捕らわれたラテを救うべく、単身ラーに挑むキュアグレース。
果たして、ラテを無事に救い出し、地球をお手当てする事が出来るのだろうか!?
ゴリによって造られたメガビョーゲンに攫われてしまったラテ。ヒーリングっど♥ プリキュアチームは、ゴリの攻撃を受けて変身が解けてしまった。
アスミ「皆さん、大丈夫ですか?」
ひなた「な…なんとか…(汗)」
ちゆ「けど…今の攻撃は一体どこから…!?」
ラビリン「のどか!!」
ラビリンの声に皆がのどかの方へと振り向いた。のどかはダメージが大きかったのか、身体がまだ十分に回復できていなかった。そのため自力で立つことが出来ない状態だった。皆がのどかに駆け寄る。
ちゆ「のどか!大丈夫!?」
ひなた「のどかっち!!」
アスミ「しっかりしてください!!」
のどか「ご、ごめんみんな…心配かけちゃって…」
その時、
蒲生「おーい!!!」
蒲生譲二が駆けつけてきた。
蒲生「のどかちゃん!しっかりするんだ!!」
ちゆ「蒲生様!!」
アスミ「お知り合いですか?」
ちゆ「うちの旅館に泊まられてるお客様よ」
のどか「蒲生さん…どうしてここに…?」
蒲生「あ、いやぁ、君達が怪獣が暴れてる公園に向ったと聞いて、心配で駆けつけてきたんだ」
のどか「ありがとう蒲生さん…」
のどかは立ち上がるも、身体がふらついて一人では歩きづらい状態だった。
アスミ「大丈夫ですかのどか!」
蒲生「すぐ病院へ!!」
のどか「大丈夫!少し横になってれば元気になるから…」
蒲生「しかし…!!」
のどか「本当に大丈夫です…」
蒲生「それじゃぁ君の家まで送ってあげよう!」
のどかを横抱きする蒲生。
アスミ「わたくしものどかを家まで送って参ります。その間にお二人は、ラテを攫ったメガビョーゲンを探してください」
ちゆ「わかったわ」
ひなた「探すって言っても、どこに行っちゃったか分かんないし…」
ちゆ「でも、あれだけ大きなメガビョーゲンなら、そう隠れられる場所は無いはずよ」
アスミ「とにかく探してみましょう。わたくしも後からすぐに参ります」
ちゆ「わかったわ。のどかの事をお願い」
アスミ「わかりました」
ちゆ「行くわよひなた」
ひなた「オッケー!」
アスミは蒲生と一緒にのどかを家まで送る。
のどかの家へとやってきた蒲生とアスミ。アスミがインターホンを押す。
アスミ「のどかのお父様とお母様!いらっしゃいますか!?」
のどか父「あの声は…!」
のどか母「アスミちゃん!!」
2人が玄関を開けると、のどかを横抱きする蒲生とアスミ立っていた。
のどか母「のどか!!」
のどか父「のどか!!」
のどかに駆け寄る2人。
のどか母「のどか!大丈夫!?」
のどか「う、うん。大丈夫だよ」
のどか父「病院に行った方が良いんじゃないか!?」
のどか母「まさか、また前みたいな…!?」
のどか「違うの。本当に大丈夫だよ。少し横になってればすぐに良くなるから…」
のどかを心配そうに見つめる2人。
蒲生「軽い熱中症だと思います。怪獣が現れたので、急いで連れてきました」
のどか母「本当にありがとうございます…あのぉ、あなたは?」
蒲生「蒲生譲二です。のどかちゃんの友達です。アスミくん、後を頼む」
アスミ「蒲生さんはどちらへ?」
蒲生「大事な用を思い出したんだ。それじゃぁ!」
のどか母「あ、あのぉ!!」
走り去っていく蒲生。
アスミたちは、のどかを部屋へと運んでベッドに寝かせる。
アスミ「のどか、ご気分は如何ですか?」
のどか「ありがとう。だいぶ良くなったみたい」
のどか父「なにか飲み物でも持ってこようか?」
のどか「大丈夫だよ」
のどか母「ダメよ、何か飲まなきゃ。ジュース持ってきてあげるわね」
のどか「ありがとうお母さん…」
アスミ「わたくしも急ぎの用がありますので、これで失礼致します。お父様、お母様、のどかの事をよろしくお願い致します」
のどか父「もう行っちゃうのかい?」
アスミ「申し訳ありません、とても大事な用ですので…のどか、しばらく安静にしていてください。わたくしもラテを探しに行って参ります」
のどか「じ、じゃあわたしも!!」
アスミ「ダメですのどか!」
アスミはのどかの手を両手で優しく握り締める。
アスミ「お気持ちは分かりますが、今はご自分の体を第一に考えてください」
のどか「でも…!!」
アスミ「ラテなら大丈夫です。後はわたくし達にお任せください」
アスミの言葉に、のどかは頷く。
一方、蒲生譲二も4人には内緒でメガビョーゲンを捜索していた。
蒲生「メガビョーゲンは一体どこに潜んでいるのだろうか…もしあれが本当にゴリの造ったモンスターならば、日本は再び公害の恐怖に見舞われてしまうだろう!なんとしてでも叩き潰さなければ!」
