シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。 作:愛憎愛華
「元気ですか〜!!!」
「・・・・・・!」
「・・・・・・!?」
「来たかX。席はそこな」
「(*・ω・)ノほーい」
「……………突っ込んだ方がいいのか?」
「Xちゃんに勝てるならお好きに」
「実質無理じゃないか……まあいい」
「なんでサンラクちゃんになってるの?頭鮭だし」
「こっちの方がAGI補正が高いんだよ。鮭なのは気合い入れるため」
「なるほどねぇ」
「代わりに胸がめちゃくちゃ揺れるけどな。正直邪魔くせぇ」
「それ1部の女性の前で言わない方がいいよ。殺されるから」
「マジ?女って怖え〜」
「今はサンラクちゃんもそうでしょ」
「………確かに?」
「…………そろそろいいか?」
「あ、どうぞどうぞ」
「調子が崩れるな………我々クラン「黒狼」は同盟の内容に基づき、クラン「旅狼」が持つユニークモンスターの情報全てを要求する」
「やだ☆」
知ってた
「ふぅ………うん、一応聞こうか……何故?」
「私ら、別に「黒狼」のパシリってわけじゃないからね? タダで情報を寄越せと言われてへぇ畏まりましたとは行かないよねぇ……?」
「色々便宜を図ってやってるだろうが!」
あ〜あ、それは対ペンちゃん相手だと最悪の一手だね。
「便宜?
うわぁ(引き)
「ライブラリは考察以外にも情報屋のギルド的な側面もある、なるほど確かにユニークを渡してでも仲良くなる価値があるねぇ」
「………」
「SF-Zooも最近ちょおーっとおイタしちゃったけど、動物型のモンスターに対するノウハウは一線を画してる。実際マーキング捕捉してリュカオーンの出現パターンを特定した、なんて聞いた時は流石の私も驚いたよ」
久々だなぁここまでイキイキしてるのは。
「別にユニークモンスターの情報を渡さないってわけじゃないよ? 現にライブラリは私たちが提供した墓守のウェザエモンに関する情報は全て開示してるしね」
「それにリュカオーンの行動パターンとか割と提供したよな俺?」
正論の刃が黒狼を襲う!言ってることは正しいのに邪悪に見えるのなんでだろ?
「リーダー、ここは僕に任せてもらえませんか?」
うん、ちょっと待って。
「あぁ、一応自己紹介を。僕はリベリオス、クラン「黒狼」のサブリーダーです」
「ほ、ほーん……ヨロシク」
察した。
(単刀直入に言って)
(ももちゃんと手を組んでリベリシス?を狙い撃つ)
(了解)
「単刀直入に言わせてもらいますが、十人にも満たない弱小クランにユニークモンスターは荷が重すぎると思うんですよ」
弱小クラン(プロゲーマー2人、元プロ1人、プロに食らいつく狂人2人、メカ狂い2人、シャンフロガチ勢1人、リアルラックカンスト1人)知らないとはいえ私ならあまり喧嘩売りたくないね。
「だが我々なら違う。強力な装備、潤沢なアイテム、重要なNPCとの繋がりもある……貴方々のような弱小……おっと失礼、実力の足りないクランに任せるには、ねぇ……」
言い直しても既に言ってるんだよなぁ。頭足りてねえのかこいつ?
「我々「黒狼」に情報を差し出してくれるのであれば、「旅狼」を合併することもやぶさかでは……」
(……ペンちゃん言っていい?)
(いいんじゃない?)
よっし、気合い入れてやるか!
