夜を日に継ぐ 作:百三十二
何となくですが、今日からお試しで日曜日投稿にしてみます
さて今回から閑話扱いの第十三層編になります。メインキャラにする予定はありませんが、また一つ新しい出会いです。恐らく3話くらいの構成になるかと
βテスト時の最高到達フロアを超えたプレイヤーたちは、その勢いのままに第十一層と第十二層を難なく攻略していった。事前情報が一切存在しないフロアであっても最前線をひた走る者たちの活力が衰えることは無く、ここからが本番だという気構えも後押しして比較的スピーディーな突破を維持していた。
しかし何事も無かった、という訳にはいかなかった。第十一層では荒野と強風の組み合わせに苛まれ、巻き上がる砂のせいで視界不良を余儀なくされた結果、パーティーがバラバラになってはぐれた者から襲われていくという事態に陥った。攻略組であれば踏んできた場数やステータスのおかげで問題無かったが、いつぞやのクラインたちみたいに何らかの目的があって最前線に足を踏み入れた下層プレイヤーたちはその限りでは無い。
というのも、数日経過した頃に第十一層で新しい鉱石が採掘できることが複数の筋から知れ渡ったせいで、鍛冶職や依頼を受けて稼ぎに来たプレイヤーたちが大勢現れた。なので砂塵に巻き込まれて迷子になった者が続出し、義勇軍が慌てて人手を割いて救出に精を出す羽目にまで至った。姉妹も可能な限り救出に参加したが、それでも間に合わなかった者もいた。この事態に乗じてPKが行われたという情報も齎され、攻略とは別の部分で苦い結果になってしまった。
それから気を取り直して攻略が行われた第十二層だったが、これまた別の意味で問題が発生してしまう。攻略そのものは非常に順調だったが、第十一層の件で調子に乗ったPKたちが《レッド》を名乗り始め、最前線において無作為に攻略組を襲撃するという事案が多発した。
PKたちの強さ自体は攻略組に遠く及ばず、まともな戦いであれば戦いにならない程の差が存在していた。しかしPKたちは狡猾で、偶々最前線に足を踏み入れた下層プレイヤーを狙ったり、数の暴力で攻略組を待ち伏せしたりと様々だった。最終的には第十二層でPKすることに躍起になっていた者たちは軒並み拘束され《黒鉄宮》へと放り込まれたが、上層下層問わずプレイヤーたちの心に影を落としていった結果になってしまう。
ちなみに《レッド》とは、犯罪を犯すことで《オレンジプレイヤー》の烙印を押されることに飽き足らず、盗みやNPCへの傷害といった軽犯罪を見下し、プレイヤーの殺人こそ至高だと宣う者たちの自称である。以降通常のプレイヤーたちの間でも《レッドプレイヤー》の名称は周知され、指名手配をするくらい警戒される対象になっていった。
順調な攻略の裏で起きた喜ばしくない事態を乗り越え、迎えた第十三層。一見すると第十一層の様に荒野からのスタートだったが、実際には火山モチーフのエリアだということがすぐさま判明した。
活発に活動する火山を遠目に、溶岩が冷えて固まった地帯が広がっている。火山から流れ出るマグマに触れれば当然ながらダメージを受け、それを避けながらの攻略を強要されるフロアだった。幸い、火山から離れたエリアはマグマを気にする必要が無いため、立ち回りに自身の無い者はそちらの探索に精を出すことになった。
しかしながら、どうやら火山エリアはフロア全域という仕様だったらしく、火山から離れた位置に存在するダンジョンはマグマとの距離が近い地下エリアとなっていた。これのせいでマグマに落ちるのを嫌ったプレイヤーたちからは不評な階層となったが、落ちないという自信がある者たちからすればいつも通りの攻略でしかない。むしろ立ち回りが制限されるせいでPKたちが徘徊せず、前二層に比べて安全なフロアだという声も上がった。
これによって下層プレイヤーの出入りが少しだけ活発になり、そのおかげで姉妹は新たな出会いを得ることになる。
☆
「何か聞こえない?」
「何かって……私には聞こえないわよ」
第十三層に入って二日目。火山からは少し離れたエリアを探索していると、何らかの音を拾ったらしい日菜が耳を傍立て始めた。
