SAO 白き隕石の軌跡   作:どこぞの機械好き

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イメージソング:Is Humanity to die?

とにかく絶望的な曲を脳内再生して、読んでみてください。

……戦闘描写疲れました。


第23話 忘れる事勿れ

「精神安定剤を打ち込め! 他の人は篠ノ之博士のサポートを!」

 

「血圧上昇! このままだと傷口が……!」

 

「SAOでは何が起こってるの……りゅーくん!」

 

 ────―

 ────

 ──―

 ──

 ―

 

 side キャルゼイム

 

「はぁ……ほんっとうに、面倒なことになった……」

 

 ……随分と遠くに吹き飛ばされた。さっきまでいたはずの洞窟があんなに遠くにみえる。

 どうやって死霊たちを引き剥がそうかと考えていた矢先にこれだ。思ったよりずっと、彼に残されている時間が少なかったか……

 

「……キャルゼイムくんも、近いところに飛ばされてきたようだね」

 

 似たような場所に飛ばされてきたのか、近くには座って体力を回復しているヒースクリフがいた。

 

「これも、お前の考えていたことか……ゲームマスター? 場合によったら、お前を……」

 

 今この場で殺す。どうせ無敵とか使っているのだろうが、それも通用させないほどに……

 

「まさか……こんな、場違いなモンスターを実装するとでも?」

 

「……ならあれはなんだ? カーディナルが認識していないのか?」

 

 なんでプログラミングじゃないことが起きているのに、セキュリティは対応してないんだ? 

 

「彼に肩入れする君の方が、彼に詳しいんじゃないのかい? ……私は、せいぜい彼と少し話しただけだよ」

 

「……俺も、別のやつから聞いたくらいだ。あのバケモンについて知ってる事はない」

 

 あんなちょうどいま洞窟から出てきてる、黒い何かの名前なんて知らないさ。

 せいぜい知っているなら、どっかのゲームのラスボスみたいな見た目してるっていうくらいだ。

 

「何か策があるのかい?」

 

「……あるにはある。『フェニックス・デスニバル』……この技の副次的な効果に、当てた者の内部にある縁を切るというものがある」

 

 これがもし……もしだが、彼に通用するなら……姿はともかく、正気に戻せるかもしれない。

 

「そんなソードスキルを実装した覚えは無いのだが……今はそれどころではないな、それが本当に彼に通用するのか?」

 

「効果が無い訳ではないが……けど、あんなに暴れてたら当てれる自信がない。そしてかなり、懸念がある……」

 

 もしこの攻撃が命中したとして、彼の体力は持つのだろうか? 

 この技の効果が、果たして一度だけで全てを切れるのだろうか? 

 

 もし一つでも当てはまることがあれば、彼どころか全員の命が危険に晒される。

 

「……今悩んだ所でプレイヤーがキルされるだけだ。私も、こんな形で分かれるのは御免だ。彼とはまだまだ話し足りないのでね……それに賭けてみるとしよう」

 

 ……言ってくれるじゃないか? 

 ちらりと見るとヒースクリフは既に、戦いの準備を進めていた。

 

「見た感じ、あいつには装甲もあるから当てるのは難しいんだが……」

 

「わかっているとも、攻撃は私が受ける。君はその時に……」

 

「当たり前だ。製作者なら、それくらいのことをやってみろ」

 

 把握できてない彼を例外を除いて、このゲームに一番詳しいのはあんたのはずなんだからな。

 

「半分以下のダメージ無効は切っとけよ?」

 

「……わかっているさ」

 

 ────―

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 ──―

 ──

 ―

 

 

 side キリト

 

「げほっ…………うぅ……」

 

 視界にさっきまでの天井は存在せず、どんよりとした空が写っていた。

 あの爆発で洞窟の外に吹き飛ばされて、少し意識が飛ばされてたか……

 

 首を回すと、他にも同じく飛ばされてきたのか色んな所に転がっている。

 ポリゴン化してないから、デスはしていないのだろう。

 

 その中にメテオラの姿は……ない。

 

 イーライは、誰か女性に手当をしてもらっている。

 あの女性もまた見たことないけど、イーライ自身は驚いているようだ。

 

「ザ・──!? あ―たはな──ここ―……」

 

「そ──りも、状―を―明―て。ス──クの今──況は?」

 

 遠くて何を言っているのかは聞き取れないけど……

 

 それよりも体力が……2割ほどまで削れていて、今尚少しずつ減少している。その原因となっているのは、時限付きの状態異常、『コジマ汚染』……スリップダメージか? 

