークル第1艦隊が担っていた。

その艦隊の指揮はユラーレン提督とジェダイマスターのアナキン・スカイウォーカーが務めていたが、実質的な指揮はユラーレン提督となっていた。

理由は、アナキンがそもそも此処に出向いた訳がナブーの宗主であるパドメが一度シオンの故郷を見てみたいという要望に応えた結果だった。

 

尚、代表団には以下の人選となっていた。

 

代表団団長 シーヴ・パルパティーン

代表団員 パドメ・アミダラ

オーン・フリー・ター

マレイ=ディー

モン・モスマ

シリア・シソーン

ライヨ・チューチー  等 計10名

 

コルサントに残ったのは議長代理を務めるベイル・オーガナと議長補佐をマス・アメダ等、であった。

本来ならオーガナ議員が団長を務める予定でいたのだが、さっさと議長職から退きたいパルパティーンが正式な大使不在のままになっている地球への視察を兼ねて行くと言って聞かず、また紫音の故郷なら一度は行きたいとパドメとリヨが言い出した事でオーガナ議員が議長代理を買って出ていた。

尚、議会では賛成多数で決まったという。

 

尚、はっちゃけたパルパティーンが私物としているシータ級シャトルでレッド・ガード数人を連れて勝手に行こうとしたところをお目付け役となっていたアナキンによって止められ、パドメから大目玉を食らうという一幕があったとか、無かったとか・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝手に行こうとするとはどういう事ですか!?」

 

「いやぁ、すまないね。ついつい何時もの癖で・・・。」

 

「言った筈ですよ、日程も、何時行くかも、それすら待てないというのですか!?というより、行くなら私も連れて行ってもらわないと困ります!」

 

「ぱ、パドメ!?違う、それは間違っている!」

 

「何も間違っていませんよ、アナキン。貴方が要れば問題は解決するのです。そして私も行けば最少人数の代表団という事で地球に堂々と行けるのよ。何が問題なの?」

 

「パドメ、落ち着くんだ。君までパルパティーンに毒されていてはオーガナ議長代行やアメダ副議長も頭を抱える程度では済まされない。出発は3日後だ。準備も軍は完全じゃない。設営物資や模擬演習で使うバトルドロイドも搬入中だ。だからもう少しだけお待ちいただけませんか?議長。」

 

「ふむ・・・模擬演習?」

 

「ええ。紫音から報告があったのです。共和国軍の実力を日本の演習場を舞台に見せつけるという演目が。我々ジェダイは参加しませんが、少なくとも、第327空挺大隊と第61星間海兵大隊が参加する予定です。」

 

「ほう、そうかそうか。それなら少々時間が掛かるな。」

 

「ええ、念の為代表団護衛の名目で501にも声を掛けてコマンダーアポー指揮の元、1個バタリオンを動かしていますよ。」

 

「ふむ、なら待つとしよう。わざわざ準備しているのだ。無碍にするのは問題だな。」

 

「そういう考えがあるなら分かったわ。けど、なるべく急がせるように。」

 

 

 

なんていう一幕があったとか、無かったとか。

戦争という枷が外れてからこうもはっちゃけたパルパティーンなど見た事が無いとジェダイ評議会一同は思っているらしい。

 

 

 

尚、散々求められた遺跡探査等の同行は止めたという。

誰だって制御出来ない人に付いて行くのは嫌になるのだろう。

あのメイス・ウィンドゥでさえ匙を投げたというのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

尤も、日本政府はそれどころでは無かった。

急遽決まった共和国元老院議会議長を含む代表団の来訪は、想定された事では無かった。

とはいえ、日本政府から元老院議員として外務省からコルサント在住の大使を派遣していた為、事前に来訪するという報告を受けて対応出来たものの、大使から報告された今までの内容はそれ以前に考えられてきた宇宙環境や他種族の存在等、根底を覆す大騒動だったからだ。

日本から発信された共和国加盟国のそれぞれの惑星環境や生命体は、何れも地球側の認識を越えた常識の埒外だった為、各国からの問い合わせが殺到する事態となった。

特にUSNAの宇宙開発局の代表たるNASAは有り得ない事だと一蹴しながらも詳細を問い合わせたり、各国首相からテレビ会議を要請されたりと政府内でもてんやわんやな状況に陥っているというのに、追い討ちをかけるように代表団が来るという報告に流石の木戸外相も過労で倒れた。

 

その後、国防陸軍の総合火力演習に合わせて共和国軍も参加する為、到着が予定より3日遅れると聞いて、僅かばかり安堵する首脳陣が居た。

 