様々な経緯を経て、更に鋭敏になった妹の感覚は末恐ろしいものである。《索敵》スキルよりも索敵の精度が高く、罠の類にかかることはまずない。PKに狙われても敵意や殺意にすら敏感なのか、待ち伏せの憂き目にあうことなくその悉くを回避出来た。
ちなみにヒースクリフさんは不在である。新興ギルドを結成するべく、人材発掘の為に下層へと赴いているからだ。一度戻ってくるという連絡があった為、このフロアの何処かで合流することにはなると思われるが。どうなるかは、なってみないと分からないという奴だった。
「ちょっと待ってね…………なんだろ、声だとは思うけど」
「方角が分かるなら少し近づけば良いわ。仮に助けを呼ぶ声なら急ぐ必要があるもの」
日菜が聴覚に集中していくと、音の反響等を考慮した上で方角を割り出すことに成功する。それに従って歩いていってみれば、日菜が拾った音は声と言うより『歌』であることが明確になっていった。
つまり、こんな場所で歌っている誰かがいるということである。その事実に気が付いた時、私たちは思わず顔を見合わせてしまった。そんな命知らずなことをしているのは余程の馬鹿か、怖いもの知らずなメンタル強者とかだ。到底真似したいとは思えなかった。
流石に不味いだろうから注意するべきかと歩みを再開していくと、次第にちゃんとした『歌』が聞こえてくる様になる。すると私も日菜も歩くペースが自然と落ちていき、『歌』を聞くことに意識を割いて行ってしまう。
久しく耳にしていなかった『音楽』であり、誰かの意志が乗った『歌声』は、戦いに明け暮れていた私たちの心を鷲掴みしていった。まるで神話上の生物であるセイレーンに魅了された様に音源に向かってふらふらと近寄っていくと、岩場に囲まれた小部屋の様なスペースに一組の男女の姿が映った。その内、歌っていたのは少女の方であり、洋梨を半分で切った様な形状の楽器を弾いていることから弾き語りだったことが分かる。
近づくよりも先に足が止まり、女性の伸びやかに響く歌声はここがモンスターの湧く非安全圏であることを忘れてしまいそうな程に美しく、そして何よりも『感情』が籠っていた。彼女の込めた想いが胸を打ち、自分たちが所属しているバンドとその仲間たちと共に練習に明け暮れる日々と、成果を発揮するべくステージに立ってきた姿を回想させる。
「あっ」
それは誰の声だったか。気が付かない内に近づきすぎていたらしく、歌声の主が私たちの姿を視認する。楽器を弾く手が止まり、この場から音が去っていく。
やってしまった。額に手を当てながら迂闊過ぎた自分を戒める様に唇を嚙んだ。日菜の方も気まずそうに目を逸らしていることから、本気で音楽に惹かれていたことを改めて認識させられる。
そんなこんなで少々心あらず状態だったが、男性の方が女性との間に立つようにしてこちらを警戒する態度を取って来た為、まずは非礼を詫びなければならないだろうと会話を試みる。
「……すみません、良い音色でしたので、思わず……」
取りあえず謝罪してみたが、相手からの反応は無い。そんなに気を悪くされたのかとも思ったが、男性の方はともかくとして女性の方はそうでも無さそうだった。
何故なら、彼女の表情が驚愕から喜色へと移り行く瞬間を目にしたからだ。
「あ、あのっ! もしかしてRoseliaの氷川紗夜さんですか!?」
どうやら彼女はRoseliaのことを知っていたらしい。反応を見るにファンだろうか、唐突な出会いに困惑してしまい半歩下がってしまう。
「そ、そうですけど……ご存じなんですか?」
「はい! ファンです!」
咄嗟に口から出たのは、分かり切っていたものでしかなかった。
それに対する返答は、底抜けに明るいものだった。我に返ったらしい日菜が隣でうんうんと頷いている気がしたが、私としては予想だにしてなかった展開に置いて行かれるばかりである。
「……って違うだろユナ!」
「何をそんなに怒ってるの? ノーくん」
