シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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んん?なんか昨日凄い見られたけど何で?→日間ランキング入ってるやんけ!
ということで51位になりました!!多分ランキング入ったの初めてですかね?めちゃくちゃ嬉しいです!

誤字報告や感想もありがとうございます!最近多くて嬉しいです(*^^*)


匿名M(魔法少女)チーム 最初から大ピンチ編

んん〜疲れた。

 

『お疲れ様でしたX』

 

「お疲れ様アンジェラ」

 

『朝の紅茶です』

 

「ありがとう。今何時?」

 

『5時ですね。集合まではもう少しあります』

 

「それじゃあ朝ごはん食べてから向かうとしますか」

 

 

 

 

 

 

 

「……なんで私とメグしか居ない?」

 

「三人も寝坊するとか大丈夫ですかね?」

 

「大丈夫とは言えない。仕方ない、来るまでは修行しよう」

 

「お願いします師匠!」

 

「よろしい。それじゃまずは私の特徴を言ってみて」

 

「Xさんは大体何でも出来て全部の攻撃に対処されました」

 

「それじゃあそういう相手にはどうすればいいと思う?」

 

「えっと……どうすれば?」

 

「相手の思考の裏の裏を突く。サンラク君ならカッツォ君相手に攻撃の八割をフェイントにして勝ってた」

 

「えぇ……(引き)」

 

「これはあくまでも極端な例。もっと柔軟な思考を持とうってこと」

 

「な、なるほど」

 

「っとやっと来た。それじゃまた後でね」

 

 

 

 

 

 

 

「畜生……何よりも現実こそクソゲーってそれ一番言われてるから……」

 

「重役出勤のヒヅトメさんちーっす!」

 

「ブランチのお味はどうだったかなー? みんなを待たせて食べるブランチの味はさぁー??」

 

「言い返せないという事実が何よりも痛い、これが罪悪感……?」

 

「2人も遅刻した。同じ穴のムジナ」

 

その後ペンちゃん節が発動したりサンラク君が上の空になってカッツォ君にチョップされたりと色々話し合っていった。

 

「そういえば三人とも、なんて名前でエントリーしとく? 特に要望がないならサンラク、鉛筆戦士、unknownXで登録しとくけど」

 

「匿名希望アルファとかで宜しく」

 

「あ、じゃあ私は匿名希望オメガで」

 

「……いや、やっぱり匿名希望零式とかにしようかな」

 

「じゃあ私は……匿名希望非存在番号ゴーストナンバーとかにしよっかなぁ……」

 

始まった……

 

5分後

 

「はぁ……じゃあサンラクは「彼方より解き放たれし宿痾の匿名希望」でペンシルゴンが「†気高き匿名希望の淑女(ミスティック・レディ)†」で良いんだね?」

 

「「やっぱなしで」」

 

「普通に助っ人A、B、Cでよくない?」

 

「それはなんかな〜」

 

「よし、もうこの際プロゲーマー様直々に名前を決めてあげよう」

 

「ほう」

 

「サンラクが「ガンボール」でペンシルゴンが「ブラックカーテン」でXが 「ライトサイド」 で」

 

「誰が「鉄砲玉」だコラァ!?」

 

「今回の「黒幕」はむしろそっちじゃーん!!」

 

「私のとか5秒で考えたのかな?うん?」

 

「ええい黙れ現役厨二病共、昼までに決めないといけないんだぞ!」

 

「私を含まないで貰えます?」

 

30分後……

 

「……はい、というわけで厳正な殴り合いの結果名前が決定しました」

 

まあ、結構良いのにはなったんじゃ無いかな?

 

 

 

 

『なぁシルヴィ、ケイんとこのチームにこんな名前のメンバーいたっけか?』

 

『んー? 誰か新入りでも入れたのかしら……って何これ、「顔隠し(ノーフェイス)」と「名前隠し(ノーネーム)」、「正体不明(ノーイメージ)」?』

 

 

 

 

 

「unknownからの派生、結構良いねぇ」

 

ま、それはいいとして

 

「アンジェラ、居る?」

 

『どうしましたかX?』

 

「永遠がコスプレして行くって言うから私も何か着ようかなって」

 

『それでどうして私に?』

 

「どうせならさアブノーマリティの格好して行ったら面白そうじゃない?」

 

『なるほど、それでは候補はどうしますか?』

 

「インパクトだとやっぱり蝶儀さんでしょ、後は正ちゃんのドレスも良いかもね。愛魔ちゃんは……流石に恥ずかしいかな」

 

『わかりました。その二つを抽出しておきますね』

 

「お願いね」

 

ちょっと練習してから集合場所行きますか。

 

 

 

 

 

 

「「「「試合に参加出来なくなったぁ!?」」」」

 

「……あぁ」

 

「主催者がドタキャンって……まさか壮大なドッキリ説が真実だった……?」

 

「他人事なら盛大に爆笑してたんだけどさ、カッツォ君流石にそれは笑えなくない?」

 

「過半数が居ないチームとか狂ってるよ」

 

「ど、どういうことなのよケイ!?」

 

「上から……つーかスポンサーからの「命令」でRwH6の大会の欠員補充で出場されることになったんだよ……」

 

「はぁ?」

 

 

 

 

「要約すると別のチームの人が怪我で入院、そこでスポンサーがカッツォ君を指名、色々あって参加するように強制された……と」

 

