迷い人と星の子   作:ポテチバタースキー

1 / 34





2度目の人生
第1話:再会、そして転生


 

 

 

 

 

「ここは……何処だ?」

 

 目覚めた俺は、体を起こして立ち上がり、周辺を見渡す。

 一言で言えば、純白な空間。人や物も一切無く、俺だけがポツンと不純物として存在している。

 所々、靄(もや)のようなものが立ち込めていて、遠近感、高低差を把握しづらい。

 

「いや、その前に、……俺は、首にクナイを突き刺して自殺した筈だ……」

 

 自分の喉元を恐る恐る触れてみる。

 自害した時、確かに喉元目掛けて正面からクナイを突き刺した。そうである以上、喉に傷跡があるのは明らかだ。しかし何度触っても、そこにある筈のクナイによる刺創は無く、健常な自身の首があるだけ。

 

「俺が最期に居た場所は、俺の瞳術による時空間の中で、この謎空間ではなかった。そして、本来あって然るべき致命傷が綺麗に治っている……。ということは、ここはあの世……なのか?」

「中々どうして頭が回るな、迷い子にして我が末裔よ」

 

 頭上より聞こえた声の発生源に目を向ける。

 そこには、1人の老人が宙で胡座(あぐら)をかいていた。

 厳めしい顔、人外の証とでも言わんばかりに額より生えた一対の角と灰色の肌、老人の座高よりも長そうな茶色の髭。極めつけは、勾玉模様が入った特徴的な白い衣と、六道(りくどう)仙術のチャクラなしには生成できない求道玉(ぐどうだま)

 ああ、間違いない。忍宗(にんしゅう)の祖であり十尾の人柱力でもあった、彼の名は――。

 

「貴方様は、大筒木(おおつつき)ハゴロモ様ですよね?」

「左様。……儂の姿を見た者は皆一様に驚くのだが、お前は驚かぬのだな。シスイよ」

「ええ、ハゴロモ様も既にご存知でしょうが、私は1度目の生にて、この世界についての書物を耽読(たんどく)してましたから」

 

 前世の俺は、典型的な毒親の元に生まれ落ちた。

 (むご)いことに物心ついた時には、殴る蹴るの文字通りの暴力、人の尊厳を踏みにじるような悪辣な言葉の暴力、親への隷属の強要、ネグレクトなど、親による俺への虐待行為が始まっていた。

 それから何年にも渡って耐え続けた俺は、若くして心身を壊し病死。

 そんな前世において、クソのような経験を積み重ねておきながらも、一応マトモな感性を養えた要因の1つは、かの作品のお陰なのだ。本当に感謝している。

 

「そうだな、知っているとも……。お前の今までの人生は全て観た」

「でしょう? でしたら、話は早く終わると思います。私を殺してください。……いえ、滅してくださいの方が正しいでしょうか? 私、既に死んでますし」

「……何故、そこまで急ぐ?」

「2度目の生で、私は失敗しました。……大切な人を全員喪い、復讐に走るも仇すら討てず、結局、無関係な人々を大勢殺しました。……両親にも妹にも幼馴染みにも合わせる顔がありません」

 

 幸運なことに、今世では本当の家族に出会えた。

 両親始め、妹も家族同然の幼馴染みも、家波(いえなみ)シスイという器に沢山の愛を注いでくれたのだ。

 しかし俺は、その愛に報いることが出来なかった。

 戦続きの不安定な世の中であるのにもかかわらず、原作知識に胡座をかいて平和ボケしていたツケなのだろう。

 俺は、両親を窮地から救うことができず、両親から託された妹と幼馴染みも護れず、全員死なせてしまった……。

 元凶たる男すら討ち果たせない始末。

 己の無能さが憎い。

 

「……シスイよ、お前に会いたいと申す者達がおる。顔を上げよ」

「……はい」

 

 いつの間にか顔を伏せていた俺は、六道(りくどう)仙人に促されて顔を上げ――思わず目を見開く。

 そこには、今世の両親、家波(いえなみ)敷間(しきま)家波(いえなみ)シズがいたのだから。

 

