どうしてこうなった!?よう実!!   作:田舎狩人

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さあこの作品で待っていた人はいるかわからないが今日は高円寺回+プール回みたいな感じです。

ではどうぞ


前回のあらすじ

殴っちゃったかー
以上


第8話 プール授業がある1日、高円寺の絡みを添えて

 

 

入学して2週間程たった今日、この日の体育はなんとプールであった。

原作でもあったが無人島試験で別に泳ぐ要素がなかったし、4月にやる意味があるのかななんて考えてしまった出来事であるがまあ楽しみではある。

 

 

そんなことを考えながら俺は、一人ジョギングをしていた。

いつもよりも早く目を覚ましてしまったのである。

…けして愛里のスク水姿を想像して早く目を覚ましてしまった訳では無いと思いたい。

 

「ハーハッハッハッハッハ。」

 

 

後ろの方から馬鹿でかい高笑いがしたと思ったら俺の横を高円寺が走り過ぎて行った。そして俺の少し前でペースが一定になった。ただ俺を追い抜くためだけに加速したのかと思うと少しムカついてきた。

 

 

「……」

 

「ふむぅ。」

 

 

俺も負けじと少し加速して、高円寺を追い抜いて、少し前あたりで追い抜かされない範囲でペースを一定にする。さて、高円寺はどうするのか。

 

 

「ハーハッハッハッハッハ。」

 

 

高笑いしながらまた俺を追い抜いて、俺の少し前で一定のペースになる。というか高笑い必要か?

だがこうなったら俺も意地を見せるとするか、いくら身体能力で綾小路や高円寺、須藤とかには勝てなくても執念くらいは、あるというところを証明してやる。

 

「……」

 

「ハーハッハッハッハッハ。」

 

「……」

 

「ハーハッハッハッハッハ。」

 

 

追い抜いては抜かされ追い抜いては抜かされそんなやり取りを続けている現在、気分の高まりはどちらも最高潮だっただろう。

 

 

(もっとギアを上げれるよな?)

 

(もちろんだとも私をもっと楽しませてくれ。)

 

 

目線があっただけなのにそんなやり取りができたような気がする。

そして次に踏み込む足に力をこめる。まるで世界がスローになったような感じがする。気分は陸上の世界大会みたいな感覚である。高円寺に勝つことを考えて全力で走る。

 

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。」

「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。」

 

 

高円寺は、ピッタリと俺と横並びで走っている。高円寺は全力なんて出していないのかも知れない。俺がこいつに勝てるわけないのだろうとは思う。だがそれでも走り続ける。ほんの一瞬でも高円寺よりも前に出れたのなら俺の執念が最強の相手よりも瞬間的に強くなれるような気がする。

 

俺たちは、力を出せる限り走り続けた。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

 

「ぜぇ…ぜぇ…」

 

 

 

まあ全力疾走なんてそう長い時間持つわけがないんだけどな。

結局俺が先にばてて地面に膝と手をついて呼吸を整える。一方、高円寺は、汗が流れているとはいえ涼しそうな顔をしてる。体力バケモノすぎやしませんかね。

 

 

「ふむ、いい汗をかいたね。そしてそんな私も美しい!」

 

 

「ぜぇ…ぜぇ…」

 

もはや高円寺のそんなナルシストな発言にもツッコミを入れる余裕がないジョギングするつもりだったのにどうしてこうなったのか。

 

 

 

「あぁー疲れた。結局高円寺には勝てんな。」

 

「当たり前だとも私は、完璧だからね。そして美しいからね!」

 

「ハイハイソウダネー」

 

…高円寺ってこうだっけ?原作で完璧とか言っていたけど美しいなんて言ってただろうか。

 

 

 

「しかし、ブラックボーイも中々の輝きを持ってるようだねぇ。」

 

「ブラックボーイって俺のことか?」

 

「もちろんだとも。まぁ私の輝きには、敵わないがね。」

 

「そりゃそうだろう。お前の輝きは、宝石の如き輝きだが、俺のは、汗が太陽の光を反射して輝いてるように見える錯覚の泥臭いものだ。」

 

「安心したまえ、君は、クラスで2番目に輝ける者になれるだろう。」

 

「別にそうならなくても、愛里の唯一無二の光であれたら何番でもいいよ。」

 

