シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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集いしは狩人、彼方より来たれり怨嗟の従者

「私、帰還!」

 

「うおっ!どっから出てきたX!?」

 

「お、サンラク君。ちょっと寄り道をね」

 

「寄り道って…ああ、そっちのユニーク関連か?」

 

「そそ。そっちの方は?」

 

「今からエードワードの呼び出しのとこ行くところだ。Xも行くか?」

 

「そうしようかな。ついでにさっき取ったやつも試したいからね」

 

「…X、お前またなんかやったろ?」

 

「背中についてるやつを説明してから言って貰えるかな?TS趣味の変態さん?」

 

「言う前に逃げて数日行方不明になってXに言われたかないが?」

 

「HAHAHA、今日はこれくらいにしておこうか」

 

「おう…これ以上は互いにグーで殴り合うことになりそうだ」

 

「んで、クリアの目処は?」

 

「最強種が相手だからな…しかも、地形的にリュカオーンの時ほど自由自在に走り回るとかもできなさそうだしな」

 

「そっかぁ…私も地中は苦手かもなぁ」

 

「意外だな?そっちの方に反射する武器とかありそうなもんだが」

 

「反射ってか貫通するのならあるよ……味方ごと」

 

「やめろよ?」

 

「試したらペンちゃんすら2発で倒す火力だったよ…流石に封印一択」

 

「マジで言ってんのか…?防御特化では無いとはいえ、レベルカンストのやつをそんな豆腐みてえに飛ばすのかよ」

 

「サンラク君だったら掠っただけで3人は飛ぶだろうね、ははは」

 

「笑えねぇ…」

 

 


 

 

「「でっか……」」

 

え、これトンネルって…えぇ?

 

「なんつうかこう、山くり抜いて作るトンネルくらいのサイズを想像してたから衝撃が凄いな…」

 

「わかる、想像の5倍くらいデカくない?」

 

「けどこれ…ゴルドゥニーネがこんだけの大きさってことじゃねぇか?」

 

「やよねぇ…ちょっと本気を出さないといけなさそうだね」

 

「手抜きはご遠慮頂きたいところですがね…それと、そちらの方は?」

 

おお、ヴァイスアッシュと似て極道って感じだ。

 

「私はUNKNOWN X。サンラク君のちょっとしたお手伝いさんって所かな」

 

「俺らのチームの中で運と実力が最強クラスのやべぇやつだ。実力は俺とヴァイスアッシュが保証するぜ」

 

「成る程…では貴方もこちらへ、作戦会議を始めます」

 

「いいねぇ、ブリーフィングは嫌いじゃない」

 

「お邪魔します」

 

トンネルの片隅にある小屋。中はかなりの数のヴォーパルバニー達が座っていた。そして座っている子達には共通点が…

 

「これがゴルドゥニーネの毒ってやつか」

 

「えぇ、他者へ伝染し身体を蝕む蛇の毒……ヴァイスアッシュの直系(・・)ですら直接食らえばただではすまない、そういう毒です」

 

「それはそれは…想像以上にやばいやつだね。もはや毒じゃなくて呪いだ」

 

「ええ、そして…」

 

そう言いつつ、エードワードが私達の目をまっすぐ見る。

 

「これが最終確認です、もうここから先引き下がる事は指揮官として認める事はできませんが……宜しいですね?」

 

「………ハッ、爬虫類程度で怯えるほどヌルい冒険はしてきてないんでな」

 

「私達の目標は最強種全ての討伐と同義だからね、今更だよ」

 

そう言うと表示されるウィンド。私は初めて受ける、ラビッツ系統のユニークシナリオ。

 

『ユニークシナリオ「兎の国防衛戦(ラビッツ・ディフェンシブ)」を開始しますか?はい いいえ』

 

私とサンラク君は迷う事なく、ボタンを押した。




Q.エムルちゃんはどうした?

A.合流前に抗議済み。後方でアンジェラとなんかしてるみたい…?
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