「父さん、母さん……」

「シスイ。俺とシズ、それから、ユナとカンナちゃんも全部観ていたぞ。辛く苦しい中、……よく頑張ったな」

「父さんっ、俺は、……俺は失敗したんだ! 父さんと母さんを救えなかった! それに、ユナとカンナも死なせたッ!」

 

 俺は父さんの顔から目を背けた。

 そんな優しい、労るような目で俺を見ないでくれ。

 愛情を注いでもらって育ちながら、それに報いることが出来なかった恩知らず。

 それが俺、家波シスイだ。

 軽蔑され、疎まれ、憎まれたまま消えるべきクズだ。

 俺の内心を察知したのか、俺に近寄ってきた母さんは、俺の両頬を包み込むようにして手を添えて、正面から見つめてくる。

 

「確かにね、結果的に、シスイは大勢の人を殺してしまったし、悲しいことに、ユナやカンナちゃんはシスイよりも先に死んでしまったわ。でもね、シスイは死に物狂いで頑張っていたじゃない。あの娘達を護るためにね」

「いくら必死に頑張っても、結果が伴わなければ……ユナとカンナが生きていなければ意味がないッ……」

「ユナがここに来た時に言っていたわ。『優しいお兄ちゃんの妹で良かったっ』って」

「それでも、……それでもッ」

「カンナちゃんもここに来た時に言っていたわ。『しーくんと出会えて幸せでした』って」

 

 心の奥底から、かつての幸せだった頃の想い出が、次から次へと湧き上がってくる。

 些細(ささい)なことで笑い、楽しみ、稀に喧嘩もした、平凡でも平穏な日常。もう二度と目にすることが出来ない尊い日々。

 既に枯れ果てたと思っていた涙が、とめどなく(あふ)れ頬を伝っていった。

 

「シスイ、貴方は人を想いやれる優しい子、私達の自慢の息子よ」

「なんでっ、……なんで、そんなに俺に優しくするんだよぉっ……」

「なんでって? そんなの、シスイの母親だからに決まってるじゃない。もう1人で抱え込まなくていいのよ」

「そうだぞ、シスイ。子どもは親に世話かけてナンボだからな。今まで手がかからなかった分、ここで世話になっとけ! な?」

「っ……あああぁぁぁぁ!!」

 

 いい歳して大人げなく、俺は声をあげて泣いた。

 大切な家族を護れなかった後悔も、己の不甲斐なさも、勿論、仇敵への憎しみもある。

 ただ、それ以上に2人の優しさが心に染みた。

 まるで、心に鬱積した泥のような何かが洗い流されていくような――。

 混ざりあった感情の奔流(ほんりゅう)に耐えきれず膝をついて泣き続ける俺を、母さんは優しく抱擁し俺の背を撫で続け、父さんも母さんごと俺を抱き締めてくれている。

 そこには、何があっても子に寄り添い助けようとする親からの愛が、確かに存在していた。

 

 

 

 

※※※※

 

 

 

 

 俺が号泣し始めてから、どれ程の時間が経っただろうか。

 長かったようにも、一瞬だったようにも感じる。

 どうにも、あの世という場所は時間の感覚が曖昧になるらしい。

 泣くだけ泣いて平静を取り戻した俺は、慈しむような生暖かい視線を向けてくる六道仙人に向き直り、赤面しつつも深く一礼する。

 

「お見苦しいところをお見せして申し訳ありません……」

「気にするでない。親子の愛は忍宗の形の1つと言えよう。……そして、儂が築けなかったものの1つでもある」

「それは……」

 

 六道仙人の言に、言葉が詰まった。

 かつて、六道仙人には、大筒木(おおつつき)インドラと大筒木アシュラという2人の息子がいた。

 当初、親子間の仲は良好だったものの、忍宗の後継者問題を機に、大筒木インドラとの親子関係は決裂。

 力こそが忍宗の根幹をなすと主張する大筒木インドラと、愛こそが忍宗の根幹をなすと主張する大筒木アシュラ。

 六道仙人がアシュラの主張を支持するのは、妥当であろう。

 仮に、インドラの主張を支持すれば、苛烈な弱肉強食の世界に早変わりしていただろうから。

 尤も、皮肉なことに、俺が生まれた時には力こそ全てな世界に成り果ててしまっていたが。

 少しばかり気まずい沈黙が場を支配する。

 六道仙人も場の空気を察したのか、口火を切った。

 

