今回より第1章はじまります!尚、本編から多くのオリキャラが登場します。中には前回も説明したキャラも出てきますので、ご了承くださいm(_ _)m
それでは……どうぞ!!
1話 これが遊戯王デュエルモンスターズ①
「わぁ〜〜〜ッ!!♪」
CARDshop Recommendに……否初めてのカードショップに入店して、私は驚きの声を上げていた。
先ずは1階(因みにこのお店は地下含めた3階建てになってる)。此処は色んな種類のOCGのカードやパック。初心者の人向けの構築済みデッキが売ってる所謂購買フロア。白の壁に黒枠のショーケースや格子、棚などがとてもお店とマッチしている。
次に2会。此処は主に対戦スペース。全部で8つの長机に椅子が4つ、累計32箇所の対戦スペースがある計算になる。
最後に地下1階。此処は蒼司君曰くK.F.C者の強い要望により、このお店の店長とオーナーがローン込みで増設した『ヴァーチャル・デュエル・システム』が1台設置されている。
「こんにちは店長。皆はもう来てる?」
「おぉ、蒼司か。京介達なら既に2階に集まってるぜ!……と、そこのお嬢ちゃんは?」
「機星遊美。カードショップ含めOCG初心者の子だ。多分店長達にも話言ってると思ってたけど?」
店長と呼ばれた人はガタイがよく、左頬に傷があるのが印象的な人だ。
「あぁそうだったなァ!宜しくな嬢ちゃん、俺ァ
「はぁ、わかったよ。相変わらず人使い荒いというか……遊美?こっちだ」
「う、うん!あ……お世話になります!店長さん♪」
多分、悪い人じゃないと思った私は、店長さんに会釈をして、蒼司君の後を追った。
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「済まない、遅くなった!」
「いや、構わない。調度
「蒼司申し訳ない……海来の奴、もう少しだけピアノの追い込みしておきたいって聞かなくて。今日は遅くなるそうだ」
「此処が……2階、対戦スペース……」
「あら?蒼司……その子が、昨日言っていた?」
「あぁ、……遊美?自己紹介頼む」
「は、はひ!機星遊美でふ!宜しくお願いひましゅ……ッ///」
2階の様子を見ていた私を他所に、蒼司君が私に自己紹介する様に言った。咄嗟のこと過ぎで、思わず所々噛んでしまった……。
そんな中……先程蒼司君に私の事を聞いてきた女の人。見た感じ私と同い年で、金髪で毛先がウェーブがかっており、横髪に黒いリボンを留めているのが特徴的だ。その人が「クスッ」と笑いながら私の元に歩み寄って手を差し伸べた。
「緊張してなくて良いのよ?あたしは
「よ、宜しくお願いします!えっと……」
「咲恋でいいわ。あたし苗字で呼ばれるの好きじゃないのそれに、聞く話によれば蒼司と同い年。あたし達も貴女と同い年になるから、呼び捨てでも構わないわ」
「はい!なら……宜しくです、咲恋さん♪」
私はそう言って、咲恋さんの手を握った。
その姿を見ていた少年……アッシュグレーのセミロングをハーフアップ、前髪は右目が隠れたヘアースタイルをした人と、眼鏡をかけた少年。更には黒髪ロングヘアの少女と白髪の少年が歩み寄って来た。
「俺の名前は
「宜しくお願いいたしますわ、遊美さん」
「僕は
「
咲恋さんも、京介さん達も、とても良い人達だなと私は思った。
だけど……ただ1人、対戦スペースの端に、黒髪ショートボブの女の人が左てを腰に当てて、クールでにこやかな笑みを浮かべながら此方を見ていた。
私の視線に気付いたのか、彼女は私の元へ歩み寄ってきた。
「初めまして遊美ちゃん♪話は蒼司君から聴いてるわ。私は
「機星遊美です!初めてカードショップという所に来たのですが、とても良いお店ですね♪」
「あら、初めてカードショップに来たのね♪そう言って貰えて、オーナーとしての鼻が高いわ。時間に余裕があるなら、是非ともゆっくりして頂戴」
「はい!」
「それじゃあごゆっくり〜♪」と言いながら、紫さんは階段を降りて行った。何だか…此処にいる人たち皆良い人かも知れない。もしかして……
「カードゲームが、そうさせてる……?」
「ん?カードゲーム……OCGに興味出て来たのか?」
「んえ?え、ふぇっ!?///」
はわわわ〜〜ッ……///
わ、私の心の声聞かれちゃったよぉ〜〜ッ///
私の顔は、みるみるウチに赤くなった。神楽さんや京介さん達も皆……蒼司君に習ってクスクス笑ってるよぉ……。
「もろ声に出てたからな……で、どうなんだ?」
「興味……あるかも」
蒼司君の問い掛けに、私はそう答えると、この場にいる全員が私の方を見て、微笑んだり頷いてくれた。
その様子を見ていた蒼司君が、「決まりだな」と頷いて手をパンと叩き、話しだした。
「それじゃあ皆。遊美を出迎える準備をしよう、地下1階『デュエルルーム』へと移動だ!」
蒼司君の言葉に、全員やる気に満ちた顔をしながら地下1階へと向かった。
「何が始まるんだろう?」そう思っていたら、咲恋さんがそっと手を取って誘導してくれた。
