夜を日に継ぐ 作:百三十二
という訳で事前にお知らせしていた通り、半オリキャラの存在が匂わされます。なお、この人については後書きで一応の説明をします
また、今章におけるもう一人のキーマンも出てきます。というかこのキャラと絡ませるためにこの作品書いてると言っても過言じゃ無いんですよね……さて、自分にちゃんと書けるかどうか……
「こういうところは、ファンタジー過ぎてリアルじゃないんだよねって分かるんだけどなぁ……」
第三層主街区《ズムフト》。非現実的なサイズの樹木が三本あり、その幹をくり抜いて作られた自然と一体感のある都市だ。
やはり早めの行動が功を奏しているのか、宿が空いていたことで野宿や徹夜を避けることに成功する。濃密な一日を過ごしたことで疲労が溜まり、ハンモックに身を預けた日菜の言葉にも覇気は感じられなかった。かくいう私もそんな妹に返事をする気が起きないくらいには参っており、部屋備え付けの木の長椅子に背中を預け、思わず天井を仰いでいた。
フロアボスを倒し、強者との短期決戦を行い、かなりの情報を頭に叩き込み、NPCとのらしからぬ会話に面食らう。何から整理すれば良いのかを考えることすら億劫であり、日菜の様にハンモックに見を投じたが最後、翌日まで起きない自信があった。
キズメルさんと別れた後、聞いた通りに女王蜘蛛の洞窟へと赴いては言われていた隠し通路を発見し、黒エルフの司令官に面会して秘鍵を渡した。キズメルさんの名前を出すと警戒は即座に解かれ、後日お礼をしたいから黒エルフの野営地まで来る様に誘導される。
野営地の位置はミニマップに記され、迷い霧の森を更に奥深く進んでいき、迷宮区の手前付近まで行かなければならない様だった。必要な分だけ装備の新調やアイテムの整理を済ませてから足を運んでも文句は言われないだろう。
「流石に料理する気も起きないわ。その辺で適当に済ませるわよ」
「うへ、しょうがないけどまた味薄いのかなぁ……」
「私が作るのだってまだ薄味でしょうに」
「おねーちゃんのは愛を感じるから気にならないの!」
「そんな冗談が言えるくらい元気なら大丈夫そうね。さあ、出るわよ」
「冗談じゃないのにー」
揺れる網目状の寝具が軋む音を無視し、日菜を置いて部屋を出る。無理矢理にでも動いていなければ眠ってしまいそうな倦怠感に苛まれつつ、何らかの樹木の匂いに包まれる空間を歩いていく。
流石に置いていかれるのは嫌だったのか、さっさと駆け寄って合流してきた日菜共々巨大なツリーハウスを降りていく。何処かの部族が未来的な発展を遂げた様な空間を進んでいき、適当な店を探して夕飯を済ませる。
大自然がモチーフ故か、料理はともかくとしてジュースが非常に身に沁みた。見た目はオレンジジュースだが味はアップルジュースという変な錯覚に陥りそうな飲み物だったが、一日の疲れを癒やすのに最適な冷たさと甘さを感じた為に二人揃って思わず唸る。期待していなかったところに予想外の方面から提供されたご褒美に、これは精進の余地ありだと私の中の料理スキルに火がついた。
(これは……材料を訊ねて再現出来るようにしたいわね)
娯楽の少ない世界なのだから、当然スイーツの類は発見されていない。あったとしても数量限定だとか、原材料が貴重過ぎるだとかの制限がかけられている節がある。
そういった中で甘味、言い換えればスイーツは、至上のご褒美と言っても過言ではない。現に目の前の妹は料理を先に平らげたかと思えば、コルに糸目をつけずに迷わずジュースをおかわりしていた。
最前線を高効率で走っている私たちの懐事情は潤っている方だろう。情報屋から情報を貰うのではなくむしろ売っているぐらいだし、装備の新調に関しても素材なんかは自力で獲得出来るので制作費や強化費の内の手数料だけで安く済む。ましてや専門の鍛冶職に頼むのではなく、余計なやり取りを省けるNPCにお願いしている。つまりオーダーメイドでは無い分だけコルがかからないのだ。
経費が嵩むとすれば、日菜の投擲スキルによって消費される短剣以外の小物ぐらいだが、それとて乱用している訳ではないので十分間に合っている。よってアップルジュースを何本注文しようとも幸福を得られるだけで、コルが尽きることはあり得なかった。
「「おかわり!」」