「……そろそろ、本題に入るとしよう。シスイよ、先程お前は己を滅してくれと述べていたが、本当にそれで良いのだな?」

 

 六道仙人は、座っている俺を射貫くように見据えている。

 嘘は許さぬとの意志が、ひしひしと感じられた。

 

「私は――」

「ハゴロモ様、我が息子シスイの所業は、確かに許されるものではありません。しかし、シスイは元々家族想いの優しい子なのです。シスイの罪は、私もシズも背負います。どうか、どうか寛大な処罰を伏してお願い致します」

「私からもお願い致します」

 

 俺が返答しようとした時、父さんと母さんが間に入って六道仙人に土下座して懇願した。

 六道仙人は見た目に反して優しい人ではあるが、同時に、圧倒的な力を持つ人でもある。

 俺達を消し飛ばすことなど朝飯前だろう。

 そのような人を前にして意見することは、非常に勇気がいることだ。

 今も尚、俺なんかを庇おうとしてくれている父さんと母さんは、優しくて誠実な両親だと改めて思う。

 だからこそ俺は、この2人に迷惑を掛けたくない。

 

「私は、……己が罪を償いたいです。家族を護れなかったという事実が覆るわけではないことも、私に奪われた無辜の命が甦るわけではないということも、重々承知しています。そして、既に死した身である私に出来ることがあるのかすら分からないということも……」

 

 後悔塗れの過去を思い出しながらも、俺は言葉を続ける。

 

「――それでも、……それでも、何かしらの形で償いたいのです。……ハゴロモ様が私を滅すると決断されたのであれば、甘んじて受け入れます。その時はどうか、私1人のみを滅して下さい。お願い致します」

「「シスイッ」」

 

 俺も六道仙人に土下座をする。

 この期に及んで両親を巻き込むなど、言語道断。

 自分の責任は自分で負う。成人している以上、当然のことだ。

 

「……そうも平伏されると、まるで儂が悪代官のようではないか……」

 

 ポツリと1人呟く六道仙人。

 

「3人とも、頭を上げよ」

 

 六道仙人の言葉に従い、俺達は頭を上げる。

 ちらりと横目で見た両親の顔には、不安と緊張が見てとれた。

 

「先にも述べたがな、儂はシスイの生涯を全て観た。シスイがどういう気質の者かも理解しておる。……故に、沙汰を下す。シスイよ、お前を求める者達の声に応じ、お前を転生させる。お前の次なる人生を、真の愛と幸福に満ちたものにせよ。それを以て贖罪(しょくざい)とする」

「「「ハゴロモ様、ありがとうございます」」」

 

 俺、父さん、母さんは声を揃えて感謝の言葉を述べ、改めて六道仙人に平伏した。

 両親の声には、安堵の色が滲んでいる。

 ただ、……六道仙人の裁定の結果は、俺には中々厳しい罰となったと言えるだろう。

 要は、転生先に出来るかもしれない大切な人のみならず、自分自身も幸せになれということ。

 自分自身を赦せという意味も包含しているのだ。

 しかし、今の俺は自分自身を全く赦せていない。

 大量殺人を犯したことも理由ではある。

 だが、それ以上に、両親始め、大切な人を皆死なせておきながら俺だけ安穏と幸福を貪ることなど、あって良いわけがない。

 ……果たして、転生先で自らを赦せる時が訪れるのだろうか……。

 

「そう平伏せずとも良い……頭を上げよ」

 

 どこか居心地が悪そうな声色の六道仙人。

 偉ぶる人ではない故に、土下座外交の類いが苦手なのかもしれない。

 一先(ひとま)ず、俺と父さん、母さんは、頭を上げて六道仙人を見つめる。

 

「シスイよ、お前が両親との別れを済ませてから転生の儀を行う。暫しの別れとなろう。悔いの残らぬようにな」

「分かりました。ハゴロモ様、何から何までありがとうございます」

 

