ようこそ一色いろはの教室へ   作:いろはす@

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第20話:ようこそ無人島へ

「そして1位は・・・Dクラス」

 

 

「や、やったあああああっ!!」

 

 

歓喜に湧くDクラスに、呆然と立ち尽くす葛城君以下のAクラス。Cクラスの龍園君も、いまや裸の王様です。Bクラスはまぁ、想定内だったみたいですね。

 

 

こんにちは。取り敢えず1週間生き延びた、一色いろはです。ふぅ・・・お見事でした綾小路君。色々ありましたが、結局は主人公補正で原作通り。あとは早く豪華客船に戻ってシャワーとお昼寝を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無人島試験編 完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい?いくらなんでもすっ飛ばしすぎじゃないか、ですって?要するに試験終了直前に正当な理由でリーダーを変更して、他クラスを出し抜いたんです。以上!

 

 

はぁ・・・いまからもう一度、はじめからアレを全部説明しろと?分かりました。じゃあ、お願いします。って、私は誰に何を頼んでいるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

「それでは、これより本年度の無人島特別試験を開始する。あとは各クラス、担任からの補足説明を待て」

 

 

改めましてこんにちは。一色いろはです。遂に始まりました、南の島のサバイバルテスト。頑張っていきましょー!(睦月ちゃん)てか、暑いのでもう帰ってもいいですか?

 

 

え?これでもまだ場面が一気に飛びすぎ?でも1学期期末テストから豪華客船の旅あたりって、どの二次創作でもたいてい同じような展開ですよね。いまさら長々と書いたところで百番煎じじゃないですか?(極論)

 

 

あ、あと無人島試験の詳しいルール説明も全部省略です。これを読んで下さっているみなさんなら、全部知ってるでしょうし。は?ご存知ない?じゃあこちらがマニュアルになりますのでご自分で読んで下さいごめんなさい。(責任放棄)

 

 

およ?私が謎の補足説明をしているうちに、茶柱先生の話も終わったようですにゃしい。(全然聞いてない)

 

 

「・・・以上だ。詳細はマニュアルを参照しろ。なお例外措置として、男子にはティッシュが箱単位で無制限に支給される」

 

 

ぶふっ!!?な、なんですとー!!?ケホケホ!

 

 

危うくポカリスエットを吹き出すところでした。そして、一瞬で固まるDクラスのみなさん。確か中学の時も、保健の授業でよくありましたね。『思春期と性』とかの単元になると、いきなりみんな借りてきた猫みたいにおとなしくなっちゃうんです。なぜだったんだろう??テヘ♫

 

 

え?私ですか?もちろん真っ直ぐ前を向いて何も知らない純真無垢な少女でしたよ。(虚言癖)

 

 

では、ここは敢えてタブーに触れてみましょう。だってその方が面白いじゃないですかー(≧∇≦)b じゃ、サルボー!

 

 

「はい、先生」

 

 

「・・・なんだ?」

 

 

迷惑そうに答える担任。教育者失格です。

 

 

「なぜ男子にだけ、ティッシュを無制限支給するんですか?」

 

 

「「「「「「「なんっ!?」」」」」」」

 

 

きょとん、と小首を傾げて質問です。これやるの、ホントに久し振りですね。

 

 

どうしてか分かりませんが(*´ω`*)無表情でカチンコチンの男子諸君。平然としてるのは最高傑作きよぽんだけ・・・いや、もうひとり自由人が居ましたね。一方、女子の方は・・・って櫛田さん、年頃の息子を見守るお母さんみたいなスマイルを浮かべるのはやめて下さいごめんなさい。

 

 

「ふははははは!なかなかエキサイティングな質問だねぇ、一色ガール。では当事者として、思春期真っ盛りの私が答えよう」

 

 

しかし彼の返答よりも早く・・・

 

 

「あれ?どうしたのサエちゃん。クラスの空気が凍ってない?」

 

 

茶柱先生の背後からぴょこんと顔を覗かせたのは、例のあざとい女教師。

 

 

「ああ、男子のティッシュは何に使うのか、と聞かれてな」

 