第三層への道が開かれた12月14日の夜。一向に来ない満腹感を良いことに甘美な果物飲料をたらふく飲み干していく双子の姿があったが、幸いなことに羽目を外したこの姿を他のプレイヤーに見られることは無かった。
なお余りにも飲み過ぎて、出ないはずなのにお腹が冷えたと手でさすりながら厠に行きたい気分になったのは、恥ずかしすぎて墓まで持っていこうとお互い頷きあった。
よってハンモックで寝ることを諦め、一人用の木製簡易ベッドで抱き合って暖を取りつつ睡眠を取った。こういう時、日菜は体温が高いから抱き心地が良かったりする。
態々狭い思いをしてまで身を寄せ合うという事態が何となくおかしくて、顔を見合わせた日菜と小さく笑いあったのはちょっとした思い出かもしれない。
☆
「あれ? ネズちゃんから呼び出しだ。なんだろ?」
少しだけ硬くなった気がした身体をほぐしながら迎えた翌日の朝。洗顔に使えそうな水を探しに行ったおねーちゃんが帰ってくるまでの間、必要無いはずの準備運動を気まぐれ感覚で行っていた。
おねーちゃんの体温はあたしより低いから冷たく感じるはずなのに、抱き合って寝たせいかあたしの体温はほんのり上昇していた。起き抜けに気を逸らそうと無駄な動きをしてはみたものの、気休めにしかならないなと自分自身に呆れ果てる。
そんな朝の一幕に舞い込んだ一通のメール。差出人はネズちゃんで、内容は……客人?
(え、どういうこと? あたしたちに用がある人がいるってこと?)
ネズちゃんからの呼び出しとなれば無下には出来ない。彼女の人を見る目は達人のそれに近いと思っているし、現にふたご座の名を冠していた二人は信頼出来た。
しかしながらあの時はこっちから連絡したからああなったのであって、今回は向こうからの連絡。つまりはネズちゃんを通してあたしたちに用事がある人がいる、ということだろう。態々ネズちゃんがあたしたちに会わせたい人を用意するとは考えにくいし、客人って言い方もしない。
(誰かがあたしたちに接触を図ろうとしている。しかもネズちゃんの審美眼から外れないというオマケつき。だからって警戒は怠らないけど……どう探るべきかな?)
この時点で会わないという選択肢はあたしの中に存在しなかった。ネズちゃんの顔に泥を塗る気は無いし、何より利用価値があると踏んだから話を通したんだろうし。何かと心配性なネズちゃんが手配したのだから、様子見くらいはしておくべきだと思う。それで本当にあたしたちの為になると分かったなら、存分に活用させてもらえばいいだけの話だしね。
それくらいは打算してもバチは当たらないよね、なんて。
「あ、おねーちゃん。ネズちゃんから会いたいだってさ」
「アルゴさんが? いつ、何処?」
「昼過ぎ、迷い霧の森の……ここだって」
帰ってきたおねーちゃんに、ネズちゃんから指定された時間とメールに添付されていたマップ絵に書かれた点を見せる。内容を把握したおねーちゃんは幾ばくか悩む仕草をした。
「……今日、エルフクエストの続きを進めるのは中止ね。キリの良い所で中断できる保証が無いわ」
昨日の続きを断念するという判断を下し、あたしも同意する。あたしとしてもネズちゃんからの件を優先したかったし、おねーちゃん的にも無視できないと踏んだのだろう。本日の予定が丸々変更になった瞬間である。
「午前中の間は短いけどレベリングに努めましょう。装備強化の素材集めも兼ねる以上、隙間時間ながら無駄にはならないはずよ」
「ん、分かった」
「アルゴさんが会わせたいという人物。鵜呑みには出来ないけれど、会って見極めないことには如何ともし難いわね……」
おねーちゃんの悩ましそうな声音は、あたしの耳にしっかりと残った。
そう、あたしたちはその人が敵か味方かを見極めなければならない。その為には持ち前の直感をフル活用する気満々だし、ちょっとした仕草から色々抜き取るつもりだった。
そうこうして、大した効率にはならなかった狩りを終え、ネズちゃんとの約束の時間になった。指定された場所へ5分前に辿り着いたら、ネズちゃんと誰かが談笑しているのが見えた。
割りと自分の目を疑ったんだけど、ネズちゃんと一緒にいる人は遠目に見ても最低30代は超えてそうな精悍な人にしか見えない。あの人があたしたちに用事があるって? 少なくとも知り合いで無いことは確定した。
「こんにちは、アルゴさん。一体何事ですか」
「お、二人とも来たナ。まぁ何ダ、早速だけど自己紹介してもらおうカ」
