バイオの世界にライダーを   作:大枝豆もやし

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ネメシス二回戦

50:狼の魔法使い

ネメシス倒しちゃった!?

 

 

51:ときめきらー

これってバイオ3完ってことか?

 

 

52:名無しのアマゾン

いや、そういうわけじゃない

ネメシスは他にもいる

 

 

53:規格外品

え、マジ?あんなのが他にも町にいるの?

 

 

54:名無しのアマゾン

うん。ファイズの存在が余程邪魔だったらしい

 

 

55:黒獅子

ソレってアレ?

ファイズという異分子を処分する為とその戦闘データが欲しいからBOWを出来るだけ多く投入したってこと?

 

 

56:名無しのアマゾン

ビンゴ!

だからこの後何回かネメシスと戦った

 

 

57:名無しのアマゾン

こちらとしても敵の主力の戦闘データは欲しかったから好都合だったんだけどね

 

 

58:ZET

じゃあG生物は?

 

 

59:名無しのアマゾン

アイツは許さん

大したデータにもならないくせに何度も来やがって

Gウイルス自体もう無いから旨みないのに、湧いて出てくるな

 

 

60:黒獅子

ああ、やっぱGウイルスは破棄されたんだ

 

 

61:ときめきらー

そりゃそっか

永遠に進化し続けるって言っちゃかっこいいけど、使用者の手を離れて別物に変わるってことだからな

 

 

62:狼の魔法使い

都合のいい進化ならいいけど、予想外の進化だったり都合の悪い進化して使用者にも被害が出かねないからね

制御できないという時点で既に兵器失格だし

 

 

63:名無しのアマゾン

そう

だから敵の主力マーケットになるであろうタイラントやネメシスの方が断然いい

 

 

64:ZET

ソレで次々とネメシスが投入されていったんだな?

 

 

65:規格外品

タイラントやネメシスってそんなポンポン出せるものなの?

前スレではタイラント中心の研究所あったから分かるけど、流石にネメシスは無理じゃない?

アレは他所で用意されたっぽし

 

 

66:名無しのアマゾン

いや、案外制作費用は安い

 

 

67:黒獅子

そうなの?

 

 

68:名無しのアマゾン

うん、BOW自体制作費用が安い

遺伝子バンクからクローン作ってウイルスに感染させたら完成だからね

 

 

69:名無しのアマゾン

問題は管理

機械ならシャットダウンして電源をオフにしたら暴走なんて起きないけど、BOWはいつ暴走したり変異するか分からない

休眠状態を維持し、余計な変異が起こらないよう常に監視とメンテがいる

 

 

70:ZET

やっぱ生物兵器は暴走が一番怖いな

俺のとこもそうだったし

 

 

71:規格外品

こっちも生物兵器だけど暴走はあまりないな

まあ、科学技術が遥かに発展した文明だからソッチと比べるのは無理があるけど

 

 

72:名無しのアマゾン

羨ましい限りだよ

こっちの世界じゃいつ暴走してバイオハザードが起こるかわかったもんじゃないからね

 

 

73:黒獅子

まあ、確かにゲームみているとしょっちゅうポカやらかしてバイオハザード起こしてる印象だな

 

 

74:名無しのアマゾン

いやまあそんなにしょっちゅうやってるわけじゃないけ確かに一回ポカやらかしたらその被害はデカい

作中では語られなかったようなバイオハザードはちょくちょく起きてる

 

 

75:狼の魔法使い

起きてる時点で問題だと思う

 

 

76:名無しのアマゾン

正にその通り

だから俺らの支部では既に生物兵器どころかウイルスから手を引いてる

 

 

77:ときめきらー

そうなんだ

じゃあ何研究してるんだ?

 

 

78:名無しのアマゾン

ユニットスーツとフォトンブラッド

流石にスーツの方はバレるからあまり報告してないけど、フォトンブラッドに関しては既に発表して本部からはそっちを主力に開発するようにって言われてる

 

 

79:狼の魔法使い

あ、研究成果はある程度報告してるんだ

 

 

80:な名無しのアマゾン

流石に全部隠し通せるわけじゃないからね

研究費用もいるし

研究所に殴り込みしてるユニットスーツが俺らだってバレない程度には発表してる

 

 

81:名無しのアマゾン

フォトンブラッドに関してはかなり資金貰えた

次世代エネルギーを誰よりも先に開発しろって

もう完成して軌道に乗ってけどね、本社潰す為に

 

 

82:ときめきらー

世界を掌握する為の次世代エネルギーを開発させるはずが、世界を掌握する手段を潰す兵器を開発させることになってるとは知らずに金を出している

皮肉だね

 

 

83:名無しのアマゾン

まあね

 

 

84:名無しのアマゾン

ユニットの方も少しだけ発表してる

開発費は宇宙服並みにかかるけど、使い道は兵器に限らずいくらでもあるからこれも引く手数多

これもがんばれって

 

 

85:ZET

宇宙服並み?ちなみにいくら?

