宇宙猿人ゴリ対ヒーリングっど♥プリキュア   作:一希児雄

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ゴリ・再び!

「宇宙猿人ゴリ対ヒーリングっど♥プリキュア」登場怪物

 

 

 

公害怪獣メガビョーゲン=ゴリの科学力によって公害怪獣と化したメガビョーゲン。毒を吐いて攻撃する。

 

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宇宙猿人ゴリ対ヒーリングっど♥ プリキュア

 

第1話「ゴリ・再び!」

 

 とある不思議な男が、すこやか市の温泉旅館「沢泉」にやって来た。

 

若女将「いらっしゃいませ。ようこそ沢泉へ」

 

蒲生「どうも!予約していた蒲生譲二です」

 

若女将「はい、蒲生様。お待ちしておりました」

 

 部屋の案内された男は、窓から見える美しい自然と、すこやか市の町を眺めた。

 

蒲生「地球に来たのは久しぶりだけど、ここは本当に綺麗なところだ。50年前の公害がまるで嘘のようだ。ボスやGメンの皆と一緒に来たかったなぁ…」

 

 この男の名は、蒲生譲二。かつて、公害Gメン(怪獣Gメン)の一員として、地球を宇宙猿人ゴリの魔手から救った青年である。その正体は、未開発惑星の保護と警備を目的とした、宇宙連合直属の人口惑星『ネビュラ71遊星』から派遣された宇宙サイボーグ『スペクトルマン』なのだ。

 

蒲生「よぉし、今日はこの町の見物と洒落こむとしよう」

 

若女将の所へとやって来た蒲生は、すこやか市のお勧めスポットを訪ねる。

 

若女将「それでしたら、娘のちゆがご案内いたします。ちゆ?」

 

ちゆ「はい」

 

若女将「ちゆ、こっちの仕事は大丈夫だから、こちらのお客様に町をご案内して差し上げて」

 

ちゆ「はい!」

 

 ちゆは蒲生をすこやか市の数々のスポットへと案内した。様々なお土産屋に立ち寄ったり、すこやか市名物「すこやかまんじゅう」を食べて愉悦に浸る蒲生譲二。

 

 次にちゆは、蒲生を森林公園へと案内した。

 

ちゆ「ここが、すこやか市の森林公園です。沢山の綺麗な花々や、緑に囲まれた自然豊かな場所として、とても人気のある公園です」

 

 蒲生は澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、自然の尊さを嚙み締める。

 

蒲生「ふあ~!まさに生きてるって感じだ!」

 

 蒲生の発言に、ちゆは思わずくすりと笑う。

 

蒲生「?…僕ぅ、何かおかしな事言ったかい?(笑)」

 

ちゆ「あぁ、いえ、すみません。実は私の友達にも同じ口癖の子がいるので」

 

蒲生「へぇ~!是非会ってみたいな!」

 

 すると、

 

ひなた「お~い!ちゆち~!!」

 

 ひなたとのどかが2人の所にやって来た。

 

ちゆ「のどか!ひなた!」

 

のどか「ちゆちゃん、どうしてここに?」

 

ちゆ「こちらのお客様にすこやか市をご案内して差し上げてたの」

 

蒲生「へぇ!この子達が君の言っていた友達かい?ちょうど君達に会いたいと言っていたとこなんだ」

 

のどか「はじめまして。花寺のどかです。こっちがひなたちゃん」

 

ひなた「どーも!はじめましてー!!」

 

蒲生「僕は蒲生譲二、よろしく!」

 

ちゆ「ところで、二人はここで何をしてるの?」

 

のどか「実は、市の職員さん達に頼んで、私達もゴミ拾いをお手伝いさせてもらってるの」

 

 よく見ると、公園の至る所にゴミが散らばっていた。

 

蒲生「こいつは酷い…まるで公害だ」

 

ひなた「観光に来た人達が捨てていっちゃうんだって。まったく最近の若者は…!」

 

のどか「私達も若者だよひなたちゃん…(汗)」

 

蒲生「よぉし!僕も手伝おう!!」

 

 蒲生とちゆも、職員に頼んでゴミ拾いを手伝う事にした。

 

 その頃ヒーリングガーデンでは、テアティーヌが地球から何か恐ろしい気配を感知していた。

 

テアティーヌ「!!…この気配は!?」

 

レイオン「どうなさいましたか?テアティーヌ様」

 

テアティーヌ「地球からとても嫌な気配を感じるのです…」

 