 

 ハイポーションを一気に呷る……甘酸っぱい味が口に広がり、右下のゲージが2割位だったのが6割近くまで増える。

 でもこの状態異常は治らないと。

 

「にしても、最初の頃でメテオラにしごかれたのが、ここで生きるとは……」

 

 あの瞬間一番近くにいておそらく、一番ダメージが大きかったと思うけど……こうやって生きているのもメテオラのおかげ。なんか変な感じだ。

 

 加えて浄化ポーションを飲むと……異常状態の残り時間が5割ほどまで減った。

 浄化ポーションでも完全回復は無理なのか……

 

「随分、厄介な異常状態だことで……」

 

 ハイポーションと浄化ポーションをもう一つずつ飲みながら、独りつぶやく。

 これで体力は全快。しかし残り時間が4分の1になった状態異常でまた体力がすり減っていく。

 

「キリトくん、大丈夫?」

 

 そんな体力を気にしていると……俺よりも早く気がついていたであろうアスナがこちらに駆け寄り、安否を確認してきた。

 

「アスナ……一応、生きてはいる。そっちは……」

 

「さっきので半分は減って、回復した……でも、今もちょっとずつダメージを受けてる……どうしたら……」

 

「浄化ポーションで時間を半分にできる。この異常状態は初めて見るけど……」

 

 あの爆発のデバフは他の人にも命中したようで……かなり離れていたはずのアスナもスリップダメージを受けている。

 減る量はほんとにちょっとずつ……それで油断して、ずっと回復しなかったらこの異常状態に殺されかねない。

 

 それを伝えるべく、あたりをもう一度見回すと……突入前に比べて、7割ほどになっていることが気になった。

 

「あれ、他のみんなは……?」

 

「みんな瀕死になってるけど、みんなで手を合わせして回復してる。あとのプレイヤーは洞窟から今……ほら、ちょうど出てきて…………」

 

「退避っ! 退避ぃーっ!」

 

「うわぁあっ!?」

 

 アスナの言葉通り、多くのプレイヤーが急いで洞窟から抜け出していっている。

 そして……それぞれ薙刀と赤いハサミの片割れのような武器を持ったプレイヤーが飛び出たの最後に、ピタリとその洞窟からプレイヤーは出てこなくなった。

 

 殿をしていたであろうプレイヤー二人、ゼータとカンザだった。

 

「いつつ……ほんとに容赦ないね、メテオラは……」

 

「足止めは、これが限界……体力が……」

 

 ギリギリまで戦っていたのか……ところどころ服が汚れていて、ダメージエフェクトがいたるところについている。見ての通り、体力も底をつきかけていた。

 

「回復結晶を使おう、アスナも!」

 

「うん……『ヒール』!」

 

 それぞれ一つずつ回復結晶を二人に使う。値段は張るが、この状況なら仕方がないか……

 二人の体力が全快した後、体力の低下は……ない? 