 

 

86:名無しのアマゾン

大体10億前後

まあ、こっちは生命維持装置だけじゃなくサポートAIやフォトンブラッドも搭載してるからね

 

 

87:狼の魔法使い

うん、妥当な値段だと思う

 

 

88:規格外品

むしろ安くね?

あれだけ破格の性能発揮しておいて

 

 

89:ときめきらー

俺もそう思う

むしろアンブレラはあんな制御効かない生物兵器よりもこっち優先した方がいいと思う

 

 

90:黒獅子

けどそれは無いよな

総帥の目的が兵器開発じゃなくて不死の生物になることだからな

 

 

91:規格外品

目的である完璧な生物は既に完成して自身の野望を砕こうとしてるなんてホント皮肉だよな

 

 

92:ときめきらー

けどお似合いだと思うぜ?

世界で自分が一番優秀で価値のあるものだと思ってたら、自分の作ったものがソレを上回って潰されるってのは

 

 

93:狼の魔法使い

いや~、本当に皮肉が効いてるね

 

 

94:黒獅子

じゃ、この調子でどんどんアンブレラを嘲笑っていこうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、また出て来たか」

 

 ラクーンシティの発電所付近。

 そこでファイズは別個体のネメシスと向かい合っていた。

 

 ジルは避難民を町の外へ逃がす為に列車地下鉄へ誘導していたのだが、何者かによって電気の供給を遮断されてしまった。

 電気を復旧させるために変電所に向かったのだが、二つの難所が立ちはだかった。

 火災とドレインディモスである。

 原作ではそれなりに苦労する筈が、ファイズのおかげであっさりといけた。

 

 火災。

 ファイズのスーツは防火性が高い。

 炎も中でも活動し、スムーズに消火作業が出来た。

 

 ドレインディモス。

 マスクで完全防御してる故、寄生出来ない。

 アマゾンの超感覚もあってスムーズに処理出来た。

 

 大した障害もなしに変電所はクリア。

 地下鉄に戻ろうとしたところでコイツが現れたのだ。

 よって、ジルを逃がしてファイズが戦う事になっている。

 

「来なよ、潰してやる」

 

 ネメシスを挑発するファイズ。

 一度倒した相手。大した脅威ではない。

 警察から支給されたアサルトライフルを構えた。

 

「アンノウ”う”う”う”う”ン!」

 

 叫びながら火炎放射器を向け、炎を放射する。

 武器を使える知能。

 確かに一般人からすれば脅威だが、ファイズの敵ではない。

 

 バン!

 発砲した弾丸が火炎放射器を持つ手に命中。

 銃弾の威力によって照準が逸れ、炎は見当違いな方に吐き出されてしまった。

 

「ロックオンシステムは良好。自在に標的を選択して正確に射撃をサポートしてくれる……前より性能上がったな」

 

 ファイズはそう言いながら銃を連射する。

 狙いはネメシス本体ではなく、背負っている燃料タンク。

 タンクを破壊して燃料を引火させるつもりだ。

 

「アンノウ”う”う”う”う”ン!」

 

 そうとは知らず火炎をばら撒くネメシス。

 こうしている間に燃料タンクは銃弾で削られていく。

 

 対するファイズは無傷。

 直撃は避けて、余熱は耐える。

 スーツの防火性と最新の生命維持装置。

 火災での活動も可能とするファイズの前では、直撃しない限り無意味だった。

 

「くらえ!」

 

 ファイズが手りゅう弾を投げる。

 数は三個程。

 一つはネメシスに直撃するも殆ど無傷。

 残り二つはネメシスの背後に落下して爆発した。

 

「う”う”う”う”!?」

 

 燃料タンクが爆発。

 漏れ出た燃料に引火し、ネメシスは火だるまになった。

 だが、この程度では安心出来ない。

 BOWのしぶとさは身をもって知っている。

 故、さらに追い打ちをかけることにした。

 

『Ready』

 

 ファイズフォンを銃型に変形させ、ファイズポインターを起動。

 二つをジョイントさせ、ネメシスに向けた。

 

『Exceed charge』

 

 エンターボタンを押してフォトンブラッドをチャージ。

 ファイズポインターにエネルギーが供給され、Maxになったのを確認してからトリガーを引いた。

 

 撃ち出される赤い光の砲弾。

 ソレはネメシスを貫き、赤い炎となって更に燃え上がらせた。

 

「・・・」

 

 声も上げられず、塵となっていくネメシスの死体。

 ソレを見届けながらファイズは装備を元に戻し、その場を去った。

 

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