「その方が良いだろう」
低い、大人の声だった。たった一言なのに、とてつもない圧力を感じた気がした。ネズちゃんは気が付いてないのかお気楽そうだけど、変な圧力に曝されたあたしとおねーちゃんの表情が強張る。
「私は《ヒースクリフ》という名前でね。本名は明かせないが、君たち姉妹の活躍を聞いてここまでやって来た」
改めて、ヒースクリフと名乗った男性を観察する。
大人の男性で非常に落ち着いている。場馴れしているのか、風格が凄い。剣と盾を装備していることから、おねーちゃんと同じ戦闘スタイル疑惑あり。そして何より、どこからどう見ても胡散臭い。
(疑うまでもなく胡散臭すぎでしょ、この人。でも敵意や悪意は感じない……隠すのが上手い人? って言ってもそれだけならネズちゃんが見誤るはずないし、あたしが見抜けないとも思えない。何か聞き出さないと無理だね、判断できないや)
「ヒースクリフさん。此度は私たちに用事があるとのことですが、具体的には何か聞いても? アルゴさんを通してですから、変なことでは無いと思いますが」
おねーちゃんが口火を切った。明らかに怪訝な空気を隠そうともしない堂々とした態度は、何処となく友希那ちゃんを思わせるものだった。
「端的に言えば、私は君たちの護衛だ。理由を述べるとすれば、私は君たちの父君とは知り合いでね。その縁だと思ってくれれば良い」
「父と、知り合いなのですか……?」
ここでお父さんの話をすることになるとは思わなかった。完全に予想外の伝手だ。しかもヒースクリフさんが嘘をついてる気配がない。表情筋やクセみたいなのも注視したけど、何も怪しい動きがない。多分ネズちゃんも横から眺めてたみたいだけど、何も引っ掛からなかったっぽい。
ということは、あたしたちの護衛も本当だし、お父さんと知り合いなのも本当ということになる。出来れば裏を取っておきたいので、その辺の引き出し方はおねーちゃんに任せる。
「失礼ですが、ヒースクリフさんは何処で父と?」
「ふむ。アルゴ君に聞かれたくなければ、席を外してもらう事まで考えるが?」
「その必要はありません。後で調べれば分かることですから、アルゴさんに聞かれたとしても問題は無いです。日菜も良いわね?」
「当然」
そりゃそうだよ。ここで味方のネズちゃんを退席させるリスクなんて冒せるはずもない。あたしたちのプライバシーが開示されたとしてもネズちゃんがそれを売ろうとはしないという信頼がある以上は、立ち会ってもらうというメリットを損なう意味がないのだから。
「そうか、では話すとしよう。私は《東都工業大学》の《電気電子工学科》出身でね。そこの《重村教授》は私の恩師であると同時に、君たちの父君の《氷川教授》とは古くからの知己だと聞かされている」
「確かに父は大学教授ですが……ちなみに何処の大学かはご存知で?」
「《〇〇大学》の《△△学部》だ。合っているかね?」
「……父からはそうだと聞いています」
そう、当たっている。お父さんはおねーちゃんと一緒で文系の人だから、どう聞いても理系の重村教授さんとは畑違いになる。でもそれを把握しているということは、重村教授さんとの繋がりを抜きにしてもお父さんのことを知っていることになる。
この人が重村教授さんを通してお父さんと会ったことがあるというのも現実味を帯びてきてしまっている。
「私としては、恩師のご友人の娘さんというところで直接の縁があるという訳では無い。しかし重村教授にも娘さんがいてね。よく氷川教授とどちらの娘さんが可愛いかを言い合っていたよ」
「はぁ……その、父がすみません?」
「傍から聞いてる分には興味深い内容だったがね。教授同士の会話は身内レベルのものでも楽しめるものさ」
親の恥ずかしい話を聞かされているはずなのに、理解が追いつかないせいかおねーちゃんの反応が些か鈍い。かくいうあたしも、ヒースクリフさんの口から出る話がどれも嘘には聞こえないので開いた口が塞がりそうにない。
ネズちゃんは……思っていたよりも大分プライベートな内容で目を丸くしていた。
「その、申し出はありがたいのですが……よくしていただく義理をあまり感じられない、というのが本音です」
「そうだろうとも。だがアルゴ君が言うには、妙な男性に目を付けられたと聞いたが? 私としては身内など関係無く心配になる話だよ」
「……」
