追加で2人、オリキャラ参戦してるので、ぜひ見てくれ。
快い高評価と感想、待ってるぞ。
……AC風にしてみたけどどうだろ?
side メテオラ
ベセスダの酒場にとある依頼が舞い込んだ。血盟騎士団からの依頼……という言い方はおかしいか。
「数日間掛けての、ダンジョンや街の位置の完全な把握……俺達のギルドは30から45層を任されている。」
いつかはしないといけなかったことなので、多くの大型ギルドと言うギルドがこの事業を行う準備をしている。
かく言う俺も、今その準備を進めている。第一層、ギルド本拠地で参加するパーティーを募っているのだ。
「フィールドを多く歩き、偶にはダンジョンに入ってモンスターを狩り尽くすことから、経験値を多く取れることが期待できるが……一緒に来てくれるプレイヤーはいないか?」
うちの中でも、かなり攻略に前向きなやつがやってくれると思うが……
本来なら50レベ程度の複数人パーティーを想定しているのだろうか。
といっても、
「レベルが低くても大丈夫だぞ。危険な目には遭わせないから、どんどん参加してほしい。」
さて、誰が来てくれるのだろうか?
「……俺が、行ってもいいでしょうか?」
話を聞いていた一人がその声とともに、手を挙げる。
名前は確か……
「パワー
彼は、攻略組の一人。よく俺も見かける、レベル67とクラン内で見ても高レベルを誇っているプレイヤーだ。
前線でよく見る彼は自分よりも二回りほど身長が高いプレイヤーであり、柄の長いハンマーを使った一撃必殺を得意とする強プレイヤー。と多くの人が認める存在。
「おう……今回はよろしくお願いします、メテオラさん。」
「こちらこそよろしく、パワー5。」
ゴツゴツとした彼の手と握手を交わし、互いに目を合わせる。
「あ!私も参加するよ!」
「……同じく。」
和服揃いの二人も、手を挙げて参加の意を示す。
「ナフィラとカンザも追加だな。」
「俺も……なんか面白そうだし。」
「ん、ガラハドも参戦、と。頑張ってくれよ。」
着々と増えてきてるな……思ったよりも参加してくれそうだ。
「もちろんだ!最近シールドバッシュ出来るようになったから見せてやる!」
「それはそれは……楽しみにしとこう。」
「……き、期待しすぎないでくれよ?」
やはりガラハドは押しに弱いな、うん。
「お……待たせぇ……メンバーと話してたら、遅くなっちゃった……」
いま来たんか、ユウキは。
「……誰も待ってない。」
「ちょっとぉ!?」
「というのは冗談で、参加してくれるのか?」
「むぅ〜……参加はするけど……」
そんな膨れっ面しても何も出ないぞ?
これで6人。後は…………いなさそうか?
「ここでは話しにくい人も、後で声をかけてくれたら参加することができるから……ぜひ頼む。
今日はこれで以上だ。悪かったな……時間を取らせてもらって。」
「解散する。」と言葉を続けると、参加するメンバー以外がぞろぞろとその場を後に……
いや、一人残った?
「私も……いいかな?」
「君は……っ!?」
目があった瞬間に一瞬脳裏に浮かんだ、昔に見たことある顔。
「ん……?私の顔になにかついてる?」
……いや、いるはずないか。
「いや、何も。ゼッ……ゼータ。よろしくな。」
「うん、よろしく。」
―――――
――――
―――
――
―
「これは間に合ったのか、はたまた間に合ってないのか……」
困惑するパワー5。周りのパーティーメンバーも困った顔をしている。
それも無理はない、探索途中にモンスターに襲われていた女性プレイヤーを助けた。
確かに彼女の危機は去ったはずなのだ。
だが……
「あたしを一人にしないでよ……、ピナ!」
その娘は泣いている……青白く輝く、羽を胸に当てて。
「その羽……そういう事か。」
ビーストテイマーという職業を選択したときに使える、使い魔がデスしたときに落とすアイテムだ。
「キリトはちょっと先に、駆けつけたみたいだな。」
ちょうど居合わせたキリトに状況の確認を取る。
「ああ……眼の前でシリカという娘の使い魔がやられた。」
なるほどな。AIの使い魔とはいえ……
大切なやつの死は飲み切るのに時間がかかる。いや、飲み切れずに挫折するやつもいる。
その上、かなり年齢が幼いと来た……
後者になる可能性がかなり高い。どうしたらいいものか。
まずは、なぜこうなったかを聞き出さないことには始まらない。
「なんで……このフロアにいたんだ?ゆっくりでいいから、話してみな。」
「私が……一人でもこの森を越えれるなんて考えちゃったから……ピナが……」
「なるほどな……ありがとう、教えてくれて。」
「……はい。」
聞き出せることは多くはないか……まずは落ち着かせるのが賢明か。
こういった時にメンタルケアをするのは、同性の方が効果が高い事が多いという。
しかもこの反応は、男性不信になってるから尚更そっちの方がいい。
……すまないが、彼女たちに任せるか。
「押し付けて悪いが……シリカのこと、一旦お願いできるか?」
「任せて。」
「……任された。」
未だ精神が不安定なシリカを4人に預け、残った男4人でなにかできないかと話す。
「あぁ……てぇてぇ……」
だが、それは一人を除く……どこ見てんだ?
