プロローグ
其処は
其処には天空に輝く太陽の光は届かず、照明器具や焚火等の人工的に作られた灯りさえも無い。
其処は人一人が立って歩く事も出来ぬ程に狭く小さな、周囲の総てが冷たい岩石で出来た。否造られた、まるで蛹室の如き様相を呈した其処に、本来ならば有り得ない事であろうが一人の人間の世間ではまだ少年と呼ばれる程度の年齢と思しき年若い男が身を屈め膝を折り蹲っている。
折った膝の上に右腕を乗せ頭をその上に預けボソボソ、ボソボソと何事かを呟いている。
身に着けた着衣は薄汚れ、あちこちが破れ千切れボロボロで殊に左腕部はその上腕から痛々しくも失われていて、その少年の身にただならぬ事態が現在進行系で起こっている、否今も続いている事を物語っている。
「……何で……僕が、こんな目に遭……きゃ……な……だ。」
もしもこの場に他者が居たとしたら、ボソリボソリと呟かれる言の葉は音量も不規則でハッキリとは聴き取れないだろうが、その言葉は己の身に降り掛かった理不尽に対する嘆きと恨み言と理解出来るだろう。
しかしその言葉にも次第に変化が顕れ始める、それは少年の心が黒く染まってゆく兆候。
「………ざ、ける……ふ……な、こ……やる……」
己の置かれた現状に対する嘆きから、己をこの様な現況へと追いやった総てに対する怨嗟へと。
深く深くドス黒く染まってゆく少年の精神は己をこの様な状況へと追いやった総てに対する殺意へと、深くドス暗く黒い暗黒へと塗り替えられてゆく。
「殺……す、俺を邪魔する奴らは一人残らず殺し盡くしてやる……そして生きて帰るんだ家に。父さん母さん、そしてトー………」
その仄暗い決意を己自身に表明する様に口に出す少年だったが、少年の中の最も強い想いがその口から吐いて出る。それは家族への想い、父や母そして………
『おかえりなさいハジメさん。』
しかし屈託の無い眩しい笑顔で自分を迎えてくれる彼女を幻姿し。
〜1〜
月曜日。老若男女を問わず苦行苦役たる五日乃至六日間の始まりにして、やがて訪れるその苦行苦役より解放されし魂の安息の
「ふぁぁ〜っ………眠っ……」
始業のチャイムが鳴る迄もう十分弱と云う遅めの時刻に教室の扉を開けつつ、口をつく欠伸を押し殺す事も出来ずに流れるままに垂れ出しながら、南雲ハジメは教室の何時もの己の席に座ると速攻で上半身を机の上に預け突っ伏してしまう。
そんなハジメにクラスの大半は良い顔をしていないし、ハジメ自身もそんなクラスメイト達に自分がどの様に思われているのかを何となく理解していた。だから余程の事が無ければその様なものは、スルーする事で適当に波風を立てない様に穏便にあしらうつもりでいるのだった。
「ははは…よう!おはよう南雲、だけど月曜日の朝の一言目がそれかよ、まあ何か南雲らしいな。」
そんな中、数少ないハジメに対して悪感情を抱いていない隣の席の同級生男子が彼に朝の挨拶をくれた。
「……ああ、おはよう…って、あれ遠藤君居たのっ!?」
首をそちらに向けつつゆっくりと半身を起こしながらハジメは挨拶を返すのだが、その声の主の姿を目に捉え少し驚きつつ口を吐いてでた言葉が“居たの”であるのだから中々に失礼な物言いなのだろうが、しかしこの遠藤と云う少年は影の薄さに定評があり、時として人や動物はおろか自動ドアの人感知センサーさえ反応しない事も暫々あるのだとか。
