バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

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久しぶりの日常&ギャグ回。どうか楽しんでくださいね♪


牛21:推しに昼食を誘われ、食堂に向かったら、何故か原作キャラ達に詰め寄られて質問攻めされた!

 

 

 

 ──ガリィとダパーンの戦いから翌日。

 

 ん?そんなに日が経ってない?仕方がない。昨日の今日だ。そう簡単に時間が過ぎてたまるか!

 まぁ、そんなわけで学校の昼休みに入ったわけだが、さて、どうしたものか……。

 

 そう思った時、不意に雪音の姿が目に入り、彼女がオレに近づいてきていた。

 

「なぁ、紫?」

「ん?なんだ?雪音?」

「一緒にお昼食べないか?」

「……え?」

 

 突然、推しのクリスから一緒に食べないか、誘われた。

 

 ……何で?

 

「なんだ?嫌なのか?」

「い、いや、嫌じゃない!寧ろ、嬉しいから反応に困っただけだ!」

「っ!?」

 

 あ、やべ。つい本音が口に出てしまった……。

 流石に引かれたか……?

 

 恐る恐る、推しの様子を伺うと、彼女は視点を下に向いて、顔が少し赤くなっていた。同時に、何かぶつぶつと、小さく口を開いていた。

 

「……そうか。嬉しいのか……そうか」

「?あの、雪音さん?」

 

 流石に様子がおかしい。そう思ったオレはクリスに近づき、声をかけると、彼女は驚き、咄嗟に、オレから距離を置いた。何故?

 

「っ、ほら、ぼさっとするな!早く食堂に行くぞ!」

「?お、おう。わかった……」

 

 何だ?クリスのヤツ、どうかしたのか?

 

 そう疑問に思いながらも、オレは推しの後についていき、食堂に向かった。

 

 

 

 ──場所はかわり、食堂。

 

 そこで昼食を頼み、空いてる席がないか、探しているうちに、偶然、響と未来、調と切歌の4人の姿をオレは見かけ、そのうちの1人、響との目が合い、彼女は手を振り、大きな声で叫んだ。

 

「あ!クリスちゃーん!こっちこったー!」

「?おう、お前らぁ!そっち空いてるかー?」

「空いてるよー!」

「だとよ。行くぞ……」

「え?ちょっ……マ?」

 

 マジで言っているのか?

 女子の群れの中に、男であるオレが入って大丈夫なのか?

 

 そう疑問を抱くが、時すでに遅し。クリスは響達に近づき、オレは渋々、彼女の後を追いかけた。

 

 

 ……正直に言う。周囲の男子の目線が痛い。

 

 

 なるべく、彼女達から離れるように端っこの席に座るが、クリスから「もう少し詰めたらどうだ?」と言われてしまった。

 

 

 ……いや、流石にマズイだろ?

 

 

 そう脳裏で思いながら、オレはさっさと昼食を済ませようと思い、手を動かす。

 

「お前ら、学園(ここ)には慣れたか?」

「バッチリデース!あぁ、でも一つ問題が……」

「?問題……?」

「折紙先輩……」

「あー、アイツか……」

 

 ふっと、折紙一騎の話題が上がり、調と切歌の2人は落ち込み、それを見たクリスは「またか……」と、頭を抱えていた。

 

 何だ?折紙のヤツ、なんかやらかしたのか?

 

「しつこいよな、アイツ……」

「デース、しつこいデース……」

「それに最近、しつこさがエスカレートしてる気がする……」

「マジか!?それは流石に良くないな……」

「最近、私や響に声をかけないと思ったら、2人に迷惑をかけているのね……」

「ごめんね、2人とも。私たち、全然気づかなかったよ……」

「い、いえ、そんなことはないデース!いざとなったら、全力で逃げるデース!ね?調?」

「……私はどちらかと言うと、ブッ飛ばしたい気持ちがある……」

「デース!?調、もう少し、穏やかに済ませないのですか!?」

「……」

 

 なるほどな。大方の事情は理解した。

 正直、これはオレの勝手な妄想であってほしかったが、現実はそうもいかないな。

 全く、これだから、転生者はロクなヤツがいない。

 

 ……まぁ、オレもその内の1人なんだけど。

 

「それよりもクリス」

「?何だ?」

「さっきから気になってたんだけど、その人──クリスの彼氏さん?」

「──な!?」

「ブフッ!?」

 

 未来の発言に、クリスは驚き、オレは口に入れていた食べ物を喉に詰まらせ、()いてしまった。

 

 やべ、勢い余って、窒息死(ちっそくし)するところだった!

 それよりも水を飲みたい!喉の感触が気持ち悪すぎる!

 

「ちょっと、大丈夫ですか!?」

「ゴホッゴホッ……あ、ああ。大丈夫だ。それよりも、誰か、水をくれるか?」

「あ、私の飲みかけならありますけど……」

「……助かる」

 

 一瞬、別のコップに変えてもらうと、頼もうと思ったが、早くこの気持ち悪さを払いたい気持ちが(まさ)り、響の飲みかけの水が入ったコップを貰い、一気に飲んだ。

 

「……」

 

 ……うん。わかってはいたが、そんなに睨まないでくれ、未来さん。

 後で謝るから、許してください。お願いします。

 

 嫉妬心の強い、未来さんに睨まれながらも、オレは脳裏で彼女に謝罪した。

 

「……違うみたいですね」

「当たり前だッ!だいたい、あたしらは昨日、友達になったばかりだッ!──あ」

『え?』

 

 その言葉に4人は驚き、すぐさま、オレに詰め寄った。

 

 ……いや、何でだ!?

 

「クリス先輩と、どうやって友達になったんデスか!?」

「クリスちゃんとはどういう関係なの!?」

「クリスの友達って、本当なの!?」

「そもそも、クリス先輩とはどういう経緯で出会ったのですか?」

 

『詳しく教えてくださいっ!!』

 

「待て待て待てー!?そんないっぺんに質問するな!答えられないだろうが!」

 

 い、一体なんなのだ!?

 こちとら、家族とクリス以外の女子と話したことないんだぞ!?

 

「お、おまえらー!牛尾から離れろー!」

「わー、クリスちゃんが怒ったー!」

 

 逃げろー!と、響の叫び声を合図に、4人はそのままどこかへ逃げていった。

 

「ハァ……ハァ……全く、アイツらは……!」

「ま、まぁ、そんなに怒るなよ、雪音……」

「──ッ、元を辿れば、お前のせいだからなッ!」

「なんでぇー!?」

 

 その後。オレとクリスは昼休みが終わるまで、いつもの口喧嘩をし、次の授業には遅れて、先生に怒られた。

 

 

 

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