しかしどうだろうか、置いて行かれてたのは私だけでは無かったらしい。ノーくんと呼ばれた男性はユナと女性の名前を呼びながら怒りを見せていた。どうやら彼は面識の無い相手に対して警戒しているらしく、そんな相手へ無警戒にも話しかけたことを注意していた。
「何って、声もかけずに近寄って来たプレイヤーが悪人だったらどうするんだよ」
「今回は知ってる人だったから大丈夫。それに何より、その時はノーくんが守ってくれるんでしょ? 違う?」
「いや、そうだけども……」
だが彼の思慮は悲しいかな、当人にはあまり効果が無い様に見える。これが二人の力関係なのか、それとも惚れた弱みなのか。ノーくんさんは強く出ることが出来ずに言いくるめられてしまう。
今のやり取りだけでも彼がユナさんのナイトのつもりなのだろうと分かったが、同時に守られる側が存外強かそうでもあった。
「あ、自己紹介しますね。私は《ユナ》で、こっちが《ノーチラス》のノーくん」
「……どうも」
そうやって傍観者でいたらユナさんが場を進め始めた。ありがたい流れだったので私たちも便乗させてもらうことにする。
「ご丁寧にありがとうございます。改めまして、この世界ではサヨで通っています」
「あたしはヒナだよ。ねーねーユナちゃん、Roselia好きなの?」
「はい! 友希那さん推しです!」
「おお、友希那ちゃんかぁ。じゃあさっきまで歌ってたのって、やっぱり好きだから?」
「そうですね。小さい頃から好きでした」
「敬語とかいいよー。あんまり年変わらないと思うし」
「そう? じゃあそうするね!」
「…………ええ?」
さきのやり取りからそんな気はしていたが、日菜とユナさんはウマが合うのか会話がとんでもなく弾んでいく。またしても置いて行かれた私はただ眺めることしか出来ず、二人は湊さんについて語り合い始めていく。聞こえてくる単語からして、今は学校での湊さんについてだろうか。所謂オフでの彼女に関する内容だが、歌姫としての姿からは想像できない日常での彼女についても興味があるのか、ユナさんは日菜の話を嬉々として聞いている。
私は学校が違うので何とも言えないが、話の節々から学校でも今井さんが世話を焼いてることがよく分かる。Roselia内でも大概なのだが、同じ学校に通う日菜から齎される情報からしてみればさもありなん。湊さんの自立を促すか、それとも今井さんの湊さん離れをさせるべきか、真剣に考えてしまいそうになる。
いっそのこと二人が添い遂げてしまえば全て丸く収まるかもしれないが、どういう人生を辿るかはその人それぞれなのでとやかく言う話ではない。
(どうして私はこんなところで湊さんのご両親みたいなことを考えているのかしら……)
日菜とユナさんの会話に釣られて思考があらぬ方向に逸れていたことを自覚し、今考えることでは無いだろうと放棄する。それから再び額に手を当てて無駄に疲れたことを実感しつつ大きなため息を一つ吐くと
「「はぁ……」」
どういう訳か、私以外のそれと重なったらしい。
聞こえてきた方向──一人しか心当たりは無いがそちらへ顔を向ければ、案の定ノーくんさん改めノーチラスさんがため息を吐いていた様に見えた。
何となく思ってはいたことだが、彼は
((お互い、苦労しているんですね……))
あまり嬉しくはない同情心で共感しあい、それでも結局は
「「はぁ……」」
絶えない気苦労からか、ため息が出てしまった。
☆
「それで、お二人は何故最前線へ?」
日菜とユナの会話が長引き、それを眺めるだけの紗夜とノーチラスという絵面が続いたが、話したい事を話し終えたのか日菜とユナが握手してから切り上げた。Roselia推しとは分かってるじゃないかという日菜と、一番の推し自体は違えど同じ箱を推す者同士出会えたことに感動していたユナでは本当に気が合うらしい。恐らくは感性という意味ではなく、単なる性格の問題だろうと紗夜は推測していた。要するにこの二人、自由人気質なのである。
かといって近づいてしまった手前、これで解散というのも体裁がよろしくない。そう考えていた紗夜が再びの会話を試みる。今度はちゃんと彼女自身とノーチラスを含める様な内容でだ。
