【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし… 作:下南
シグマ「突然だな。19だ。」
帆楼「私は今年で20だよ。」
アキレス「シグマと同じで今年で19だ。」
シグマ「すまん、今が19だ。今年で20歳だ。」
アキレス「一瞬でも同年代がいるって希望を持てた俺の心を返してくれ。」
ヨミ「私は今年で19歳だよ~」
望「今年で18…」
星「俺と望が最年少か…」
これが後輩2人をハブって喋っていた昼休憩中の先輩軍団である。
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一方その頃
メイソン「ヒャッハー!」
エミリア「可愛い…」
『
『
「さてと、やりますか。」
俺は今『O-01-07-O』の収容室の前にいる。
今日はDAY-3(なはず)だ。つまりは開放度が3であると言う事で、開放度が3の日は危険度の高いアブノーマリティーが収容される。
まぁ高確率でHEかWAWだろう。HEであってほしいが…
案の定作業指示は自由作業だ。
やらかさない様にしないと…
そんなことを考えながら俺は収容室に入った。
「ふむ…」
収容室の中では1人の少女が泣いていた。
望とよく似た純白の長い髪、そして。死人のように白い肌。
まぁここまでは普通だ。
…普通で良いかはさて置き、何よりも目を引くのは頭上に輝く光輪と背中から生えているであろう純白の翼だ。翼と言っても白夜や終末鳥のような翼ではない。
別名、天使の輪と天使の翼だ。
(抑圧はダメだな。安定の洞察で良いか。)
ウォッシャー…ではなく、ちゃんと用具箱から掃除用具を取り出して掃除をする。
ウォッシャーでやったら抑圧って判定されそうだからね。
作業が終わっても少女は泣いたままだった。
因みにだが、作業結果は普通だった。
管理人が爆速で情報を解放したらしく、タブレットで情報を見たら、愛着が一番良くて、抑圧が一番駄目らしい。
俺は愛着作業は苦手だから他の人に任せるか。
メインルームに戻ったら、
「モフ……モフ……」
「ふわふわ…」
望とエミリアが罰鳥をモフっていた。
「チュン」
「うああああああああああ!!」
そして罰鳥が鳴いたらオフィサーがパニックになりましたとさ。
この光景を見るのも3日目なんだよな…
俺はタブレットでエミリアのステータスを見る。…何気にHPやMPの残数や最大値が見れるのはズルい思う。
エミリアのステータス…っと言うよりも、MPは一切減っていなかった。望もだ。
何でオフィサーだけMPが消えるのだろうか…
因みにだが、俺はMPが『O-01-07-O』の作業で少しだけ減っていた。
作業ダメージはWHITEか。
全員のステータスを簡易表示*1で見ていたら、とつぜんアキレスのHPがゴッソリと削れた。見事に半分になった。
「この減り方はPALEだよな…『O-01-07-O』か?いや、それ以外な訳がないな。」
アキレスが作業してたのは『O-01-07-O』だ。此奴は何らかの条件でPALEダメージ50を叩き出す事ができるのだろう。
取り敢えずアキレスを迎えに行く。
俺が廊下に出たのとアキレスがエレベーターから出たタイミングは全く同じだった。
「大丈夫か?」
「全然大丈夫じゃない。俺の中で何かがゴッソリと持っていかれた…」
そう言うアキレスの顔は青白かった。
「取り敢えず休め。」
「分かった…」
少女はまだ泣いていた。
1日の業務が終った後も泣き続けていた。
少女は泣きながら誰にも聞き取れない声で呟き続けていた。
『どうして?………私は……悪くない……返して………私の………と………は………何処に……あるの?』
誤字脱字等がありましたら報告してくれるとありがたいです。
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