「ピンボールみてぇに不幸が連鎖しててもはや笑えるな」

 

「他人事なら笑えてたんだけどね……」

 

「というかなんで格ゲー畑のカッツォ君がFPSの選手になんかなるわけ? おかしくない?」

 

「あー……ちょっと昔色々あってさ、そのスポンサーの前でFPSをやったことがあってさ。はは、こう見えて格ゲーの次くらいにはFPS得意だから……」

 

「そ、そうだ、RwH6の大会をすぐに終わらせれば間に合うんじゃ……」

 

「確かにウチのミリタリー馬鹿どもは強いけどさ、対戦相手がドイツの「シュトゥルム・ウント・エクスプロシヴ」だから、十中八九長引くよね、っていう」

 

「成る程なぁ……ちなみに全力でぐだったとしてその決勝戦とやらはどれくらいかかるんだ?」

 

「ルールは陣取り、合計六試合……一試合三十分だからまぁ、休憩込みで三時間以上は拘束されるよね」

 

「ちなみにGH:Cのエキシビションマッチ開始時間は十時でRwH6世界大会の開始時間は九時だね」

 

「つまり全員フルラウンドで戦えば間に合うって事だね?」

 

「うちの大将はトイレに行ってます、とでも言っときゃいいだろ。実際丸々十分使い切る戦法ってどうすればいいかな、全力ロールプレイ?」

 

「向こうが乗ってくれればそれでもいいけど、キューブ確保とノックアウトのどっちつかずで三ラウンド引っ張ればなんとかなりそうかな?」

 

「相手次第ではあるけど十分だね」

 

「……ちょ、お前らマジなの? 本気でそれ言ってるの!?」

 

「アマチュア二人に元プロ一人を衆人環視の前に引っ張り出しておいて、自分だけバックレようなんて俺達が認めるわけないよなぁ?」

 

「ただでさえ「人数足りないので補欠入れました」感が酷いのにここで主役欠員とか派手に晒し者じゃん、私そーゆー目立ち方はあんまり好きじゃないかなーって」

 

「せっかくの晴れ舞台なんだからさ、人数(道ずれ)は多い方が良いからねぇ」

 

「この状況で俺の足を引っ張りに来る君ら一周回って尊敬するよ……じゃなくて! 流石に言ってることが無茶だってことくらい分かるよね……?」

 

「私だってただコスプレの用意してたわけじゃあないんだぜぇ?」

 

おお、ペンちゃん節が光る光る。

 

「いい? 今回のエキシビションマッチは極論勝ち負けは二の次、重要なのは「いかにこのゲームが面白いか」を観客に、ネットから見ている視聴者に、後から録画を見る人に伝えることがメインなわけ」

 

「だからこそこれはバトルではなくエンターテイメント、プロローグで決着する勝利よりもエピローグまで続く山場をこそ望まれる」

 

「では私達の目論見と、このエキシビションマッチの目的の双方を叶えるにはどうすればよいでしょうか」

 

人形は糸がないと動けない。今回は私たちが人形となってペンちゃんという糸に動かされることになるね。

 

「私たちは最大三十分の対戦をするんじゃない、放送時間三十分のドラマ(・・・)を繰り広げるのサ」

 

 

 

 

 

「さって、頑張りますか……ん?」

 

カッツォ君からのメールか。

 

「ま、答えは1つだよね」

 

 

 

 

 

何故そこまでしてくれるのか。

簡潔な問いメールに対して返ってきた答えもまた、シンプルなものだった。

 

 

件名: Re:何故

差出人:サンラク

宛先:モドルカッツォ

本文:わざわざ俺たちを呼ぶくらいマジなイベントなんだろ? 華を持たせてやるって言ってんだよバーカ

 

上手くいったら焼肉な、当然お前の奢りで

 

 

件名: Re:何故

差出人:鉛筆戦士

宛先:モドルカッツォ

本文:シルヴィアちゃんとの対戦、カッツォ君にとっては大事な事なんでしょ? おねーさんが一肌脱いであげようってことさ

まぁ実際はコスプレ衣装を着込むんだけどね!

 

上手くいったら私お寿司食べたいなぁ、カッツォ君全持ちで

 

 

件名: Re:何故

差出人:unknownX

宛先:モドルカッツォ

本文:せっかくの大舞台、無駄にするなんて勿体ないでしょ?それに難しい問題の方が燃えるタチなんだよね!

 

上手くいったらみんなで天ぷらうどんでも食べようか。カッツォ君のお金で

 

 

 

「……宿泊費込みで既に俺が全持ち(オゴリ)じゃんか」

 

ごく自然な流れでさらに金を使わせようとする三人からの文面に、慧は呆れと、諦めと、悲しみと……そしてそれら全てを上回る感謝の篭った苦笑いを浮かべて携帯端末をベッドへと放り投げる。

 

モチベーションで言えば最低レベルで臨むつもりであったRwH6の世界大会とやらであったが、頼もしい友人達が全力で時間稼ぎをしてくれるというのならば。

 

「上等だよ、シュークリーム・カルト・エクササイズだがなんだか知らないけど、ちゃっちゃと倒して本業に戻ればいいだけってね!」

 

慧の部屋に設置されたVRシステムに急遽インストールされたソフトを起動し、慧もまた己の成すべきことのために仮想現実の世界へとダイブするのだった。

 




最後完全にそのままだけど入れたかったから入れちゃった。

憤怒ちゃんは何番目?

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