 どうやら回復結晶では、『コジマ汚染』も完全に取り消せるようだ。

 

「……ありがと、アスナとキリト」

 

「いやー、助かったよ!」

 

「二人が最後か? ラフコフの構成員は……」

 

 これまで出てきた人で、討伐隊の殆どの顔ぶれが揃った。けどもし洞窟に残っていたら、もう……

 

「……討伐組は私達で最後。オレンジプレイヤーも……できる限り避難はさせた。けど……、何人かは勝手にメテオラに立ち向かっていって……」

 

 その直後、洞窟の岩肌が赤くなったかと思うと……洞窟の入り口から緑色の粒子が吹き出した瞬間爆発し、その火柱の中から()()がゆっくりと出てきた。

 

『……」

 

 さっき完全に機械の身体に覆われる場面を見たそれは、言葉を発さずに金属の擦れる音を立てながらこちらに向かってくる。そして……緑色の光が当たりに漂い、そのさらに周りには完全に白とは真反対の色の靄がそれの体を覆っていた。

 

「は……本当に別人みたいになっちゃったな、メテオラ?」

 

『……言葉は、モう意味をナサなイ。破滅……俺にはソれダケガ必要だ」

 

 厨二病臭いことを言う……その見た目と、今の状況が全部かき消しているんだけど。

 

「メテオラ、本当にモンスターになっちゃったの……?」

 

『……」

 

 ユウキの問いに答えることもなく、彼は言葉を発することなくこちらに迫ることをやめない。

 ……本当に話す気がなくなったのか。

 

「数多くの彼の手にかかった者の意思……それに彼が飲み込まれたんだ」

 

 ……だが、彼女の問に答える人がいた。

 それはメテオラではない。

 

「シャア……それってどういうわけだ?」

 

 死んだ人が、メテオラを乗っ取るって……そんなオカルトチックなことが……

 

「彼は少し特殊な体質……本来、死んだ者の魂を受け止めるのは非常に危険なことなんだ、その魂を全てを彼一人で受け止めている……」

 

「まさにメメント・モリ(死を忘れる事勿れ)。その言葉通りを実践した末路が、ああなっちゃうのね……あ、うまく纏まれた感じ?」

 

 シャアの話を要約したゼータにシャアは小さく頷いた。

 なんでシャアが知っているかはともかく、その状態は……

 

「シャアさん、元の彼に戻ることは……」

 

「少なくとも私の知る限りで、治った事例はない。ここにいるプレイヤーが、一人でも生き残るには……もう、キルをするしかないんだ」

 

「そん、な……他に方法はないの!?」

 

「それを見つける頃には……恐らく誰もここに残っていない。私も、こんなことはしたくない……! 

 

 だが、それが……最善なんだ。彼を、楽にしてやってくれ」

 

「っ……約──、守──よ……

 

 ユウキがシャアに詰め寄るが、それでも他に手はないと言い切る。

 そして何か小さな声でボソボソと呟いた彼女……何かを、決めていたのか? 

 

「ほら、早くしないとメテオラをやっちゃうことになってるけど、ほんとにいいのー?」

 

「……』

 

「あーもー! 話くらいまともに聞いたらどうだよ! メテオラ!」

 

 横では、ゼータがもう一度近づいてきているメテオラに話し掛けいるが、本当に聞く耳を持っていない。

 かえって、段々と迫ってくる速度が早くなっていき遂には走り出した。何にも言わなかったら歩いてたまんまじゃなかったのか……? 追加で殺意も増しているように思える。

 

「……ごめん!」

 

 ゼータの方を見ると、テヘッとした顔で軽く謝った。いつもなら、半目でジトーっと見ているところだが……こんな悠長に話している暇はもうない。

 

「みんな……これ以上話している暇はなさそうだよ……!」

 

 ユウキの声で、場の空気が自然と引き締まっていく。

 

 ……本当に、メテオラを殺らないといけないのか。

 そうじゃなければ、キルされるのは俺達の方なんだから……! 

 

「くるぞっ!」

 

 いきなり背中から炎を吹き出してクロー状に開いたナックルを構えたことで、こちらに来るサインだとわかる。

 そして瞬きをした直後には、カンザの目前に迫っており……

 

「私にっ!」

 

 彼女が薙刀で受け止めようとするが、受けきれないことを悟ったのか……薙刀を手放して囮にした。

 クローで掴まれた薙刀は一瞬で潰される。

 

『……」

 

 続けて左のエネルギーブレードが起動し、彼女を焼き切らんとその刃を振り下ろす。

 

「っぶな……!?」

 

 髪の毛は何本か巻き込まれたが、その場でしゃがんでエネルギーブレードを間一髪で避けるカンザ。

 避けたそれは地面に大きな切れ込みを入れた……原理はスター○ォーズの光る剣に似てるか? 