「あー、リベリ
「リベリ
「いや〜?「黒狼」が凄いクランってのは伝わったんですよ。それで……
「……今まで何を、とは?」
「ユニークモンスター一体倒せずしゃしゃるんじゃねえつってんだよ雑魚」
「………あ?」
「我々のような
怒ってる怒ってるww
「リュカオーン相手にぼろ負けしてるんだって?私サンラク君とレイちゃんと初見突破しましたが?んん〜?」
「……そんなものはまぐれに過ぎませんよ、このゲームはそんなに甘くはない」
まぐれねぇ〜
「いいかい雑魚のリベリカス君。まぐれなんて言葉はね、実力の足りないゴミが言う言葉なんだよ。嫉妬とかから言ってしまうのは仕方ないよねぇ。だってそれ以上できないんだから」
とりあえず煽る言い方すればいいかな。
「強力な装備にぃ、潤沢なアイテムぅ、重要なNPCとの繋がりもあって?肝心のプレイスキルがなかったら宝の持ち腐れでは〜?んんん〜?」
「………」
「というか〜私普通の武器使わないし〜アイテムも腕前でなんとでもできるし〜ユニークモンスターに繋がるような超重要なNPCと繋がってるんで〜多分貴方達より
ほらほら、その化けの皮剥がしてあげるよ。
「このゲームは甘くない?てめぇの方が甘く見てるんだよ。雑魚を相手して気持ちよかったか?自分が上だと錯覚する時間は終わりだよ。強さを証明するならてめぇの実力で照明しやがれってんだ」
おうおう、まだ耐えてるねぇw
「んんwリベリボスは耐久も攻撃も中途半端なボケモンですなwwはっきり言ってクソですぞwwせいぜい最初のコイキングに勝てる可能性が1%あるくらいですなwww」
さて、トドメとするか。
「そうだねぇ君たちがどーーーしてもって言うなら〜ちょっとくらいなら教えて上げてもいいかな〜代わりにこっちの方が上だけどねぇwwww」
プツッ
実際にはなってないけどそんな音を確かに感じた。
「生意気な事を……言ってんじゃねーぞ雑魚風情がぁ!」
「はっ、雑魚はどっちだよ」
殴る、蹴る、漫画の喧嘩か?
「お前達程度、こっちは何時でも切る事が出来るんだぞ……!」
─────その時私に電流走る。
(じゃあよろしく)
(もちろん(^_-)-☆)
「成る程、じゃあ同盟切っちゃおっか」
魔王が仕掛けた爆弾が発火する。
「は、ははっ! 良いんですか? 同盟を破棄するという事は即ち「ライブラリ」「SF-Zoo」とも同盟を破棄するという事! 貴方々が得ていた恩恵を全て捨てることになりますよ?」
………そういえばみんな居ないね。
「あ、その件について
そう言ってペンちゃんが指を鳴らしてプレイヤーが入ってくる。
一人はもはや見なれた魔法少女の格好をしたおじいちゃん。
一人はこちらも見なれた騎士の格好をしたどこか悲壮感漂う騎士。
一人は……あ〜代理の子かな?アニマリアちゃん来なかったんだ。
一人は白金の盾を持った聖騎士。
「改めて私達「旅狼」は「黒狼」に通告するよ。私達はこれまでの「4クラン同盟」を破棄し、新たに「聖盾輝士団」「午後十時軍」を加えた「6クラン同盟」を結ぼうと考えているわけだけども……あえてリベリ
ペンちゃん相当張り切ったね?
「混ぜて欲しいなら、頼み方ってもんがあるでしょ? 土下座とか土下座とか」
「鬼かな?」
「魔王だろ」
「悪鬼羅刹の類ではあるよね」
「祝われない方の魔王だね」
「あれぇ? なんで身内からフレンドリーファイア喰らいまくってるんだろうね私ー?」
日頃の行いでしょ。
ちなみにXちゃんは何も聞いていません。雰囲気とアイコンタクトだけでペンちゃんに合わせてます。化け物かな?
招待状の相手は?
-
小さい虫の王
-
引きこもりギタリスト
-
孤独な魔女のお姫様
-
初めての音
-
能面の付喪神
-
真実を知った矮小な者
-
星を堕とす龍