【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし…   作:下南

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今度からは通常アブノマはアンケートにしよう。
オズとか魔法少女が一カ所に揃いかねん。


DAY-2-1 一羽でチュン

「今日は…『O-02-56』と『T-05-41-A』か…」(また知らないのがいる。)

 

俺は今日支給されたタブレットを眺めていた。

何気に施設全体マップとか言う凄い機能もある。

 

現在は『O-02-56(罰鳥)』をヨミが本能作業、『T-05-41-A』をアキレスが本能作業を行っている。

そろそろ終わる時間の筈だ。

 

「たで~ま~」

「戻ったよ~」

 

アキレスとヨミが戻ってきた。

2つともRED属性の作業ダメージの筈だが、アキレスには一切の外傷が無い。ヨミには2ヶ所ほど傷があるのだが…

 

「どんな感じだった?」

「可愛い鳥だったよ。」

「白い機械だったな。」

「なるほど…」

 

『T-05-41-A』は『T-05-41(オールアラウンドヘルパー)』とほぼ同じと見て良いだろう。

確か洞察が一番ダメだったな。

 

「あ、【『T-05-41-A』に本能作業をして来い】ってきた。」

 

どうやら帆楼に作業指示が来たようだ。かく言う俺にも来たが。

 

「【『O-02-56』に自由に作業をして来い】ね」

 

…ん?自由?

よく見て確認するが、どう見ても『自由』と指示されていた。

 

「行ってきま~す!」

「行ってくる。」

 

帆楼と俺はそれぞれの作業に向かう。

 

このやり取りが出来るのもきっと最初だけだ。最後の方はこのやり取りをする暇何て無いか全員いないかのどちらかだ。

そんな事を考えていたら罰鳥の収容室の前についていた。

俺は迷うことなく扉を開けて収容室に入る。

 

「ふむ…可愛いな。」

 

罰鳥を見た俺の一番最初の感想はそれだ。

なんせシマエナガとほぼ一緒なのだ。流石にサイズは違うが…

 

脱走しなかったら最も可愛いんだけどね!!

 

(今度から愛着作業にしよ。)

 

俺は壁の扉(用具箱)を開けて、掃除用具を取り出し、部屋の掃除を始めた。

罰鳥が留まっている木もしっかりと掃除した。かなり体重をかけて押しみたが、ビクともしなかった。頑丈なのか俺が非力なのか…

 

作業が終わった為、収容室を出る。

PE-Boxは10個だった。

 

それにしても作業ダメージが謎だ。気が付いたら付いているのである。痛みなんてものは収容室を出るまで無かった。

 

俺がメインルームに戻ろうとメインルームに続く扉を開けようとすると、

 

『O-02-56』が脱走した。職員は直ぐに鎮圧してくれ。

 

多分きっと管理人の声でアナウンスが鳴った。

すぐさま後ろを振り返れば罰鳥が脱走しているのが見えた。

まぁ害はそこまでない為、俺は無視して扉を開けようとすると、それよりも先に扉が開いた。

 

「うお!?」

「ぐは!!」

 

そのまま突っ込んできたアキレスに激突した…『された』が正しい。

 

「大丈夫…?」

「問題ない。」

「んなことより、直ぐに鎮圧に向かうぞ!」

「やめとけ。」

 

懺悔を持って罰鳥に向かおうとするアキレスと望を止める。

 

「お前…帆楼一人にやらせる気か?」

「!?」

 

アキレスのその言葉に驚き、直ぐに振り返る。

そこにはグローブを構えた帆楼がいた。

 

「やめろ!!帆楼!!」

 

俺の警告はほんの少し遅かった。

 

「え?」

 

俺の声に疑問符を浮かべた帆楼の放った拳は止まる事無く罰鳥にヒットした。

 

突如、罰鳥の体が赤く染まる。

 

そのまま大きく裂けた(お腹)を広げて…

 

グシャ

 

帆楼を丸呑みにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『管理人、アブノーマリティーに安全なんてありません。常に危険性が伴います。』

 

^0^「やり直そ。」

 

『帆楼は死亡しましたけど、管理人は職務を全うしてください!』

 

「知らないねぇ。俺はやり直す!!」

 

管理人はマルクトの言葉を一切気にせずやり直しボタンを押した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は…『O-02-56』と『T-05-41-A』か…」(また知らないのがいる。)

 

俺は今日支給されたタブレットを眺めていた。(以下省略

 

~~~

 

作業が終わった為、収容室を出る。

PE-Boxは10個だった。

 

すると、

 

「お疲れ…」

「あっ、お疲れ。」

 

望がスタンバっていた。

罰鳥は罰鳥以外のアブノマの作業を開始すると中確率でクリフォトカウンターが減少するからな。

最初に管理情報を解放したのか、もしくは2回目か…

まぁ全員生きているなら何でもいい。

 

俺はメインルームに戻った。

 

~~~

 

「モフモフ…可愛い…」

 

それが望が収容室に入って最初に発した言葉だ。

管理人からの作業指示に『どれをやって来い』と言うのが無かった為、自分の意志で愛着作業を始める。

取り敢えず『O-02-56』を体を優しく掴み、木から離そうとする。

 

「(ガシッ)」(上に引っ張る)

「…」(微動だにしない『O-02-56』)

「…」

「(コテ?)」(首をかしげる『O-02-56』)

「…」(顎をわしゃわしゃし出す)

「…」(力が抜ける『O-02-56』)

「そい!!」(木から離す)

「!?」

「すりすり~」(『O-02-56』を頬ですりすりし出す)

「-.-」(同じく頬ですりすりし出す)

 

~~~

 

「何で肩に『O-02-56』が乗ってんの?」

「懐かれた…」

「そうか…」

 

作業が終わった後、望の肩に罰鳥が乗っていた。

触ろうとしたら嘴で3連撃を食らったんだが。




絶対に初見で罰鳥のアレに気付ける人は居ないと思う。

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