シャングリラ・フロンティア ホラゲー好きは神ゲーでも平常運転です。   作:愛憎愛華

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宇宙(そら)(あい)を繋いで 其の三

「全力で行くよ!「人は死んだらは何処へ行く?」!」

 

EGOはランプ(灯籠)、崇高な誓い、涙で研ぎ澄まされた剣、そして黄金狂。

 

〈恐らくあいつは溶ける愛の物理攻撃無効を持っている。この中でダメージを与えられるのは私とルスト、茜、アブノーマリティのいくつかとレイのアポカリプスだろう〉

 

「つまり俺らはヘイト取りながら怯ませればいいと」

 

〈そういうことだ!忘れられた騎士の剣!〉

 

さあ、殴り合いしようぜ!

 

〈黄金の道!圧倒的な光彩!〉

 

物理攻撃無効でも弾いたり衝撃を与えることは出来るんだよ!

 

〈さあ、お前はそんなものでは無いだろう?見せてみろ〉

 

言葉が通じたのかはたまた偶然か。クターニッドが吠えて背中に背負っていた輪に付いていた宝珠が頭上に………いや、私には無いな。

 

「なにこれっ、やばいんじゃ……」

 

「いや待て、対処の余地が無さすぎる。ギミックだから即死はない……と信じたい!」

 

「そこは断言して欲しいですわーっ!」

 

〈落ち着け、流石に回避不能の即死はしてこないだろう〉

 

『───Analysis(アナライシス).』

 

アナライシス………分析ねぇ。

 

『───Reflexus(リフレクス).』

 

光が集まり、巨大な双剣……いや、クターニッドからしたら普通の双剣が完成する。

 

『サンラク』

 

「……おいおい、それはやったらダメだろ!?」

 

〈……なるほどリフレクスは我々のプレイスタイルのコピーという訳だ〉

 

「ええ!?」

 

「サンラクサン!」

 

「うおっ、く……おおお!?」

 

〈っと不味い!黄金の道!〉

 

流石のサンラクもユニークモンスターの攻撃を正面から受けるのは厳しいか……

 

「ふう、助かったぜX」

 

〈気をつけろ、また変わるぞ〉

 

『アラバ』

 

「俺かぁ!?」

 

〈避けろレイ!〉

 

〈食らいなさい!アルカナ・ブラスター!〉

 

「怯んだ!?」

 

〈……いや違う!ヘイトが変わっただけだ!黄金の道!〉

 

『ルスト』

 

撃たせてたまるか!

 

「たぁーっ!」

 

〈ナイスだ茜!〉

 

『秋津茜』

 

そのまま刺す気か!

 

〈させるか!厳粛な哀悼!〉

 

1、2、3、4、5、6、7!

 

「あー、つまりここにいる奴らのメイン武器とプレイスタイルを自分に反映する、と……」

 

『サイガ-0』

 

「チッ……全員回避主体で! こうなったら殺りやすいタイプになるまで粘るぞ!」

 

「具体的にはいつでしょうか!」

 

「物理スキルがゴミな純魔モルドのプレイスタイル!」

 

「その通りだけどなんか酷い!」

 

〈文句はクターニッドに言ってくれ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初こそ厄介だと思われたが、戦ってみるとわかる。クターニッドは「弱い」。いや、クターニッド本体は強いのだろう。しかし、

 

〈流石のシャンフロもプレイヤーのバトルスタイルを完全コピーするのは不可能だったようだな〉

 

「所詮NPC、応用が無い」

 

「カタストロフィ……!」

 

〈死別せよ、蝶の舞!〉

 

「……矢が尽きた」

 

「なんて!?」

 

「ルストの矢が尽きたって!」

 

〈不味いな……他の者はどうだ?〉

 

「ごめんなさい! 道具類がそろそろ尽きそうです!」

 

「アタシも魔力が限界ですわーっ!」

 

「ぼ、僕も魔力が限界で……」

 

〈となると残っているのは我々リュカオーン討伐組か〉

 

「Xさん、行け、ます……!」

 

〈……わかった。サンラク!ここで勝負するぞ!〉

 

「了解だ!」

 

〈他の者は距離を離して追撃の準備を!〉

 

「私はどうしましょう!」

 

〈茜は念の為待機だ〉

 

「わかりました!」

 

「くたばりやがれクターニッド!【超過機構(イクシードチャージ)】」

 

〈援護する!いくぞ愛魔!〉

 

〈わかってるわ!〉

 

〈〈愛と正義の名の下に!アルカナ・スレイブ!!〉〉

 

〈さらに追加だ!至高の誓願!〉

 

「その腹貰った!【超排撃(リジェクト)】!」

 

………吹っ飛び過ぎだ馬鹿野郎!

 

〈指定サンラク!集合命令!〉

 

「ってぇ……クターニッドは!?」

 

VoooooooooooaaaaaaAAAAAAA!!!

 

「───始源(ハジマリ)終焉(オワリ)を謳え……く、「アルマゲドン」っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そん、な……!」

 

触手にダメージの肩代わりさせるとは敵ながらあっぱれだが言ってる暇は無い!

 

〈サンラク!できる限り走れ!私がワープで連れていく!〉

 

「わかった!」

 

〈指定サイガ-0!集合命令!〉

 

よし、距離は離れたな。

 

〈黄金の道!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいません……いきなり、触手が出てきて狙いが、逸れて……」

 

「……そういうのは無しでいい、これからどうするかを、考えるべき」

 

〈全員どれくらい消耗している?〉

 

「……魔法弓もそろそろ限界、多分射てて二十発」

 

「僕も、ルスト単体ならまだ数回バフは使えるけど……」

 

「えと、その……刃隠心得はほとんどもう使えないです……ですが回復アイテムを全部使い切れば竜威吹は撃てます!」

 

〈そうか……茜、よく聞いてくれ〉

 

「は、はい!」

 

〈サンラクもレイも切り札を切って他の者も継続した戦闘は不可能だ。サンラクはあれ(・・)を使えばまだ戦えるだろうが今火力を出せるのは私とお前だけだ〉

 

「だ、大ピンチですね……」

 

〈ああ、だから今から私が切り札を使う。隙が出来たら茜は全力で撃ち込んでくれ〉

 

「わかりました!」

 

〈そして……行けるかレイ?〉

 

「このままなら…………ハッキリ言って無理です。ですが………まだやれます(・・・・)!」

 

〈わかった。ならばまず私が行こう。サンラク、準備しておいてくれ〉

 

「了解した」

 

〈ここまでやって来たんだ。あのタコ野郎に1発ぶちかましてやろう!〉

 

 

 

 

 

 

 

〈今まで使うのを躊躇っていたが………やるしかないだろう。同化解除〉

 

ALEPHとの同化。愛魔ちゃんや正ちゃん、幸ちゃんとは違うなりたてのALEPHでは無く正真正銘、抑制なしの本物のALEPH。

 

「やってみせろよX、なんとでもなるはずだ!!」

 

殉教、贖罪、懐かしい音、星詠、脈動、星の残響、『アイドル』、宝石の目。

 

「我が全力を持って貴様を討つ!蒼い星の子!」

 

セットするのは……これだ




幻想体はコピーの対象外となります。

憤怒ちゃんは何番目?

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