その頃ゴリは、嘗て地球に密かに建造していた海底基地にメガビョーゲンを格納し、ラテをカプセルに閉じ込め、コンピューターにかけて分析しようししてた。
ラテ「わん!!わんわん!!」
ゴリ「うるさい犬畜生だ!ラー!」
ラーが電気ショックのスイッチを押し、ラテを気絶させる。
ゴリ「犬という生物は何度見ても虫の好かないものだ。分析開始!」
コンピューターのスイッチを押すラー。コンピューターが分析を開始する。
コン「…メイショウ、ラテ。イジゲンセカイ『ヒーリングガーデン』カラ ヤッテキタ セイブツ『ヒーリングアニマル』 デ アル。デンセツ ノ センシ プリキュア ト トモニ、チキュウ ヲ メガビョーゲン カラ ボウエイ スル シメイ ヲ オビテイル…」
ゴリ「ヒーリングガーデンだとぉ!?ん~…そのような異次元世界が地球に存在していたとは知らなかった…プリキュア、恐るべき相手だ。奴らが存在している限り、我々の地球征服の目的達成は不可能となってしまう。ラーよ、再び地上へ行き、もっと多くのナノビョーゲンを採取してくるのだ。そしてさらに強力なメガビョーゲンを造り上げ、プリキュアどもの息の根を止めるのだ!」
ラー「は!分かりました!」
ゴリ「それから、今度はこの犬も連れて行くのだ」
ラー「うぅ!?この犬畜生をですか?」
少々嫌そうに答えるラー。
ゴリ「そうだ。コンピューターの分析によれば、この犬はメガビョーゲンやナノビョーゲンを探し出す探知機のような能力を持っているようだ。ナノビョーゲン探しにはうってつけというわけだ。ふっふっふっふっ…!」
ラー「ふふふふふふ…!!!」
一方のどかの家では、ラビリンがのどかの側に付き添っていたが、戦いの疲れも有り、ついウトウトしてしまう。のどかがベッドから起き上がり目を覚ますラビリン。
ラビリン「のどか!大丈夫ラビ!?」
のどか「うん、もう大丈夫だよ。私達もラテを探しに行こう!」
ラビリン「でも…」
回復したばかりののどかを心配するラビリン。
のどか「こうしてる間にも、ラテが凄く苦しんでるかもしれない…だから、一刻も早く助けたいの」
ラビリン「のどか…分かったラビ。行こうラビ!」
のどか「うん!」
テレビのニュースを観ているのどかの両親。
ニュースキャスター「ニュースをお伝えします。今日の午後1時に、すこやか市の森林公園に、巨大な怪物が出現しました。怪物はヘドロをまき散らしながら暴れまわり、森林が甚大な被害を受けたとの事です。奇跡的にも負傷者は出ず、怪物も姿を消した模様です。しかし、怪物の行方は依然として分かっておりません。尚、これを受け政府は、すこやか市に緊急事態宣言を発令し、市民に外出しないよう呼びかけております」
ニュースを聞いて、天井を見つめる両親。
のどか母「のどか…」
のどかとラビリンは2人をドアの隙間からソッと見つめる。
のどか「…ごめんね…お父さん…お母さん…」
そして、2人に気づかれぬよう家から出て町に向かう。
その頃、変装して再び地上に降りたラーは、ラテの超能力を使ってナノビョーゲンを採取していた。
ラテ「…くしゅん!」
ラー「オォ!?どこだ?どこだ?…おぉいたいた!!いた!」
ナノビョーゲンをカプセルに収めるラー。
ラー「ヨーシヨシヨシ!!その調子だ!ヨーシヨシ!」
雑にラテの頭を撫でるラー。
のどかとラビリンは、メガビョーゲンを探しに海岸へとやって来た。
のどか「誰もいないね…」
ラビリン「きっとメガビョーゲンが現れたからみんな避難したラビ」
しかし、のどかはただ一人海岸を歩く人影を見つける。
のどか「…あれは…?」
それはラーだった。ナノビョーゲンの採取作業を終えて基地に帰還するところだった。
のどか「ゴリラ!?…もしかして、ヒーリングアニマルさん!?」
ラビリン「違うラビ!あんな奴見た事ないラビ!」
じっと視線を凝らすと、ラーがラテを抱えているのが見えた。
のどか「ラテ!!!」
ラビリン「ラテ様!!?」
のどか「行こうラビリン!!」
ラビリン「ラビ!!」
のどか「プリキュア・オペレーション!!!」
のどかはキュアグレースに瞬間変身し、ラーの眼前に立ちふさがる。
グレース「待ちなさい!!」
ラー「オッ!!出たなプリキュア!!!」
ラビリン「プリキュアの事を知ってるラビ!!」
グレース「ラテを離して!!」
ラー「うるさい!!渡すものか!!」
ラビリン「お前がメガビョーゲンを操ってるラビ!?」
ラー「そうだ!!」
グレース「どうしてあんな酷い事をするの!?」
ラー「地球を乗っ取るためだ!地球は我々、宇宙猿人の物になるのだ!!」