 

あ、これヲワッタ。

 

 

「いやぁ〜ん!!もうっ!!おませさんだなぁ!じゃあ、お姉さんが特別に教えてあげちゃうぞ。ぶっちゃけそんなの、賢者タイムのお供にきまってるじゃな・・・ぐぎゃ!!」

 

 

同期茶柱の一撃で砂浜にめり込む星之宮知恵。いつも思うんですけど、あれで無傷とか、チエちゃんって高校時代なにか武道をやってたんでしょうか。

 

 

「バカ!お前はぶっちゃけすぎだ」

 

 

「いった〜い!それより、15年前の無人島試験で男子の()()()()見ちゃって真っ赤になってたの、どこの誰だったっけ?」

 

 

「うっ?!」

 

 

頬を染めて恥じらう三十路教師。てか私たちはいま、なにを見せられているのでしょう?

 

 

「さ、さっさと消えろ!お前も自分のクラスが待ってるんだろう?!」

 

 

「はーい」(^o^)/

 

 

ひらひら去ってゆく同期の背中を見送ると、表情を改めるサエちゃん。

 

 

「コホン!さてと、一色の質問だが・・・そうだな、深夜に池か山内あたりをじっくり観察してみるといい。大変意義ある光景を目にすることが出来るだろう」

 

 

もはや体育座りでピクリともしない少年たち。滝のようなものすごい汗ですが、熱中症対策は大丈夫なんですかね?

 

 

「疑問を疑問のまま終わらせないのは偉いぞ、一色」

 

 

意味不明なフォローを最後に、茶柱先生もまた去ってゆきました。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

「じ、じゃあみんな、早速出発しよう」

 

 

「さ、賛成ー」

 

 

なぜか既にぐったりした平田君と、妙に顔が赤い軽井沢さんの言葉を合図に、Dクラスは動き始めました。すでに他クラスの姿は無く、完全に出遅れたようです。(原作準拠)

 

 

と、誰かやって来ました。

 

 

「よう、不良品。まだもたついてんのか。話にならねぇな」

 

 

自分で王とか名乗っちゃってる、Cクラスの痛いドラゴン中2君です。警戒する私たちに、ヘラヘラしながら言葉を継ぐドラゴンボーイ。

 

 

「まあ、楽しみにしてるんだな。良いもん見せてやるぜ」

 

 

それ、バレてますけど。

 

 

「名付けて江戸っ子気質作戦、ですか」

 

 

「あん?なんだそりゃ?」

 

 

「いえ、あなたなら宵越しのポイントは持たない主義かと思いまして」

 

 

「くっ!!て、てめぇ・・・」

 

 

やっぱり全員リタイア戦法ですね。ご苦労様です。

 

 

「ククク・・・決めたぜ。坂柳の前にまず、お前らを潰してやる。手持ちのポイント残らずむしり取ってやるから、せいぜい悪足掻きするんだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんな、急ごう。明るいうちに、まずは適当なベースキャンプを探すんだ」

 

 

龍園君が去ったあと、気を取り直して平田君が呼びかけました。だがしかし、ここでまさかの生徒が暑さでオーバーヒート・・・

 

 

「せ、拙者、もう節約生活はイヤでござるっ!!着せ替え美少女フィギュアも艦娘コスプレ衣装も、はやく買いたいのでござるよ!!」

 

 

「お、おう・・・っていきなりどうした?博士」

 

 

親友の豹変ぶりにドン引きするその他2名(池と山内)。つか外村君、サラリと危ない性癖を暴露しないでくださいごめんなさい。

 

 

「そんなに・・・僕の力が見たいのか・・・」

 

 

「へ?」

 

 

にわかに様子がおかしくなる、外村博士とハイド氏。

 

 

「攻撃してくる・・・お前らが・・・悪いんだぞ」

 

 

ここでまさかのジパングネタ?!てか、このクラスで分かるひと居るんですか?!