だが、大高政権のどの大臣も大高総理の考えに同調している訳では無かった。

財務大臣津島登英は、共和国に加盟しているそれぞれの惑星を新たなフロンティアとしか考えておらず、大高首相が強硬策に出ない事に不満を感じていた。そして、そう考えているのは彼だけで無く、複数の政党の幹事長や政調会長等がそのように考えていた。

彼らは魔法師は替えが効く程度の『モノ』という意識で人だと思っておらず、自分や自身が所属する派閥さえよければ後はどうなってもいいという考えを持っており、政権内でも発言権が強い。その為、如何に国民から税を搾り取るか、しか考えていなかった。

 

 

 

そんな動きも見られているとは知らずに・・・・・。

 

「幾ら潜入のプロと言ったって、こんなところに堂々など・・・。」

 

「そう言うな、俺達上級偵察部隊にわざわざ声が掛かったんだ。やるしかないだろ。」

 

そう、彼らは共和国軍グランドアーミーに属する上級偵察部隊(ARF)トルーパー達であった。

本来なら、こういう場面に投入しない筈だったのだが、敵に気付かれる事無く偵察を行い、正確な情報を入手する事が出来る専門部隊はコレ以外に無かった。

その為、任されたこの部隊員は久々の仕事かと思えばと、多少の文句を漏らしながら仕事を熟していた。

 

「よし、後はデータを回収するだけだな。」

 

「夜にしよう。日中は厳重だが、夜間は隙だらけだからな。其処を狙おう。」

 

そして、夜を待った彼らは密かにデータを回収し、議事録だけでなく、対象官僚の黒い情報も引っ張れるだけ吸い上げて回収した部隊は闇夜に隠れて防犯カメラの映像にも映らず警備員にも気付かれずにその場を退散し、ARFの支援に着いていたシャドウトルーパーと合流して情報を持ってきたのだった。

 

無論、それらの情報は、直ぐに大使館で情報の精査も行われた。

情報を抜き取る行為は禁止?

日本は何時まで経ってもスパイには甘いから問題は無いし、そのスパイと取引している議員もいるからなんとでもなるものなのだよ。

 

実際、回収した情報の中には大亜細亜連合と通じている議員も2,3人いたわけだし、なんなら国内機密情報や軍事情報を国外に漏らしていた議員も確認されたし、下手すれば外患誘致罪に相当する行為を行っている幹事長もいるわけだからどうにでもなる。

仮に指摘されたところで、これらの情報をバラ撒かれて痛手をこちらは被らない。

それに、財務省で何やらキナ臭い、香ばしい香りをタダ寄せる文書も見つかったし。

 

政府高官の誰なのかが定かでないものの、共和国の地位を上げて発言権を強くし、あらゆる鉱物を掠め取ろうと企む動きを察知出来ただけ結構いい情報だし、更には何処から仕入れたのか、奴隷トゥイレック(女性)を招こうという邪な考えを持つ議員がいる事も分かった。

そういう情報も分かった上で、それらの情報もパルパティーンに流していた。

 

今回の来訪で、日本代表団は木戸外相が打ち出す計画以上の事を野党議員団が狙っていた事が分かっていた。

政治は駆け引きが重要なのだろうけど、それだけのスキャンダルをこっちが持っているとは思ってもいないだろうね。表に出せない黒い情報も掴んでいて、今回の会談は此方側(共和国側)の意向で記者などに公開して行われる事になっている。それも、途中中断しないようにという連絡は日本政府にも伝わっていた。

 

非公開の予定でいた日本国議員団も、想定外の事態に泡食っており、また会談場所が屋内であるものの、警備態勢等の手配が間に合っていなかった。

尤も、半分以上は此方(共和国)で受け持つとも伝えているのだが、聞く耳持たない警察機関の動きに頭を抱えていた。

 

総務省が言うには、国内で他国の、それが共和国直轄の軍であっても展開は認められないという意向は主旨として理解を示すも、全面的に認められる訳では無かった。

議員団の一人に付き、護衛のショックトルーパー部隊が今回は最小戦力として1個分隊、合わせて9個分隊が、議員が分かれて行動する時の護衛となっていた。

それ以外に最高議長の護衛にレッド・ガード4名とレッド・トルーパー部隊1個小隊が付く。これでも何時もの戦力の1/10であると伝えているのだが、頑なに首を振らない警察庁。

 

そんな問題も、折衝役のマスタードゥークーが総務省の裏事情や幹部の汚職等の情報を提示し、是正する気が無いなら、今の戦力を倍以上にし、ウォーカーも動員すると迫った事により、軍が議員団の護衛をするという事に対する批判を躱していった。

 

 

 

「マスタードゥークー、少々過激では?ウォーカーを動員とは・・・・・」

 