ラビリン「宇宙猿人!?」
グレース「そんな事、させない!!!」
グレースはラー目掛け飛び掛かるが、ラーは敏捷な動きで岩に飛び移る。
グレース「!?」
ラー「プリキュア!!少しでも動いたら、このワン公を捻り潰してやる!!!」
ラテを捻り潰そうとするラー。
グレース「ラテ!!!」
身動きの取れないグレースに、ラーは飛び蹴りを喰らわせる。ラーのキックを受けて倒れるグレース。ラーは倒れたグレースを持ち上げると、岩に叩きつけた。岩に身体を打ち付けて倒れるグレース。
ラビリン「グレース!!しっかりするラビ!!」
グレースは起き上がることが出来ない。
ラビリン「もしかして、まだ体力が回復しきれていなかったラビ!!?」
ラーはグレースにトドメを刺そうと、ラテを離してグレースに近づく。
ラビリン「グレースに近づくなラビ!!」
ラー「うるさい!!!」
ラーはヒーリングステッキ(ラビリン)を奪い取って放り投げる。
グレース「ラビリン!!!」
ラーはグレースの首を掴み上げる。
ラー「死ねぇ!!プリキュアーッ!!!」
首を絞められ苦しむグレース。その時、
アース「ハーッ!!!」
駆けつけたアースがラーをキックで攻撃。蹴り飛ばされるラー。
アース「グレース!!大丈夫ですか!?」
グレース「アース…!!」
よろめきながらも立ち上がるラー。
フォンテーヌ/スパークル「グレース!!」
フォンテーヌとスパークルも駆けつける。
ラー「うぅ!!おのれぇプリキュアーッ!!!」
怒ったラーがプリキュアに向おうとするが、ゴリが通信で止めに入る。
ゴリ「よせラー!お前一人では太刀打ちできん!それより、採取したナノビョーゲンを持ってすぐに基地へ戻ってくるのだ!」
ラー「うぅ!!…プリキュアァ!!覚えていろぉ!!」
ラーは岩陰に隠していた潜水艇で海に逃げる。
フォンテーヌ「スパークル、追いかけるわよ!」
スパークル「オッケー!」
蒲生「待つんだプリキュア!!」
蒲生がプリキュアチームの元へやって来る。
グレース「蒲生さん!」
蒲生「あれを見るんだ!!」
海を見ると、海中からヘドロが湧き上がってきた。
スパークル「ちょっ!!なにあれ!!」
蒲生「あれは毒のヘドロだ!あれに触れば、いくら君達でも危険だ!!」
グレース「…ハッ!ラテ!!ラビリン!!」
ラテとラビリンの元に駆け寄るグレース。
グレース「ラビリン、大丈夫!?」
ラビリン「だ、大丈夫ラビ」
グレース「ラテ!!」
ラテ「…ぐれぇ…す…」
たどたどしい日本語を喋りながらグレースを心配するラテ。
グレース「ごめんね…ラテ…」
ラビリン「グレース…ごめんラビ…グレースの事、気付いてあげられなかったラビ…(泣)」
グレース「…ううん…私も、黙っててごめんね…」
ラビリン「グレースー!!!(泣)」
基地に戻ったラーは、採取したナノビョーゲンの入ったカプセルをゴリに渡す。
ゴリ「よくやったラーよ。これだけのナノビョーゲンがあれば、メガビョーゲンをさらに強力な公害怪獣に造り上げることができる!!」
ラー「うへへへ…(喜)」
ゴリ「…と褒めてやりたいところだが、全くお前という奴はなんて間抜けなんだ!あの犬を奪い返されたうえに、プリキュアどもに我々の存在が知られてしまったではないか!!馬鹿者!!」
ラー「すいません…(汗)」
ゴリ「フンッ…しかしもう知られてしまった以上仕方がない。こうなったらすぐにでも、メガビョーゲンを改造して地上に送らねばならん!」
ラー「しかし博士、一人だけ、弱っているプリキュアがいました」
ゴリ「なに!?そうか!そいつは好都合だ!よし、直ちにメガビョーゲンの改造作業に入る!これに乗じて地上を一気に攻めるのだ!ナノビョーゲンをセットしろ!」
ラー「はっ!!」
海岸では、蒲生譲二がプリキュアチームに宇宙猿人の説明をしていた。
蒲生「あれはラーというんだ。メガビョーゲンを操っている、宇宙猿人ゴリの配下なんだ」
アース「そのゴリというのは、一体何者なのですか?」
蒲生「ゴリは地球から遠く離れた、高度な文明を持つ猿人の星『惑星E』から脱走してきた宇宙の放浪者なんだ。長く宇宙を旅してる間にこの地球に目を付けて、その美しさに魅了されたゴリは地球に住むために、怪獣を使って人類を滅ぼそうとしてるんだ」
フォンテーヌ「人類を滅ぼす…!?」
ペギタン「そんなの酷すぎるペェ!」
ニャトラン「そんなに地球に住みたいなら、俺達みたいに人間と仲良くすれば良いのにな!」
スパークル「そうだよ!一緒に住めば良いのに!」
蒲生「いや、ゴリは人間を憎んでるんだ。自分たちの都合で、地球を汚してしまっている人間を…」
