バッファの力で、シンフォギア世界を無双するぜ!   作:リュウ・セイ

7 / 45
サブタイトル長すぎない?って思ったら負けです。
何故なら、この小説はギャグ小説(仮)だからだ!


牛7:家に帰ったら、時間が過ぎてた!後、なんでか母親が涙目で、怪しい人から大型バックルが届けられた!

 

 

 

「ただいまー!」

「お帰りぃぃー!」

 

 どわぁ!?ビックリした!?

 玄関に入った途端、急に母親に抱きつかれた!

 しかも、涙目である。何でだ!?

 

「ちょ、ちょい、母さん!苦しい!」

「あ、ごめんごめん。牛尾の帰りが遅いから、母さん、心配しちゃったー」

「そんなに時間経ってないだろ?まだ7時過ぎなんだし……」

「?何言ってるの?もう8時過ぎよ?」

「え?」

 

 母親に言われて、俺はスマホを取り出し、時間を見る。

 時刻は20時15分。バッチリ8時過ぎである。

 

「あっれー?おかしいぞー?」

「なーにが、おかしいぞー?よ?アンタ、ちゃんと時間見なさいよ?母さん、柄にもなく、泣きそうになってたわよ」

 

 そう言ってくるは、我が姉、牛美(うしみ)は呆れてもの言うが、男である俺の前で、その格好はどうかと思うぞ?何がとは言わないが、家だからって、肌を露出しすぎなのはどうかと思うぞ?

 

「わーるかったよ、母さん。それより姉貴。家だからって、その格好はどうかと思うぞ?一応、俺、高校生だし、年頃の男の前で肌を露出しすぎだぞ?」

「……ハッ!なーに、一丁前に言ってるのよ、アンタ!アンタが私の心配なんて、10年早いわ!それに、仮にアンタが私の肌を触れたら、ソッコーで警察を呼ぶわ!」

「……」

 

 な、何も返せねぇ!何も返す言葉が出ねえ!挙げ句の果てには、鼻で笑われた!折角、弟として姉貴を心配したのに!前の姉貴は物理的に抑え込まされたけど、こっちの姉貴は口で抑え込まされるのかよッ!!

 

「牛尾、泣きそうなら、母の胸を貸してあげるわ!」

「ありがとう、母さん!気持ちだけ受け取っとくわ!」

「それよりも、母さん、今日の晩御飯は?」

「今日は紫家特製牛丼よ!しかも、牛尾の大好きなお肉マシマシよ!」

「よっしゃぁぁぁぁぁッ!」

「うっさ。ってか、またお家牛丼。美味しいから良いけど、たまには別のおかずが食べたい……」

「あら?それなら、鍋でも()こうかしら?」

「この時期に鍋!?バカなの?頭悪いの?はぁ、なんで私、この家に生まれたんだろう……」

 

 姉貴よ。気持ちはわかるが、この家の親の子に生まれた以上、ここで暮らすしかないのだ。それが嫌なら、一人暮らしでもするんだな。

 

 ピンポーン!

 

「「「ん?」」」

 

 突然、玄関にインターホンが鳴り、俺は咄嗟に玄関の隙間にある窓ガラス?のような穴で、外にいる人を覗いた。

 観ると、ソイツは小柄で、この時期に赤いジャージを羽織っていた少年のような人物だった。しかも、両手に小さなダンボールを持ってる。

 み、観るからに怪しすぎる!?

 

「すみませーん、紫牛尾さんにお届け物でーす」

 

 指名された!?何故に!?Wats?

 

「ちょっと牛尾!?アンタ、何頼んだよの!?」

「俺が知るか!寧ろ誰だ!?俺の名前を勝手に使ったヤツは!?」

「私じゃないわよ!」

「わ、私でもないわ……」

 

 おい、母さん。今の反応はちょっと怪しいぞ?

 はぁ、仕方がない。指名されたし、出るか。めっちゃ嫌だけど……。

 

「……もう寝ちゃったかな?だとしたら、これ以上、ピンポンを押すのはお家に迷惑かな?」

 

 お?これは帰ってくれる流れか?それなら、わざわざ出る手間が省けるな。

 

「けど、これを本人に渡さないと、後で上司に怒られるからなぁー……もう一回鳴らして、出なかったら、怒られるの覚悟で帰るか……」

「……」

 

 それを聞いて、赤ジャージの少年がインターホンを鳴らす前に玄関の扉を開けた。

 次の瞬間。赤ジャージの少年はニッコリと笑みを浮かべた。

 コイツ、ハメやがった!

 

「良かった!本人が出てくれた!これを渡さなかったら、上司に怒られるから助かったよー!」

「……」

 

 コイツ、隠す気ねぇな。

 さっさと要点だけ聞いて、帰ってもらおう。

 

「前置きは良い。要点だけ言え。宗教の誘いならウチはお断りだからな?」

「……わかりました。こちら、サインか印鑑をお願いします」

 

 殺気混じりに言うと、ソイツは身を丸くなったような、身が小さくなった姿勢で、サインか印鑑をお願いしてきた。

 

「……ペンはあるか?生憎、ウチは印鑑を持ってないんだ」

「わかりました。こちら、ペンです」

「あいよ……これで良いか?」

「はい。ありがとうございます……」

 

 そう言うと、ソイツはその場から去ろうとすると、直前に、俺にだけ聴こえるように、こう言った。

 

「──それはきっと、君を手助けしてくれるよ、紫牛尾くん」

 

「?」

 

 どう言う意味だ?思わず、追いかけようと思ったが、言葉の意味を知るため、俺はダンボールの中見が気になり、一先ず、俺の部屋まで運んだ。

 

 それから家族と晩飯を終え、シャワーを浴びた後、部屋に戻った俺は先程のダンボールのことを思い出し、中に何が入っているのか、少し気になった。

 

「一体、何が入ってんだよ……」

 

 どうせ、ロクでもないものだろうな。

 そう想いながら、俺は半端呆れながらも、ダンボールの中見を雑に開けた。

 

「……え?」

 

 ダンボールの中を開けると、それは金色の大型バックル──フィーバースロットバックルが入っていた。

 

 ……なんで?

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。