バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

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牛37:優斗は新しい力を手にした。

 

 

 

 ──何がどうなっている?

 

 

 映像を見て、優斗()は真っ先にそう思った。

 

 街中で、人々を襲う下級ジャマトの(むれ)

 それに対応するため、民間人を避難させながら、戦っているバッファとクローズマグマとシンフォギア奏者達の姿が(うつ)っていた。

 

 

 なんでこんなに早く、ジャマトが出てくるんだよ!?

 

 

「キャロル、これは一体……!?」

「見ての通りだ……気づいたら、ヤツらが現れていた……」

「現れていたって……」

 

 

 そんな呑気(のんき)なこと言ってる場合じゃないだろ!?

 

 いくらなんでも、数が多すぎるだろ!?

 

 

 そう思った俺は急いで、牛尾達を助けようと駆け出したが、後ろからキャロルが「待て!」と言って、叫び、俺はすぐ、足を止めた。

 

 

「どこに行くつもりだ?」

「……」

 

 

 俺は一度、深呼吸をし、キャロルの方に振り返った。

 

 

「どこに?決まっている。この騒動に(じょう)じて、バッファを叩く!」

「本当か?本当に、バッファとかいう、あの牛もどきを叩くために行くのか?」

 

 

 突然、キャロルは俺に疑いの目を向けながら、問いかけた。

 

 それを見た俺は「何が言いたい?」と、キャロルに問いかけた。

 

 

「……優斗。お前は……バッファを、いや、シンフォギア奏者達を助けるために行くのではないか?」

「……」

 

 

 キャロルにそう言われて、俺は数秒黙り込み、フッ、と、鼻で笑った。

 

 

「……まさか。俺はお前の味方だ、キャロル」

「……そうか。それならオレが出ても問題ないな?」

「!?」

 

 

 それを聞いて、俺は一瞬驚くも、何故出撃するのか、キャロルに問いかけた。

 

 

「良いのか?ここを離れて?」

「問題ない。仮に見つかっても、こちらにはオートスコアラーがいる。それに……」

「自分が死んでも、代用品がある……って、言いたいんだろ?」

「……そうさ。だから──」

 

 

「──死なせねえよ」

 

 

 キャロルの言葉を遮り、俺はそう強く言い、右手を水鉄砲の形を作って、キャロルの方に向けた。

 

 

「俺が側にいる限り……キャロル、お前は絶対死なせねえ。だから──いつ死んでも良いからという理由で、戦うのだけはやめろ」

 

 

 そう言うと、キャロルはゆっくりと俺に近づき、水鉄砲で作った俺の右手を、キャロルは左手で下ろした。

 

 

 ──そして、次の瞬間。キャロルは右手で俺の胸ぐらを掴んだ。

 

 

「……そこまで言うなら、死ぬ気でオレを守ってみせろ!」

 

 

 そう強く叫び、それを聞いた俺は小さく笑った。

 

 

「フッ、良いぜ!キャロル、俺はお前を必ず守る!」

 

 

 そう言い切ると、部屋に置いてあったブーストバックルが俺達の元に突然、飛んできた。

 

 

 ──しかも、俺が持ってるブーストバックル以外の4つのブーストバックルを連れてきて、だ。

 

 

「これは……一体……?」

 

 

 それを見て、キャロルら唖然とするも、俺はこの時を、ずっと待っていた。

 

 

「どうやら、俺の想いが伝わったみたいだな……」

「?どういうことだ?」

「まぁ、見てな……」

 

 〈DESIRE DRIVER〉

 

 

 デザイアドライバーを腰に巻き付け、俺は5つあるブーストバックルの中から、1つを掴み、叫んだ。

 

 

「俺の想い……俺の願いに答えろ!ブーストバックルッ!!」

 

 

 ──ブウウウゥゥゥンッ!!

 

 

 突然、ブーストバックルはエンジン音を鳴らし、5つあったブーストバックルが1つになり、『ブーストマーク(ツー)レイズバックル』に変化した。

 

 

「優斗。それは……?」

「俺の……新しい力だ。いくぞ、キャロル。アイツらに目にもの見せようぜ?」

「フッ、当たり前だ!」

 

 

 キャロルの言葉を合図に、オレ達はテレポートジェムを使って、牛尾達のもとに向かった。

 

 

 




気がついたら、お気に入り100人超えててビックリ(困惑)。

……すごく嬉しいです!ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
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