グレース「地球を汚す人間…」
グレースの脳裏に再びサルローの姿が浮かび上がる。
グレース「…」
アース「しかし、あなたはどうしてそんなにお詳しいのですか?」
蒲生「僕も嘗て怪獣Gメンの一員として、地球を守るためにゴリの怪獣と戦ってたんだ。スペクトルマンと共に…」
グレース「スペクトルマン…?」
一方ゴリは、改造したナノビョーゲンとメガビョーゲンを合成させて、さらに強力な公害怪獣に造り変えていた。強化されたメガビョーゲンは30メートルから60メートルの大きさに進化した。
ラー「メガビョーゲンの改造作業が終わりました!」
ゴリ「エネルギーの方は大丈夫だろうな?」
ラー「はい!ゴミとヘドロのエネルギーを、たっぷり与えました!」
ゴリ「よろしい!これより再び地上攻撃に掛かる!ハッチを開け!」
ラー「はい!」
ラーが海底ドックのハッチを開く。
ゴリ「プリキュアなど恐るるに足らず!行けメガビョーゲン!!すこやか市をヘドロの海に沈めてしまえ!!」
メガ「メガビョーゲン!!」
メガビョーゲンが海底ドックから発進する。
荒れ狂う海と共にメガビョーゲンが出現。
グレース「メガビョーゲン!!」
メガ「メガビョーゲン!!!」
メガビョーゲンは羽を広げて陸上に飛び移る。
スパークル「ね、ねぇ!!さっきよりもなんか大きくなってない!?」
蒲生「おそらくゴリが、メガビョーゲンをさらに強力な怪獣に改造したに違いない!」
メガビョーゲンは町に向って進撃する。
フォンテーヌ「町の方に向ってるわ!!」
グレース「早く…お手当てしないと…!!」
しかしグレースは立ち上がった瞬間にふらついてしまう。
ラビリン「グレース!」
蒲生「君はエネルギーがまだ回復しきれていない!今戦えば君は死んでしまうかもしれない!」
グレース「…それでも、行かなきゃ!私は…プリキュアだから!エレメントさん達を…みんなを助ける事が出来るのは、私達だけだから…!」
ラビリン「グレース…」
グレース「あなたは、早く安全なところへ避難してください」
蒲生「プリキュア…!」
グレース「…みんな、行こう!!」
ヒープリ「うん!!!」
プリキュアチームはすこやか市を救うため、再びメガビョーゲンとの戦いに向った。
蒲生「たとえ自分が傷ついても、人々の幸福を守るために戦う伝説の戦士…それがプリキュアなのか…!」
町に向うメガビョーゲンの前に立ちはだかるプリキュアチーム。
グレース「これ以上は行かせない!!」
ゴリ「ん!?現れたなプリキュア!!メガビョーゲン!!お前のパワーアップした力を見せてやれ!!」
メガビョーゲン「メガビョーゲン!!!」
メガビョーゲンは足を高々と上げ、思い切り地面を踏みつけた瞬間、地面は地響きを立てて崩壊してしまった。飛び上がって避けるプリキュアチーム。
スパークル「えぇ~!!!」
フォンテーヌ「なんてパワーなの!?」
アース「やはり先ほどとは強さも段違いのようです!」
ゴリ「ハッハッハッ!!どうだラーよ!プリキュアどももメガビョーゲンの圧倒的パワーに驚いておるわ!どぉれ、少し奴らに挨拶してやるか。フッフッフッフッ」
ラー「えぇ、どうぞどうぞ!」
メガビョーゲンの背後からゴリの円盤が姿を現す。
ゴリ「ふっふっふっふっふっ…どうだプリキュアども。この私が造り上げたメガビョーゲンの威力は!」
スパークル「えぇ!!なにあれユーフォー!?」
アース「あの声は!?」
ゴリ「私の名はゴリ。再びこの地球を手に入れるためにやって来た、選ばれた宇宙の独裁者だ!!」
グレース「宇宙猿人…ゴリ…!」
フォンテーヌ「宇宙の独裁者…!?」
スパークル「どくさいしゃ!?って…なに?(汗)」
プリキュアを追いかけて公園にやって来た蒲生譲二。
蒲生「ゴリ!やっぱり生きていたのか!!」
グレース「どうして地球を蝕もうとするの!?」
ゴリ「地球を蝕むだと?違う!蝕んでいるのは地球人!人間の方だ!!この美しく輝く緑なる地球を、自分達の欲望のために泥のように汚してきたではないか!」
ラー「そうだそうだ!」
ゴリ「私はこの美しい地球を救うため、愚かな人間どもに鉄鎚を下すべく、死の淵からこの世に再び蘇ったのだ!やがては地球上から人間を一人残らず滅ぼし、この私が…新たな地球の支配者となるのだ!!」
ニャトラン「にゃんだとぉ!!!」
スパークル「めっちゃ自分勝手じゃん!!!」
グレース「何の罪もない人達を…沢山の命を苦しめるあなたなんかに、地球は…絶対に渡さない!!!」
ゴリ「え~い!だまれ!!!(怒)」
ラー「あ、怒った…!(汗)」
ゴリ「メガビョーゲン!!プリキュアどもを叩き潰せ!!!」
