イクサ完成
1:名無しのアマゾン
ハイ、次の襲撃場所が決まりました~!
今度はアンブレラ幹部養成所!
そこに殴り込みかけます!
2:バカテスリュウガ
お、ここが最近噂のアマゾン×バイオのクロススレか~
3:金カブト
ライダーの現行試練スレは無いから期待してます
4:人形技師の王蛇
兎に角派手な戦いを期待してるぜ
5:名無しのアマゾン
そして今回もメンバーは変わってます
何なんでしょうかこの現象
何で新しいスレの時はメンバーが一新されるんでしょうか
6:幽霊列車
皆忙しいからね
試練クリアしても怪人が出てこなくなるとは限らないから
7:アイドルバロン
中には人間が敵のパターンもあるし
8:名無しのアマゾン
まあいいや
今回はアマゾンとして戦いません
この姿でいきます
【LIVE】
9:バカテスリュウガ
何だ何だ?
いきなり映像が出たぞ
何が映って……こ、これは!?
10:人形技師の王蛇
イクサ!? 仮面ライダーイクサじゃん!
11:金カブト
セーブモードということはもしかして1986年の奴?
いや、2008年の時でも普通にあったから断言は出来ないか
12:名無しのアマゾン
正解!
コレはわが社の技術部が秘密裏に完成させたイクサ!
けど今の段階じゃG4並みに装着者の負担を考えない仕様しか出来なかった
だからこれからテストして色々とデータを取るつもりです
13:バカテスリュウガ
データ取り?
14:名無しのアマゾン
そう、ソレが今回の目的
バイオハザードが起きたアンブレラ幹部養成所にこいつを着てカチコミして、データ取りとBOWの証拠収集をしていきます
15:金カブト
アンブレラ幹部養成所ってまだあるのか?
16:名無しのアマゾン
ある
一時閉鎖されたけどまだ使えるから研究所として再利用
そこでバイオハザードが起きたので向かっている
17:名無しのアマゾン
まあ、俺が起こしたに近いんだけどね
色々と工作してやっと芽が出た
対応も遅いからこうして強硬手段取って大ダメージを与えられるチャンス
そのために皆の知恵を貸してほしい
18:バカテスリュウガ
成程ね。前のスレみたいに攻略情報を出してほしいんだ
19:名無しのアマゾン
そういうこと
俺はバイオ未プレイだからな
20:人形技師の王蛇
いいぜ
面白そうだし乗ってやる
21:名無しのアマゾン
感謝する
じゃあ早速行くわ
護送車もそろそろ到着しそうだし
22:幽霊列車
え?早くね
とある元研究所。
バイオハザードによって壊滅し、死が充満している。
歩く死体共が跋扈する危険地帯。そんな中、鎧姿の何者かが悠然と歩いて来た。
イクサ。
アンブレラ日本支部が秘密裏に開発した対B.O.Wパワードスーツ。
プロトタイプ故かその反動は凄まじく、生身の人間では動かす事すら不可能。よって頑丈な
「あ”ぁぁぁ」
「邪魔」
うめき声をあげながら死体がイクサに近付く。
イクサはソレを鬱陶しそうに払いのけた。
途端に飛び散る赤い液体。
手もくっついた灰色のブヨブヨした物体を払い落しながら、イクサは戦闘を続ける。
「っフ!」
一気に駆け出す。
百mを9.6秒で完走する走力。
換算すると時速約37.5km。
世界記録9秒58であることから、如何に早いかが分かる。
まあ、装着者にはソレに匹敵するGが掛かるのだが。
「らあ!」
速度の乗ったドロップキックを繰り出す。
その威力によってゾンビ共はボーリングのピンのように吹っ飛んでいった。
「
近くにいたゾンビに殴り掛かる。
3トンのパンチ力。ソレは人の頭蓋を叩き割ってお釣りが帰ってくるほどの威力。
殴られたゾンビは卵でも割るかのようにあっさりと砕かれた。
同時に掛かる凄まじいG。中身が人間なら相当なダメージ。要修正である。
「次は
向かって来る無数のゾンビ。
戦闘の騒ぎを聞きつけて向かったのか。
