シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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祝!終末鳥討伐!イェーイ 
黄昏は某キノコのハンナちゃんに着せました。何故かいつもランダムなのにハンナちゃんだけそのまま出てくるんですよね。初見の時から7回くらいやってるんですけどね。


永遠に愛を込めて花束を 其の三

「いいなーユニークいいなー」

 

「お前そればっかだな」

 

「あははは」

 

エムルちゃんと愛魔ちゃんの紹介をして、それぞれユニーク由来だと知ったオイカッツォ君は神代の鐵遺跡に到着するまで終始この調子だった。

愛魔ちゃんはステッキで飛びながら周りにいる敵を倒していた。アブノーマリティ本人が倒してもEGO制作にはカウントされるみたいだから助かってる。まさかのWAWからALEPHになったからEGOもALEPHになって制作まで100体倒さないといけなくなったよ・・・ジェバンニ助けて。

死蝶儀さんのEGOはWAWだから50体、おちびちゃんはHEだから20体、それぞれ倒さないとね。

 

「いいなーユニークいいなー、俺も兎をもふりたいなー」

 

「それに関しては頑張れとしか言えないんだよねぇ」

 

「今現在ユニークのためにパワーレベリングするって事忘れてねぇ?」

 

「自分で見つけるのと他人が見つけたやつにに乗るのは別物だろー……お、あれじゃない?」

 

・・・なんかサンラク君が考察モードに入っちゃった。

 

「はよ行こうよ」

 

「ん?ああ……」

 

「斬新な開き方してるけど、自動ドアってやつ?」

 

「ねじ切れて歪んでいるのを開くと言えるならそうなんだろう。さて、中に入ったらまずは地下二階?まで行けとのことらしい」

 

「それじゃあいこっか」

 

〈GOGO!〉

 

「うわすっげぇ、ここだけ別ゲーみたいだ」

 

「黒い板がぐいーん!って動いてますわ!」

 

「これに似た光景どっかで見た気がするんだけどな……ああそうだ、ブレイヴ・ギャラクシー・ファイターのラスボスステージだ」

 

「ちょっと知らないゲームですね……」

 

「私もご存知ないですね」

 

「全世界で評価されたSF格ゲーの金字塔なんだけどなぁ」

 

私が知らないのがおかしいのかな?・・・いや、二体一で知らない人の方が多いからおかしくはないかな。

 

「しかし、さっきまでファンタジーしていたのにいきなりコレかぁ」

 

それはわかるけど・・・EGO(これ)とかタブレット(これ)があるからそこまでおかしいと思わなくなっちゃった。

 

『科学の象徴である私AIもいますし尚更ですね。』

 

「こういう滅んだ系のエリアは個人的に好きだな」

 

「ああいう動くオブジェクトってバグると面白い挙動するよな」

 

「ワッカルー」

 

「一回眼球丸ごと洗浄してそのクソゲーフィルター洗い落としてきなよ」

 

「サ、サンラクサン!なんかこっち来てますわ!」

 

「エリアがエリアなら敵も敵か、警備ドローンとかそんな感じか……?」

 

「二人ともどうする?」

 

「あー、とりあえず俺が殴ってみるよ。経験値欲しいし」

 

「OK、いってらっしゃい」

 

そう言うなり素手のまま飛び出したオイカッツォ君。ドローンもオイカッツォ君に向かって行った。

 

「素直な動きだ、カウンター練習用のエネミーかな?」

 

おぉ、ドローンが見えない壁にぶつかったみたいに吹っ飛んでいった!

 

『あれはスキル、レペルカウンターかと。』

 

なるほどカウンターね。私は自前でできるからそんなに要らないかな?

・・・そもそも取れないんだった。

 

「赤!からのクラッシュアッパー!」

 

「おー」

 

「い、一撃ですわ!?」

 

「さっすがー」

 

「なんの職業だ?」

 

「修行僧(拳気使い)……いわゆるモンクだね。武器を装備できない代わりにバフで素手を強化しまくって殴る職業。ちなみに今のはSTRとVITに補正入れる【拳気「赤衝」】って魔法」

 

「魔法職(物理)を公式がやっていくのか……」

 

「レベルを上げて物理で殴る!古より伝わるゲーム攻略法だからね。」

 

「でも武器の補正が受けられないのは結構痛いし、あんまり硬い敵相手だと逆にダメージ受けることもあるから、中々上級者向けかな」

 