トライン「またメガビョーゲンが現れたのですか!?」

 

テアティーヌ「いいえ…それとはまた別の…恐ろしく邪悪な気配です…」

 

 テアティーヌが感じ取った気配の正体…それは、地球に近づく一隻の円盤だった。その円盤に乗っていたのは、あの宇宙猿人ゴリとラーだった。

 

テアティーヌ「…もう一度、プリキュアの力を借りなければならないかもしれません…」

 

 円盤から地球を眺めるゴリとラー。

 

ゴリ「フッフッフッフッ…久しき緑なる地球よ…再び其方を手中に収めるため、地獄の底から舞い戻って来たのだ。フッハッハッハッハッハッ…!」

 

 宇宙猿人ゴリとラー。

 この類人猿たちの出身地は、地球からいて座の方角に向って4万光年彼方の宇宙、ガイシテス太陽系の第5惑星、通称「E惑星」と呼ばれている星だ。この星には、高度な科学文明を持つ猿人たちが住んでいた。

 IQ300の知能を持つ科学者ゴリは、軍の一部と結託し、強力な破壊兵器を使ってE惑星独占を目論んだ。

 しかし、E惑星の自動防犯装置に指摘されて捕まり、裁判にかけられたゴリは、精神改造刑を言い渡された。

 だが、ゴリの腹心である軍人のラーに助けられ、円盤に乗ってE惑星を脱走した。

 長い放浪の旅の途中、激しい磁気嵐に見舞われたゴリの円盤は、今から50年前、すなわち1971年の地球へとやって来たのだ。

 地球の美しさに心奪われたゴリは、公害で地球を汚す人間を滅ぼそうと、怪獣を造り出して攻撃を開始した。

 しかし、ネビュラ71遊星から地球に派遣されたスペクトルマンの活躍によって、ゴリの地球征服の野望は悉く打ち砕かれた。

 戦いに敗れたゴリとラーは死んだかと思われていたが、ゴリとラーは生きていたのだ。50年の時を経て、再びこの地球を狙いにやって来たのだった。

 

 地球に侵入したゴリは、上空からすこやか市を観察する。

 

ゴリ「見ろラーよ。この町は一見自然に囲まれた美しい町に見えるが、それも見掛け倒しに過ぎん!一歩足を踏み入れれば、あらゆる場所が人間どもの手によって蝕まれているのだ。今一度、この私が愚かな人間どもに制裁を加える時が来たのだ!ラーよ!」

 

ラー「はっ!」

 

ゴリ「直ちに地上に降りて、怪獣製造の培養基となるゴミやヘドロを採取してくるのだ。再び怪獣を作り出し、我々の力の程を見せてやるのだ!」

 

ラー「オー!」

 

 変装して地上に降りたラーは、すこやかまんじゅうの誘惑に耐えながら、ゴミとヘドロを採取する任務に取り掛かる。

 

ラー「う~ん、おぉあったあった!ここにも!」

 

 次々とゴミを拾い集めていくラー。すると、

 

子供①「わぁ~!!ゴリラだ!!」

 

ラー「!?」

 

子供②「うわぁ~!!すごい!!本物!?」

 

子供③「着ぐるみに決まってんだろ」

 

子供①「ねぇおじさん!何してんの!?」

 

ラー「よ、寄るなガキども!!(汗)」

 

女性観光客①「ねぇねぇ何あのゴリラ!!可愛い!!」

 

女性観光客②「なんかのイベントかしら!!」

 

 次々と人が集まり、スマホで写真を撮ろうとする。ラーはたまらず逃げ出した。後を追いかける人間達。ラーは近くの茂みに隠れた。

 

子供「あれ?どこ行っちゃったんだろう!」

 

観光客「せっかく一緒に写真撮ろうと思ったのに!」

 

 人間達はガッカリしながら帰って行った。

 

ラー「く、くそぉ~!えらい目に遭った。おかしな機械を使いやがって!…ん!?」

 

 ラーがふと横を見ると、茂みで蠢く何かを発見する。

 

ラー「な、なんだこれは!?」

 

それは、野生のナノビョーゲンだった。ラーはナノビョーゲンをカプセルに詰め、円盤に持ち帰ることにした。

 

 ゴミやヘドロを採取したラーは、円盤に戻るとゴリにナノビョーゲンを見せた。

 

ゴリ「これを町で見つけてきたのだな?」

 

ラー「はい、珍しいものだったので、拾ってきました」

 