しかし好都合。おかげで実験が出来るのだから。
「らあ!はあ!たあ!」
無数のゾンビを相手取るイクサ。
殴り、蹴り、投げて。連続で技を繰り出して敵を吹っ飛ばす。
機械とは思えない程に滑らからな動き。
連動して様々な攻撃を繰り出して無双するその様は、まるで一流アスリートのよう。
そして連続して掛かる負担。人間なら病巣のようにじわじわと負荷が侵食し、気づかぬうちに倒れている。
無論、そのデータも収集中。後で修正する必要がある。
「じゃあ、今度はちょっと特別なことをしようか」
今度はゾンビの一体の腕を掴み、ヌンチャクのように振り回した。
機械の驚異的なパワーによって振り回される人体は、大抵の物は凶器や武器と化す。
次々と頭を砕かれるゾンビ共。だがその代償として
しかし問題はない。代わりなどそこらにいくらでもあるのだから。
そして、このように武器を使ってもアホみたいな負担は掛かる。
むしろ複雑な動きをする分、より複雑にGが浸透する。
これも要修正。修正するとこだらけだ。
次から次へとひき肉を作っていく。
道具が駄目になったら次の道具へ。
そうしているうちにゾンビの数は少なくなっていった。
「(これで終わり……!!?」
離れているゾンビに接近しようとした瞬間、何かがゾンビの身体を切断した。
廊下の曲がり角の先から伸びた巨大な蟹のような鋏。
ソレの持ち主がゆっくりと姿を現す。
頑強な甲殻に覆われた巨大な蠍。
その名をスティンガー。
B.O.W.の中でも初期に生み出されたサソリ型B.O.W.。
巨大化と硬質化を獲得したが、頭部にある外殻の隙間が致命的な弱点。
また、毒も持たないなどの欠点からB.O.W.としての採用は見送られた。
「シャアぁァァ!」
尻尾の針をイクサ目掛けて突き刺しに向かうスティンガー。
イクサは咄嗟にサイドステップして避け、回避したと同時にスティンガーへとドロップキックを繰り出した。
蹴りによって吹っ飛ばされるスティンガー。その間にもイクサは次の攻撃に動き出す。
「(咄嗟の回避も問題なし。姿勢矯正もちゃんと働いて次の行動に移せている)」
先程の回避、実は彼は特に意識していなかった。
殆どの動きがAI任せ。格闘もヌンチャクも。イクサを着用してから、動作のサポートをAIに任せていた。
しかしそれでいい。何せ今回の目的はイクサの戦闘実験とデータ取りなのだから。よって次の実験に移る。
「っフ!」
宙返りしてスティンガーの鋏攻撃を避ける。
明らかに無駄な
だが、ソレでも限度はある。
「ぐあっ!?」
スティンガーの鋏がイクサに直撃。
着地しようとした瞬間を狙われ、防御も回避も出来ず吹っ飛ばされる。
壁に叩きつけられてリバウンドするイクサ。しかしすぐさまAIがサポートして立ち上がらせる。
「耐久性も問題ない。衝撃すら届いてないようだな」
平然と動き出すイクサ。
超合金のアーマーと特殊カーボンのインナースーツ。
あらゆる外ダメージから装着者を守り、あらゆる外衝撃を吸収する。
動くだけで相当な反動が掛かるというのに、その辺だけはしっかりしていた
「じゃ、そろそろ止めを……へぇ」
突然、誰かから有用な情報を教えてもらったような声を出すイクサ。
ソレを実行する為、彼は一気に動き出す。
「っフ!」
全力で跳び上がる。
凄まじいGが肉体に掛かる。
ソレすらも利用してイクサは拳を突き出した。
「ここ、弱いんだってなぁ!」
イクサの拳がスティンガーの頭部に命中。
頭部を破壊して拳がめり込む。
砕ける甲殻。飛び散る体液。
重要器官に手を伸ばし、万力のように潰す。
「~~~~!!?」
声をあげることも出来ず即死するスティンガー。
活動が停止するのを鎧越しに感じながら、イクサは腕を引き抜いた。
「未登録B.O.Wとの戦闘実験は終了。次行くか」
主人公が装着しているイクサは見た目だけ似てますが中身は全くの別物です。