シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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ラージ・サーバント

《さあ行くぞ!螭吻!》

 

偃月刀を振ると火の粉を撒き散らしながらて燃えてゆく。

不滅の致命兎で突き刺せば炎が舞い敵を溶かしていく。

眷属自体の耐久は今までの敵に比べ無に等しい。しかし数があまりにも膨大すぎる。

 

《最近はっ!数の暴力で殴る奴が多いなっ!狻猊!》

 

 

まだだ、もっと燃やしていけ!

 

《火龍斬!そろそろ一撃いってみようか!》

 

全身の火を波動に変えろ!

 

《蒲牢!》

 

目に見える蛇共の進行速度が落ちていき、そして後ろから来る別の蛇共に轢かれて潰れる。なんとも残酷なピタゴラスイッチだ。

 

《っと、待つ時間は無さそうだ。贔屓!》

 

とにかく切って切って切りまくって後ろに被害が行かないように努める。

味方からのフレンドリーファイアはポーキュバスによって無効化済みだから安心して殴りに行けるな!

 

《どうした!ユニークの眷属と言えどこんなものか!》

 

脆い!脆すぎるぞ!

 

《全力でかかってこいっ!狻猊!》

 

感情を高めろ!もっとだ、全てを燃やせ!

 

浮かぶ武器(・・・・・)を見たことはあるか?挟撃!》

 

愛魔ちゃんステッキで左右から責め立てる。アンジェラがどっか行ってるから自分で操作しないとなのは気をつけねば。

 

《無駄無駄ァ!爬虫類が群れようと、龍の尾には届かんさ!》

 

偃月刀にも十分な火が灯ってきた。さあ、次の段階へ進もうか!

 

《睚眦!さあ、蹂躙の始まりだ!》

 

先端が掠るだけで体力が消し飛ぶ。もはや守りすら必要ないが、今なら防御力も高まっている。

 

《そろそろサンラクも止まるだろう。それまでは、私が相手してやろう!火花の輪舞!》

 

そうして順調に蛇共を蹴散らしていた私とヴォーパルバニー達。しかし、その耳に聞こえたのは

 

〈ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙〉

 

怪物の産声だった

 

 


 

 

《あの姿…アブノーマリティか?!エードワード!他の奴らをあいつに近寄らせるな!》

 

「…わかった。テメェらぁっ!白衣ん人の言聞こえたなぁ!あん巨人に近づくんじゃねぇぞ!!」

 

《愛魔!正魔!死蝶儀!何体かアブノーマリティ置いてく!私はあいつを相手してくる!》

 

〈管理人?!その姿は…〉

 

〈…随分と、懐かしい匂いがするのね〉

 

〈はぁ、全く。管理人といると退屈しなさそうだ〉

 

《頼んだぞ!》

 

 

 

《初手からぶち込む!燃え上がる感情!》

 

自身の感情が増幅されるほど威力の上昇する技だ、今の状態なら相当なダメージとなる…はず、なのだが…

 

〈ううぅ!!!〉

 

《まるでビクともしないとはな…アンジェラ不在だから自力で調べないとか》

 

該当するアブノーマリティは…は?無い?

 

《いや、そんなはずは…》

 

……待てよ、たしか前にアンジェラが

 

『私の知識は本社のL社の情報のみです。故に、支部のアブノーマリティの情報は知りえません』

 

まさか、あいつはその支部のアブノーマリティ…だと言うのか?

 

《情報なしでやり合うのは得策では無い…カッツォの言葉だが、今回は引く訳にはいかねないのだよ!》

 

来い、緑の巨人!

 

〈ああぁあ!!!〉

 

《椒図!からの謦咳!》

 

今までのアブノーマリティに比べ随分と火力が高いな…それに、防いだはずの武器に何かが付着している?

 

《腐食…名前的に敵を溶かす状態異常か。武器が壊れても叶わないな、なんとしてでも突破口を見出さねば》

 

偃月刀をと不滅の致命兎を強く握り、ひとまずやつの行動を観察することにした。




開花:EGO ソルオーブ
自身と相手に付与された火傷に応じて火力が上昇する。
また、自身の火傷を消費して広域攻撃を使用可能。
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