「そういうものか…まあ挑戦なら気が向いたら受けてたとう。君の執念は、賞賛に値するものだからね。だが頂点は、譲るつもりは、ないがねぇ。」

 

「あぁそれで構わないさ。君は、頂点で輝きながら更なる高みへ登ってくれ。いずれ上を見上げた凡人たちがお前の輝きを道しるべにするだろうからな。」

 

「…ほう。」

 

「まあ俺は、シャワーでも浴びて学校の準備をするよ。高円寺も大丈夫だとは思うが、遅れるなよ。」

 

「安心したまえ。私は完璧なのだよ。」

 

「それもそうだなー。」

 

 

そう言って寮の方へと歩いて行く。高円寺は、その場に立ち尽くしている。まだ走るのだろうか…。

しかし、ジョギングのつもりが思いっきり大運動になってしまったな。俺にも走りとはいえスポーツで熱くなる心があったのだな…

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

「おはよう愛里。」

 

「おはよう絢都。」

 

 

シャワーと準備を済ませて俺は、いつも通りに愛里と登校する。

こういう時に話題になるのは、授業のことだったり、この敷地内の施設のことだったり、クラスメイトのことだったりするが、今日は一つ話題になるものがある。

 

 

「今日は、プール授業があるんだね。」

 

「随分と早いものだよな。夏になんかやるのだろうか。」

 

 

もちろんプール授業についてである。確かに4月にプールなんてどこの学校を探しても行われないだろう。

 

 

「ねえ絢都…私の水着…楽しみ?」

 

 

そう言って小悪魔的な笑みを浮かべて聞いてくる。さてなんと答えるのが正解かはわからないが、まあいろいろ言葉を並べるとしよう。

 

 

「早起きしてしまうくらいには、無意識に楽しみにしてたのかもな。それとも、すごく楽しみにしてたと言えば愛里のスク水姿を、穴が開くくらい見てもいいのか?」

 

 

「うん、他の人を見るよりかは私を見てくれるのは、嬉しいよ。」

 

 

おっと?いつもの通りなら赤面すると思ったのだが、ヤンデレスイッチでも入ったか。

 

 

「うちのクラスは、ナイスバディが多いからね。」

 

「言い方がおっさんぽくないか愛里。」

 

「例えば櫛田さん、私よりも胸は小さいけど、腰回りなかなかのものだよ。」

 

「そんな評価してたのか?」

 

「他には、長谷部波瑠加ちゃん…ってわかる?」

 

「あぁ、あの泣きぼくろが人だろ?」

 

「そう、胸は、私と同じくらいかそれ以上か…波瑠加ちゃんを見ちゃダメだよ。」

 

「あぁ、わかっているとも。」

 

 

どうやらこの世界線では、愛里にとって長谷部波瑠加は、最大の警戒対象であるらしい。ここだと仲良くなるのだろうか…

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そんなやり取りを続けて教室に辿り着いたが何やら嫌な空気である。

外村や池や山内、そして綾小路が隅っこの方でひそひそと話している。そしてそれを冷ややかな目で見る女子たちという状況…こっちでもそういうことは起こるのな。ただひそひそとやっているだけマシと思うべきか。

というか綾小路は、やはりそっちに行っているのな。

 

 

 

「低俗ね…というかあなたたちは、ずっとイチャイチャしてるのね…」

 

 

なんか隅っこを見て毒を吐いた堀北がこちらに絡んできた。

 

 

「どうした?胸焼けでもしてるのか。」

 

「大丈夫、堀北さん?保健室いく?」

 

「あなたたちのせいよ…というか飽きが来ないの?」

 

「秋?堀北さん、まだ春だよ?」

 

「愛里、字が違う。」

 

 

なんだかんだ堀北ともある程度の会話をするようになった。やはり堀北も社交性というべき項目は強化されているように思う。

 

 

「おはよう堀北さん。今日のプール、楽しみだね。」

 

「っ!?く、櫛田さん…おはよう。」

 

 

そして、必ず堀北に挨拶をする櫛田。もう完全にロックオンしてるような状態である。堀北は逃げたい気持ちがあるのか返事は、するが櫛田とは、目を合わせていない。第六感で何かしら感じとっているのだろうか。

 

 

 

「やあブラックボーイにアイドルガール、輝ける朝だねぇ。」

 

「高円寺君おはよう。」

 

「よお、高円寺なんとか間に合ったのな。」

 

「もちろんだとも。私に遅刻なんてものは、存在しないからねぇ。そして美しいからね。」

 

「あはは…」

 

「あーそうだな…」

 

 

朝の一件があったからなのか、高円寺がこちらに絡んでくるようになった。気に入られる要因なんてあったか?