「いや居たよ俺、居たから!何なら今日は朝一番に教室に入ったの俺だからねッ!」
「アハハ……ゴメン遠藤君。」
薄っすらと涙を溜めた目で遠藤が必死に自分の存在をアピールする、そんな遠藤に対し苦笑しつつハジメは己の非を拝み手を出し詫びるのだった。
「はぁ……いやまあもう馴れてるけどさ、ところで南雲はその状態を見るに、もしかして徹夜明けだったりするのか?」
自身の体質故のソレを遠藤は半ば諦め気味に馴れていると言い、続けて少しばかりの心配と呆れの成分がブレンドされた声音で問う。
「うん、まあもう追い込みの時期でさ。みんなスッゴイ鬼気迫ってるって顔してて正にデスマーチもクライマックスって感じなんだよね。」
実はハジメは昨日と一昨日、土日の二日間をアルバイトとして父親の家業の手伝いに費やしその為に昨夜はほぼ貫徹状態で登校して来たのだが、その父の会社の皆の仕事ぶりを思い起こしながら遠藤に昨夜の状況を説明する。
「ふぅん、やっぱり大変なんだなゲー「よぉ、キモヲタぁ!まぁた徹夜でゲームかぁ? どうせエロゲでもしてたんだろォ?」……っ。」
遠藤はハジメの身を案じ優しく気遣う言葉を掛けようとしたが、其処に被せ気味に下卑た大声でハジメを侮辱する不愉快な声が響く。
ニタニタとまるで典型的な三下悪役の様な面構えの三人の男子生徒がハジメと遠藤の席に近付いて来る。
その声を放った男、檜山大介に遠藤は不快感も露わに一瞥をくれるのだがやはりその影の薄さに起因してだろうが、どうもソレに気付かれてはいない様だ。
「おい檜山ッいい加減「うっわぁっ、キんモォ。エロゲで徹夜とかマジキモじゃぁん~」…またかよ…」
「ギャッハハハハハ!!」
「オイオイ、もしかして今チミの周りにはイカ臭いスメルが漂ってたりしてんじゃねぇだろうなぁ南雲くぅん!?」
自身の体質は置いて、それでも人の良い遠藤はハジメやこの状況に不快感を示していると思われる周りの他の生徒達を慮り、檜山を嗜めようとするのだが、またしてもその声に他の三人の生徒、斎藤良樹、近藤礼一、中野信治の下劣な品性を体現するかの様な不躾なセリフと嗤い声が被さる。
これには流石にハジメに対し否定的である教室内に居る(彼らの声が届いた)女子生徒からでさえも不興を買っているのだが、檜山達四人はその事に気付きもしていない。ハジメ憎しの感情が強く周囲を客観的に観る目も、まるで幾層にも折り重なった黒く重く分厚い雨雲に覆われているかの様にどうしょうもなく濁りきっているのだろう。
「あぁうん、檜山君達がそう思うんだったらそうなんだろうね。但し君たちの中ではね。」
ハジメとしては、その様な檜山達の悪感情にはもう慣れているし、何故彼等が自分に突っ掛かって来るのか理由も大体の所は理解しているので大抵は前述した様に波風たてずスルーしてしまうのだが、この日は隣の席の遠藤が自身を擁護してくれている事もあり、且つ彼自身もいい加減彼等の言動に思う所もあり少しばかりの挑発的なセリフが口を衝いて出てしまったという
「アぁーン!!
