バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ! 作:リュウ・セイ
「ん……ここは?」
確か、ブーストマークⅡの副作用で眠る直前、
「……」
周囲を見渡しながら、俺は知らない森に迷い込んでいたことに気づき、どうやって脱出するか、考えた。
──その時だ。
「貴方がパンダの皮を被ったキツネの人?」
「!?誰だ!?」
突然、どこからか、女性の声が響き、俺は大きな声で、そう叫び、後ろから人の気配を感じ、俺は振り返った。
「……」
そこに居たのは黒いコートに黒いズボン、黒髪に水色のメッシュがかかった短髪の女性が居た。
ただ、顔の雰囲気……いや、骨格がどこか幼く、多分、年齢は俺や牛尾と同じぐらいの年齢だと思われる。
「……アンタ、何者だ?」
「あら?レディにアンタって呼ぶのはどうかと思うよ?
「──ッ!?」
「動かない方が良いわよ?
「……随分とお喋りな口だな。さっさと撃てばいいのに、何故撃たない?」
「……フッ。それじゃあ、面白くないでしょ?ただ仕事をして、仕事を終えて、真っ直ぐ家に帰るなんて、そんなの嫌でしょ?寄り道ぐらい、誰だってしたい。これはただ、それだけの話よ?」
「……俺はその『寄り道』するための『道』……って訳か?」
「フフッ。ダンネン♡それじゃあ、不正解よ。貴方は『道』ではなく、『理由』、あるいは『その道を通った後の言い訳よ』?」
「……わからないな。アンタの……その考え方は……!」
「ッ、キャ……!」
力いっぱい、俺は彼女の拘束を払い、その後、素早く、彼女の腹に蹴りを入れ、距離を置き、デザイアドライバーを腰に巻き付けた。
「イタタタ。もー!女の子には優しくするって、お母さんに言われなかったの!」
「
「……そう。貴方にとってはそうなのね」
「……?」
──何を言っているんだ?
脳裏で、そう思う中、彼女は左手で、コートの左側にあるポケットの中から、SDカードのような物──レイズライザーカードを取り出し、腰に巻かれてるベルトの前にかざした。
〈LASER RAISE RISER〉
「!?」
突然、電子音が鳴り響き、彼女のベルトが一変した。
それは『仮面ライダーギーツ』に登場する変身ベルト、デザイアドライバーとは全く別のベルト──レイズライザーベルトに変わった。
その後、右手で軽くコートを払い、いつも間にか、右腰に現れた銃のような物──レーザーレイズライザーを取り出し、レイズライザーカードを装填した。
〈ZIIN SET〉
「……変身」
──バキュン!と、音が鳴った。
無表情に、それでいて、冷たい瞳と声で、彼女はレーザーレイズライザーの引き金を引いた。
〈LASER ON〉
すると、彼女の周りに白い電子ブロックのような粒子が現れ、下からゆっくりと彼女の体を纏い、纏い終わると、大きさの異なるレイズライザーカードを
〈ZIIN LOADING〉
〈READY FIGHT〉
レーザーレイズライザーから音声が鳴り終わると、彼女は『仮面ライダージーン』へと変身した。
「……私の名はジーン。そして、この姿では仮面ライダージーンよ。貴方の
そう言って、彼女、否。ジーンはレーザーレイズライザーの銃口を向けながら、俺に襲ってきた。