 そうだとしたらああやって右手のナックルは、凌ぐことが出来るけど……左手のあの緑に光るエネルギーブレードは防御できそうにない……! 

 

「まともに受けようとしないでカンザ! 回避に専念を!」

 

「いきなり積極的になったね……!」

 

『……」

 

 カンザの問に答えることなく、もう一度ソレはエネルギーブレードを振りかぶる……が、動きが止まった。

 止めたのは……

 

「ぐぉぉおおっ……重いっ!!」

 

「ヒースクリフさん!」

 

 カンザの前に立ったのはヒースクリフさん……エネルギーブレードの根本、それの左手自体を盾で抑えれているのか……! 

 

「ありがとうございます、団長さん……!」

 

「私達も助太刀する! キャルゼイムくんに攻撃させる隙を与えてくれ!」

 

 左手を弾いてカンザの手を引っ張ってやってきたヒースクリフが、キャルゼイムの為に隙を作れと指示を飛ばしてきた。

 

「団長!? キャルゼイムさんに何か策があるのですか!?」

 

「彼はメテオラくんを沈静化出来ることができるらしい……アスナくん達! 彼に攻撃できる瞬間を与えてくれ!」

 

「っ……了解!」

 

 ヒースクリフ団長と、キャルゼイムさんに策が……

 

「頼んだぞ! キリト御一行!」

 

 ……まだ、助かるかもしれないっていうんなら! 

 俺も伝えたいことがある。

 俺はメテオラに、怒りたいからな……考え事多すぎだって! 

 

 ────

 

「……』

 

「空飛び回れるって、ほんとにずるいな!」

 

 全員が一転して、メテオラに次々と攻撃しようと近づいていくが空を飛んで時折、身体の各部から炎を一瞬吹き出して瞬間的な加速をする。そのせいで一向に近づけない。そして、

 

「またこの緑の爆発かよ!」

 

 近づいたら近づいたで、また爆発するから簡単には近づけないし! 

 かといって、爆発したあとにあいつは固まるから攻撃しようとしても……

 

「硬いっ……!」

 

 金属がかなりの速度でぶつかった音と一緒に手に伝わる衝撃、しかも相手はほぼ無傷。

 この黒いの全部装甲だし……!? やっと近づいて攻撃できてもこれじゃあ……

 

「……』

 

 また距離を取られて振り出しに戻るだけだ。

 メテオラを止める言っても、今の状態だとジリ貧。

 なにか、これを打開できるものは……! 

 

「歯ぁ食いしばれ、メテオラァ!」

 

 ゼータが飛び出した……これは速い! あいつに追いつけるか!? 

 だがソレはゼータに対応するように、ソレはエネルギーブレードを振って……

 

()()()()()()。あれ飛ばせるのかよ!? 

 

「だろうと思ったよ! 飛び回る癖に、投げ武器持ってないのは不自然だよ!」

 

 ゼータはそれを読んでたみたいだけど、けどあれは質量をほぼ持たない攻撃のはずだ。

 どうやって避けるんだ……? 

 

 彼女は赤い武器を地面に投げて突き刺し、両手を顔に当てて……

 

「鮮血無拍子!!」

 

『……!?」

 

 原理は分からなかったけど、あれを弾き返した……!? 

 

「おおぉぉらああああ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」

 

「……ッ!』

 

 弾き返した斬撃は、ソレに返っていって『バキィッ』という音を立てた。

 確かに斬撃が貫通しているし……体力が減っている! 