 

 

「やってやる・・・殺られる・・・前に・・・あべしっ!?」

 

 

「貴様!一人で戦争をおっぱじめるつもりか!」

 

 

お約束の返しをしながら、変なやる気スイッチが入りかけたヲタクメガネ(アスロック外村)の秘孔を突きました。茶番劇に付き合ってる暇は無いのですごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウトドア経験のある池君を先頭に、拠点を求めて森の中を進むDクラス。みんなからビミョーに距離を置かれている気がするのは、それこそ気の所為でしょう。さて、そろそろ例の件で揉め始める頃合いです・・・

 

 

「はあぁ?仮設トイレなんかにポイント使えるかよ!」

 

 

「はあぁ?段ボールのトイレひとつで1週間とか有り得ないし!」

 

 

奇しくも似たような言葉でぶつかり合う、山内君と軽井沢さん。たちまち周囲も巻き込んで、果てのないおトイレ論争が始まりました。こんな時、HACHIMAN化したせんぱいならあっさり解決しちゃうんでしょうね、きっと。(詳しくは他作品を検索してね♪)

 

 

「山内君、ひとまずこれを見てもらえませんか?」

 

 

「え?なにを?て言うか、いくら一色ちゃんでもここは譲れません」(いきなり敬語)

 

 

まぁまぁ、そう加賀さんみたいなこと言わないで。見るだけならタダですぜ、旦那。グヘヘ・・・では、自主制作再現ドラマ『ひとつしかないトイレ:R-15版』リンクスタート!(出演者全滅エンド)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うう!もう限界だ!チッ!誰か入ってるのか?早く出てくれよっ!」

 

 

「ひぃ!や、山内く・・・ん?ご、ごめんなさい。私もいま入ったばかりなの・・・」

 

 

「ひゃあ!?す、済まねぇ佐倉ちゃん・・・でも、俺もかなりヤバいんだ・・・」

 

 

「ちょっと山内君!次はあたしたちが並んでるんだから割り込みしないで!!」

 

 

うぅ・・・ま、マジで俺はもうダメかも知れない・・・はっ?!あ、あれに見ゆるは仮設トイレ?!職員専用って貼ってあるけど構うもんか!し、失礼しまーす!!ガチャ

 

 

「げえっ!!?」

 

 

「ほぅ・・・貴様、どうやらいますぐ退学したいようだな」

 

 

「いや・・・ってか、その格好で凄まれても締まらないっすよ、先生。扉も閉まってないだけに。にゃはははは・・・」(唐突に一之瀬さん)

 

 

「う、嘘・・・キャー!!誰か!山内君が茶柱先生のトイレを、の、覗いてる!?」

 

 

「なっ?!ざけんなよ!誰がこんなババa・・・オネエサン」

 

 

「なんで最後だけ片言なの?」

 

 

「春樹!てめぇ・・・いくら無人島禁欲生活が続いてるからって、狙う相手が違うだろ!」

 

 

「ち、違う!こ、これは・・・ジェンダーレストイレ万歳!」

 

 

「暑さのあまり壊れたか、山内」

 

 

「この野郎!ラッキースケベなら櫛田ちゃん一択だろうが!わざわざ大穴狙ってんじゃねえよ!」

 

 

「あ?なんかほざいたか池寛治?」

 

 

「ひぃ!裏櫛田ちゃん!」

 

 

「キモい!変態だわ!」

 

 

「山内君、さ、最っ低だよ・・・」

 

 

「長い夏休みになりそうだな、山内・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再現ドラマ終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわああああああああぁ!!ごめんなさい俺が間違っていました!ようし!いますぐ仮設トイレを購入しようそうしよう!男女別にふたつ必要だよな!?」

 

 

「え?え?急にどうしたの山内君?」

 

 

「待て!勝手な真似は許さんぞ!」

 

 

「み、みんな落ち着いて・・・」

 

 

「見ていてください、兄さん♥手駒を使い潰してでも1位をとってみせます・・・」

 

 

「オレに拒否権は・・・無いのか?」

 

 

無人島試験はまだ、始まったばかりです。(;´д`)トホホ…




【次回第21話:ようこそパンツのない朝へ】

明智くん、君の負けだ!
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