しかし何故だかハジメの事を自分よりも格下だと思っている(或いは思いたい)檜山達は、ハジメのその返答がお気に召さなかった様で品の無い怒声を上げる。確かに檜山が言うようにハジメはオタクではあるのだが、その事実は何ら非難されるべき事柄では無かろう。
此処でザックリと解説すると、西暦1982年10月TVアニメ超時空要塞マクロスの放送が始まり、その作品内で主人公がヒロインを指して”お宅”と呼んだ事に端を発し、以後所謂マニアックな人種の方々が互いをオタクと呼び合う様になった事がオタクという呼び方の語源となった。
1970年代後半より始まったアニメブームによって、其れまで表立ってクローズアップされる事の無かったマニアやアニメファンがメディアで取り上げられる事が増えた。
テレビや雑誌等で取り上げられはじめた後にオタクと呼ばれる事となるマニア達の姿が、メディアによる虚像捏造や大袈裟に盛られた面も多少はあっただろうが、その姿はお世辞にも清潔感があるとは言え無い姿だったり、コミュニケーション能力が微妙に欠けていたりと良い印象を観る者に与えるものでは無かった。
しかし時を経るにつれ、2000年代を迎えた現在は若く華々しいアイドルや著名人等にもオタクを公言して憚らない人も現れる等の影響もあったであろうが、オタクと呼ばれる人々の意識改革も捗りかつての様な不快感を持たれる様な外見の者は皆無とはいかずとも、かなり減少しているのだが(たまに某アニメイト等へ足を運ぶと、かわいい系や美人系のおねいさんやイケメン男子等も居たりするしね)檜山達はソレを知らないのだろうか。
ハジメもまた現代のオタクでその身形もきちんと調えており、会話などもごく普通に熟せる事からコミュニケーション能力にも何ら問題も無いのだが、盲目的にハジメを嫌う檜山はそれを受け容れずステレオタイプなオタク像と云うレッテルをハジメに貼り付けてくる。
「うん、そうだね君達が言う通り僕がオタクなのは否定しないよ事実だしね。ソレに僕だって聖人君子じゃ無いしねそう言うのに全く興味が無いなんて言わない、だけど昨日に関してはそう言った事とは無縁だったから其処は否定するけど、君達にはもうそんな事どうでもいいんだよね。」
年相応にハジメも所謂叡智な事柄に興味はある、なのでその事も包み隠さず言葉にして自分の思いを檜山達に伝える。しかしソレを聞いた彼等は怒りに顔を紅潮させて尚もハジメに詰め寄ろうと口を開く。
「っアァッムカつくん「あっ!おはよう南雲くん、今日は何時もよりちょっと早いんだね。何時もこれ位の時間に来れば良いのに!」……白崎……」
激昂する檜山達の言葉を遮りハジメに声を声を掛ける女子の言葉に檜山はハッとして、思わずその口を閉じて声の主をその目で捉えその少女の名を呟く。
漫画やアニメでよく有りそうな学園のアイドル或いは天使とでも評されそうな美少女、その名を白崎香織と言う。
『白崎香織』実は毎度毎度、檜山がハジメに対して突っ掛かって来る理由の一つが彼女の存在にある。
檜山は有り体に言って彼女、白崎香織に気があるのだが、その想い人たる彼女が格下であるハジメに対して自分以上にフレンドリーに接していることが気に入らないという、単なる横恋慕に他ならないのだが。
「ああ……おはよう白崎さん。」
ハジメが白崎に対して挨拶を返す様を間近で見ている檜山は忌々し気に舌打ちをして、その場からイソイソと離れる。内心に何故白崎は俺には挨拶をしてくれないんだと複雑な心境を抱えて。
「うん!」
白崎香織は、屈託ない満面の笑みでハジメが挨拶を返してくれた事に歓びを現す、他者からは白崎のその様子がまるで飼い主と共に遊べる事の喜びに尻尾をブンブンと振る飼い犬の様にも見える。
しかしその白崎とは対照的と言うのだろうか、当のハジメの方は白崎程に歓喜を現してはいなかった、どころかあまり歓迎したく無いと言う感情が先立つ。
