【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし…   作:下南

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恋があるからこそ愛がある


DAY-20 唐紅の白昼『恋愛』

「うぅ…恥ずかしい…よぉ…」

「大丈夫だよ、望。似合っているから。」

「でも…ちょっと…って言うか大分胸のあたりがパツパツだね。」

 

いつかやった様な覚えのあるやり取りをしている中、俺はゆっくりと望の方を見る。

 

「グハッ‼」

「星先輩が血を吐いて倒れました‼」

「…ザビエルさん以外の男性全員が床に沈みましたね。」

 

そう。ザビエルさん以外の雄共は皆俺と同様に血反吐を吐いて床に倒れている。

そのぐらい『愛と憎しみの名のもとに』を装備した望の破壊力が凄いのだ。

 

「太もも…きれいな太ももが…」

「⁉⁉」

 

バッ‼っと望は自身の太ももを『失楽園』で隠した。

お願いだから防具も『失楽園』にしてください…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ベチャ…ヌチャ…』

 

 

 

『試練が発生しました。エージェントの皆さんは直ちに鎮圧に向かって下さい。』

 

 

「そう言えばそろそろだったな。」

 

音的に唐紅か。

 

「場所はどこだ?」

「…全部門の廊下。此処の場合は上の廊下。」

「だそうだ。新人達だけで行ってみるか?」

「「え?」」

 

今日入社して来たリブとグレンが疑問符をぶつけてくる。

 

「まぁ、何事も経験が大事だ。っということで行ってこい。危なくなったら助けてやる。」

「「わ、分かりました。」」

 

新人2人は走ってエレベーターに向かって行った。

 

「…パワハラ?」

「違う………と思いたい。」

 

俺と望はゆっくりとエレベーターに向かった。

ん?クイーンとカレン?作業中だよ。

 

~~~

 

…流石に新人にHEクラスはきつかったか?

 

「すいません先輩方。」

「別に良い。俺のミスでもある。」

 

それにしても…何処かで見たことがあるな。

唐紅の白昼の姿は黎明から大きく変わり、はぐれメタルから普通のスライムになった。…のだが、なんかスライムに手の様なパーツがあり、体?の中には脊髄と頭蓋骨が見えているような気がする…

 

取り敢えず新人達を下がらせて、俺は唐紅の白昼の鎮圧を始める。

新人達の戦いを見るに唐紅の白昼は攻撃後の隙が大きい。ので、

 

「よっと。」

 

飛び掛かってくるのを避けてから『黄昏』に力を込める。

すると、『黄昏』の形が変わり、ハンマーの様になる。

 

「どっせい‼」

 

そのまま振り下ろして攻撃して、続けざまに2回切り付ける。

 

すると、あっさりと唐紅の白昼は形を崩して床のシミになった。

 

「…弱かったな。」

「大丈夫?」

「あぁ。大丈夫だ。」

 

望が心配そうに駆け寄ってくるが、そもそもとして攻撃を受けていないので何の問題もない。

 

「黎明とそんなに体力が変わらなかった気がするな。」

「うん…私も見てて思った。」

 

…やっぱどこかで見たことがあるビジュアルだったんだよなぁ。




恋から始まらない愛は恋愛になりうるのだろうか

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