テラフォーマーズVS東京喰種(凍結)   作:翔馬

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こんにちは久しぶりに投稿します
それではどうぞ(ゝω・)



双神

おかしいと彼は思う。

 

 

目の前に立つ男を、不気味に首を傾げながら、覗き込む。

 

(妙だ)

 

今まで、自分が潰してきた人間達の

行動は主に2つ、逃げるか、向かってくるかのどちら、どちらにせよ

数秒もあれば、ワンパンで終わっていた。

恐怖に顔を歪める事も出来ず、変な声を出して、皆、肉塊となった。

なのに今目の前に立つ男は、ワンパンどころか、武器の一撃を、あっさりと防いだのだ。

何より、恐怖に怯えていない。

 

そんなはずはない。

 

「じょう!!」

 

だから、盾のクインケを持つ、テラフォーマーは独特の奇声を放ち、威嚇する。

怯えろ、おののけとばかりに

 

それに対し、目の前の男は、テラフォーマーの望むような反応を

返してはくれなかった。

 

「わかるのか?、それともわからずに

言ってるのか?

まぁどちらでも良いがな。

……お前の言ってる事は、間違いじゃない

確かに、俺はジョーだ」

 

怯えるどころか、余裕綽々の笑みを

見せ、総司は意味深な台詞を呟いた。

 

───────────────────────────────

 

(クインケか、強靭なグールの

体にも、致命傷を与えれるCCGが

開発した、対グール用の兵器だったな

 

盾持ちテラフォーマーが、持つ盾型クインケと、地面に転がっている、エストック型クインケを、総司はさっと見ると、盾持ちテラフォーマーと視線を合わせる。

 

視線を交わす、総司の姿は先ほどまでとは違っている。

 

顔の周りが緑色になっており、筋肉が増大し、髪が若干金髪になっている。

だが、それらの変態よりも、尻から生えている尻尾の方が目立つ。

尻尾は1メートルぐらいあり、その先端が地面に付いている。

 

総司が、薬を使いmo手術の特性を使ったのだ。

いつでも実験がしやすいようにと、常に薬を持ち歩く癖が、総司にはあった。

今までは物騒と悪癖とさんざん周りに言われていた、この習慣だが

今日からは胸を張れるだろう。

備えあれば憂いなしとは、良く言ったものである。

 

 

閑話休題

 

 

総司と、盾持ちテラフォーマーの睨みあいは続く。

 

盾持ちテラフォーマーは、怯えを見せずに、沈黙する総司に警戒を抱き

総司は、クインケやそれを持つ

テラフォーマーを観察、分析する

ため、両者の思惑がかみ合い、望まないが、両者の睨みあいは続く。

 

(実験だと、クインケでクローンテラフォーマーに致命傷を負わせる事は

出来ると、あったからグールとテラフォーマーの強度は大体同じぐらいか

 

目の前に不気味に佇(たたず)む

テラフォーマーを、あまり気にせず

総司の分析は続く。

研究員として、また戦士として興味深いとばかりに。

 

だが、望まずしてなった硬直状態。

何時までも、ましてや総司の分析が終わるまで、続く訳もない。

 

「じょう」

 

「じょーじ」

 

「じょ、じょ」

 

三匹のクインケを持たない、テラフォーマー達が、睨みあいを続ける

総司の元に、迫ってくる。

 

睨みあいが終わった瞬間だった。

 

 

「じょ、じょう」

 

最初に動いたのは、盾持ちテラフォーマーだった。

盾持ちは、獲物の横取りは許さんとばかりに、迫ってきたてる、三体の同類達の方をちらっと見た後、手に持つ

盾型クインケを、総司目掛けて投げつけた。

 

大きく縦回転の軌道を描きながら、

盾型クインケは、総司の元に飛んでいく。

 

「残った唯一の武器を、捨てるか?」

 

自分向かって、飛んでくる盾型クインケを眺めながら、総司は、顎に手を添える。

 

その目は知識欲に飢えている、学者のよう。

 

「……そういう事か」

 

テラフォーマーを観察していた、総司はすぐに、盾を捨てた理由に気づく。

 

盾を投げたテラフォーマーは、盾を投げた後、移動していた。

その先には、地面に転がるエストック型クインケ。

 

