シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。 作:愛憎愛華
次の日早速買ってきたシャンフロをセットして開始する。
「はえ〜最近のはこんなに種類豊富なのか。」
その数は意図しなければかぶることはほぼ無いと確信できるレベルだった。
「さて、見た目は・・・同じでいいかな。知り合いとかにわかりやすい方がいいと思うし。次は職業・・・いや多いなぁ結構悩むなぁ。」
というかこれ職業と使う武器で分かれているのか。そりゃあこんなに多くなるよねぇ。
「・・・とりあえず騎士(片手剣使い)これでいいか。次が出身か〜」
ポケモンみたいにどこかが上がる代わりにどこかが下がる感じか〜
「だったら防御を捨てて攻撃上げようかな〜。えっとー孤児か。・・・自分から孤児になるのなんか悲しいような・・・」
孤児院の人たちに怒られそうだな。
「ま、それはいいとして・・・PNはUnknownXっと。それじゃあスタート〜」
『遥かな太古、神代と呼ばれる時代があった。』
あ、プロローグはカットで。大体見たし問題無いでしょ。
問答無用でプロローグをスキップして、ついにフルダイブした意識に身体の感覚が到来する。身長や体格がリアルと異なるから少し身体を動かすべく周囲を見回すと……
そこは街だった。まあ知ってたけどさー
「それじゃあステータスオープン〜」
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PN:Unknown X
LV:1
JOB:騎士(片手剣使い)
3,000マーニ
HP(体力):30
MP(魔力):10
STM (スタミナ):20
STR(筋力):30
DEX(器用):15
AGI(敏捷):10
TEC(技量):15
VIT(耐久力):1(8)
LUC(幸運):10
スキル
・スピンスラッシュ
・ナックルラッシュ
装備
左右:騎士の片手剣
頭:皮の帽子 (VIT+2)
胴:皮の服(VIT+3)
腰:皮のベルト(VIT+1)
足:皮の靴(VIT+2)
アクセサリー:無し
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安定と信頼の紙装甲。高めの攻撃。ガラスチャレンジャーにはうってつけだね‼︎
「とりあえず永遠探すか〜」
多分ここが最初の町で合ってると思う。ただ・・・
「あの子のことだからPKやってるかもしれないのよねぇ」
ネームタグを真っ赤にしてると人前には出にくいだろうし・・・路地裏とかで探すとするか〜。
30分後
「・・・あ、やっと見つけた」
「あれ管理?来てたなら連絡してくれればよかったのに」
「このゲームフレンド登録しないと無理みたいだけど?」
「そうだっけ?それはそうとやっぱりXちゃんは名前が分かりやすくていいね〜」
「それを言うならペンちゃんも大概だと思うけどね。とりあえずフレンド登録しよ〜」
「送ったよー」
「サンキュ!それで、これからどうする?」
「ひとまず施設とかの説明だけしておくね。その後はクランとして仕事入ってるからちょっとだけだけど。」
「言い方からして結構重要な仕事なんでしょ?じゃあ仕方ないよ。」
「ほんとごめんね〜明日なら一日フリーだから。」
「じゃあ今日だけで何か特別そうな奴見つけて見せるよ!」
「それができたら他の人が苦労してないんだけど・・・Xちゃんのリアルラックからして出来そうな気がする」
「任せておいてよ!」
「まずはレベルアップが先だけどね。」
「セヤナー」
「どっから声出してるの?」
その後ペンちゃんから説明を受けて私は・・・森で遭難していた。
「ここどこかな〜?・・・それよりここまでmobと一切遭遇していないんだけど?」
明らかに非常事態だよね・・・誰かが狩りすぎて居なくなったとか?いやこういったゲームにはそういうことがないように作られてるはずだけど・・・割と真面目にその説が出てきたなぁ。
「とりあえず街に戻りたいけど・・・こんな森聞いてないんだよねぇ。」
こんな黒い森ペンちゃんから聞いてないんだけど・・・まさかこれがユニークって奴?
「とりあえず歩いてみるか。」
それにしたって生き物の気配が無いのよねぇ。鳥の1匹でも出てきそうだけど。
「・・・ん?何だろう」
森を過ぎて開けたと思ったら施設みたいな所が出てきた・・・入っても大丈夫かな?
「お、お邪魔しまーす・・・」
中には人が居た痕跡がいくつかと・・・これは、
「・・・血痕だね。大規模な戦いがあったのかな」
そうして進んでいくと今度は巨大な水槽があった。ただ中身が変で、脳幹みたいなものが緑色の液体の中に入っている。そして隣を見ると
「・・・わぁお」
少女・・・いや美少女が機械の中に入っていた。
作者の後書きコーナー
今回は主人公ちゃんが迷い込んだ場所。
イメージは外郭にある黒い森とL社になる前の研究施設でカーリーと頭が倒れてアインがセフィラにしたけどそこで力尽きて放置された・・・みたいなIFの世界線。だからまだアンジェラちゃんは目覚めてないし血痕も残っていた。