 

 

 

「プールでも私が一番に輝けるだろう。しかし、ブラックボーイは、泥臭く足掻いてくれるのだろう?」

 

「ランニングと水泳なんて全く違うものだぞ。…まあやるからには出来る限りの力を使いますよ。」

 

「フハハそれでこそ私が認めた男だ。」

 

「いつ認めたんだよ…」

 

 

高円寺のやつ、なんだか楽しそうだな…あいつもある意味孤高というか孤独というか独りだったんだろうな…それで俺が勝てないとわかっていても挑む様が高円寺には、新鮮に映ったのかもな。

そんなこと考えていると、予鈴がなったので高円寺は、自分の席に戻ろうとする前にこっち

を向いた。

 

 

「ブラックボーイ、君も鍛えればなかなかの輝きを持つことができる。この私が保証しよう。」

 

「じゃあ鍛えればお前にも、勝てるようになるのか?」

 

「ふむ……ハーハッハッハッハッハ。」

 

「うん高笑いで誤魔化すな。」

 

 

無理と言わないあたり優しいのか…まあ鍛えたとしても、高円寺レベルのマッチョになるつもりはないが。

 

 

 

「高円寺君とも仲良くできるなんてやはり黒凪君の愛は、凄まじいよ!!」

 

「いきなり出てくんな平田。高円寺が霞む!!」

 

 

なんだかんだ毎日混沌としてるのがこの教室だな…

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

 

「おぉ、プールってこんな大きいのか」

 

 

そんなこんなでプールの時間となり、一人プールの大きさに感動していた。

 

 

「なあ寛治、女子はまだか?」

 

「焦るなって春樹、もうすぐだろうさ。」

 

「拙者もこの時を待ちわびたでござる。」

 

「オレも少し楽しみだ。」

 

 

 

後ろの変態四天王がいなければ、もっと感動に浸れたんだろうけどなぁ…

というか綾小路よお前その立ち位置でいいのか?

 

 

「よぉ黒凪…」

 

「…須藤か、流石にああいう友人を持つと苦労するな。」

 

「言うな…」

 

 

まあ変態的な言動があそこまでオープンだとフォローとか無理だよね。

 

 

「しかしなんでプールなんだよ。体育は、バスケでいいだろ。」

 

「君みたいなバスケ好きは、このクラスには、いないんじゃない?あとバスケは、冬くらいにワンチャンあるんじゃない?」

 

「冬か…俺は、毎日バスケがしたいんだよ!!」

 

「うん部活で我慢してくれ。」

 

 

なんだかんだ須藤と久しぶりに絡んだ気がする。原作以上のバスケ好きな感じで、原作よりマイルドな性格になってる感じだな。

 

 

 

「みんなお待たせー。」

 

 

「「「「櫛田ちゃん!!!」」」」

 

 

 

みんなのアイドル櫛田が来たことに変態四天王が騒ぎだす。その光景に俺と須藤と苦笑いするしかない。

櫛田の後ろから来た堀北は、既に疲弊した状態でふらふらと歩いていた。

えっ?櫛田、堀北に手出したのか?

 

 

 

「絢都お待たせ。」

 

「愛里、正直休むかと思っていたが来たんだな。」

 

「うん、絢都には、ちゃんと見て欲しくて。」

 

「愛里。」

 

 

そんななか愛里がやってきた。元とはいえグラビアアイドルをやっていたのだからその身体つきには、ほとんどの男が目を奪われている。だが、俺の彼女と公言しているのもあって大半が、チラ見して見ないように努力してる。だが、変態四天王やごく少数の奴らは、食い入るように見てるので睨みをきかせておく。

櫛田さんあなたも愛里を食い入るように見ないでくれ『ジュルリ』なんて音を出さないでくれ。

 

 

 

 

「…甘いなぁ、俺にも彼女とかできるのかな…」

 