「ふん、こうでもしなければ連中は首を縦に振る事は無かっただろうな。我々を下手に見た結果だろう。」

 

「まあ、確かに。今や総務省は何処から情報が漏れたと大騒ぎですからな。」

 

「とはいえ、既に脱税に関与した幹部が逃げられないように国税庁には圧力を掛けて置いた。」

 

「過激な内政干渉に成りかねませんか?」

 

「序に政府主要関係者にも色々隠していた情報を送ってある。大々的な改革が有ればいいが。無ければ無いでこちらがやるだけよ。」

 

昔からドゥークーは不正に厳しかった。

政治的理想主義者だったドゥークーの政治手腕は凄まじく、出身地セレノーでも実力を発揮していた。元々クローン戦争以前のジェダイマスター時代でも不正を行う元老院議員に対しても厳しい姿勢を取り続け、共和国市民の為の行動を取り続けてきた。

ドゥークーの思想とオーダーの思想が異なったから・・・というよりもオーダー側が事なかれ主義、汚職があっても見逃す事が常套化していた事がドゥークーには許せなかった事だった。それ故、メイスとも反目し嘗ては友同士だった2人は袂を分かれた・・・というのが第一次ジオノーシス戦での処刑場でのやり取りだった。

冷凍保存から復活し再びセレノーで伯爵に返り咲いた後、腐敗したセレノーの政治基盤の立て直しを行い、あらゆる不正汚職を問い詰め、全財産没収という過激な行動に取りながらもセレノーの国民から篤い支持を受けており、セレノー代表の議員もドゥークーによって何度も変わっていた。

 

「やり過ぎだ。評議会からの対応も面倒になるだろう。」

 

「だが、外交は幾分か楽になる筈だ。違うか?レヴィナス。」

 

「過激な外交はオビワンとアナキンだけでいい。」

 

「忘れたのかね?オビワンを育てたのは、あのクワイ=ガンだぞ。」

 

そのクワイ=ガンを育てたのはドゥークーだが・・・

 

「・・・・・ああ、忘れてた。・・・師匠譲りか、ケノービめ。」

 

ドゥークーに対して呆れるレヴィナスだが既にやってしまった事である故、どう言い訳しようか考えている間に、部屋に駆け込んできた職員の報告でその考えは彼方に追いやられた。

 

「報告します!コルサントより代表団を乗せた艦隊が出撃しました。」

 

「数は?」

 

「ヴォルター級バトルクルーザー3、プロキュセーター級バトルクルーザー5,ヴェネターⅡ級スタークルーザー9、ヴィクトリー級スターデストロイヤー15、アクラメーターⅡ級アサルトシップ18、カンサラー級クルーザー8です。」

 

「意外と・・・少ない?」

 

ジェダイたちの感覚はクローン大戦でバグっています。

一般人からすれば過剰戦力です。

 

「緊急時の備えは後詰で到着するオープンサークル第3、5艦隊が冥王星基地に駐留するそうです。」

 

「・・・・・ああ、まあそれならいいか?」

 

其処に更なる過剰戦力を加えてもどうも起こさないのが今の銀河ジェダイです。

尚、この情報を聞いた紫音は多すぎだと卒倒しました。

 

「最近、その戦力でいいかどうか混乱しますよね。」

 

「まあな。・・・・・外務省に連絡を。2日後には地球に共和国代表団が到着すると。」

 

「分かりました。」

 

共和国大使館の職員は、コルサントで募集した軍士官から選抜した外交士官で構成されている。その為、パルパティーン議長ら議員団が来ても何ら問題無く仕事を進めていたが、日本政府側の緩慢な動きに頭を悩ましていた。それは護衛面においても同様だった。

だが、護衛面における指揮を行うレヴィナスは警察機関の言い分を一切無視し、共和国軍の護衛部隊を展開する事を強行承認させたのだった。

 

 

 




なんか時事ネタが有るくない?

気のせいです。リアルの政治状況のある種悪い方面で執筆しただけです。リアルは其処まで酷くないと・・・・・・・・・・おもいたいです。


何か知らない軍艦があるよ?

現在の共和国宇宙軍のクルーザーは以下の通り。

・ヴォルター級バトルクルーザー
・プロキュセーター級バトルクルーザー
・ヴェネターⅡ級スタークルーザー
・ヴィクトリー級スターデストロイヤー
・アクラメーター級アサルトシップ
・カンサラー級クルーザー
・ゴザンティ級クルーザー
・アークワイテンズ級ライトクルーザー
・アーキテンス級重武装ライトクルーザー
・CR90コルベット
・レイダー級コルベット


これらが共和国宇宙軍の戦力となっている。
カンサラー級から下が俗に言う支援艦扱い。

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