無職転生〜ヒモに憑依したけど本気出す   作:菊池!!!

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甲龍歴396年

ある武家に一人の子供が生まれた。

その子供は魔力が一切なく、 両親の髪の色と全く違う黒い髪と黒い目を持って生まれた。

その子を産んだその子供の父親は母親の浮気を疑い、 母親と息子共に家を追い出した

母親はやっと生まれた息子を大事に抱え自分の父親がいる北神流の門を叩きました。

そこから赤子はすくすく育ちあっという間に5歳の誕生日を迎えました。

その時少年は気づいてしまったのです。

 

(ここ無職転生の世界やん......なんで気づかんかったん。)と。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

やぁ! どうも無職転生に転生した精神年齢26歳の成人男性です。

いやーまさか異世界転生してしまうとはね、 それも無職転生の世界に。

いやー本当になんで気づかなかったんだろうね全く。

鈍感はこれだから呆れるよ。

まぁ俺のことなんだけど。

 

最初はなんとなーく聞いたことあるなーと思ってたんだけど。

後から母親と今俺がいる道場の師範が北神流がなんちゃら〜とか水神流〜とか聞いてたら。

いろいろとぴんときたんだよね。

ここ無職転生の世界やんけって。

まぁ甲龍歴で気づけよって思っちゃうんだけど。

 

まぁそんな転生した俺は最初から結構複雑な生き方をしている。

まず俺に魔力が全くないことていうかゼロ、 一ミリもない。

そして両親の髪色と目の色を引き継いでいないこと。

それによって俺の親父超激怒、 母親はなんとか怒っている親父を説得しようと試みたがまぁ親父は口を聞かなくて

普通に母親親父に家を追い出された俺と一緒に。

 

母親はまだ赤子だった俺を抱えて近くにある母親の実家に戻り。

働きながら俺を育てた。

それが俺の今の人生。

 

まぁ今は普通に生活できるから満足してる。

母親にはマジ感謝。

でもまぁ俺のせいで追い出されたから母親は俺に対して冷たい。

まぁそんなこと置いといて。

俺は今いじめに遭ってます。

どこが普通? ってそんなん毎日いじめられてるから俺にとってそれが普通になっちゃったっていう話だよ。

まぁいじめも慣れてしまえば楽なもんよ。

あっなんでいじめられてるかって?

それは簡単俺が魔力もなければ闘気も纏えないからだとおもう。

いやー全くどこぞのヒモ男だよ。

と思うけど仕方ないよね、 魔力がない=呪い子だから。

 

ーーーーーーー

 

僕の名前はルーペ、 北聖の称号を持つ父の自慢の息子だ。

僕は天才だった、 父が見せてきた北神流の型や技を初級だけどすぐ真似することができた。

そんな僕を見た父は僕を天才だとそう言った。

父は僕の中で偉大な存在だった。

若くして北聖の称号をもらった天才北神流の剣士。

北聖をもらってから何年かけても北王にはなれなかったが。

 

それでも僕の中で最強は父さんだった。

そんな父さんが、 あいつに負けた。

ここの師範の娘の息子。

ライルという僕と同じ年齢の子供に負けたのだ。

 

最初父は手加減をしていた。 

それはそうだ相手は5歳の子供だ、 父は35歳。

歳は30も離れていて、 相手は北神流初級でこっちは聖級

5歳の子供が聖級の父に勝てるわけないのだ。

 

と思っていたが負けたのは父だった

父は5歳の子供負けた。

父とライルの戦いは一方的だった。

ライルは父以上のスピードで距離を詰め、 父の足をむかって剣を振った。

父はライルの出すスピードに一瞬驚き、 すぐに手加減をやめ本気を出したが。

ライルのスピードの速さに追いつけず負け、 あっという間に足を倒され転ばされた。

 

僕はそれを見た時まぐれだと思った。

こんな子供に父が負けるはずがないとそう思った。

いや今思えばそう思っていたかったのだろう。

父が5歳の子供に負けた現実を否定したかったのだ。

 

父が負けた次の日から僕はライルのことが苦手なう子供たちを集めてライルをいじめた。

ライルは昔から大人びていて、 魔力もない呪い子だったからすぐにライルが苦手な子達を集めることができた。

それから僕たちはライルをいじめていると、 日に日にいじめはエスカレートしていった。

ゴブリンの群れにライルを置いてったり、 みんなでライルに石を投げたり。

ライルはそんな過酷ないじめにあったのにも関わらず、 ライルは反抗もしてこなかった。

 

今思うと僕たちは調子に乗っていたんだと思う。

どんどいじめているうちに

流石のライルもいじめに耐えきれなくなったのか。

ライルの態度がある日を境に変わった。

ついにいじめに反抗した。

どんないじめをされてもぴくりとも表情を変えなかったライルが。

まるでおかしくなったんじゃないかと思えほどに笑い。

僕らを一人残らず叩きのめした。

あれはもう一方的だった。

 

ライルに殴られ気を失った僕が気を取り戻した時

笑っているライルが、 止め入った大人達を殴り倒していたんだ。

これは夢かと思った。

だけど違った、 ライルは止めに入ってきた大人達を全員再起不能にしたら

僕たちにむかって走り出した。

そして隣いた子をボールを蹴飛ばすみたいに蹴飛ばした。

隣の子はゴキ、 バキという音を出しながら壁にぶつかりぐったりと倒れた。

それを見た僕は思ったこのままだと確実に殺される! って。

 

僕は咄嗟に5歳の誕生日の時父からもらったショートソードに手を掛け。

後ろを向いてるライルに襲いかかった。

やられる前に殺すその勢いでライルに襲いかかった。

だけどそれはライルに簡単に破られる。

ライルは後ろに目がついてるんじゃないかと思うほどに

後ろから襲いかかる僕に気づいたのだ。

だけどそれでも気づくのが遅かったのか

 

僕が振ったショートソードがライルの口元にざっくり切り裂いた。

ライルは切られたことに一瞬驚いたがすぐに冷静になって僕を地面に叩きつけた。

 

叩き疲れた僕は頭から血を流し薄れゆく意識の中ライルとライルの母親が何か喋っていた。

 

「ライル! あなたは何をやっているの!!」

 

「うるせえよ、 俺がいじめられてたのにそれを黙って見ていたあんたがそれを言えるかよ、 あと今はライルじゃねぇ」

 

ーーーーー伏黒だ、 伏黒甚爾だ。

 

そう言いライルはその日に道場を去った。

僕のショートソードを奪って。




うーん人気が出たら続きます。多分出ないけど
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