メガ「メガ!!!」
プリキュア達に襲い掛かるメガビョーゲン。
ラー「博士!あのピンクのがそうです!」
ゴリ「よぉし!メガビョーゲン!あのピンクのプリキュアを徹底的に攻めるのだ!!」
メガビョーゲンがキュアグレースを攻撃。
ラビリン「グレースを狙ってるラビ!!!」
アース「グレースを援護しましょう!!」
フォンテーヌ、スパークル、アースがメガビョーゲンを攻撃しようとするが、メガビョーゲンは巨大な羽で強風を起こし、3人を吹き飛ばしてしまう。
グレース「みんな!!」
メガビョーゲンはグレースに襲い掛かる。グレースはメガビョーゲンの攻撃を躱して上空に飛び上がる。
飛び上がったグレース目掛けて、メガビョーゲンがヘドロ弾を発射。
ラビリン「ぷにシールド!!」
ヘドロ弾を防ぎ、地面に着地するグレース。しかしその瞬間、メガビョーゲンの巨大な尻尾でグレースは弾き飛ばされてしまう。
フォ/ス/ア「グレース!!!」
強烈な一撃により、ダメージを受けてしまったグレースは変身が解けてしまう。
ラビリン「のどか!!」
ラー「やった!!やりましたぁ!!」
ゴリ「よくやったメガビョーゲン!!そのまま残る3人のプリキュアも片付けてしまえ!!!」
グレースに続いて3人に襲い掛かるメガビョーゲン。スパークルが飛び上がる。
スパークル「雷のエレメント!!ハーッ!!!」
スパークルは雷のエレメントで攻撃するが、メガビョーゲンは雷を吸収してしまう。
スパークル「えぇ!?うそぉ!!!」
ニャトラン「吸収しただとぉ!?」
吸収した雷を怪光線に変えて、スパークル目掛けて口から放射する。怪光線を浴びたスパークルは悲鳴を上げて地面に落下し、変身が解ける。
フォンテーヌ「スパークル!!」
メガビョーゲンがフォンテーヌに襲い掛かる。得意のハイジャンプで攻撃を躱すフォンテーヌ。
フォンテーヌ「氷のエレメント!!ハーッ!!!」
氷のエレメントでメガビョーゲンを凍らせるが、氷はいとも簡単に破壊されてしまう。破壊された氷の破片がフォンテーヌに直撃し、フォンテーヌの変身も解ける。
アースはメガビョーゲンに突っ込み、連続キックで応戦するも、メガビョーゲンにはほとんど通用しない。メガビョーゲンはアースを掴み上げ、そのまま地面に叩きつけた。アースの変身が解ける。
蒲生「アッ!プリキュアがやられた!!!」
ラー「オー!!!やった!!やったやったぁ!!!」
ゴリ「フッフッフッフ…やったぞ!私はプリキュアに勝ったのだ!!フッハッハッハッ!!」
日は沈み落ち、まるでプリキュアチームの敗北を意味するかのように、星一つない真っ暗な夜を迎えた。
ラビリン「のどか!!のどか!!」
ペギタン「ちゆ!!大丈夫ペェ!?」
ニャトラン「ひなた!!しっかりしろぉ!!」
ラテ「わん!わん!!」
ゴリ「見ろラーよ。どうやらエネルギーが無くなって変身が解けたようだ。これで奴らはもう虫けらも同然だ!!フッハッハッハッ!!!」
ラー「ぐふふふふふ!!!」
しかし、のどか達はそれでも必死に立ち上がろうとしていた。
のどか「…負けない…絶対に…負けない!!」
ゴリ「ん!?しぶとい奴らめ!!何故そうまでして戦おうとする!!母星である地球を、自ら汚し腐らせてしまうような愚かな生物を守って何になる!!無駄な悪あがきはやめろ!!!」
のどか「…愚かなんかじゃない…人間は…愚かな生物なんかじゃない!!…確かに…私たち人間は、地球に酷い事をしてきたかもしれない…でも、少しでも地球を綺麗にしようと…自然を守ろうと…毎日一生懸命に頑張って生きてる人達だって、沢山住んでるんだよ!その人達まで苦しめて…地球を自分だけの物にしようだなんて…そんな事、絶対にさせない!!!」
ゴリ「ん~!!!ほざくな!!!メガビョーゲンに勝てなかったお前達に一体何が出来ると言うのだ!!いい加減にあきらめろ!!!」
ラー「そうだ!あきらめろ!!」
のどか「私達は…どんなことがあっても…あきらめない!!」
ひなた「いろいろ落ち込んじゃったり…怖くなっちゃう時もあるけど…!!」
ちゆ「多くの人々の…笑顔を守るために!!」
アスミ「沢山の『好き』を…『かわいい』を守るために!!」
のどか「私達は…プリキュアは…!!」
一同「あきらめない!!!」
のどか達が立ち上がると、それぞれのエレメントボトルが光り輝いた。
のどか「みんな!!!」
一同「うん!!!」
4人は再び変身する。
ラビリン達「スタート!!!」
のどか達「プリキュア・オペレーション!!!」
ラビリン達「エレメントレベル、上昇ラビ!/ペェ!/ニャァ!/ラテ!」
のどか達「キュアタッチ!!!」
キュン!!!
