【Lobotomy Corporation】に入社させられたまではいい、収容室多くない?知らないアブノーマリティーもいるし…   作:下南

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大学受験まであと11日…でも創作意欲が湧き出てくる。






DAY-23-1 『それは源であり、贄である』

DAY23中央第2が解放された。

それに伴いメンバーが入れ替わるわけだが…

 

「変わんねぇなぁ…」

「うん…」

 

メンバーは俺と望に加えて、ジャック、カナ、ミナだ。つまり、中央第1とメンバーが一切変わらないってことだ。

中央第1にはアキレス、『眠い』、恵、そして新人が3人配属された。

 

「んじゃ今日もいつも通り働きますか。」

「だね。」

 

 ~~~

 

今日追加されたアブノーマリティは【T-04-06(幸せなテディ)】、【F-01-37(雪の女王)】、【O-04-17-O】、【O-01-19-O】だ。

因みにだが、俺は既に【F-01-37(雪の女王)】から1度口付けをさている為、俺の胸には氷の欠片が付いている。

F-01-37(雪の女王)】に1度目の口付けをされると寒さを感じなくなるらしいので…

 

「雪姫~遊びに来たよ~」

 

O-01-42-O(冬土の雪姫)】の作業に嬉々として向かったのだ。

 

『星お兄ちゃん、待ってたよ~』

 

↑これを見たらわかると思うが、俺は【O-01-42-O(冬土の雪姫)】に『名前+お兄ちゃん』呼びをさせることに成功したのだ。

この事を報告されたら全職員に物凄い目で見られたよ。望にも「…ロリコン?」って言われたし…

俺は幼い子が好きと言う訳ではない、小さい子が好きなんだ‼

第一【O-01-42-O(冬土の雪姫)】は俺よりも遥かに年上で4桁歳だぞ‼

 

そんな事を考えつつ【O-01-42-O(冬土の雪姫)と戯れ(に愛着作業をす)る。

 

 ~~~

 

『星お兄ちゃん、少ししゃがんで。』

「ん?分かった。」

 

O-01-42-O(冬土の雪姫)】に言われた通り片膝を付いてしゃがむ、一方【O-01-42-O(冬土の雪姫)】は収容室に有る岩に上り…

 

『これ、あげる。』

 

そう言いながら【O-01-42-O(冬土の雪姫)】は俺の左髪に触れる。

すると、俺の髪には雪の結晶の形をした髪飾りが付いた。

 

「ありがとな。」

 

俺は立ち上がり【O-01-42-O(冬土の雪姫)】の髪をポンポンとしてから収容室を出る。

 

ピロンッ

 

すると、すぐさま作業指示が来た。

 

【『O-04-17-O』に自由作業】

 

「休憩が欲しい所だが…文句を言っても仕方ないな…」

 

04か…碌なのがキノコとタケノコしか思い浮かばん。

 

 ~~~

 

道中案山子を張っ倒して教育チームからそれなりに遠い中央第2に来た。

 

「ここだな。」

 

俺は【O-04-17-O】の収容室の扉の前に立ち、扉を開けて作業に入る。

 

「これは…水晶だな。」

 

収容室内にあるのは無色透明の大きな2つの水晶だ。

1つは中央に大きく存在し、もう1つは中央の水晶の1部に張り付き、まるで花弁の様になっている。

 

「…これに本能作業はどうやるんだ?」

 

O-04-32-O(深き山の幸)】や【O-04-33-O(古き里の幸)】は水を吹きかければ本能作業だが、これは無機物なのでその手は使えない。

 

「取り合えず拭くか。」

 

俺は用具箱から雑巾を取り出して【O-04-17-O】の本体を拭いていく。

恐らくは愛着作業…段々と本能作業な気がしてきた…

 

 ~~~

 

「よし‼こんなもんで良いだろ。」

 

俺は雑巾を用具箱に戻して作業を終える。

そして【O-04-17-O】を見ると…

 

「あれ?」

 

花弁の様になっていた水晶が無くなっていた。

作業を終える前までは確実に有ったのにだ。

 

ふと俺の胸ポケットを見てみると、水晶でできたバラの花が収まっていた。

 

「何か嫌な予感がするな~」

 

俺はそう呟きながら収容室を出る。

そしてメインルームに戻っていると…

 

「君、作業か?」

 

見慣れない職員が居たので話しかける。

 

「はい‼【O-04-17-O】にです‼」

「そうか。呼び止めて悪かったな。」

「いえいえ、そんな事ありません。それでは失礼させていただきます。」

 

そう言いその職員は【O-04-17-O】の作業に向かって行った。

 

 

 

その職員の名前はカイナと言うらしい…

 

『中央本部所属の職員カイナが死んだわ。あ~あ、ホント残念ね?』




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