「今から、あたし達が熱中してるカードゲーム……『遊戯王デュエルモンスターズ』がどんなものか、実際に対戦して見せてあげる」
「最も、遊美は初心者だから俺達が説明しながらやる……いわばデモンストレーション見たいなものだ」
咲恋さんの言葉に補足をする感じで、蒼司君が答えてくれた。
遊戯王……一体、どんなカードゲームなんだろう?デモンストレーションしてくれるとは言った物の、私の中で興味が膨らんで止まらなかった……。
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「これが、地下1階『デュエルルーム』。真ん中にある大きな装置が、
「凄い……この装置でデュエル(?)をするんですね?」
「そ。それで対戦カードは既に決まってる。京介、神楽?頼めるか?」
「問題ない。調度新しく組んだデッキを回したかった所だ」
「京介とか……OK、此方も問題ない」
地下1階には卓球台を2台程繋げた様な大きな装置が中央に置かれていた。晴也さんが電源を入れると、両サイドにあるパネルが光り、中央の大きな四角い枠の中がヴゥンという音を立てながら白光りした。
それを確認した蒼司君が、神楽さんと京介さんの2人にデモンストレーションのデュエルをする様に言った。2人は二つ返事でOKをして、鞄から小さな箱を取り出して互いに装置の両サイドに立った。
それを確認した桜雪さんが、2人の顔を見て大きな声で話しだした。
「これより、キョウ兄様と神楽さんによるデモンストレーションデュエルを始めますわ!先攻と後攻はコイントスで決めます。先にキョウ兄様は……「赤」分かりました。赤が出ましたらキョウ兄様がそれを選ぶ権利を得られます!それでは……参ります!」
桜雪さんがそう言うと、青色と赤色が裏表塗られたコインを取り出して、天高く弾いて自分の左手の甲に乗ると同時に右手でそのコインを抑え隠した。
右手をどかして、コイントスの結果を見る。結果は……
「裏……『赤』です!よってキョウ兄様、先攻と後攻お決めになって下さい!」
「先攻で」
「それでは、互いにデッキをカット&シャッフルして、5枚引いて下さい。準備が整いましたら、私に合図をお願い致しますわ」
結果は赤。よって京介さんが先攻を選択し、互いにデッキと呼ばれるカードの山をシャッフルしてカードを5枚引いた。
そして、準備が整ったのか、互いに手を挙げて桜雪さんに合図を送った。
「それでは参ります!
「「
桜雪さんの合図で、神楽さんと京介さんのデュエルが……幕を開けた。
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1ターン目:京介(先攻)
「俺の先攻。先攻ターンはドローは行えないので、そのままスタンバイをスキップし、メインフェイズ1へ。モンスターを1枚セット。カードを1枚伏せてターンエンド」
京介 H:5→3
「先ず……遊戯王デュエルモンスターズは、ルールとしてデッキ枚数は40枚〜60枚まで。EXデッキは15枚まで。勝敗は、LPが0になるかデッキ枚数が0となるか、ドローが行えなくなった時に勝敗が決する」
「なるほど……」
「因みに、後攻からドローが行えて、バトルフェイズを行えるわ。次は後攻の神楽のターンだから、その様子を見ましょう?」
「は、はい!」
2ターン目:神楽(後攻)
LP:8000
「俺のターン、ドロー!スタンバイ、メインフェイズ。手札から魔法カード『白の烙印』発動!!手札の『黒衣竜アルビオン』2枚を墓地へ送る!」
「今神楽が唱えたカードは魔法カード『白の烙印』とよばれる『通常魔法』に分類される魔法カードだ。魔法カードにはさっき言った通常の他に、速攻、永続、フィールドの計4種類のカードが存在するんだけと……それは後に説明する」
「黒き衣纏いし2体の竜よ、烙印の元に集い力重ねよ!融合召喚!!現れいでよ、『新炎竜ルベリオン』!!」
「モンスターにも、種類があるの。今神楽がモンスターゾーンに出したモンスターは融合モンスターに分類されるわ。融合モンスターは、融合魔法カードを使って、融合モンスターのテキストに記された素材を墓地に送ってEXデッキと呼ばれる所から墓地に送ったモンスターの条件にあった融合モンスターを特殊召喚するの。一部例外があるけど……どうやら直ぐに見れそうね」
「え?」
「手札の『烙印断罪』を捨てて『新炎竜ルベリオン』の効果発動!!フィールド・墓地・除外ゾーンからルベリオン除くレベル8以下の融合モンスターカードによって決められた素材を持ち主のデッキに戻し融合召喚を行う!!」
「今みたく、カードの効果によって融合召喚を行ったり、融合モンスターカードに記されてる条件を満たして融合召喚を行ったりと、融合魔法カードを必要としない場合もある」
「そ、そうなんですね!!」
私は、これまで言われた事をメモ書くべくペンを走らせた。
その光景を見ていた蒼司君と咲恋さんは微笑みながらその様子を見ていたとか……。
「新炎の竜よ、黒き衣纏いし竜と交わり力重ねよ!融合召喚!!