 その証拠に膝からオイルのようなものが吹き出し、その場で膝をついたソレは弾いた張本人を睨むように見た。

 

「ふぎゃっ!?」

 

 その張本人であるゼータは弾き返した勢い余って、草の山に突っ込む。

 俺達も……出し惜しみは、なしか。

 

「……ユウキ」

 

「何、キリト……?」

 

()()()の上位スキルって、あいつに知られてないよな」

 

「……わかった。でも、削りきっちゃ駄目だよ?」

 

 ユウキも、俺が何をしたいかわかったようだ。

 俺が駆け出すとすぐさまユウキも横に並んで走り出す。

 まだ動く事ができないようで、左手から斬撃が絶え間なしに飛んでくる。

 

 身体を掠めたりするが、これで止まるわけには行かない……! 

 

「今だよキリトとユウキッ、泣きを入れたらもう一発だっ!!」

 

「……メテオラを、止めて!」

 

「いけぇーっ!」

 

 草の山からいくつか草が髪に刺さった顔を出したゼータやカンザ、他にも多くのプレイヤーから声が飛んでくる。

 

 斬撃の数々をくぐり抜けて、十分に近づけた……これで! 

 

「「スターバースト・ストリームッ!!」」

 

 4つの剣が、メテオラのお腹にある装甲を切り裂かんと振られる。

 初撃……装甲に傷が入った。

 

 まだだ……もっと、もっと力強く! 

 

 回数を重ねるごとに、もっと力を入れて……! 

 2撃目、3撃目……

 

 ……9撃目、装甲にヒビが入った。

 

『……!」

 

 10、11撃目、12撃目……

 ヒビがどんどん広がってきた……もう一息っ!! 

 

「「はぁぁあぁあああっ!!」」

 

 14、15……最後の、一回! 

 

『……チッ」

 

 腹の装甲が……割れた! そして体力も削った影響か、動きがさっきとは比較にならないほど遅くなった。

 中には黒い靄に、ちらっとメテオラの肌が見える。

 これでキャルゼイムさんの策がいけるか……? 

 

「「キャルゼイムさん、スイッチ!」」

 

「いけるっ!」

 

 後ろ向きの一飛びで俺とユウキがメテオラから離れると、キャルゼイムさんが入れ替わって……

 

「フェニックス、デスニバルッ!!」

 

 キャルゼイムの持つ欠けた刀はメテオラの肌が見えた場所に突き刺し、そのまま左肩まで斬り上げた。

 

 その切り口から、黒い何かが切った場所から吹き出して……段々と周りの靄が晴れていく。

 あれがメテオラを操ってたやつなのか? 

 

『馬鹿ナ、こンナこトは……」

 

 ほんとうに、やったか……? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トデも、言うと思ったカ!? 

 

こノ程度、想定の範囲内だッ! 

 

アハッ、ハハハッ、ヒャハァハッ!!』

 

 

 …………は? 

 

 

『ジェネレータ出力再上昇

 メインシステム、戦闘モード再起動』

 

 いつの間にか、靄の噴出は止まり、切り落としたはずの場所が金属の不快な音と機械音声と共に再生していく。

 あいつの体力も……()()()()1()0()()()()()()

 

「こんなはずじゃ……この攻撃、効かないのか……!?」

 

「いや、確かに効果はあった……だが効果が…………薄かったようだ」

 

 事情を知っているシャアも、まだ彼に取り憑いたままだと言い切る。

 

「……クソッ!!」

 

 周りの草や木はソレから出てくる熱で燃え始め、辺りが炎で包まれた。

 

 キャルゼイムさんのあれでも、何回もしないといけないのか……

 さっきまでは誰もデスしなかったとはいえ……今、『コジマ汚染』のデバフを食らっているし、何なら減り具合も一番最初より増えてる。

 ……これ以上、どうしろっていうんだよ。




素早さカンストの二人による、二刀流の攻撃も叶わず……はい。
絶望はまだまだ続きます。

して、イーライのびっくりする女性とは一体……?

最近、小説の頭に乗せている誰かの1幕は……

  • アリ
  • ナシ
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