割と痛いところを突かれておねーちゃんが押し黙ってしまう。ネズちゃんがヒースクリフさんを寄越した大半の理由がここだろうと察しがつくからだ。
あの男の人と出会った時にネズちゃんは一緒にいた。だから危険性を感じ取っているし、何とかしなければという正義感が行動に映し出されている。
お父さんと顔見知りで、嘘もついてない。動機を正当化するならばネズちゃんからの依頼という形で、ヒースクリフさんはあたしたちに言い寄ろうとかそういう下心は一切感じない。
(でもなんだろう、この感覚……良い気分はしない)
何か狙っているとかは無さそうなのに、常に視られている感覚に陥る。ヒースクリフさんがあたしたちの何を見定めようとしているのかは把握しようがないのに、一方的に観察されている気分だ。
(断る理由が無さすぎる……まるで最初からこうなると分かってたみたいに、将棋で何手詰めとかの感じだよ)
敵に回したくはない、抜け目ない大人の人だ。とてもじゃないけど、一方的に知られているこの状況ではあたしたちじゃ返しの一手すら打てない。ものの見事にいきなり詰まされてしまった。
こうなるともう、何らかの条件をつけて飲まざるを得ない。
「条件があります」
「聞こう」
同じ結論に至ったのか、おねーちゃんが悪あがきを決行する。
「護衛は日中だけです。夜番は大人しく安全圏に籠もりますので、宿屋等は別でお願いします」
「ふむ、それは私としても助かる所だ。何せ夜は外せない用事があるからね」
「活動中、ややこしくなるのを避けるためにあなたは私たちの《叔父》ということにしてください。父の件といい話は合わせられるでしょうから」
「良い案だな。はなから身内ということにしておけば、余計な詮索も生むまい。保証人はアルゴ君で構わないかね?」
「任せろヨ。オレっちも話を拡めとくサ」
「頼みます。こうすることで、堂々と歩くことも出来るはずでしょうから」
「配慮感謝する」
「最後に……日菜に手を出さないでください」
おねーちゃんが、これまで以上にヒースクリフさんへ向けて敵意の眼差しを向ける。そこに込められているのは、明らかに過剰な感情だった。
「この際、何故私たちの護衛を買って出たのかは追及しません。ですがもし、日菜の身に何かあった時はあなたを絶対に許しません」
間違いなく、おねーちゃんはヒースクリフさんに対して殺気を向けている。違えることは許さないと、破れば地の果てまで追いかけることも辞さないと脅迫した。
それを受けたヒースクリフさんは、顔色一つ変えずに微笑んだ。
「ご忠告痛み入る。努、忘れぬと誓おう」
小娘と侮られている訳では無い。ただ単に、大人の余裕を見せつけられただけ。
「サヨのやつおっかねーナ……」
ネズちゃんがそんなこと言ってるけど、残念ながらヒースクリフさんから感じる圧力は伝わっていない。だからあたしたちが向ける警戒心が必要以上だと思っているだろうし、共感も得られないと思う。
どの道、何も分からないならばいっそのこと戦力として見立てていくしかない。発言の節々から、この人は積極的に何かしようとか誘導しようとかがある訳じゃ無さそうだし、ただ付いてくるだけの護衛としての役割を果たそうとしている。懐に爆弾を抱える様なものだけど、敵に投げれば景気よく爆発してくれるかもしれない。
変な人からやっかみを貰うのと、この胡散臭い人を連れ歩く。どっちも嫌だけど、堂々としてる方がマシなのかな。
(おねーちゃんの身の安全を考えれば、背に腹は代えられない)
この人の役割は護衛と言うからには装備も込みでタンクのはず。するとおねーちゃんの負担が減る、というのはあたし的には大きい。おねーちゃんが良い顔するとは思わないけど、仕方がない。
「それでは、そういう設定ですので。よろしくお願いしますね、《叔父さん》」
「頑張ってね、
「……日菜君、言い方が少し違わないかね?」
態々含みを込めて言ってみたら気が付かれる。おねーちゃんとは異なるニュアンスで呼んだからね、そりゃそう。
「えー、でもおじさんにしか見えないよ?」
「……私はこれでも30手前だ」
あ、大分苦しい表情してる。実年齢よりも老けて見えるのは嬉しくないらしい。
ちょっとだけ仕返し出来そうで、胸がスッとした。
「あはは! あたしからしたらおじさんだよ〜。よろしくね? おじさん!!」
これくらいの意地悪は、許されるよね?