現れいでよ『
2500+(8+8)×100=2500+16×100=2500+1600=4100
「更に手札から魔法カード『烙印の絆』発動!!手札墓地から『アルバスの落胤』1体選んで特殊召喚する!黒衣竜アルビオンは手札墓地に存在する限りアルバスの落胤として扱う!黒衣竜アルビオンを特殊召喚」
「行くぞ、バトル!!バスタードでセットモンスターを攻撃!!」
「『インフェルニティ・ネクロマンサー』。バスタードの攻撃力がネクロマンサーの守備力2000を上回ったため、ネクロマンサーは破壊され墓地へ送られる」
「バトルフェイズ時、モンスター同士のバトルは攻撃したモンスターの攻撃力が攻撃対象となったモンスターの攻撃力又は守備力が上回った場合、そのモンスターは破壊されて墓地へ送られる。更に、バトルしたモンスター同士が攻撃表示の場合、その差の数値がダメージとなって破壊されたモンスターをコントロールしていたプレイヤーはダメージを受ける。また、その逆も然りだ」
「えっと……攻撃したモンスターの攻撃力が、対象のモンスターの守備力を下回っ他場合はどうなるんですか?」
「その時は攻撃したモンスターは破壊されないけど、代わりにその差分の数値が、今度は攻撃したモンスターをコントロールしていたプレイヤーがダメージを受けるの」
「なるほど……」
(この子……かなりの努力家なのね)
(遊美が仮にもし遊戯王を始めたら……もしかしたらもしかするかもな)
「黒衣竜アルビオンで
京介:LP8000→5500
「攻撃するモンスターが居なくなった為、メインフェイズ2へ移行。墓地のカウンター罠『烙印断罪』の効果発動!墓地のこのカードを除外し、このカード以外の烙印魔法・罠カードを1枚手札に加える!白の烙印を手札に加える!カードを1枚伏せてターンエンド!」
神楽 D:35→34 H:5→1 EXD:15→14
「凄い……これが、遊戯王デュエルモンスターズなんだね!蒼司君!」
2人の決闘が始まって、まだ2ターンしかたってないが私は今行われてるカードゲーム遊戯王デュエルモンスターズに、自然と興味が湧いてきた。
「あぁ、これはどのOCGにも言えた事だけど、対戦中は何が起こるか分からない。戦略1つで一見有利に見えてた戦況がひっくり返ることだってある。それが面白いんだ」
「そうなんだ……!」
ほんとに……まだ2ターンしか経ってないのに、驚かされてばっかりの私だった。一体……誰が勝つんだろう?
〜to be continuous〜
如何でしたか?読んでいる中で、お察しの方は少なからず居るかもですが、今回なかムーさんの許可を頂いて「白き蝶に導かれて……」等の作品に登場する流川京介君達を此方の作品で登場させました!キャラ崩壊しないよう、大切に使わせて頂きます!!
尚、なかムーさんが手掛ける作品の中からバンドリ!の二次創作「白き蝶に導かれて……」のURLを貼って起きます。興味のある方は是非ご覧くださいm(_ _)m
『白き蝶に導かれて』→https://syosetu.org/novel/258703/
さて次回は神楽君と京介君とのデュエルの続きです!このデュエルを通して、遊美は何を得るのか……お楽しみに!
感想、高評価等お待ちしております!!