何故ならば。
「香織、また南雲の世話を焼いているのか?全く、本当に香織は優しいな、南雲も今日は珍しく余裕を持って登校した様だけど、それを常に心掛けて香織の負担を減らす努力をするべきじゃないのか。」
「全くだぜ、まあ俺としちゃあ普段からそんなヤル気ないヤツにゃあ何を言ったって無駄と思うけどな。」
斯様に、ハジメの事に何かと駄目だしをしてくる二人の男子は白崎香織の幼馴染みだという、長身でスマートな体型でキラキラとハンサム陽キャオーラを発生させている、文武両道を地で行きカリスマ性をも併せ持ち、且つやはりと言うべきか非常に女子からの人気と人望の厚い男、天之河光輝とその相棒的立ち位置に収まる身長百九十センチを越える長身とガッチリゴリマッチョな肉体を持つ脳筋野郎、坂上龍太郎。
特に天之河は独善的な正義感が強く自分の価値観をコレでもかと押し付けてくる所がハジメにはどうにも受け付けられない。しかもこちらの話も碌に聞ない上に、仮に聞いたとしても最終的にはその独自の価値観から、答を曲解した挙げ句に更に其処から押し付けが始まってしまうので話しても無駄だとハジメは半ば以上、彼との意思疎通は諦めている。
「ご忠告ありがとう天之河君、でも君の言い分を聞いて実行したとしても、最終的には待っているものは無機質で味気無いディストピアになりそうだよね。それに皆が皆君と同じ事が出来る訳でも無いんだから、自分に出来る事をやればいいんじゃないかな?人それぞれの個性人それぞれの人生、僕は僕のやりたい様にやらせてもらうよ。たった一度の人生だしね。」
半ば以上諦めてはいるのだが、それでもハジメは言っておきたい事を一応伝えてみる、その結果天之河がどの様に反論してくるのか、そのセリフも何となく想像できるのだが。
「南雲!俺は君の事を思って忠告しているんだぞ、ならばそれを元に自身を律する事こそ君が行うべき事だろう。」
予想通りの見事な迄の模範解答にハジメは思わずクスリと笑みを溢しそうになるが、其処は理性を総動員して我慢する。
カリスマ性の高い天之河の発言に教室内にいる大半の生徒は同意とばかりに頷きハジメに冷たい視線を送っている、流石にこれ以上何か言おうモノなら後々が更に面倒な事になる事請け合いであろうから。
「ちょっと光輝いい加減にしなさいよ、光輝の言っている事も間違いじゃ無いかもだけど、南雲君には南雲君の考えがあって当然じゃない。それを他人がどうこう言って強制する様な言動は控えなさい!」
尚もハジメに物申す、否自身の価値観を押し付けようとする天之河の言動を見かね、若干キツめな物言いで注意を促すのは、身長百七十センチを超える女性としては高身長にキリリとした美しい顔立ちと凛とした佇まいから特に同性からの人気が圧倒的に高い、所謂『お姉様』タイプの美少女よりも美女と形容すべきだろう。
「だけど雫、糺すべきは糺す。それが人として然るべき行動だろう!何時までも香織の優しさに甘えて、更に人の忠告を聞きもせず、あまつさえ怠惰を続けると宣言するなどもっての外だ!」
尚も自説を曲げない天之河の態度に流石の八重樫も思わず蟀谷がヒクヒクと引き攣るのを感じる、そしてこのままでは埒が明かないと判じた彼女は、天之河の身体を無理やり自らの手でクルリと百八十度反転させて押しやり少し尖った声音で天之河に告げる。
「ああッもう!いいから光輝も自分の席に着きなさい、もうすぐHRの時間でしょう。」
「それはそうだがまだ話は…」
「ああッもうッ!少しは私の言う事も聞き分けなさい!!」
両手に力を込めて天之河を彼の席の方へと押しやりつつ彼を叱責する八重樫にハジメは他人事ながら『朝っぱらからご苦労さまです』と心中彼女に敬礼と、ややこしい相手を遠ざけてくれた事に対して感謝とを贈りたくなった。