「攻撃重視か」

 

そうはさせじと、総司が盾を投げた

テラフォーマーを追おうと、踵に力を込める。

 

「じょう」 「じょー」

 

「じょ、じょう」

 

が、3体のテラフォーマーが、行かせるかと、ばかりに飛びかかってくる。

3体は、1体は壁の瓦礫を握りしめ

もう1体は、羽赫の羽を両手に一枚ずつ持っている、雷がかぐねを出した時に、周りに散らばった物を拾ったのだろう。

最後の1体は、さっき銃撃してきた

係員達の使った拳銃を、片手で持ち

1番後方を飛びながら、狙いを定める。

クインケはないが、あり合わせで

武装した、テラフォーマー三体が襲いかかる。

 

「じょ?」

 

「……」

 

キョロキョロ

 

勇んで飛びかかった、テラフォーマー達だが、標的がいない。

 

1体は、空中で首を左右に動かし見渡し、一体は無言で変な顔をし、一体は

疑問を浮かべる。

 

さっきまで突っ立っていた、標的は

どこ行ったとでも、思っているのだろう。

 

 

「なかなかの連携だな」

 

その答えは空から降ってきた。

 

テラフォーマー達より、数メートル上空に立っていた。

 

正確に言えば、空を蹴り続けて、空に浮かんでいるのだ。

──────────────────────────────────

 

神の名を冠するトカゲがいる。

 

水上を二足歩行で、走り抜けるその様を見た者達は、その神業から、キリストトカゲと命名した。

種族名バシリスクと呼ばれるこのイグアナ科のトカゲは、泳ぎや潜水も得意で30分以上も潜れるという。

代名詞と言える、水面歩行の神業は

なんと、秒速2メートルで、一秒間に

20歩進めるのだ。

これが、風神総司が宿す1つ目の神

 

上から聞こえた、声にテラフォーマー達が上空の総司を見上げる。

 

自分を見上げている、テラフォーマー達を見下ろしながら、総司は満足げな笑みを浮かべた。

 

「それでいい、神は見上げるのが

正解だ」

 

「じょう」

 

見上げていた、拳銃持ちのテラフォーマーが発砲してくる。

 

1発、2発、3発と撃つ。

 

だが当たらない。

 

頭に向かって、飛んできた一発目を、首を横に逸らしてかわし、2発目は狙いが甘く、外れ、腹に飛んできた3発目を

 

「そういや銃も使えたか」

 

さらに上空に数十メートル跳んで、避け、闘技場の天井に足が着く。

天井の高さは、地上から100メートル

 

これにより、ゴギブリと総司との距離が更に開く事になる。

 

空中移動

 

バシリスクの特性を、人間大にすると

この超人技が、可能となる。

とはいえ、ここまで自在に使いこなせるのは、よほどのセンスが必要だ。

無論、総司にはそのセンスがある。

が、それだけではない。

この超人的な力の源は、総司の体の中に宿る、もう一つの神の力。

──────────────────────────────

その若者は、とても勇敢だった。

仲間が、恋人が死に絶えても、己が死ぬその時まで、最後まで希望を捨てずに抵抗した。

名門の一族に産まれた、大変な努力家だった、この青年は火星で死んだ。

人類で初めてテラフォーマーを討ち取った人。

その偉業に敬意を表したのか、あるいは別の思いがあるのか、わからないが

ゴギブリはテラフォーマーは、彼の名を叫ぶ。

じょうじと。

 

「3対1か……面白くなりそうだな

まぁクイケンケ持ちが控えている、以上、時間はかけられんが」

 

天井に逆さに立っている、総司向かって、3匹のテラフォーマー達が飛んでくる。

 

 

─────────────────────────────────

風神総司

24歳 身長175㎝ 体重52キロ

マーズランキング なし

MO手術ベース脊索動物部門爬虫網

有鱗目イグアナ科グリーンバシリスク

新技術 ジョージ・スマイルズ(細胞移植)

 

二神降臨

 




最後まで読んで抱きありがとうございました。
ここで謝罪を
遅くなった理由は、主人公のベースを
決めるのに、迷いに迷ったからです。
結局最初から決めていたのに、しました。 
皆様は、どう思われましたか(笑)
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