【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし…   作:下南

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初投稿です。生暖かい目で見守って下さい。


DAY-0 入社

「ふむ…」

 

今、俺の手には一枚の紙が握られている。

その紙の内容はLobotomy Corporationの採用通知だ。

 

「一旦状況を整理するか」

 

俺の名前は森羅 (しょう)、誕生日は11月8日、いい歯の日だ。年齢は今年で18歳。

学校は市立のまあまあの高校に通い、情報処理部の部長(元)だ。

 

こんな情報は別にいい。

 

俺は学校の部活から家に帰る為に電車に乗っていた。電車を降りて、駅を出たら全く知らない場所だったのだ。

直ぐに振り返ったがそこに駅は無かった。

『Lobotomy Corporation』、それは『Project Moon』作品の一作目、翼と呼ばれる企業の一つL社(Lobotomy Corporation)の管理人となって幻想体(アブノーマリティー)というやべぇ奴らを管理してエネルギーを一定量生産するゲームだ。

いわゆる初見殺しゲーで、まず、初手で死に、慣れてきたら油断して死に、油断しなくても色々と積み重なって死に、いつの間にか死ぬ。

死に覚えゲーである。しかも、そんじょそこらの死に覚えゲーよりもたちが悪い。慣れたら話は全く別であるが…

 

そんな会社の管理人…では無く、職員として就職させられるのだ。

ゲームなら何度でもやり直せるが此処は現実、俺の命は一つだ。死んだら終わりの死に覚えゲーとはこれ如何に。

クソゲーこれに極まり。

 

「退路無し!!ふざけんな!」

 

採用を蹴れば良い、と思う人も居るだろう。

それもそうだが、『Project Moon』の世界は治安が終わっているのだ。それこそ、生きるよりも死ぬ方が簡単なまでに…

まだ、大企業の翼に入社する方が安全である。

まぁどこもブラックらしいが…L社(Lobotomy Corporation)はホワイトの方らしい、と何処かで見た覚えがある。

 

「…ガチッてたし、全アブノマの管理方法暗記しているから大丈夫だな!!」

 

何を隠そう、俺は『Lobotomy Corporation』の廃プレイヤーだ。宣言通り全ての幻想体(アブノーマリティー)の管理方法を暗記している。

それに、カバンには『Lobotomy Corporation』をダウンロードしているノートパソコンが入っている為、もし忘れてしまっても確認し放題だ。

 

唯一心配な点は俺の身体能力ぐらいだろう。

 

「さてと…会社に行きますか。」

 

と言っても目の前にあるが、でかでかとロゴと『Lobotomy Corporation』と書かれているビルが目の前にある。

…地下じゃ無かったっけ?

疑問に思ったが、あまり気にせず俺はビルの中に入っていった。




誤字脱字等がありましたら報告してくれるとありがたいです。

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