「……もう、ごめんなさい南雲君。朝から騒がしくさせたわね。」
渋々と、それでもまだブツクサと不満を漏らしながら自席へと向う天之河の後ろ姿を八重樫は溜息を漏らしつつ見送ると、彼女はハジメへと向き直り謝罪の言葉を口にする頭を下げて真摯に。
「気にしないで八重樫さん、君が悪い訳じゃ無いんだから。」
そんな彼女の姿にハジメは周囲からの視線もあり、居心地の悪さを犇々と感じ止める様に促す。
「ありがとう、そう言ってもらえると助かるわ。光輝も悪気がある訳じゃ無いのよ……」
ハジメが謝罪の言葉を受け取ってくれた事に八重樫はホッと一息、気を持ち直し礼を告げると幼馴染に対する擁護を口にしてしまう。その一言を聞き……
「だろうね、でも悪気が無ければ何を言っても何をやっても許されるって訳でも無いんだけどね。」
ヤレヤレとハジメもまた先の八重樫同様に溜息気分で、そう自分の意を口にして机に右肘を着いて掌を下顎に添える。
「ハァ……耳に痛いわね、返す言葉もありません。」
「ああ、いやゴメン八重樫さん僕もちょっと言い過ぎたよ、だからもうあまり気にしないでホントに。」
再びシュンと縮こまる八重樫の姿にハジメは慌てて両手を軽く振って止めさせる、それは周りの(特に女子からの)殺気を孕んだ視線が向けられているからなのだが。
「むう、さっきから雫ちゃんばっかり南雲くんと話して……」
ハジメの側に居ながらも蚊帳の外に置かれた様な立ち位置になってしまっている白崎が、何故だかハジメと話が出来無いと不平をもらし。
『チッ!南雲ォ……』
その彼女の不平のボヤキを聴きとめた檜山は声には出さずにハジメに対し恨みがましく怨嗟の念を送っているのだった。
しかしそんな檜山の負の感情が今のハジメに届く筈も無く、且つ白崎への自分の彼女に対する思いもまた然り、故に檜山の鬱屈は増すばかりである。それに加えもう一つ檜山にはハジメに対して気に食わないと思っている事があった。
「二人ともそろそろ自分の席に戻った方がいいんじゃないかな。」
始業時間までもう五分あまり、ハジメは白崎と八重樫に自席へ戻る様に促し、二人もその言葉に従い自席へと向い行く。
ハジメはその姿をホッと安堵しながら見送り、もう一眠りしようと再び机に突っ伏そうと上半身を折ろうとしていたその時ガラガラと扉を開く音が響く。
「失礼します。」と、よく通る明るく涼やかな若く美しい女性の声音の挨拶の声と共に教室に一人の女性が、にこやかにそして颯爽と入室してくる。その女性の姿に教室の皆は圧倒でもされたかの様に息を呑み、ただ見つめるのみ。
八重樫よりも更に高い身長百七十六センチの長身に美しく長い金色の髪を左右両側にサイドテールにして纏め、それがふわりと揺れる。
白いブラウスと黒いメイド服に豊満な胸部と健康的な肉体とを包み込み、長いスカートを翻し頭頂部にはホワイトブリムと云うメイドカチューシャと左右に角を模した髪飾りを着け、その豊満な胸の前には白い包にくるまれた四角い箱を抱きかかえ、一切の躊躇いもない足取りでハジメの元へと歩み来る。
その身を机に突っ伏そうとしていたハジメだが、自分の元へと向かい来るそのメイドのコスプレをした様な姿を見留めると身を起こして彼女を迎える。
「おまたせしましたハジメさん、トールの愛情がタップリ詰まったお弁当をお届けに参りましたよ!」
ハジメの席の目の前へと到着するとメイドコスプレ姿の少女はピタリと歩を止めて抱え持つ包を彼に差し出すと、誰をも魅了する様な屈託の無い眩しい笑顔でそう告げた。
「ああ……ありがとうトール。」
その瞬間、これ迄に無い程の嫉視と怨嗟の声と波動とが一気にハジメの身へと降り注がれた。
ハジメ君が原作よりも図太くなっているのは、ちょろゴンずやファフニールさんとの付き合いによる物と思っていただければ幸いです。