ゴリ「ん~…どうやら一種のビールスのようだな。早速コンピューターにかけて分析するとしよう」

 

ゴリはナノビョーゲンをコンピューターにかけて分析する。

 

コン「…ビールス ノ メイショウ ハ『ナノビョーゲン』。チキュウ ニ ヤドル イノチノ ミナモト『エレメント』ニ キセイシ、カイブツ『メガビョーゲン』ニ シンカスル トクセイ ヲ モツ…」

 

ゴリ「なるほど、ナノビョーゲンかぁ…よぉし、このナノビョーゲンをヘドロで培養し、強力な公害怪獣メガビョーゲンに改造するのだ!ラーよ!早速準備に取り掛かるぞ!」

 

ラー「はっ!」

 

 その頃蒲生達は、ゴミ拾いの手伝いを終えて帰るところだった。

 

職員「のどかちゃん達、それから蒲生さん、皆さんのおかげで本当に助かりました」

 

蒲生「いやぁ!僕も昔、公害Gメンに勤めてたので!」

 

ひなた「こうがいって…人の秘密を色々と喋っちゃうってやつ?」

 

ちゆ「それは『口外』でしょ?ひなた」

 

ひなた「うっ…(汗)」

 

蒲生「簡単に言えばぁ…そう、地球をお手当てする仕事さ」

 

のどか「地球をお手当て…」

 

 その言葉に3人は懐かしさを感じた…。

 

 職員達と別れた後、蒲生が口を開いた。

 

蒲生「しかし、こんなに綺麗な町なのに、あんな風にゴミを平気で捨てていくなんて全く困ったもんだ…。昔ほどではなくなったとはいえ、これではいつまで経っても地球は綺麗にならないだろう…」

 

 それを聞いたのどか達は、ヒーリングアニマルのサルローの言葉を思い出す…。

 

~サルロー『自然を破壊し、動物の命を奪う…俺に言わせりゃ、ヒーリングアニマルは人間だって浄化していくべきなんだ…この星のためにな…』~

 

のどか「蒲生さん、前に…ある人に言われた事があるんです…。人間は自然を壊して、他の命を奪ってるって…だから私、学校が終わった後や、休みの日にこうしてゴミ拾いをお手伝いしてるんです。大した事じゃないと思われちゃうかもしれないけど、それでも…少しでも地球のためになるならと思って…」

 

 それを聞いた蒲生は、嘗て怪獣ヘドロンとの戦いで出会った少年の話をした。

 

蒲生「僕は昔、君達よりも幼いみのる君っていう少年に会った事があるんだ。その子が言ったんだ。大人はなんでヘドロなんか放っといたんだ!ってね…」

 

~みのる君『僕…悔しくて、癪にさわってんだよ!ヘドロさえ無きゃ、あんな怪獣も生まれなかったのに!どうして大人は、あんな臭くて汚い物をほったらかしにしてたんだよ!』~

 

蒲生「みのる君も君達も同じなんだ。たとえほんの少しずつでも、地球を綺麗にしたいという強い気持ち持ち続ける限り、地球はいつかきっと綺麗な星になる。それがたとえ何十年、何百年経とうとも!」

 

ひなた「ってえぇ~!?あ、あたし達そんなに長生き出来ないし!!(汗)」

 

ちゆ「これからの人達の事よ…(汗)」

 

のどか「蒲生さんも、地球のためにお手当てを頑張ってきたんですね!」

 

蒲生「いやぁ、もう50年も前の話さ!」

 

のどか「50年前…?」

 

ひなた「50年前ってぇ…えぇっとぉ…(汗)」

 

ちゆ「1971年…?」

 

蒲生「え?あぁいや、冗談冗談!!はははははは!!!(汗)」

 

 一方、ゴリはナノビョーゲンにヘドロを注入していた。

 

ナノビョーゲン「ナノ…ナノ…」

 

ゴリ「よぉし…エネルギーの出力を上げろ」

 

 出力を上げるラー。ナノビョーゲンのヘドロエネルギーが満タンになった。エネルギーを蓄えたナノビョーゲンは、人間サイズまで巨大化した。

 

ラー「エネルギーの充填、完了しました」

 

ゴリ「よし、直ちに地上攻撃にかかるのだ!…フッフッフッフッ…今のうちに幸福を存分に味わっておくが良い人間どもよ。今からこの町は、死と恐怖に包まれた地獄の町と化すのだ!フッハッハッハッハ…!!!」

