【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし… 作:下南
これから始まる旅に胸を膨らませ、未来を夢見ている
「おはよう。星くん。」
「あぁ、おはよう。望」
朝…朝?目が覚めると俺の目の前で白銀髪の
「なぁ、望…」
「ん?どうしたの?星くん。」
「どうしても聞きたい事があるんだが、言って良いか?」
「良いよ。」
許可を貰えたので、俺は最も疑問に思ったことを口にする。
「何で、俺の部屋に居て、俺の布団の中にいるの?」
「勿論、星くんと一緒に寝るためだけど?」
この娘は一体何を言っているのだろうか…
って言うか俺、ちゃんと部屋の鍵は閉めたぞ…
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「…なぁ星。」
「どうしたアキレス…」
「死体多くね?」
「あぁ…そうだな。」
DAY-18に【
尚、死体はまとめられて安全チームのメインルームの隅に積まれています。安全って何だろうね。
「【
「何か禁止されているんだよな…やっぱり脱走したときに鎮圧しなかった方が良かったな。」
なんせ忙しく、死体の処理が後回しになっている。
腐敗する前に処理したいんだけど…もう腐敗はし始めているか…
『ザッ、ザッ』
『試練が発生しました。エージェントの皆さんは直ちに鎮圧に向かって下さい。』
「音的に、中黄だな。」
俺が試練の場所を確認しようとすると、突然俺の中から何かがゴッソリと消える感覚がした。
「チッ‼50ダメージか‼」
中黄の白昼が俺が今いる廊下にいる事を確認しつつ、自身の体力を見ると、綺麗に50無くなっていた。
白昼の試練にしては中々のダメージ量だ。
「相変わらず見つけにくいな…」
廊下を見回せば壁際に小さな植物の葉が見えた。
それはさながら子葉だ。2枚だから双子葉類なのだろう。どうでもいいけど。
「取り敢えず…」
『黄昏』で斬りつける。
普通の植物なら、これで切断できる筈だが、生憎と相手は試練だ。切断はできない。
「まぁ殴り続けるしかないよな⁉」
再び、俺の中から何かがゴッソリと消える感覚する。
「…これはマズい。」
俺はもう1度『黄昏』叩きつけてから近くのエレベーターに向けて走る。
「あれ?星くん?鎮圧はどうしたの。」
エレベーターに乗り込むとタイミングよく望がいた。
「命の危険を感じたから撤退して来た。」
「そう…大丈夫なの?」
「大丈夫だ。」
「ん…」
望は俺の返事を聞いてから鎮圧に向かった。
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「すぅーーーーはぁーーーーー」
「…」
「すぅーーーーはぁーーーーー」
「…星先輩。一体何をしているんですか?」
休憩室でのんびりとしていたら、カレンにそんな事を聞かれた。
「何って…望の髪の匂いを嗅いでいるんだけど?」
「『何言ってんだこいつ』みたいな顔で言わないでください‼後、望先輩もそんな幸せそうな顔をしないでください!」
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