白衣を身に纏い、プリキュアに華麗に変身。
キュン!
グレース/ラビリン「重なる二つの花!!」
グレース「キュアグレース!!」
ラビリン「ラビ!!」
キュン!
フォンテーヌ/ペギタン「交わる二つの流れ!!」
フォンテーヌ「キュアフォンテーヌ!!」
ペギタン「ペェ!!」
キュン!
スパークル/ニャトラン「溶け合う二つの光!!」
スパークル「キュアスパークル!!」
ニャトラン「ニャァ!!」
アース/ラテ「時を経て繋がる二つの風」
アース「キュアアース!!」
ラテ「わん!!」
ヒープリ「地球をお手当て!ヒーリングっど♥ プリキュア!!!」
ラー「ややっ!!また変身しました!!」
ゴリ「小癪な奴らめ!!やれ!メガビョーゲン!!!」
メガ「メガビョーゲン!!!」
メガビョーゲンがプリキュアチームにヘドロ弾を発射。
ラビ/ペギ/ニャト「ぷにシールド!!!」
ヘドロ弾をシールドで防ぐ。プリキュアチームは舞い上がったヘドロの煙の中から飛び出し、メガビョーゲンにパンチを繰り出す。反撃するメガビョーゲン。
アース「音のエレメント!!」
アースの攻撃で怯んだメガビョーゲンに、スパークル、フォンテーヌ、グレースが四方八方から飛び蹴りを浴びせる。
メガビョーゲンはヘドロ弾を連続発射。
ヘドロ弾を避けながら前進するプリキュアチーム。
フォンテーヌとスパークルが、ヒーリングステッキから光の帯を出し、メガビョーゲンの足に絡ませて引っ張る。
前のめりに倒れようとするメガビョーゲンの腕を掴むグレースとアース。
グレース/アース「ハァアアアアアアアアアア!!!」
メガビョーゲンの巨体を投げ飛ばす。
蒲生「なんて凄い力だ!!あれだけのダメージを受けたのに、一体どこからあんな力が!!」
ラー「あっ!!メガビョーゲンがやられる!!」
ゴリ「慌てるな!まだ奥の手が残っておるわ!メガビョーゲン!!ポイズンガスを放射しろ!!」
メガ「メガビョーゲン!!!」
メガビョーゲンがプリキュアチーム目掛けてポイズンガスを放射。
ヒープリ「キャァアアアアア!!!」
蒲生「いけない!!毒ガスだ!!!」
大量の毒ガスを浴びて気を失ってしまうプリキュアチーム。
ゴリ「フッハッハッハッハ!!!見たか!!ゴミとヘドロの毒素を合成して数倍に濃縮させた猛毒の『ポイズンガス』だ!!いくらプリキュアと言えども助かるまい!!」
メガビョーゲン「メガビョーゲン!!!」
倒れたプリキュアチームに迫るメガビョーゲン。
蒲生「アッ!いけない!!またやられてしまう!!!」
その時、ネビュラ71からの指令が入る。
ネビュラ71「スペクトルマン ニ ツグ。ヘンシンセヨ。タダチニ、スペクトルヘンシンセヨ」
蒲生「了解!!」
プリキュアチームにじりじりと近づくメガビョーゲン。
ゴリ「今だメガビョーゲン!プリキュアどもにトドメを刺せ!!」
メガビョーゲン「メガビョーゲン!!!」
プリキュアチームを踏み潰そうとするメガビョーゲン。その時、
スペクトルマン「待て!!!」
驚くメガビョーゲン。その声にプリキュアチームが目を覚ますと、目の前に金色の巨人が立っていた。グレースの瞳に巨人の姿が映る。
グレース「あ…あれは…!?」
ラー「アッ!!!」
ゴリ「スペクトルマン!!!」
そうだ!正義の味方スペクトルマンだ!頼むぞ、我らのエース!
