バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

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牛38:乱戦──それは入り乱れる戦い。え?もしかして、シリアス回ですか?

 

 

 

 〈POISON CHARGE!〉

 

 〈ボトルバーン!〉

 

 

「行くぞ!」

 

「ああ!」

 

 

 〈TACTICAL BREAK!〉

 

 〈ボルケニックナックル!〉

 

 〈──アチャー!〉

 

 

 クローズマグマと一緒に技を放し、目の前にいる大量のジャマトを倒す。

 

 だが、新たなにジャマトの群が現れ、牛尾(オレ)はイラつきながら、悪態を()く。

 

 

「クソ!数が多すぎるだろ……!」

 

「口よりも手を動かせ!」

 

「わーてるよ!」

 

 

 そう返事を返して、新たに現れた大量の下級ジャマトを相手に、オレ達は苦戦していた。

 苦戦といっても、リーダー的な存在がいるわけでも、ボス的な存在がいるわけでも、ましてや、巨大化したジャマト(デカブツ)がいるわけではない。

 

 ただ単に、純粋に数が多いのだ。かれこれ、一時間近く戦っている。

 

 途中、響達、奏者組が増援で来てくれたが、それでも以前と変わらない。

 

 幸い。街にいる人達は全員、避難できたから良いものの、この状況をどうにかしなければ、話にならない。

 

 

 こういう時、ゲームなら発生源がある筈なんだが……まぁ、それを探す暇がないのが、現状だ。

 

 全く、この世界は厄介ごとが多いな……!

 

 

「こういう時、ゲームなら発生源があると思うんだけど……」

 

「この数を相手に、そんなもの、探す暇があるか……!」

 

「全くだ!今は防衛に徹するぞ!」

 

「っ、はい……!」

 

「……」

 

 

 ……本当にないのか?

 

 

 響達の会話を聞いて、オレは再度、考える。

 

 

 本当に発生源はないのか?

 

 

「──考えている所悪いが、背中がガラ空きだぜ?」

 

 

「ッ!?」

 

 

 そう言われて、オレは咄嗟に振り返り、ゾンビブレイカーを盾にして、どこからか放された弾丸を防いだ。

 

 その後、オレはその弾丸を放った人物──ギーツに変身した優斗とキャロルに視線を向ける。

 

 

「へえー、少しはマシになったな……」

 

「……ッ」

 

 

 いつも通り、呑気に言っているが、ギーツの背中から殺気を感じ、オレは身構えた。

 

 

「優斗……お前……」

 

「悪いな、牛尾。今回ばかりは手加減できないぜ……」

 

「そうかよ……」

 

 

 オレがそう言うと、ギーツはキャロルに視線を向け、それを見たオレはクローズマグマに視線を向ける。

 

 

「キャロル。コイツの相手は俺に任せて、お前は奏者達の相手をしててくれ」

 

「フッ。もとより、そのつもりだッ!」

 

 

「手を出すなよ、クローズ。コイツの相手は……オレがする」

 

「……フッ、わかったよ。ジャマトは全部、僕がぶっ倒す。君は君の戦いをすると良い」

 

「ああ、そうさせてもらうぜ!」

 

 

 そう言って、オレはギーツ──優斗を相手に駆け出した。

 

 それを見たクローズマグマはジャマトの群を相手にし、キャロルは響達、奏者達の相手をし、それぞれの戦いを始めた。

 

 

 

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