「……僕は最前線の様子見。それなりに頑張って来たつもりだから、どれくらい通用するのか一度知ってみたかった」
「私はそんなノーくんの付き添いだよ。ノーくんは危ないからついてくるなって言うけど、私だって足手まといにはならないもん」
「それでも僕程じゃないだろう。危険な事には変わりないんだから、大人しく下層で待っていてくれよ」
「ノーくんの雄姿を見てから考えるよ」
「危険を冒さないでくれって言ってるんだ!」
「これくらい大丈夫だって信じてよ。何かあってもノーくんが守ってくれるんでしょ?」
「何かあってからじゃ遅いんだって!」
「ノーくんのケチ!」
「ケ、ケチ……!?」
こうしてすぐに痴話喧嘩を始めてしまう通り、ユナとノーチラスは幼馴染レベルで距離が近い。実際にそうなのだが、それを知らない姉妹から見てもかなり気安い関係だと分かる。
ただしノーチラスの方が過保護気味なのか、少しでもユナに降りかかる危険性を排除しようとするので、守られる側のユナが反発してしまうという流れになりやすい。言ってしまえば家から出ると危険だから引きこもっていてくれというのに近いだろうか。そんな二人を見ていると、姉妹としても思う所があったりする。
守りたいから過保護と言うのであれば紗夜はその気持ちが痛いほど分かるし、守られる側もそれに甘んじていたくないという心情を日菜は既に経験している。要するに目の前の幼馴染は、姉妹が通って来た道の途中にいるということになる。
とはいえ姉妹の場合は、なまじ日菜にそれだけの能力があったのとヒースクリフという第三者がいたことで解決している様なものである。幼馴染の喧嘩の為にアドバイスが出来るかと言われれば、少し違うだろう。
ただそれでも伝えることは出来る。そこからどうするかは、姉妹とは違う二人次第だ。
「ノーチラスさん。お気持ちは非常に分かりますが、ユナさんの気持ちを考えずに過保護を押し付けてしまうのは悪手ですよ。彼女みたいな性格の方を押さえつけようとすれば、むしろ反発されるのがオチです」
「どうしてそんなことが言い切れるんですか」
「私がそうだったからです」
「……そうなんですか?」
とてもそうは見えない。ノーチラスから見た紗夜は苦労人であり、ごく短時間しか知らないとはいえ真面目で誠実そうに感じていた。しかも会話には出ていないが、SAO内で流れる噂では最前線のトップを走り続ける双子がいることを彼は知っている。順調そうに突き進んでいるらしい人物にもそんなことが、というのは想像しづらかった。
そういう反応をされるだろうなと予測していた紗夜は苦笑いしながら話を続けていく。
「お恥ずかしい話、私は無意識の内に妹を守ろうとする立ち回りをしていたみたいで、自分の事を信じてくれてないのかって顰蹙を買いました」
「あたしだっておねーちゃんの力になりたいし、守りたいからね。一方的なのは嫌だったんだ」
「まぁ、そういうことです」
そう言って過保護な姉は自嘲し、後ろではなく隣に立ちたい妹は胸を張ってふんすと意気込んだ。
これを見たユナとノーチラスがどう思うかは分からないが、少しでも二人の仲が上手く行けば良いと思っての進言である。事実聞かされた側はそれぞれ考え直す点があったのか何かを考える仕草を見せた。
少しは力になれただろうか。少なくとも喧嘩別れという最悪の結末だけは回避出来れば良い。そんな想いが姉妹にはあった。
氷河期が終わらなかった場合の双子の関係なんて、誰も迎えない方が良いのだから。
「……ノーくんは私が危険に身を晒すのが嫌なんだよね?」
「まぁ、そんなところ……」
「でも他の人が頑張ってるのに、自分だけ大人しく守られていろってのは嫌だよ。それなりに戦える様にしておかないと、いざという時に何にも出来なくなっちゃうから」
「そうならない為に、僕が」
「今のノーくんだって、攻略組の人たちに守られている様なものだよね?」
「っ!」
ノーチラスはユナの言葉に反論出来なかった。
立場的には自身も彼女と同じでしかないということを自覚していたが、それを棚に上げていたことに今気が付いたからだ。
