シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。 作:愛憎愛華
「みんな、大丈夫?」
〈私は大丈夫。正ちゃんは?〉
〈私も大丈夫です〉
〈ったくいきなり来るなんて聞いてねえよ〉
〈そうですわ。全く蛸風情が調子に乗って〉
「流石に茜ちゃんは別になっちゃったか」
ゲームの処理的にアブノーマリティはスキルの一部として残ったけどプレイヤー同士は別々にされちゃうよね。
「……あれ?マルクトちゃんは?」
〈そういえばいないわね〉
〈落ちる時にはぐれたのか?〉
「マジか〜速く探さないと」
とりあえずの目標としてはマルクトちゃんの捜索、他の子達との合流、後はここにいるかもしれないアブノーマリティの確保かな。
「ここに来るだけなら出来るだろうしいる可能性は捨てきれないよね」
〈……そういえばやけに静かね〉
〈確かにな。まるで音が消されてるような〉
『……やっと繋がりました』
「アンジェラ、大丈夫だった?」
『私は大丈夫です。それよりX、早急にそこから離れてください!』
「わ、わかった。みんな一回戻って!」
『……ここまで来れば問題ないでしょう』
「それでどうしたの?」
『Xは気づきませんでしたか?』
「何が?」
『音の変化です。あそこにいる時音が小さくなっていました』
「そういえばそうだったね。それが?」
『それはあるアブノーマリティの特徴です』
「へ〜どんな子?」
『名前は蒼星。ALEPHクラスのアブノーマリティです』
「………ごめん、もう1回言ってくれる?」
『名前は蒼星。ALEPHクラスのアブノーマリティです』
「………なんでALEPHがここにいるの!」
『それはわかりません。しかしこれはチャンスでもあります』
「チャンス?」
『蒼星は精神汚染を得意とする超広範囲攻撃型のアブノーマリティです。その分単体相手には威力が低いです。更に直接攻撃ではなく精神に攻撃するため体力の少ないXでも十分相手出来ます』
「でもその精神汚染がヤバいんじゃ……あ!」
『気づきましたか。私たちには強力な精神耐性を得られる罪善がいます』
「なるほど。確かにそれなら相手出来るかもしれないね」
『しっかりと対策してから挑みましょう。まず蒼星の弱点は定数ダメージです。なので正義の魔法少女を主軸にしましょう』
「なるほどね。それじゃあ頼むね正ちゃん」
〈わかりました管理人〉
『そして先程も言った通り精神汚染が強力なので罪善は必須となります』
「大鳥君の時みたいに外したら即死ってわけだね」
『そしてこれが一番の懸念点ですが、これまで話した内容は全て抑制ありの時の話です』
「あ〜ね、ALEPHレベルだし新しい攻撃がある可能性があると」
『はい、ですので作戦は立てずアドリブで何とかする方針にしましょう。何も無ければ罪善だけで完封出来ます』
「それじゃあまずは蒼星を見つけないとね」
「お、音が変化し始めた」
『恐らくもう少しでしょう。頑張って下さい』
「っと、おでましみたいだよ」
今回はALEPHが相手。最初から全力で行くよ!
「正ちゃん!」
〈はい!〉
「絶望の仮面!」
いつもとは違う変身。髪が伸びて青色になり、左目に正ちゃんと同じ仮面を被って服がドレス風に変化する。
「正義の魔法少女!」
さあ、勝負だ!
「剣の誓い!忘れられた騎士の剣!」
〈 〉
「EGO8本!発射!」
足が沢山ある見た目は一般人だとSAN値チェックが始まりそうだけど、私はもう見慣れてるからね。
「憎しみちゃんステッキ!アルカナ・ビート!」
《 》
「正義を実行する!涙で鍛えた剣!切り裂け!」
『X、少し下がって下さい』
「わかった。愛と正義の誓い!」
《 殉教》
おっと、早速新しいのが来たね。……石像が4体かな?
「とりあえず攻撃してみよう!涙で研ぎ澄まされた剣!」
「星のために!」
動くのかい!そしてなかなかに速いねぇ!2、3回当てたら停止するけど4体まとめて相手するのはしんどいね。
「数には数で対抗しないとね。女王蜂さん!」
〈死体は大量にありますわね。感染!〉
働き蜂の群れ!
あ、やばい今働き蜂が死んだら絶望使えるようになってる……
「まあ、バグじゃないし活用しますか。絶望」
味方が犠牲になるだけはあって見返りが凄まじいね。
今ならALEPHだってちょちょいのちょいだよ!
「クールタイム軽減されてるしガンガンいきますか!鮮やかな信条」
石像も大体は片付いたかな?
〈 〉
「いずれ星になって会おう!!!」
えぇ(困惑)、自分から飛び込んで行くのか……
っとついに本体が来るかな?
「攻撃あるのみ!新たな矜恃!」
〈星の音〉
眩し!?目眩しとは卑怯な真似……を……誰だお前は!?
しかもEGOみたいなのまで持ってる!?
「それなら先手必勝!正義で作られた剣!」
〈聞こえない……聞こえない……〉
攻撃してるはずなのにビクともしないの不気味すぎる。
「新たな矜恃!アルカナ・ビート!」
〈見えない……見えない……〉
そりゃあ目隠ししてたらみえないでしょうよ。
『あれはギフトなので付けていても見えますよ』
アブノーマリティって不思議だね。
「いい加減沈みなさい!穿て!」
《星詠》
今度は何!?
《大アルカナ・
『なるほど、どうやら神秘の複製を使用しているようです』
それはわかったけどボールがしつこい!小さいから当てにくいし滅茶苦茶に動き回るから推測がしにくい!
《大アルカナ・
ちょっと待てい!使うの1つじゃ無いの!?
『……困りましたね。今判明している神秘の効果は愚者と戦車、世界のみです』
つまり効果を推測しながら対策しろってか!情報なしだとクソゲーじゃん!
『しかしここまで来たらやるしかありませんよ』
は〜やってやろうじゃねえかこの野郎!!
ちなみに、同化正ちゃんの戦い方のイメージは防振りの崩剣です。元のEGO1本を持って分身のEGOを操っている感じ。
憤怒ちゃんは何番目?
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1番目
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2番目
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3番目
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4番目
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5番目