 

 温泉旅館「沢泉」に戻って来た蒲生達。

 

蒲生「ちゆちゃん、色々とありがとう!とても楽しかったよ!ここは本当に素敵な町だ!」

 

ちゆ「蒲生様に喜んでいただけて何よりです!」

 

 その時、突然空に巨大な暗雲が立ち込めた。

 

ひなた「ねぇねぇ!なんか変な雲が出てきたよ!?雨でも降るのかな?」

 

のどか「ニュースでは今日は晴れだって言ってたけど…」

 

ちゆ「なんだか、不気味な雲ね…」

 

 蒲生は空の暗雲を見てハッとする。

 

蒲生「アッ、あれは!」

 

 暗雲の中にはゴリの円盤が潜んでいた。

 

ゴリ「ラーよ、ナノビョーゲンを投下しろ。エレメントに寄生させ、メガビョーゲンに進化させるのだ!」

 

ラーはスイッチを押し、円盤からナノビョーゲンを地上に投下した。

 

ナノビョーゲン「ナノー!」

 

ひなた「うわっ!!な、なんか落ちてきたよ!?」

 

ちゆ「向こうは確か、森林公園の方だわ!」

 

のどか「行ってみよう!」

 

 のどか達は公園へと向かった。

 

蒲生「あの雲は前にも見た事がある…もしかしたら!」

 

 ヘドロ培養で強力に改造されたナノビョーゲンは、エレメント達を次々に取り込み、公害怪獣メガビョーゲンに進化した。

[uploadedimage:5103701]

メガ「メガビョーゲン!!!」

 

ラー「オー!やぁったやったぁ!!」

 

ゴリ「フッハッハッハッ!!実験は大成功だ!!これで地球はもう我々の物になったも同然!進めメガビョーゲン!!人間どもの愚かな文化を破壊するのだ!!ゴー!!!」

 

メガ「メガビョーゲン!!!」

 

 メガビョーゲンは口からヘドロ弾を発射。森や草木は一瞬にして蝕まれてしまった。逃げ惑う人々も、ヘドロ弾の猛烈な悪臭で気を失い、次々と倒れていった。

 

 公園にやって来たのどか達。

 

のどか「メガビョーゲン!?」

 

ひなた「うそ!!ビョーゲンズはみんな浄化したのに!?」

 

ちゆ「きっと、ヒーリングガーデンに現れたのと同じ、野生のナノビョーゲンが進化したものなのかも!」

 

 蒲生譲二も公園へとやって来た。

 

蒲生「怪獣だ!まさか、ゴリが生きていたのか!?いや、そんなはずはない。奴は死んだはずだ。するとあの怪獣は一体…!?」

 

 ヘドロを吐きながら猛攻するメガビョーゲン。

 

のどか「なんとかしないと…このままじゃすこやか市が!」

 

ひなた「でもどうすんの!?あたし達もうプリキュアに変身出来ないし!!」

 

 その時、のどか達の上空に突如ワープホールが開いた。

 

ちゆ「あれはまさか!!」

 

 蒲生譲二もワープホールを目撃する。

 

蒲生「アッ!一体あれはなんだろう!!」

 

 ワープホールの方へと向かう蒲生譲二。

 

 ワープホールからラビリン、ペギタン、ニャトラン、ラテ、アスミが姿を現した。

 

ラビリン「のどか~!!!」

 

のどか「ラビリン!!!」

 

ペギタン「ちゆ~!!!会いたかったペェ!!!」

 

ちゆ「ペギタン!!!」

 

ニャトラン「ひなた~!!!」

 

ひなた「ニャトラン!!!久しぶり~!!!」

 

アスミ「皆さん、お久しぶりです!」

 

ラテ「わん!」

 

のどか「アスミちゃん!!!ラテ!!!みんな来てくれたんだ!!!」

 

アスミ「はい。テアティーヌが地球の危機を察して、わたくし達を地球に寄こしたのです」

 

のどか「そうだったんだ!!!」

 

ラテ「…くしゅん!」

 

突然体調を崩すラテ。

 

一同「ラテ!!!」

 

 のどかは早速聴診器でラテの声を聞く。

 

ラテ『沢山のエレメントさんが泣いてるラテ…』

 

のどか「沢山のエレメントさん?…もしかして、あの中にエレメントさん達が!?」

 

ラビリン「一体のメガビョーゲンが沢山のエレメントさんを取り込むなんて、こんな事は初めてラビ!!」

 

ちゆ「だったら、一刻も早くお手当てしないと!!」

 

ペギタン「ペェ!!」

 

ニャトラン「ひなた!久々にひと暴れしてやろうぜ!!」

 

ひなた「オッケー!!」

 

のどか「みんな、行こう!!!」

 

一同「うん!!!」

 

ラビリン達「スタート!!!」

 

のどか達「プリキュア・オペレーション!!!」

 

ラビリン達「エレメントレベル、上昇ラビ!/ペェ!/ニャァ!/ラテ!」

 

のどか達「キュアタッチ!!!」

 

 キュン!!!

