シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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本日はスペシャルデイ!15時にもう一本投稿されます!
理由はメグちゃんの活躍を早く見せたかったからです。


匿名M(魔法少女)チーム  模倣悪編

「なんていうかあれだよね、ギャルゲーのバッドエンドが似合いそう」

 

「むしろゾンビパニックで中盤くらいに死ぬ二枚目キャラじゃね」

 

「あー分かる」

 

「私はホラゲーで最初に犠牲者になる一般人だと思うぞ」

 

「「あーね」」

 

最初からボロくそに言われている彼の名前はルーカス・ガルシア。タイプとしてはカッツォ君と同じで、研究するほど強くなるタイプ。つまりは私たちとは相性最悪で、メグちゃんとは相性最高だね。

 

『ルーカス選手、キャラクターは「Dr. サンダルフォン」!』

 

『前作からの彼の持ちキャラですね、システム周りが大幅に変わったとはいえ、勝手知ったるキャラを選ぶのは彼のプレイスタイル的にもベターな選択でしょう』

 

「はい私の一勝、これは打ち上げはお寿司で決定かな? んー?」

 

「……まだわかんねーし」

 

『おおっと! 対する夏目選手が選んだキャラはユグドライア!! 同作品のヒーローヴィラン対決だーっ!!』

 

「サンラ……もとい顔隠し(ノーフェイス)君はエナドリはまだキメないの?」

 

「個人的持論だけどエナドリは飲んでから三十分くらい経過した頃が一番キマると思う」

 

「それはわかるな」

 

「時にプラシーボ効果って知ってる?」

 

「F1カーとかが高速で走る時に音が低くなるアレ……」

 

「うん、それドップラー効果ね」

 

メグちゃん頑張れ!修行の成果を見せるんだ!

 

「いいか夏目氏、ロールプレイ心得の基本を忘れるなよ……」

 

「そう、ロールプレイにおける基本中の基本にして、絶対遵守のルールその一……」

 

恥を捨てて「キャラ」になりきることだよ。

 

 

 

 

 

千載一遇のチャンスは、悪鬼と悪魔が同伴する茨の道であった。ただし、天使の導きがある状態で。

 

(なんで私はスターレインのレギュラー選手相手に舐めプじみた事をしないといけないの……)

 

何をどう間違えたらカリスマモデルと謎のガスマスク、元プロゲーマーの蝶と一緒に全米トップクラスのプロゲーミングチームに挑まなければならないのか。奇っ怪でまさに『運命』と言える。

 

「私は運命になんて負けない……!!」

 

幸いにも師匠からロールプレイの方法はあらかた教えて貰えた。他2人だけなら恥でしか無かったが師匠の方法なら自信を持ってやれる。

 

「あぁもう、やってやるわよ!!」

 

邪悪なるマッドサイエンティストによって植物の因子を植え付けけられた女が見つめる先は……病院。

 

 

 

 

 

 

『さあ、私の盾と成りなさい!』

 

『オイオイ、役作りにしたってやり過ぎじゃあねぇか……!?』

 

そこら辺にいた老人と幼女を盾にして相手の攻撃を防ぐ。いいね、修行の成果が出てるよ!

 

「まだ恥じらいが感じられる、60点」

 

「幼子と老人を人質にしてるのはグッド、75点」

 

『あ、あのー……』

 

「おや、どうかしましたか?」

 

『その、お話聞いてもいいですかー?』

 

「え? あー……」

 

「では私がお教えしましょう」

 

『えーと、それでは……夏目選手はどうしてあのような、その、凶悪なプレイングを?』

 

「それはだな、あれこそがギャラクシア・ヒーローズ:カオスにおける立ち回りの完成系だと確信しているからだ」

 

『と、言いますと?』

 

「このゲームではゲージ……所謂格ゲーにおける必殺技ゲージがあるわけだが、別にそれはただ単純な殴る蹴るやその逆だけで貯まるわけではない。ヴィランならヴィランの、ヒーローならヒーローのプレイをするとゲージが溜まる。(ウィーンガシャン)だから彼女はヴィランらしい立ち回りとしてあのようなロールプレイをしているわけだ。(ガタガタガタガタ)決して彼女が進んであの立ち回りをしている訳では無い」

 

『な、なるほど』

 

(ピカーン)

 

「それで……君は何をしてるんだい?」

 

「売り上げへの貢献? 早いところ日本でも売って欲しいし」

 

「はいはい、戦況が動くよ」

 

「おや、もうそんな時間か」

 

「ラウンド取られるかな?」

 

「どうだろ?」

 

「ゲージを切ったら取れるんじゃないか?」

 

「ん〜……私だったら最初のラウンドを渡して2、3ラウンドを奪取するかな」

 

「っと、やはり取るようだな。ゲージを切ったぞ」

 

ノックアウト!メグちゃんが先行する形で2ラウンド目が開始した。

 

『ああーっ! 再び人質作戦を行った夏目選手、背後から奇襲を食らったーっ!』

 

「やばいなー……さっきのラウンドで中途半端にゲージを与えちゃったから、ゲージ溜め無視で不意打ちとか使われてるねこれ」

 

「それに互いのスポーン場所が近いのも運が悪い、やっぱ乱数は悪だよ悪」

 

「これに関しては夏目氏は悪くないだろう」

 

「あ、逃げた」

 

「律儀というか真面目というか……時間稼ぎしようとしてるね」

 

たぶん2ラウンド目は捨てる気でいると思う。教えたあれ(・・)が決まれば勝てるかもだけど……どうだろ?

 

「おお、パトカーでNPCを引き潰しているぞ!」

 

「えげつねえ……見ろよ、無くなったゲージがみるみる回復してるぞ」

 

「Xちゃん何教えたの?」

 

「ん?ちょっとな」

 

 

 

憤怒ちゃんは何番目?

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