 俺は、感謝の意を込めて六道仙人に一礼したのち、隣に座る両親に向き合う。

 恐らく、転生先で死んだら再びここに戻ってくるのだろうが、それまでは会えないだろう。

 それに、今まで言えてなかったことを言葉にして伝えたい。

 

「父さん、母さん。俺、行ってくるよ。また失敗するかもしれないけど、頑張ってくる」

「頑張らなくていいの。シスイがシスイらしく生きていけば、それでいいのよっ」

「責任感が強すぎるのも問題だな。フフッ」

「父さん、チャラチャラした畜生よりマシだろ? 俺がチャランポランだったら、家族会議が連日連夜開催されただろうし」

「ククッ、違いない」

 

 父さんも母さんも、可笑しそうにクスクスと笑いを漏らした。

 自身を赦せないし幸福を享受することへの罪悪感は大いにあるが、この特別ではなくとも穏やかな時間が何よりも幸せに感じる。

 心が満たされていく温かい感覚は、きっと錯覚ではないだろう。

 さて、……そろそろ言わないとな。

 俺は居ずまいを正して、感謝の言葉を伝える準備をする。

 

「父さん、母さん。今まで言えずじまいだったけど、……俺は、家波シスイは、父さんと母さんの元に生まれて本当に幸せだった。俺にとって、最高の父親と母親だった。今までありがとうございました。そろそろ行ってきます」

 

 深く深く頭を下げる。

 少しでも感謝の想いが伝わるように。

 

「シスイっ、さっきも言ったけどね、貴方は私達の自慢の息子よ。愛してるわ……っ」

「シズの言う通りだ! 本当に、本当に優しい立派な子に育ってくれた……っ」

 

 父さんと母さんの声が、涙まじりのそれへと変わっていく。

 頭を下げている俺も再び目頭が熱くなって、涙が鼻を伝って滴り落ちている。

 別れは笑って済ませたかったが、込み上げてくるものがある以上、仕方ない。

 それから俺は、立ち上がって腕で涙を拭い、父さん、母さんと1回ずつ抱擁を交わして別れの挨拶を終えた。

 後ろ髪を引かれるような寂寥感はあるものの、別れを済ませた俺は六道仙人に向き直る。

 いよいよ転生の儀だ。

 

「ハゴロモ様、よろしくお願いします」

「うむ。これから、お前と繋がりのある者へと転生させる。……幸多からんことを願う」

 

 六道仙人は、両手を合掌して、互いの指を絡めるように握り締めた。

 予想してはいたが、転生の儀は輪廻天生の術で行うらしい。

 術の効果が出始めたのだろう。

 少しずつ俺の輪郭が薄くなっていく。

 少しずつ目が見えなくなっていく。

 少しずつ音が遠くなっていく。

 少しずつ平衡感覚が無くなっていく。

 少しずつ自分を自分たらしめるものが――。

 けれども不思議なことに、父さんと母さん、それから知らない誰かのチャクラが、形を失いつつある俺に流れ込んできて――。

 そうして、俺の意識は完全に消失した。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「……行ったな」

「そうね……」

 

 家波敷間(しきま)と家波シズは、先程まで家波シスイが立っていた場所をじっと見つめたまま、ぽそりと言葉を漏らした。

 その僅かな言葉には、シスイの幸福を願う想いだけでなく、シスイへの心配も見え隠れする。

 過去の過酷な経験故か、シスイは自身の命に何ら価値を見出だしていないと、2人は察してしまったから。

 

「親として心配であろうが、来世にてシスイを救う者が現れる。お前達の娘、ユナとカンナもシスイを助けるであろう。……シズよ、やはり心配は晴れぬか」

「ええ、心配なものは心配で……。シスイは、また自分の身を省みず無茶をするでしょうから……。何より、あの子が苦しみ傷つく姿は、もう観たくないのです」

 

