バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

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2話目です。
サクサク描けた。嬉しい。
メインの作品もこの勢いで描けたら良いのになぁ……。


牛2:転生して、かれこれ2年が過ぎ、気がつけば、原作3期が始まっていた!?

 

 

 

 ──神様の手違いでシンフォギアの世界に転生した『(むらさき) 牛尾(うしお)』。

 彼は今、安全、安心な第二の人生(2nd Life)を送っていた──

 

「だる、しんど……早く、家に帰りたい……」

 

 ──訳ではなかった。

 

 

 

 ──シンフォギアの世界に転生して、かれこれ2年が過ぎた。

 いや、あっという間だった。びっくりしたわ。気がついたら、知らない部屋にいたし、見知らぬ女性に「牛尾!起きなさい!朝よ!あーさ!」と、朝から叩き起こされるわ、もう散々だったわ。

 後に、その見知らぬ女性は俺の母親だったわ。オマケに、俺には2つ上の姉貴がいることがわかった。

 それを聞いて、俺は心底げんなりした。なんせ、前世でプロレスが趣味な姉貴が居て、毎日、プロレス技を体に叩き込まれたからな!

 母親も若い頃、プロレスの選手だったから、ほんと、怒らせると面倒だったわ。

 まぁ、こっちの母親と姉貴はプロレスをやっていないから安心だが。

 母親が叩き起こす時や、ハグする時が一番激しいからな。決して、変な意味ではないぞ?

 

 んで、2年前にシンフォギアの世界に転生した俺だが、生憎、バッファの力をうまく使いこなせる自信がなかったから、無印の1話のツヴァイウィングのライブには行かず、買い物の途中や、学校の帰りに、近くて暴れていたノイズをバッファに変身して倒して、実力向上のため、特訓していた。

 

 ──この時まではそうしていた。この時までは。2回言ったのは意味がある。そう、それは──とてもとても大事なことだからだ!

 

「クリスセンパーイ!」

「お、おはようございます、先輩……」

「?おお、おはよう」

「おはよう!クリスちゃん!」

「お前は先輩をつけろ!」

「おはよう、クリス。ごめんね、響ったら、全然先輩呼びしなくて……」

「お前が謝ることはないだろ……」

「そうだぜ!寧ろ、それが響ちゃんの良いところだろ?」

「お前は黙ってろ!折紙(おりがみ)!」

「……」

 

 俺が2回言った意味はこれだ!

 そう、気がつけば、2期が終わっていた!何なら、3期が始まってるし、原作に居ないキャラ、『折紙(おりがみ)一騎(いつき)』とかいう変な男キャラが居るし、もう最悪だ!

 お陰様で、俺のシンフォギアの世界でのやる気は一気になくなり、前世と同じく、ダラダラと学校生活を過ごしている。

 因みに、原作の響達が通う「リディアン音楽院高等科」は本来、女子校だが、どういう原理か、男女共学になっている。どういうことだ?神様がシンフォギアの世界を弄ったのか?

 いや、神様が弄ったな。絶対に。この世界の(ことわり)を。

 嬉しいような、悲しいような……。

 

「ん?どうした?紫?」

「……へ?」

 

 突然、俺の推し、雪音クリスが俺に声をかけてきた。

 

「いや、さっきからボーとして、どうしたんだよ?」

「べ、別にぃ、な、何でもないよよよよよ……!」

「……きっも」

「──グッハ!」

 

 お、推しにキモいと言われた!?

 いや、今のはキモいと言われて仕方がない。仕方がないが容赦がないな!?

 いや、良いけど!俺は良いけど、他の奴には絶対に言うなよな?俺の推し、雪音クリス!!

 

 ──バタバタッ!

 

「ん?」

「?どうした?紫?」

「いや……何でもない」

 

 なんか今、バタって音が聞こえたような、気のせいか?

 まぁ、仮に聞こえたとしても、どうせ、野良猫あたりだろ。

 そう思った俺は今日も一日、気だるい学校生活を過ごすのであった。

 

 

 

 

 

「……アイツがマスターが言っていた今日のターゲット」

 

 

 

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