「成る程ね……ちなみにステ振りどんな感じ?」

 

「軽戦士ビルド……からAGIに振る分をHPとVITに振った感じ、カスダメ食らうこと多いからタフネスさを伸ばしてみた」

 

プロゲーマーらしい堅実な分配だね。私たちは「ヤられる前にヤる‼︎」を全力でやってるからね。

 

「サンラクは……ああ、言わなくていいよ。どうせ紙装甲STR・AGI特化でしょ」

 

「残念!AGI・LUC特化の幸運戦士でした!」

 

「ヴォーパル魂全開ですわ!」

 

「ええ……てかヴォーパル魂って何?」

 

「私はなんとなくわかったよ」

 

その後はサンラク君が幸運について熱く語ったりオイカッツォ君が全部の敵を倒すと意気込んだけどすぐにやられてそれをサンラク君が煽ったらオイカッツォ君がサンラク君をゴキ・・・Gと言ってPvPに発展しかけたりしたけど目的地に着いたみたい。

 

「荒廃具合が酷くなってるな、てっきり下に行くほど設備が無事なタイプかと思ってたんだが」

 

「下から崩落したんじゃない?底が抜けた鍋みたいに」

 

「その例えは微妙によく分からないが……」

 

「アンジェラどう?」

 

『はい、このフロアから隠しエリアに向かえます。』

 

「隠しエリアねぇ……なんか俺って本来自分で探す要素を他者から提供されっぱなしな気がするんだけど」

 

「今のご時世ゲームプレイ前に攻略サイト見る奴だって珍しくはないんだ、気にするだけ無駄だろ」

 

「俺もユニーク自力で見つけたいなー」

 

「はいはい…」

 

「アンジェラどっち?」

 

『こちらです』

 

えっと、真ん中に穴の空いたプレートの左側を通って亀裂を飛び越し、四方が欠けたプレートに乗って地下二階と三階の隙間へと移動しそこから先へ……

 

「面倒臭いわ!」

 

「アンジェラ大丈夫?こっちで本当に合ってる?」

 

『問題ないです。複雑なのは否定しませんが』

 

ペンちゃんかはたまた誰かはわからないけどよく見つけたよね。

 

「うわ、今時フルダイブでここまで手の込んだ隠し要素も珍しい」

 

「壁を特定のリズムで叩いたら隠し通路が、とかありそうだな……」

 

「それなんてニンジャ?」

 

とにかく早く向かわないとね。

 

 

 

 

『最後にこの穴に飛び込めば到着です』

 

「実はこれ俺達を遠回しに暗殺するためのドッキリじゃないよね?」

 

「そしたらお前、あの鉛筆女はケジメ案件よ」

 

「ケジメ!おと、カシラもケジメは大事って言ってましたわ!」

 

「本当にそうだったらペンちゃんにオハナシした後カイシャクするから大丈夫大丈夫」

 

「さて……どうする?」

 

〈私がいく?〉

 

「あぁ確かに愛魔ちゃんなら浮かべるし最悪死んでも大丈夫だもんね」

 

「じゃあ頼めるか?」

 

〈もちろん!行ってきまーす〉

 

「愛魔ちゃん大丈夫かな?」

 

「大丈夫だろ。それよりアブノーマリティについて教えて欲しいんだけど」

 

「この前言ったのでほとんどだよ。なんなら後でもう二人呼ぶから」

 

「…まだ増えるのか」

 

「いっぱいいるしなんならまだ各地にいるみたいだからね」

 

〈…………夫だ……〉

 

「ペンシルゴンの遠回しの暗殺ドッキリではなかったようだな」

 

「エムルちゃんなんて言ってるかわかる?」

 

「えっと、〈大丈夫だよー〉だそうですわ」

 

「そんじゃ、さっさと入りますか」

 

「えっちょ、まだ心の準備が……ですわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!?」

 

「…私たちも行こっか」

 

「…そうだな」

 




愛魔ちゃんもっと出したい欲に駆られています。一番好きなのは別にいますが。
作者の後書きコーナー‼︎

今回は愛魔ちゃんの武勇伝!
なんと愛魔ちゃん、今うちにいる脱走型アブノーマリティは全員倒しております。審判鳥と貪欲ちゃんは職員と一緒にですがそれでも凄い!可愛い!本当に大好きです。

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