 

 白衣を身に纏い、プリキュアに華麗に変身。

 

 キュン!

 

グレース/ラビリン「重なる二つの花!!」

 

グレース「キュアグレース!!」

 

ラビリン「ラビ!!」

 

 キュン!

 

フォンテーヌ/ペギタン「交わる二つの流れ!!」

 

フォンテーヌ「キュアフォンテーヌ!!」

 

ペギタン「ペェ!!」

 

 キュン!

 

スパークル/ニャトラン「溶け合う二つの光!!」

 

スパークル「キュアスパークル!!」

 

ニャトラン「ニャァ!!」

 

アース/ラテ「時を経て繋がる二つの風」

 

アース「キュアアース!!」

 

ラテ「わん!!」

 

ヒープリ「地球をお手当て!ヒーリングっど♥ プリキュア!!!」

 

 木陰から一部始終見ていた蒲生。

 

蒲生「アッ!変身した!!」

 

メガ「メガビョーゲン!!!」

 

 メガビョーゲンは逃げ遅れた親子を踏み潰そうとするが、間一髪でグレースとスパークルがメガビョーゲンの巨大な足を下から支えて救出する。

 

フォンテーヌ/アース「ハーッ!!!」

 

 フォンテーヌとアースのダブルキックを受けて、メガビョーゲンが倒れ込む。

 

ラー「ややっ!!?」

 

ゴリ「んっ!?何だあいつらは!!?」

 

蒲生「なんて力だろう!一体あの子達は何者なんだろうか!?」

 

グレース「今のうちに逃げてください!!」

 

母親「ありがとうございます!!」

 

 慌てて逃げる親子。

 

グレース「メガビョーゲンは私とフォンテーヌが食い止めるから、アースとスパークルは、逃げ遅れた人達をお願い!」

 

スパークル「オッケー!」

 

アース「分かりました!」

 

グレースとフォンテーヌがメガビョーゲンに立ち向かってる間、逃げ遅れた人々を助けるスパークルとアース。それを見た蒲生も人々を誘導する。

 

蒲生「さぁ!早く向こうへ逃げるんだ!早く!!!」

 

グレース「実りのエレメント!!」

 

フォンテーヌ「雨のエレメント!!」

 

2人のダブル攻撃に怯むメガビョーゲン。

 

ラビリン「グレース!キュアスキャンラビ!」

 

グレース「うん!」

 

 キュン!

 

グレース/ラビリン「キュアスキャン!!」

 

 メガビョーゲンをスキャンするグレース。

 

ラビリン「エレメントさん達は胸の所にいるラビ!!」

 

 蒲生は人々が全員無事に避難したのを確認し、スペクトルマンに変身しようとする。

 

蒲生「ネビュラ71!変身願います!!」

 

ネビュラ71「スペクトルマン、イマハ ヘンシン シテハ ナラナイ。カイジュウ メガビョーゲン ト タタカッテイル ショウジョタチ ハ、デンセツ ノ センシ プリキュア ダ。イマ デテイケバ、プリキュアタチノ ジャマニナル。チャンス ヲ マテ」

 

蒲生「あれが話に聞いていたプリキュア!」

 

スパークルとアースが2人の元に急いで駆けつける。

 

スパークル「グレース!!フォンテーヌ!!」

 

アース「公園の人達は無事に避難しました!」

 

グレース「ありがとう!」

 

 プリキュアチームの登場に驚くゴリとラー。

 

ラー「あいつらは、一体何でしょう!?」

 

ゴリ「私が知るわけなかろう!!だが、私の計画の邪魔をする者は、たとえ誰であろうと絶対に許さん!!メガビョーゲン!!奴らをやっつけろ!!」

 

メガ「メガビョーゲン!!!」

 