「大丈夫だよ。須藤君、君の情熱的な愛を誰かに振りまくことが出来ればいつかは、その愛に答えてくれる人がいるはずだよ。」

 

「平田、俺頑張ってみるよ。」

 

「その意気だよ。須藤君。」

 

 

 

甘い雰囲気は、すまんな須藤、耐えろ。

まあ相談くらいなら乗ってやるぞ。

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

「というわけで女子からレースをしてもらう。」

 

 

 

そんなこんなで体育の先生が来て、準備運動をして軽く泳いでから今に至る。そしてこれから行われるのが、原作でもある、5000pptを賭けた50メートル自由形の勝負である。

 

ちなみに女子は、原作よりは、参加しているが長谷部波瑠加を含めた5名ほど見学に行ってる。まあ仕方ないと思う。

 

というわけで第一レースには、愛里が出ることになってたので俺は、愛里に笑顔で手を振る。愛里も気づいたのか笑顔になって手を振り返していた。応援したかったか同じく第一レースに出る櫛田への、応援というか男どもの叫びで声が届かないと判断して手を振るだけにとどめた。

 

 

 

「応援は、しなくていいのか?」

 

「ここぞという時にめんどい絡みをするね。変態四天王の綾小路清隆君?」

 

「そ、その不名誉なあだ名は、やめてくれ。」

 

「大丈夫、俺がやめても女子は、やめないと思うから。」

 

「そうか…」

 

 

俺の言葉に項垂れてしまう綾小路、男との友情を育んだ代償に女子からの冷ややかな目を手に入れたわけだ。

 

 

「あの無言の手を振るやり取りに確かな愛を感じとったのだけど僕も君くらいの愛を持てるかな?」

 

「君もなかなかにめんどい絡みをするね平田君や、まあ急ぎすぎるなとだけは言っておく。」

 

「なるほど、がっつき過ぎるのは、良くないと…つまり程よい間合いが愛の秘訣なんだね。」

 

「おおう、そこまでの解釈をするか、まあそんな感じでいいんじゃないか。それと綾小路がまた愛を知りたがっていたぞ。」

 

「おい、くろなg」

 

「そうなのかい?じゃあこの授業が終わったら教室に戻るまでの間、また僕なりの愛を語るとしよう。綾小路君にも自分だけの愛が見つかるよ。」

 

「あ、あぁ…」

 

 

 

ウザ絡みをしたから綾小路を平田に売り飛ばした。これでマトモな奴になればいいんだがな、

 

 

そんなやり取りのなか、女子のレースが始まった。第一レースには、水泳が得意な人がいなかったのかは、わからないが、1位になったのは櫛田だった。

愛里の成績?…あの子はまあ運動もできないことも一つの可愛らしさだし…まあビリではなかったとだけ言っておく。いうてビリと僅差ではあったが。

 

 

 

そして始まる女子の第二レース。堀北や小野寺や軽井沢が第二レースに出る。まあ恐らくは小野寺が1位で堀北が2位だろう。軽井沢がどこまで頑張れるのか。

 

 

 

「恵、頑張ってー。」

 

「たうわ!!」

 

 

平田の名前呼びでの応援に軽井沢が謎の言葉で反応する。あれどこかの方言なのかな。

なんて考えていると軽井沢が固まったままプールに落ちた。みんな大慌てになり第二レースの走者と平田と体育の先生で助けることになった。

 

 

「あはは…なんか大事になっちゃったね…」

 

「…まあ名前呼びは、まだ早かったんじゃないかな。」

 

「うんそうかもしれない…」

 

 

 

結果だけ言うと第二レースは、小野寺1位の堀北が2位になり、その後の決勝戦も小野寺が1位となった。

 

愛里は…どんな順位でも彼女は、頑張った。そしてかわいいそれだけで問題はない。

 

 

────────────────────────────────────────────

 

 

というわけで始まりました。男子の第一レース。

参加者は、三宅とか幸村とか変態四天王の池と山内とか、運動が得意な奴があまりいない印象である。

 

 

 

「絢都!カッコイイところを見せて!!」

 

 

勝てるかななんて考えていたら、愛里から応援というかリクエストが飛んできた。

彼女にこう言われたのならば頑張らなければ男が廃るというもの。俺は愛里にほほえみを浮かべて軽く手を振った。

 

 

「負けられないぞ寛治。」

 

「ああ春樹、絶対に潰すぞ。」

 

 

なんか横から聞こえてくるが流石に妨害なんてしてこない…よな?