メガビョーゲン「メ、メガ?」
スパークル「な、なにあれ!!もしかして、あれもプリキュア!?」
ニャトラン「いや、絶対ちげぇだろ…(汗)」
アース「一体何者でしょう…!?」
グレース「…スペクトルマン…あれが蒲生さんの言っていた、スペクトルマン!?」
ゴリ「おのれぇ!!!また地球に舞い戻って来おったのか!!!行け!メガビョーゲン!!!スペクトルマンを倒すのだ!!!」
ラー「やれやれ!!!」
メガビョーゲン「メガビョーゲン!!!」
スペクトルマン「いくぞメガビョーゲン!!!」
メガビョーゲンに立ち向かうスペクトルマン。メガビョーゲンとスペクトルマンの激しい攻防戦が繰り広げられる。
ゴリ「いけ!!メガビョーゲン!!その調子だ!!いけ!!」
ラー「やれ!!そこだ!!やれ!!」
しかし、メガビョーゲンの圧倒的パワーに苦戦するスペクトルマン。
メガビョーゲンの尻尾での攻撃を受けて倒れてしまう。
うつ伏せに倒れるスペクトルマンを何度も踏みつけるメガビョーゲン。
フォンテーヌ「このままだとやられてしまうわ!!」
グレース「スペクトルマンさん!!…スペクトルマンさん!!!」
グレースの声を聞いたスペクトルマンの脳裏に、傷ついても尚立ち向かおうとするグレースの姿が思い浮かんだ。
~グレース『…それでも、行かなきゃ!私は…プリキュアだから!エレメントさん達を…みんなを助ける事が出来るのは、私達だけだから…!』
のどか『私達は…どんなことがあっても…あきらめない!!』~
スペクトルマン「…そうだ!あの子も傷ついた身体で、あきらめずに戦っているんだ!!よぉし!!!ダァ!!!」
スペクトルマンは、踏みつけるメガビョーゲンの足を払いのけて立ち上がる。
スペクトルマン「ネビュラスライス!!」
メガビョーゲンがスペクトルマンにヘドロ弾を発射。
飛んでくるヘドロ弾を、ネビュラスライスで弾き飛ばすスペクトルマン。
スペクトルマンは突進し、メガビョーゲンの身体をスライスで斬り付ける。
メガビョーゲン「メガビョーゲン!!!」
怒ったメガビョーゲンがスペクトルマン目掛けてポイズンガスを放射。避けるスペクトルマン。
スペクトルマン「スペクトル バックル!!」
スペクトルマンはバックルからスペクトルカッターを取り出して投げつける。
カッターが体中に刺さって怯むメガビョーゲン。
スペクトルマンはメガビョーゲンに飛び掛かかると、近くにあった岩で殴打し、羽をもぎ取る。
スペクトルマン「トァー!!!」
投げ飛ばされるメガビョーゲン。
スペクトルマンはトドメのスペクトルフラッシュを浴びせようとするが、ネビュラ71が止めに入る。
ネビュラ71「マツノダ、スペクトルマン。スペクトルフラッシュ ヲ シヨウ シテハ ナラナイ。メガビョーゲン ニ トリコマレタ エレメント タチ モ、ヤケシヌ オソレ ガ アル。スペクトルフラッシュ ヲ ツカッテ ハ ナラナイ」
ゴリ「フッハッハッハッハ!!どうだスペクトルマン!スペクトルフラッシュを使う事が出来まい!これも全て計算の内だったのだ!!」
ラー「どうだ!ざまぁみろ!!」
勝ち誇ったようにスペクトルマンを嘲笑するゴリとラー。
スパークル「あ、あれ?どうしちゃったの!?」
ニャトラン「なんかすげぇ技出すかと思ったらやめちまったぜ?」
アース「おそらくあの方は、メガビョーゲンを浄化する技が使えないのかもしれません」
フォンテーヌ「でもさっきの攻撃で、メガビョーゲンはだいぶ弱ってるみたいだわ!!」
ラビリン「今がチャンスラビ!!!」
グレース「うん!!!」
トドメがさせずに立往生するスペクトルマン。
スペクトルマン「クソッ!一体どうすれば!!」
体力をどうにか取り戻したプリキュアチームは立ち上がり、スペクトルマンのもとに駆け付ける。
グレース「スペクトルマンさん!!」
アース「後はわたくし達にお任せください!!」
スペクトルマン「プリキュア…!」
スペクトルマンに向って頷くグレース。
スペクトルマン「…よし、頼む!!」
メガビョーゲンの眼前に立つプリキュアチーム。
ラー「あっ!プリキュアどもはまだ生きています!!」
ゴリ「なに!?奴らは不死身なのか!?…だがどうするプリキュア!エレメント達が取り込まれている以上、メガビョーゲンを倒す事は出来まい!ふっふっふっふっ」
メガビョーゲン「メ、メガ…メガ…!」
グレース「ラテ!お願い!!」
ラテ「わふ~ん!!!」
ヒープリ「ヒーリングっどアロー!!!」
プリキュアチームの頭上にヒーリングっどアロー が登場。
ラビリン達「ヒーリングアニマルパワー全開!!!」
キュン!!!