「ちゃんとこっちに参加しろ、ガラハド。」
「アデッ!?……メテオラも見ろよ、あれを見ることでしか得られん養分があるんだぞ!」
あの女性陣がシリカを慰めてる光景が?
「……俺にはわからん。」
「そっちは置いといて、どうするんだメテオラ……この問題解決する方法思いつくか?」
一つはすぐに思いつく。もう一つは……あのアイテムか。
「方法は2つある……新しい使い魔を手懐ける。この時、あのドロップ品を装備させたら初期から強い状態の使い魔が手に入る。」
「けどそれだったら……」
「わかってる。今の彼女にはできそうにないからそれはなし。」
絶対、今の彼女にはおすすめできない。
「もう一つは?」
「プネウマの花か?……47層のダンジョンにあるあれ。」
……よく知ってるな。
「御名答、パワー5……そいつには、使い魔の復活機能があってな。」
「あれ、そんな機能あったのか!?」
「傍から見たらただの花だからな……ビーストテイマー界だったら結構有名だぞ?」
多分シリカもそのことは知ってる筈だ。多分どっちか聞いてもプネウマの花を選ぶだろう。
「メテオラ……何とか、この娘も落ち着いたよ。」
カンザから声がかかり、そちらを向くと……
カンザに、膝枕をされてすやすや眠っているシリカが。とそれを囲む女性3人。
あらかわいい……といながら鼻血出して倒れるガラハドはほっといて、
「シリカは、どうしたいって?」
「この娘の使い魔を……生き返らせたいんだって。」
つまるところ……
「プネウマの花、取りに行きたいんだろ?」
「……よくわかったね、まだ言い出してもなかったよ?」
その言葉と共に人外を見る目で見ないでくれ。
「だいたいわかる……その花が効く有効期限は3日。だから急いだほうがいいな。」
「……じゃあ、今から行く?」
「いや、今から行ったら夜になる……まだレベリングするならもってこいだが。」
「……今回は、もういいかな。」
カンザのレベルは82……最前線の安全マージンよりいくつか高いレベルをキープしている。
だからって、レベルの高いはぐれモンスターに出会ったらまずいレベルなんだが。
「じゃあ、今日はどうするのよメテオラ?」
「ナフィラ……そうだな。まだ日は高いが、適当に近くの宿を取ろうか。」
できればそこで明日の計画も組みたいし。
かなり幼いであろうプレイヤーが、一人でいる事自体裏がありそうなのだ。
「そっか……私は反対はしないよ。シリカちゃんも疲れてるだろうし。」
「それじゃあ、早速移動するか。シリカを起こしてやってくれ。」
「ほら、シリカちゃん起きて!移動するよ!」
「……ぁ……ゼータ、お姉ちゃん?ピナは?」
「ピナは、また明日に会えるよ。今日だけ、お姉ちゃん達と一緒に寝ようか。」
「……うん!」
本人の了承も取れた……って、なんでキリトとパワー5は鼻抑えてるんだ?
「メテオラさん……耐性強すぎないか?」
「耐性?なんのことだ……?」
「パワー5……多分、そもそも知らないと思う。」
知らないって……何のことだ?
「……まるで意味がわからんぞ。」
「まだメテオラが
変な副音声付いてないか……?
―――――
――――
―――
――
―
side カンザ
「……そう、そんな事があったんだね。」
「はい……そこから男の人と、あまり関わりたくないようになって……」
宿に向かう道中、シリカちゃんがなんであの場所にいたかを聞いていた。
やっぱりどこでもクズみたいな人はいるんだなって……
この時、私達は本来モンスターなどの警戒をしないといけないはずなんだけど……
それはしてない。いや、することすらできない。
「相変わらず、彼はいつものことをしてるね……」
メテオラは……いつも通りフィールドを走り回って、手当たり次第にモンスターを狩り続けいている。
いつもの光景と違うのは、走り回ってるのが
……あ、レベル上がった。
「あの白い塊を持ってる人が、皆さんのリーダーなんですか?」
「……そう。本人は違うって言ってるけど、皆が彼に助けられてる。私は、この世界が始まった時にメテオラにレクチャーとレベリングを手伝ってもらった。」
彼がいなかったら、今頃どうなっていたか……
「私は彼の作ったギルドにお世話になってるよ!」
ゼータは最近入ってきたプレイヤーで……よくギルド内でダンジョンの攻略メンバーを募っている。
「ボクは、個人的に命の恩人だよ……まだ予定だけど。」
予定……?ユウキはなにか引っかかる言葉を言ったけど、私と近いのかな。
「私は色々あってこっち、迷い込んじゃったんだけど……この世界になれるまでサポートしてくれたよ。」
ナフィラも事件があってこっちに来たと聞いてる。
これだけではない。おそらく多くの人が、間接的ながらも彼に助けられた事があるだろう。
「……世界にはすごく優しい男の人も、いるんだね。」
「うん……彼はこの世界で一番、必要な人。」
彼は、人を引く力がある。自覚してるかはしらないけど。
人は自然と彼についていく。
そんなメテオラの現実では、どんなことしてるんだろう……?
現実……そういえば……
お姉ちゃん、今頃何してるんだろう?
楯無「かんちゃん……早く起きてよ……」
もうそろそろ、SAO編の折り返し地点は過ぎたかな?
最近、小説の頭に乗せている誰かの1幕は……
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アリ
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ナシ