 

 

結果として言えば俺がなんとか1位になれた三宅とは最後まで1位争いを繰り広げて最後の執念でこちらの勝ちになった。

そうして休んでると三宅が話しかけに来た。

 

 

「お疲れだな。」

 

「おう、お疲れ。」

 

「これも愛の力が成せることなのか?」

 

「うーん…かもしれないな。」

 

 

なんて馬鹿なやり取りをする。あまり話したことは、ないとはいえ、三宅自身マトモな奴だし、話しかけられたら普通に話すくらいには、友好を築けていると思う。

 

 

 

そして第二レースが始まった。須藤や平田や綾小路に高円寺、スポーツマンからバケモノまでこの第二レースは、なかなかの魔境である。

結果として言えば高円寺のぶっちぎりである。まああいつに勝てるのなんて本気の綾小路くらいか。

その肝心の綾小路は、手を抜いていたわけだが

 

 

「どうだい、ブラックボーイ、私の美しい泳ぎは?」

 

「あぁ、勝てるビジョンが全く見えてこないくらいに隙もないな。だが、力の限り挑みますよ。」

 

「それでこそブラックボーイだ。決勝戦を楽しみにしているよ。」

 

 

そうして高円寺は、俺から離れて一人ポージングをする。それが、高円寺なりの身体の整え方なのか…

 

 

 

そしてむかえた決勝戦、俺以外には、須藤と平田と高円寺と三宅この5人でやることになった。

 

 

「いけー須藤ー。」

 

「彼女持ちのイケメンどもをぶっ飛ばせ。」

 

「お、おう。」

 

須藤の応援は、もちろん池と山内。応援の内容が内容だけにマトモに返事が出来ない須藤である。やはり須藤は、常識人な感じがするな。

 

 

「よ、洋介ー。頑張ってぇ。」

 

「恵…うん勝って僕らの愛の強さを証明するよ。」

 

 

平田の応援は、軽井沢。他の女子たちは、第二レースの内に黄色い声援をあげていたので今回は、自粛しているようだ。

 

 

「絢都ー」

 

「愛里…」

 

俺の応援は、無論愛里である。愛里の方を見て手を振る。

 

 

三宅と高円寺には、特定の誰かからの応援は、なかったが櫛田が全員に応援していた。

 

 

 

「高円寺、次は、勝つからな。」

 

「ハッハッハ。レッドボーイ、私は、そう甘くないよ。さてブラックボーイ、君の意気込みを聞こうか。」

 

「勝つつもりはない。だが、朝と同様俺の執念が、お前の喉元に届くよう努力はするさ。」

 

「ハッハッハ。実に楽しみだ。」

 

「…平田、俺らだけなんかアウェーだな。」

 

「そうかい?しかしこの情熱もまた愛だよ。」

 

「おっおう…」

 

 

 

こうして始まった決勝戦は、高円寺の独走、次に須藤が高円寺に追いつこうとし、その須藤を3人で追うような構図になっていた。

結果として最後までその構図が続いて1位が高円寺、2位に須藤、3位がほぼ同時に3人でゴールしたため同率3位となった。

 

 

「これが私の実力の一部だよ。ブラックボーイ。」

 

「ああそうかい。すげぇなお前は。」

 

「君も精進したまえ。私が認めた者よ。」

 

「だからいつ認めたんだよ…」

 

 

そんなこと言って高円寺は、去っていった。

 

 

そうして残り時間は、自由時間となったため時間ぎりぎりまで愛里と遊んでいた。

 

 







あとがきって見えてる?



書くことが特になくてもふざけるためにあとがきを書く系の作者です。
原作でも出番があまり多くない高円寺は、この作品では、周りの強烈さに霞んでしまうというね。

でも作品自体受け入れられているのは嬉しいです。

次回もお楽しみに。まだ4月編はつづきます。

他ヒロインというIFルート…見たいのは?

  • 堀北鈴音
  • 櫛田桔梗
  • 軽井沢恵
  • 長谷部波瑠加
  • 椎名ひより
  • 伊吹澪
  • 一之瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • その他
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