ようこそ一色いろはの教室へ   作:いろはす@

5 / 23
第5話:ようこそ変態だらけの屋内プールへ

こんにちは。入学初日のやらかしと自己紹介が後を引き、いまやプロのぼっちに成り果てた一色いろはです。

 

 

現在、私が接点を持っているクラスメートは堀北さんとその隣人、そしてしつこくお友達アピールを続けてくる櫛田さん。以上!(;´д`)トホホ…

 

 

甚だ遺憾ではあるのだけれど・・・(雪乃先輩風)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

登校すると、一部の男子がタブレット端末を囲んで異様な盛り上がりを見せていました。主に池君や山内君、そして外村君博士etc。あぁ、これはあの大顰蹙(だいひんしゅく)イベントですね。

 

 

「俺は長谷部に賭けるぜっ!」

 

 

「バカ野郎!巨乳と言えば佐倉だろ?」

 

 

「佐倉?誰だそれ」

 

 

「ぎゃははは!眼鏡かけた地味系な子だよ。でも胸だけはスゲェぜ?」

 

 

「あれ?佐倉ってもうひとり居なかったっけ?なんつーか、声が独特なやつ?」

 

 

ガタッ

 

 

酷い。酷すぎます。原作を読んだ時から許せないとは思っていましたが、ナマで見せられるともう耐えられません。お前らに今日を生きる資格はねぇ!(●`ε´●)ひとまずここで爆散してもらいましょう。戦車前進!

 

 

「各車、変態チームへ一点照準!」

 

 

「「「一点照準!!」」」(全車復唱)

 

 

はい?ええ、知波単学園戦車道チームですが、なにか問題でも?一人二役は妄想の基本ですよ。だってしょうがないじゃないですか。盛り上がっちゃったんだから。てか、いいところなんで邪魔しないで下さいごめんなさい。では、いろは小隊、いざ吶喊!

 

 

「おはようございます。何を賭けているんですか?」

 

 

自然な動きで相手の懐に入り込みます。こういう時はこんなに上手くやれるのに、なんで私はいまだにぼっちなんでしょう?(自問自答)

 

 

「おう!そりゃ女子でいちばんおっぱ・・・」

 

 

言いかけてフリーズする変態ども。確実な死まで5秒!念仏でも唱えてね?

 

 

「ふぇ?おっぱ・・・って何ですか?」

 

 

人差し指をほっぺたに当てながら、小首を傾げてあざとさ全開。ふぅ、入学後初めての一発ですが、まだ錆び付いてはいなかったようです。

 

 

「いや、えっと・・・」

 

 

狼狽える未来のエロジジイ予備軍からタブレットを取り上げ、わざとらしく中身を拝見。雪乃先輩式に言えば、犯罪内君に変質村君ってとこですか。

 

 

「なになに・・・1年D組女子巨乳ランキング?そんなに暇なら、ついでに男子巨根ランキングでもやってみたらどうですか?」

 

 

「ンゴゴ・・・」(゚д゚)!

 

 

言ってしまいました。乙女にあるまじきNGワードを。実力至上主義の教室(大佐の戦場)の教室を汚してしまいました・・・私に言わせたなぁ!!(アンジェロ大尉)

 

 

まあちょっとだけ、女子からの視線に共感が混じっていたようには思います。いや思いたいです。もはや失うものなど、何もありませんけど。

 

 

 

やっぱ泣けます・・・

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

「いろはちゃん、さっきはお見事だったね」

 

 

「うん!見ててスカッとした」

 

 

「凄いね一色さん!見直したよっ」

 

 

こんにちは。なぜかお友達(仮)が急増中の一色いろはです。(;´д`)ドウシテ…

 

 

ここはプールに隣接した女子更衣室。これから例の水泳授業です。ホントは見学したかったんですが、カーストトップの櫛田さんと軽井沢さんに捕まり、なぜか参加する羽目に。いやでも貴女たち、そこまでの()()見せられたら、賭けのひとつもしたくなりますわな、グヘヘ。(エロジジイ)

 

 

さてと・・・

 

 

水着になった私たちは、プールサイドに出ました。

 

 

「うおおおおっ!」

 

 

響き渡る歓声。はぁ・・・懲りない人たちです。絡み付く視線には慣れっこですが、全員纏めて出直して来て下さいごめんなさい。

 

 

ふと見れば、堀北さんと櫛田さんが原作主人公(綾小路君)に絡んでいます。あのふたりもビッチ確定でしょう。

 

 

「綾小路君、すごい体してるね!何かやってたの?」

 

 

「貴方の胸板、普通じゃないわね」

 

 

「いや、特に何もしてないぞ。中学でもずっと帰宅部だったしな」

 

 

何気ない会話を交えながら、最高傑作の肉体をツンツンする2匹の雌犬。これが放送倫理的にOKなら、もちろん逆バージョンもありってことですよね?♫(期待大)

 

 

「櫛田、すごい体してるな。なにかヤってたのか?あと堀北、お前の胸部装甲、普通じゃないぞ?」

 

 

「ううん、特に何もシてないよ。てか、人前で女の子にそんなこと聞いちゃダメだよ、綾小路くんっ」

 

 

シてるって言っちゃってますけど?

 

 

「なっ!?兄さんにも言われたことないのに・・・!」

 

 

むしろ言われたことがある方がマズいと思いますが?

 

 

そして何気ない会話を交えながら、ふたりの美少女の肉体をツンツンする最高傑作。(ダメ!絶対!)お巡りさんコイツです!!月城理事長代理、安心して下さい。貴方が出るまでもなく、彼はここで終わるでしょう。最後に『敗北』を知ることが出来て良かったですね。(完結)

 

 

脳内妄想終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、なぜか終始前屈みな男子諸君を尻目に授業は進み・・・お待ちかね、レースのお時間がやって来ました。1位には栄誉(ポイント)を、最下位には辱め(補習)を。

 

 

え?私はもちろん泳ぎが苦手なふりをしましたよ。だってこういうのって、簡単なことが出来ないのがかわいいっていうか、ミスしたりするのがいいんじゃないですか。てへぺろ(・ω<)/

 

 

てか、マジモードでクロールしてるすずのんとかアホですね。息継ぎの顔、スゴイことになってますよ?

 

 

で、男子の部はあの自由人がトップを飾り、レースは無事終わりました。彼は今日唯一、私たちに性的な目を向けてこなかった紳士です。変わり者ではありますが、やはり上流階級の御曹司なのでしょう。ちょっとだけ見直しちゃいました・・・あと、手抜きした綾小路君は後で反省会です!プンスカ!

 

 

「ふぅ、まあこんなところかねぇ。今日も私の筋肉と()綿()()は絶好調のようだ。ふははははっ!」

 

 

前言撤回です。高円ーーージッ!!(闇リディ少尉)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、転生オリ主はいまだ現れず、原作からの大きな乖離もありません。私が唯一無二の転生主人公だとしたら、それだけでもう最強のプロテクトポイントを持ってるようなものですし、ひょっとすると3年間、このまま舐めプでどうにかなるのかも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などと思っていた時期もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごきげんよう、一色いろはさん」

 

 

振り向けば、そこに居たのは小柄な銀髪ロリっ娘さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヲワタ・・・




【次回第6話:ようこそめんどくさい放課後へ】

次々と現れる、新しいお友達。。゚(゚´Д`゚)゚。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。