☆
ヒースクリフを一行に加えた紗夜と日菜だったが、ここで二件ほど悩ましい話が出来ることになった。
一つ、ヒースクリフが戦力として非常に優秀であるということ。二つ、それに伴って紗夜のサブウェポン獲得が急務になったこと。
ヒースクリフの役割はタンクであり、紗夜と被る。護衛だと宣うのだから最前衛を任せることになるのだが、そうなると紗夜と立ち位置が競合してしまい、互いの邪魔になりかねなかった。
これ幸いと日菜が紗夜に対して遠距離攻撃の練習をしてみないかと持ちかけ、ヒースクリフが弓を売っているというNPCの情報をもたらした為に紗夜はこれを承諾。ヒースクリフがいる場合とそうでない場合とで武器を持ち替え、臨機応変に戦っていくことを決めた。
ただし、このSAOにおいて弓の扱いは中々に渋いものがあり、紗夜のリアルスペック任せの仕様となる為に慣れるまでは時間がかかりそうだった。なので午後の間はヒースクリフを先頭にしてタンクとしての役割を担ってもらい、紗夜が弓を扱う訓練に時間を当てた。
結果、半日足らずの練習だったが紗夜は武器としての弓の扱いを半ば習得するに至った。とはいえ、かなり集中しなければならない都合上、常に隣に日菜を護衛として置く必要があるので姉妹二人だけの時に運用できるのはまだまだ先の話だった。
尤も、日菜は間近で姉の弓を引く姿が見られたので、目をキラキラと輝かせては喜んでいた。
はい、という訳で出しちゃいました。以下、両名に対するなけなしの解説です
〇氷川父
何とガルパはおろかバンドリコンテンツにおいて未登場です。何なら影も形もございません。なのでオリキャラです
なのですが、紗夜の中の人がいつぞやのイベントにて「双子の父親は大学関係者だという裏設定がある」らしきことを口にし、後に当時のTwitterで本設定になったかもしれないと発言されました。これによってコンテンツに登場することは無くとも、双子の両親の内、父親の方は存在が認知されているというどれだけの人が知ってるんだという裏話があります。ここから引っ張ってきました。なので完全にオリジナルという訳でも無いんです。よって半オリキャラかなと
で、度々双子の両親を話題にする際、紗夜と日菜はそれぞれどちら似かという話になりがちなのですが。生真面目な父親(大学関係者)と比較的自由な母親(職業不明)に落ち着きやすく、となれば紗夜が父親似で日菜が母親似ということになります。なので、ガルパ6周年にて法学部へと進学した紗夜は文系な訳ですし、氷川父も文系かなという風に当てはめました
父親に対する双子の呼称は
紗夜→お父さん(身内相手)、父(対外的)
日菜→お父さん(公私問わず)
とします。日菜は「おとーさん」と呼ぶ可能性も考えましたが、姉に対する特別感を持たせるためにやめました
〇ヒースクリフ
そんで問題児。もう登場しました。早くない……? SAOIFでも第十一層からでしたよね?
言わずもがななんですが、アルゴと日菜のセンサーに引っかからなかったということは今回言ったことは全て本当です。SAO劇場版はやらないんですが、その代わり彼の恩師である重村教授と氷川父が知り合いだという設定を生やすことで接点を持たせることにしました。勘のいい方はお分かりでしょうが、つまり重村教授の娘さんも出てきます
尤も、現時点でヒースクリフについて語れることは少ないです。今後の展開をお待ちください
余談ですが、重村教授の娘さんの年齢は2006年7月29日が生年月日という設定かつ、SAO開始時系列は2022年ですので、SAO開幕時2022年11月6日基準では16歳とします。つまり双子とは年度換算で一つしか違わなかったりする。そりゃ大罪犯してまで蘇らせようとするくらい親バカならどっちの娘が可愛いか争いたくもなるでしょう
女子校通いだったらしいので花女か羽女に通ってる設定も一瞬考えましたが、流石にやめました