1:名無しのアマゾン
ハイ、村長倒しました
今休憩中です
2:麻雀グロンギ
早ぇよ!
一瞬じゃねえか!
3:ヨスガるアギト
いや~、ホントに効率的に倒しましたね
4:ネガ電車
アマゾンデルタと村長が同時に飛び掛かる→→敵の攻撃を受け流して無力化、同時に隙を作らせる→落下速度を利用し必殺を繰り出す→村長を真っ二つ→着地して地面に叩きつけながら更に分割しながら脊椎対引っこ抜く
5:Eの家庭教師
スペックに差がありすぎる
本当に弱体化してるのか?
6:名無しのアマゾン
してる
前の世界なら鋏ごと引き裂けたけど、さっきは危ないと思ったから受け流した
7:ネガ電王
ああ、やっぱ弱ってるんだ
8:名無しのアマゾン
そりゃそうだ
本来の俺ならこんな紙切れ共、すぐに皆殺しだ
こんなに時間かけない
おかげでエネルギーがそろそろヤバい
9:ヨスガるアギト
あ、だから今食事してるんだ
10:ギャルバス
いきなり逃げ出したと思ったらそういうことか
11:麻雀グロンギ
で、今は隠れて弁当食ってると
12:Eの家庭教師
あれだけ機敏に動かれたらそりゃ追えねえわ
サルでもあんな動き出来ねえよ
13:ギャルバス
追加コンテンツのエイダのワイヤーアクション以上だよ
純粋な身体能力だけでこの動き
流石ライダーだ
14:名無しのアマゾン
こんなんまだまだ
前の俺なら縦横無尽に跳んで、空を自由自在に飛んで、もっと効率よく狩りが出来た
てかアンタらも仮面ライダーじゃん
15:麻雀グロンギ
え、飛べるの?アマゾンが?
16:名無しのアマゾン
勿論
俺のモデルは東洋龍だからな
翼を生やして飛んだら戦闘機ぐらいのスピードは出るぞ
17:Eの家庭教師
生物が出していい速度じゃねえ
18:名無しのアマゾン
俺もそう思う
けど、グロンギとかドーパントとか、もっとヤバい奴もいるだろ?
19:麻雀グロンギ
……それもそうだな
20:名無しのアマゾン
じゃ、飯も食い終わった事だし活動開始するわ
何か役立つ情報ない?
21:ギャルバス
じゃあお魚天国はどう?
22:名無しのアマゾン
お魚天国?
ナニソレ?
23:ギャルバス
その村がまだ正常だった頃、魚の養殖やってたんだ
だからそこにいけば魚食べ放題
24:名無しのアマゾン
マジで!?
早速行くから場所教えて!
あと他にも攻略情報あるならくれ!
25:ギャルバス
おk
サラザール城。
本来なら邪教徒共を封じる使命の一族が所有していたものであったが、今は逆に邪教徒共の根城と化してしまった。
しかしソレも今日まで。この城は間もなく一人の悪魔によって陥落する。
「ヴアアアアあああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
既に場内へと侵入して荒らしまくるアマゾン。
ソレを迎え撃とうと城中の邪教徒たちが集う。
古城の警備を担当する邪教徒たち。
男女問わずスキンヘッドに白いフェイスペイント、階級に応じて黒、紫、赤のローブを着ている。
大鎌やフレイルやボウガンといった古めかしい武器を手にしており、中には盾や兜や鎧などの防具を装備し身を守る個体もいる。
突撃してくるだけの村人と違い、陣形を組んで戦術的に行動するなど、知能も高くなっている。
ここまでくれば武装している人間と大差ない。むしろ寄生虫によって筋力が強化されている分、より強敵であろう。
「邪魔だ退け!」
しかし、アマゾンの前では無意味だった。
アマゾンが拳を突く。
邪教徒の振り落とした武器ごと対象の頭部を破壊した。
アマゾンが脚を振るう。
邪教徒の翳した盾ごと対象の首を破壊した。
アマゾンが突進する。
邪教徒の隊列を纏めて破壊した。
