シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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宇宙(そら)(あい)を繋いで  其の一

「よっと」

 

ふ〜何とか空中で体制を整えられた。ちょっと練習しておいてよかったよ。

 

「今回は〜幸ちゃん!正ちゃん!」

 

〈早速出番か〉

 

〈大丈夫ですか幸先輩?〉

 

〈なに、もう問題ないさ〉

 

「さあ、何処から来る?」

 

『示せ』

 

「お?」

 

〈ほう?〉

 

〈あれは……〉

 

『継がれた意志を』

 

継がれた意志……もしかしてウェザエモンの時に貰ったあの称号の事?いや、運営が想定した倒し方があっても絶対的な順番を示す事はないと思う。

 

「X、どうする?NPCは使い物にならなそうだが」

 

「護衛を用意しておくよ。死蝶儀さん、りんごさん」

 

〈了解したよ管理人〉

 

〈……わかりました〉

 

「これで倒されることは無いはず」

 

「じゃああとは……」

 

あの位置にいるクターニッドをどう倒すか、だね。

 

「多分直接攻撃するんじゃなくて何かしらのギミックをクリアするのが正攻法だと思うよ」

 

「そうだな……だが確定したわけじゃないし検証しておきたいな」

 

「でも攻撃来てますよ?」

 

「みんな散開!」

 

あっぶない!時間差攻撃はクソゲーの香りってね!

 

「これ全部蛸足?」

 

「しかもこれ大元の一本がさらに枝分かれしてんのか……!?」

 

「合計で最大80本蛸足が降ってくるわけだね」

 

「どうしろってんだ」

 

『揺るがぬ心で進め、届かぬ高みはなく』

 

「やかましいわ!」

 

蛸足……多足……蜘蛛……クトゥルフ……神……そうか!

 

「黄金狂起動、涙で研ぎ澄まされた剣!」

 

恐らく弱点は攻撃してきた蛸足だ!

 

「涙で鍛えた剣!打ち砕け!」

 

ビンゴ!

 

「みんな!蛸足を攻撃して!」

 

幸せの道!グローリーラッシュ!圧倒的な光彩!

 

「黄金狂!黄金の道!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これで、最後」

 

まさかの96本来たのは驚いたけどこれでこのフェーズは終わりかな。

 

『届かぬ高みはなく、されば至りて(のち)に人は何処へ征く……』

 

簡単に言えば「終わりを迎えた時、お前はどうする?」ってことかな。

答えは単純、ランクマ、2週目、そしてRTAだよ。

 

『信ずる己を見出せ、世界が変わり果てようと根幹は揺るがず』

 

「さあ、次はどう出る?」

 

『聖杯:青』

 

「目がぁ!」

 

最近目潰ししてくる敵多くない!?

 

「んん、みんな大丈夫?」

 

「とりあえず全員ステータスに以上がないか確認してくれ!! ………って、あぇ?」

 

ん?今の声誰が……サンラク君がサンラクちゃんになってる!?

いや、よく見たらみんな変わってるし……私はちょっと背が伸びたかな?

 

「いや、声変わらないし見た目も変わらないって遺伝子強すぎない!?」

 

「むしろ変わらない方が得だろこれ!」

 

それはそう。

 

「ってアブノーマリティのみんなは?」

 

〈わたしらは問題ないな〉

 

〈まあ、私たちはアブノーマリティ(非常識な存在)ですので〉

 

「それならよかった。とにかく、みんなが混乱してる以上私たちが要だよ」

 

〈もちろんだ〉

 

〈頑張ります!〉

 

「愛魔ちゃんステッキ!涙で研ぎ澄まされた剣!」

 

私は空を

 

『聖杯:緑』

 

また眩し!……今度は色調反転ってことね。

 

「他の子はサンラクちゃんに任せて私は攻撃に徹しようか。黄金狂!」

 

さっきと比べて触手の速度が落ちてる……聖杯を持ちながら攻撃はさぞしにくいだろうね!

 

『聖杯:青』

 

……うん、やっぱり変わらないや。気にせず攻撃しよっと。

 

「黄金の道!幸福への道!」

 

魔法少女の効果で黄金の道のワープ機能に攻撃が入るようになる。それ即ち!

 

「攻撃を飛ばせる!ロケットパンチ!」

 

『聖杯:紫』

 

今度は一体何だ!?

なんで聖杯を叩きつけて……んん?見間違いかな……回復してない?気のせい?………いや絶対気のせいじゃない!

 

「まさか回復反転!?ヤバすぎるでしょ!」

 

『聖杯:紫』

 

よかった、流石にそのまま攻撃はしてこなかった。

 

「んで、話し合いは終わった?」

 

「ああ、確認出来なかったが紫はどういう効果なんだ?」

 

「ダメージ反転、攻撃しなくても叩きつけて回復してくるよ」

 

「め、めんどくせぇ……!」

 

「じゃ、私はヘイト稼いで来るから。紫最優先で壊すよ」

 

「もちろんだ………必要ないとは思うが、気をつけろよ?」

 

「大丈夫大丈夫、死ぬ前に自爆した後復活くらいやってみせるから」

 

「はは、冗談に聞こえねぇ」

 

『聖杯:青』

 

「またこれか!!」

 

「はは、頑張ってね」

 

 

 

 

 

 

 

「さて、ちょっとくらいなら遊んでもいいよね」

 

『X、やりますか?』

 

「モチのロン!いくよ幸ちゃん!」

 

〈ああ、真っ向勝負だ!〉

 

「喰らえ欲望、王たる威厳!」

 

輝け〜流星の如く〜黄金の最強ゲーマー〜ハイパームテキunknownX!

 

〈幸福の魔法少女。さあ、勝負だ!〉

 

黄金狂、両手持ち!

 

〈目標は紫!黄金ロケット!〉

 

『私も加わりましょう。涙で研ぎ澄まされた剣、忘れられた騎士の剣』

 

〈琥珀色の輝きを魅せよう!黄金の道!〉

 

『聖杯:藍』

 

〈琥瑁の光!〉

 

今度は何だ………ん?変化が来ないな?

 

〈また私だけ適応外なのか?……まあいいか。圧倒的な光彩!〉

 

『聖杯:紫』

 

〈残念ながら私はポーションの類は持っていないし相手を回復する手段なんて………〉

 

……いや、1つあったな。

 

〈こんな使い方をするとは思わなかったが……貪欲!〉

 

そして叩きつけてる触手にわざと当たる!

 

〈予想通り、こちらが回復して相手がダメージを負ったな〉

 

『聖杯:紫』

 

慌てて戻したか。ならば今1番壊れている青から壊すとしようか。

 

〈勝利の恍惚〉

 

『聖杯:藍』

 

〈さあ、存分に殺し合いをしようか〉

 

 

 

 

 

憤怒ちゃんは何番目?

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