「ねぇ、一緒に頑張ろうじゃ駄目? 私、ノーくんの隣にいたいな」
「ユナ……」
ともすれば告白とも捉えられるユナの発言だが、ノーチラスが浮かれることは無い。一方的ではなく対等な関係を望まれているということを、彼は正確に感じ取れていた。
故にノーチラスという少年は悩む。ずっと眩しいと思っていた、自分がこの輝きを守らなければならないと密かに決意していた光そのものから求められた。嬉しくはあるが、彼が抱えている問題も相まって素直になれない。
いざと言う時に守りたい者を守れないかもしれない、そんな恐怖がノーチラスに最後の一歩を踏み切らせない。
「──こういうのはどうでしょう」
しかし救いの手はすぐに差し伸べられた。理由は不明なれど彼の中に見えた逡巡を放置していては駄目だという勘が働いた紗夜は、口から咄嗟にある提案をしていた。
「ユナさんがきちんと戦えるか否かが不安なのですよね? であれば私たちとパーティーを組んでこの階層に湧く敵を討伐して回り、それで判断してみては如何です?」
「おー、おねーちゃんそれナイスアイディア! 実質的にあたしたちが護衛ってことだよね?」
「そういうことになるわね。──どうです? こう見えて私たちは攻略組に在籍していますので、戦力としては申し分ないと自負していますが」
結局のところ、ノーチラスの不安を解消しようと思ったらユナが戦えることを証明しなければならない。しかしそれを証明しようという戦いでさえ不安に駆られてしまう程である。
だが万が一に備えて姉妹がいるとなれば話は変わってくる。上を目指し、いつかは攻略組に名を連ねようとしているノーチラスも最前線における姉妹の活躍は十分耳にしていた。二人が護衛をしてくれるのであれば、今のSAOにおいてこれ以上ない保険を得られたに等しい。
現時点における最前線のフロアに湧く敵を危なげなく倒せるのであれば、ユナが守られるだけの存在ではないと納得出来るだろう。どうしても最悪ばかりを想定してしまう思考を振り払いつつ、彼女に向ける自身の臆病さを是正するには絶好の機会である。ノーチラスにとっても非常に都合の良い展開だ。
「……分かったよ。それでお願いします」
可能であれば、自身が抱える根本的な問題が解決する糸口になって欲しい。己を変えるべくある種の決意を宿した少年の瞳には、最初の一歩を踏み出した勇気の火が灯っていた。
〇第十三層
IFだと火山の麓だとか、溶岩が冷えて固まった地形だとかそういう地帯。ちょっと地下洞窟とかに赴けば溶岩が流れていたりと、視覚的にもプレイヤーに圧を感じさせるエリア
〇ユナとノーチラス
共にオーディナルスケールからの逆輸入キャラ。劇場版時点でユナは故人で、ノーチラスとはエイジのこと。二人がSAOを始めたきっかけは、ユナが楽器演奏を体験できると知ったからで、ノーチラスはその付き添い
ユナが持ってる楽器はIF基準だとリュートという名前。彼女の武器は短剣で、ノーチラスは劇場版と同じ盾無し片手直剣
この時点だとユナというよりはノーチラス側に大きな問題がある為、それを気にしているのもあって本人に余裕がない。それについては次回触れます
〇《レッドプレイヤー》
SAOにおいて犯罪行為をすると、プレイヤー表示のアイコンがオレンジ色になることから《オレンジプレイヤー》と呼ばれる様になる。しかし犯罪行為の中でも軽犯罪では生ぬるいと見下し、PKをしてなんぼという思想に取りつかれた者たちがオレンジよりも濃い色の《レッド》を自称し始めた
以降、プレイヤー間でもPKを積極的に繰り返す者のことを《レッドプレイヤー》と呼称し、要警戒対象になっていく。PoHとかもこっちに分類される(本人はあまり自称しなさそうだが)
〇《血盟騎士団》人員募集中
ヒースクリフが下層で有志を募っている。姉妹がいることは伏せつつ、最前線にはいないものの将来性のあるプレイヤーを勧誘している。この時期に集まったプレイヤーが最前線に合流するのは大分後になるが、その理由はIFと違って第三層の頃からヒースクリフが姉妹と共に行動しており、勧誘が遅れたから