スペシャルヒーリングっどスタイルにフォームチェンジするプリキュアチーム。
ヒープリ「アメイジングお手当て!準備オッケー!!!」
ラビリン達「オーケー!!!」
ヒープリ「プリキュア!ファイナル!…ヒーリングっど♥シャワー!!!」
ヒーリングっど♥シャワーにより、メガビョーゲンの体内からエレメント達が無事に救い出された。
メガビョーゲン「ヒーリングっばぁい…♥」
メガビョーゲンは浄化された。
ヒープリ「お大事に♥」
ラテ「わふ~ん!」
ラー「アーッ!!やられたぁ!!!」
ゴリ「なんだとぉ!?奴らにあんな能力があったとは!!くそぉ~!!!」
メガビョーゲンによって蝕まれた自然は全て元に戻った。
ラー「うぅ~…(泣)」
ゴリ「なんという事だ…どうやら、この私の完全な負けらしいな…。だが覚えておけ!スペクトルマン!!そしてプリキュア!!人間が地球を蝕み続ける限り、この私は何度でも挑戦してやるぞ!!いつか必ず…この地球を私の物に!!!フッハッハッハッハッハッハッ…!!!」
ゴリはそう言い残し、どこかへと飛び去って行った。
エレメントを救い出したプリキュアチームは、聴診器を使ってエレメント達に話しかける。
グレース「エレメントさん達、お加減は如何ですか?」
エレメント「ありがとうございました、プリキュアの皆さん、スペクトルマンさん。私達はもう大丈夫です」
アース「でも、まだラテが…」
まだ体調が回復していないラテ。その時、スペクトルマン(等身大)にネビュラ71からの指令が入る。
ネビュラ71「スペクトルマン、キョウフ コウガイ ニンゲン ノ トキト オナジヨウニ、エネルギー ヲ スクナクシ、エックスセン、ダブリュセン ノ カロリー ヲ アゲテ、スペクトルフラッシュ ヲ ラテ ニ ショウシャ セヨ」
プリキュアチームに駆け寄るスペクトルマン。
スペクトルマン「プリキュア、今度は私に任せてくれ」
スペクトルマンはラテを抱きかかえ、地面に寝かせる。
スペクトルマン「…スペクトルフラッシュ!」
ラテにスペクトルフラッシュを照射するスペクトルマン。
ラテ「…わふ~ん!!♥」
ラテの体調はすっかり良くなった。
ヒープリ「ラテ!!」
元気になったラテの元に駆け寄るプリキュアチーム。
ラビリン「ラテ様良かったラビ!!」
ラテ「わん!」
グレース「ありがとう!スペクトルマンさん!!」
スペクトルマン「こちらこそ、ありがとうプリキュア!」
グレース「え?」
スペクトルマンはそう言うと、空の彼方へと飛び去って行った。
アース「わたくし達以外にも、地球をお手当てしていた戦士がいたのですね…」
グレース「…あの声、どこかで聞いた事があるような…?」
2日後…。
女将「蒲生様、本日はお越しいただき、ありがとうございました」
蒲生「いえ!僕も色々とお世話になっちゃって!ちゆちゃん、今度泊まりに来た時、また町を案内してくれるかい?」
ちゆ「はい、喜んで!」
蒲生「…じゃぁ、これで!」
帰ろうとする蒲生の元へ、のどか、ひなた、アスミもやって来た。
のどか「蒲生さん!」
蒲生「やぁ!みんな来てくれたのか!」
のどか「うん、蒲生さんが今日帰っちゃうって聞いたから、みんなでお見送りしようと思って」
蒲生「いやぁ参ったなぁ!あはははは!!」
アスミ「どちらにお帰りになられるのですか?」
蒲生「いや、帰るんじゃないんだ。僕もまた公害Gメンにいた時みたいに…いやそれ以上に、今度は世界中を周って地球をお手当てしていこうと思ってるんだ。色々な困難はあるかもしれないが、絶対にあきらめずに、最後まで戦っていこうと思ってる。プリキュアのようにね!」
のどか達の方を見てニッコリと笑う蒲生。
のどか「蒲生さん!私達も地球のお手当て頑張るね!」
蒲生「あぁ!お互い頑張ろう!」
のどか「うん!」
握手をする蒲生とのどか。
蒲生「…それじゃぁ、さようなら!!さようなら~!!」
一同「さようなら~!!!」
のどか「蒲生さん!!ありがとう!!!」
ひなた「また遊びに来てね~!!!」
のどか「さようなら~!!!」
旅館を後にする蒲生。
ヒーリングアニマル達もひょっこり顔を覗かせて、蒲生を見送る。
アスミ「…とても清々しくて、素敵な方でしたね」
ちゆ「きっと、あの人も心から地球を愛しているのね」
ひなた「うん!なんだか、ヒーローみたいだったよね!」
のどか「ヒーロー…?…ハッ!もしかして…!!」
ラビリン「のどか、どうしたラビ?」
のどか「…ううん、なんでもない…」
遠ざかっていく蒲生の後ろ姿を見ながら、のどかは思った。
のどか『蒲生譲二さん…またいつか、どこかで会えると良いな…!』
スペクトルマンこと蒲生譲二は、プリキュア達に見守られながら、果てしないお手当ての旅へと向かっていった…。
最後までご高覧頂きありがとうございました!