壊す壊す壊す。
暴力のみでひたすら対象を壊す。
原始的な武器も防具も役に立たず、数の差も地の利も役に立たない。
邪教徒共はアマゾンにとって獲物でしかなかった。
「シャアあああああ!!!」
山羊の頭骨の仮面を着けた邪教徒の頭部がアマゾンの蹴りで破壊される。
ほぼ同時に、邪教徒の首からムカデのようなものが生えてきた。
プラーガ・マンディーブラ。
攻撃力の高い噛みつきを行い、口から酸を吐く個体である。
通常個体と比べて厄介な存在ではあるが……。
「何だこいつ?」
アマゾンによってあっさり切り裂かれた。
吐かれた酸は近くにいた邪教徒を盾にして防ぐ。
高く跳んで天井を足場にして更に加速し、背後を取る。
そして、アームカッターで隙だらけの新しい首を切り裂いた。
「シャアあああああ!!!」
また別のプラーガが活性化した。
八本の足が生えた蜘蛛のような姿。
プラーガ・アラニャ。
完全に成体となった状態のプラーガ。
尻尾の触手で宿主の人間の首と繋がっており、下腹部の口から酸を吐き、接近した相手に脚でしがみ付き牙で噛み付く。
また、宿主が死んでも短時間なら単独行動か可能であり、別のガナードに取り付く事も出来る。
これもまた厄介な個体だが……。
「きっしょ!」
これまた瞬殺された。
倒したガナードから奪った斧を投げて頭部から切断。
更に拾った大鎌で止めを指した。
次から次へと邪教徒が襲いかかる。
プラーガを活性化させて迫り来る。
ソレらをアマゾンは一掃していった。
向かってくるのは邪教徒だけでははい。
他にも様々なクリーチャー達が迎撃を行う。
庭園にて、コルミロス。
集団で行動、低い姿勢で素早く動いて襲撃するが無意味。
圧倒的な速度で攪乱し、背中から露出している寄生体を足で踏み抜いていった。
城外にて、エルヒガンテ。
岩を投げて遠距離攻撃を仕掛け、巨体を活かして攻撃するが無意味。
圧倒的な機動力で、縦横無尽に跳んで攪乱し、背中に埋まっている寄生体を抉り取っていた。
城内にて、アルマデューラ。
鎧で防御を固めるが無意味。
力ずくで鎧を破壊し、内部の寄生体を引っぺがして潰した。
同じく城内にて、ガラドール。
コイツが一番のカモである。
パワーもスピードもアマゾンが上。
サイズ差もなく、人間の形から外れてない。
一番戦いやすい相手である。
純粋なスペックのみで蹂躙。背中から露出している寄生体を潰していった。
ソレからもアマゾン無双は続く。
クリーチャー共を、邪教徒共を。
次から次へと死体に変えていく。
「そこまでです悪魔め!」
城主であるラモン・サラザールがやっと駆け付けた。
想定外の侵入者、しかも自身たちとは全く別の異形。
自身の手下たちでは全く歯が立たず、傷一つも刻めてない。
不条理。
正しく災厄のような存在。
教団の存続を脅かさす悪魔である。
ここで私自らが滅するしかない。
神よ、この悪魔を裁く力を私に……。
≪VIOLENT SLASH≫
ラモンが支配種プラーガの力を解放する前に、その首を刎ね飛ばした。
続けて胴体が縦真っ二つに切断され、その背に隠れていた悪魔が姿を見せた。
力なく倒れる割かれた胴体。遅れて血が噴き出る。
悪魔はソレを見届けながら、新しく出来た血溜まりを踏み歩いた。
「お……のれ……!」
薄れ良く意識の中、ラモンは無理やりプラーガの力を使おうとする。だがもう遅い。
奇襲は成功した。寄生しているプラーガを破壊し、体外に引きずり出した。
たとえ支配種であろうが、どれだけ強い力であろうが。使う前に殺されたら意味は無いのだ。
「(私は…何の、為に……)」
憎悪の籠った眼でアマゾンを睨みつけながら息絶えるラモン。
アマゾンはソレを意に返さず姿を消した。