 六道仙人の励まされたものの、敷間とシズの表情は曇ったまま。

 2人の脳裏にあるのは、シスイが木の葉隠れの里を襲撃する直前の出来事。2人の義娘であったうずまきカンナの遺体を焼くシスイの姿であった。

 当時のシスイにとって、唯一にして最後の大切な人であったカンナ。

 そのカンナの骸を、暗い森の中で1人呆然と涙を流しながら焼いていくシスイ。

 世界中の不幸を凝縮したかのような、余りに痛ましく悲しい光景だった。

 1人残されたシスイの絶望、悲哀は如何ばかりか。想像を絶する。同様の経験をした者にしか、真の意味で理解は出来ないだろう。

 

「……儂もな、シスイ始め、お前達の不幸には胸を痛めておる。そもそも、儂に人を裁く資格などないのだ。かつて儂が、我が子インドラに上手く向き合えていれば、……お前達も穏やかな生活を営めたかもしれぬ。……全ての責は儂の不明にある」

「そのようなことは……」

 

 六道仙人の自責の言葉に、驚く敷間。

 

「だからこそ儂は、お前達のチャクラのみならず、儂自身のチャクラも分け与えた。シスイが、愛する者を護れるように。そして、己自身をも愛し、幸福を享受することが出来るようにとな」

 

 六道仙人は、シスイの危うさを見抜いていた。

 シスイに対してわざわざ大仰な物言いで言ったのも、六道仙人自身のチャクラを分け与えたのも、シスイが自己犠牲によって自らの命を落とす事態を予防するため。

 六道仙人なりに慮った結果だったのだ。

 

「他者を愛し、他者から愛され、その愛によって繋がっていく。シスイはその事を理解しておる。……大丈夫だ、必ずやシスイは報われる。……我らは皆のところに戻り、見守るとしよう」

「「はい……」」

 

 その言葉を最後に、六道仙人、家波敷間、家波シズは、チャクラ体のその身を揺らめかせて、(かすみ)のように去っていった。

 

 

 

 

 

 











主人公のシスイ君について、2度目の生涯を終えたこと、両親→妹→幼馴染みの順に喪ったこと、を押さえていただければOKです。

時系列では、両親死亡→妹死亡→幼馴染み死亡→木の葉襲撃→自決 です。














ざっくりキャラ紹介(読み飛ばして構いません)

家波(いえなみ)シスイ


1度目の人生:現代日本

 毒親の元に生まれ落ち、長年に渡って虐待に耐え続けたものの、心身を壊し病死。
 享年18



2度目の人生:NARUTO世界

 家波敷間(しきま)と家波シズの間に生まれる。妹にユナ、幼馴染みにうずまきカンナが居た。波風ミナトと同い年。
 某二大一族の混血。但し、某兄弟の転生者ではない。

 辺境の地で平穏な生活を送っていたものの、両親、妹、幼馴染みの順で大切な人を喪う。
 裏で糸を引いていたのは志村ダンゾウ。
 何故、ダンゾウが家波一家を狙ったかというと、某二大一族の力を欲したため。

 幼馴染みを喪ってから自暴自棄になり、復讐に走る。 
 着の身着のまま、木の葉の里襲撃を決行。(オビトによる九喇嘛暴走事件から2年後)
 いつもならば無鉄砲な戦いはしないが、襲撃時は感情の赴くまま暴れ回った。
 ダンゾウを仕留めるまで後少しだったが、チャクラ切れを起こし、命を削って瞳術で時空間に逃げる。

 最期は、大切な人を全員喪った現実と、何も成し遂げられなかった己自身に絶望し、クナイを首に突き刺して自決。享年26



補足
 直接的な意味での先祖は、千手仏間、うちはタジマ世代(千手柱間やうちはマダラの父親世代)。
 先祖2人は、元々戦場で殺し合いを演じていたが、ある出来事を切っ掛けに殺し愛に発展。互いに、子どもすら容赦なく殺さなくてはならない戦乱の世に嫌気が差し、爆死したと見せかけて戦場から遁走。
 数世代に渡り近親婚を繰り返し、敷間、シズ世代となる。


 現実に戦争が長期化した場合、離散兵は必ず出るので、そこからこういう設定にしました。
 黒ゼツ君は、アシュラとインドラの転生者にお熱を上げていて節穴お目目だったということで。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。