バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

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牛27:迎え撃とうとしたら、逆にボコボコにされて、そしたら、アイツに助けられた!

 

 

 

「オラァッ!」

 

「っ!?」

 

 

 ナッジスパロウ・モンスターフォームに変身した一騎はオレに殴りかかり、オレはその攻撃をあっさり避け、デザイアドライバーを腰に巻き付け、ゾンビバックルを右側にセットした。

 

 

 〈SET!〉

 

「変身ッ!」

 

 〈ZOMBIE!〉

 

 

 いつものやかましい音声はなく、ストレートにバックルの名前だけが流れ、オレは仮面ライダーバッファ・ゾンビフォームに変身し、ゾンビブレイカーで、ナッジスパロウの攻撃に対抗した。

 

 

「フンッ!」

 

「ッ!?ムダだッ!!」

 

「グハ……!」

 

 

 だが、ナッジスパロウは腕に装着されている巨大な籠手(こて)で防ぎ、空いてる手で、オレの顔を殴った。

 

 殴れたオレは後退し、体勢を整えようとするが、それよりも先に、ナッジスパロウが近づいた。

 

 

「オラァッ!!オラァッ!!オラァァッ!!!」

 

「グハッ……!」

 

 

 片手でオレの肩を掴み、空いている手で、オレの腹を2度殴り、最後にオレの顔の下の顎を狙って、アッパーカットをぶちかました。

 

 ぶちかまされたオレは地面に転がり、ふっと、思った。

 

 

 コイツ、強い……!

 

 やや戦術は荒いが、確実にオレに反撃の隙を与えず、ダメージを与えている。

 

 戦いながら分析してわかったことだが、オレと一騎では明らかに実力差がある。

 だが、そんなことは今に始まったことじゃない。

 それは以前、ダパーンとの戦いで、身をもって知ったことだ。

 

 

「お前が仮面ライダーに変身できるとは驚いたぜ……しかも、バッファとはなぁ……まぁ、それはそうと。お前も転生者か?バッファ?」

 

「だったら、なんだ……?」

 

 

 痛みに耐えながら、オレはゾンビブレイカーを松葉杖(まつばつえ)代わりに使い、ゆっくり立ち上がった。

 

 

「ハハ、そうかい。それなら良かった──心置きなく、ぶち殺せるぜ。オラァァッ!!」

 

「ぐわあー!」

 

 

 またアッパーカットされ、その際に、ゾンビバックルがオレのドライバーから離れ、バッファから変身が解除された。

 

 

「お?ラッキー!このバックルは俺が貰っておくぜ!!」

 

 

 そう言って、ナッジスパロウはゾンビバックルを勝手に取って、レイズバックルホルダーに装填し、そのままオレに近づき、右手で、オレの首を掴んだ。

 

 

 コイツ、まさか……!?

 

 

 命の危機を感じたオレはボロボロの体で、ナッジスパロウに抵抗した。

 

 

 悪足掻きかもしれないが、ただ首を絞められて死んでたまるか!

 

 

「おいおい?そんな抵抗するなよー?苦しい想いが続くだけだぜぇ?」

 

「それでも、何もせずに死んでたまるか!」

 

 

 叫び声を上げ、ナッジスパロウに何度も抵抗した。

 抵抗を続けるうちに、ナッジスパロウは一度舌打ちをし、オレを投げ捨てた。

 投げ捨てられたオレは受け身をとって、体を横にし、ナッジスパロウを睨む。

 

 

「……なんだよ。主人公みたいな目で、俺を見て……」

 

 

 そう言って、一騎はモンスターバックルを一度叩いた、

 

 オンギャ!と、ドライバーから待機音が流れ、再び、モンスターバックルを叩き、オンギャ!と、また音声が鳴った。

 

 

 〈──MONSTER STRIKE!〉

 

 

「俺が……俺ことが、オリ主だぁぁッー!!!」

 

 

「ッ!?」

 

 

 右手の籠手に青色の光が纏い、そのまま勢いよく、オレに向けて、その光を放ち、オレは咄嗟に両手で、顔を隠した。

 

 

 ──ああ、オレの人生、終わった。

 

 

 同時に、オレは脳裏で、そう思った。

 

 

 

 

 

 ──だが、そうはいかなかった。

 

 

 〈──MAGNUM TACTICAL BLAST!〉

 

 

 後ろから機械音が鳴り響き、無数の弾丸の嵐がナッジスパロウが放った青い光にぶつかり合い、打ち消した。

 

 

「!?なんだぁ?」

 

「今のは……まさか!?」

 

 

 ナッジスパロウが驚く中、オレは後ろに振り返り、そして、目を疑った。

 

 

 なんで、お前がここにいるんだ……?

 

 

 本来ならここにはいない人物──仮面ライダーギーツ・マグナムブーストフォームが立っていることに、オレは驚いた。

 

 

「……驚いているところ悪いが、お前、俺に撃たれる覚悟はできてるか?」

 

 

 

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