 メガビョーゲンはプリキュアチーム目掛けてヘドロ弾を発射した。プリキュアチームはヘドロ弾を避けるが、ヘドロの悪臭が辺り一面に立ち込め、思わず鼻を押さえる。

 

スパークル「うわぁ!くっさ!!!」

 

ニャトラン「ニャンだこの臭いは!!!」

 

フォンテーヌ「鼻が曲がりそうだわ…!!!」

 

ペギタン「今までのメガビョーゲンとは明らかに違うペェ!!!」

 

アース「きっと何者かが、メガビョーゲンの力を強化したに違いありません!」

 

グレース「一体誰が…!?」

 

ラビ「グレース!危ないラビ!!」

 

 メガビョーゲンの打撃で弾き飛ばされるグレースだが、アースに助けられる。

 

アース「大丈夫ですかグレース!」

 

グレース「ありがとうアース!」

 

円盤からプリキュア達の戦いを見ているゴリとラー。

 

ラー「奴ら、メガビョーゲンのヘドロの臭いにもピンピンしています!」

 

ゴリ「ん~…どうやらただの人間ではなさそうだ。しかし、他の惑星から来た異星人とも思えん…すると奴らは一体…!?」

 

プリキュアチームはメガビョーゲンの攻撃を躱しながらキックで応戦。

 

グレース/アース「ハーッ!!」

 

グレースとアースの攻撃を受けて倒れるメガビョーゲン。

 

ゴリ「いかん!このままではメガビョーゲンがやられてしまうかもしれん!」

 

ラー「あっ!あんなところに変な犬っころがいます!」

 

ゴリ「なに?」

 

ゴリとラーは、木陰に隠れていたラテを見つける。

 

ゴリ「あれはただの犬ではないな!おそらく奴らの仲間に違いない!よし、あの犬を捕まえて、奴らの正体を探るのだ!」

 

 ラテを捕まえに地上に降りようとするラー。

 

ゴリ「待て!まずはあの女ども始末してからでないとまずい。奴らが一斉攻撃をしてきたところを狙い撃ちするのだ!武器は13号光線!!」

 

ラー「はっ!」

 

 メガビョーゲンは再びヘドロ弾で攻撃。プリキュアチームはヘドロ弾を躱すと上空に飛び上がり、メガビョーゲン目掛けて一斉攻撃にかかる。

 

ヒープリ「ハーッ!!!」

 

ゴリ「今だ!!撃て!!」

 

ラーが13号光線を発射する。

 

ヒープリ「キャー!!!」

 

 13号光線を浴びたプリキュアチームは、悲鳴を上げながら地面に落下。身体が痺れて動けなくなってしまった。

 

スパークル「な、なに今の…!!」

 

フォンテーヌ「体が…痺れて動けないわ…!!」

 

ラビリン「グレース!!しっかりするラビ!!!」

 

グレース「うぅ…!!!」

 

ラー「おぉ!まだ生きてます!!」

 

ゴリ「信じられん!なんという生命力だ!しかし、これでしばらくは動けまい!メガビョーゲン!!木陰に隠れている犬を捕まえるのだ!!」

 

メガビョーゲン「メガ!!!」

 

 メガビョーゲンがラテに迫る。

 

グレース「ラテ!逃げて!!」

 

 しかし、体調の悪いラテは逃げ切ることが出来ず、メガビョーゲンに捕まってしまう。

 

ラテ「わん!わん!」

 

ヒープリ「ラテ!!!」

 

ゴリ「よし、メガビョーゲン。その犬を連れて、一先ず退却するのだ!」

 

メガビョーゲン「メガ!!!」

 

 メガビョーゲンはラテを捕まえると、巨大な羽を広げてどこかへと飛び去ってしまった。

 

蒲生「あっ!しまった!!!」

 

ラテ「わふ~ん!!!」

 

グレース「ラテ!!!ラテー!!!」

 

ゴリ「フッハッハッハッハッ!!!フッハッハッハッハッハッハッハッ…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告

地球征服の野望に燃えるゴリは、ラテの超能力を利用して、さらに強力なメガビョーゲンを造り出そうと企む。
捕らわれたラテを救うべく、単身ラーに挑むキュアグレース。
果たして、ラテを無事に救い出し、地球をお手当てする事が出来るのだろうか!?
さぁ、来週の宇宙猿人ゴリ対ヒーリングっど♥ プリキュア「公害怪獣メガビョーゲンを浄化せよ!!」を、どうぞお楽しみに!
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